2011年09月08日(木)
「ホームランが聞こえた夏」 [映画]
◎「月間・京都シネマ」より
かつては天才ピッチャーと呼ばれ、突然聴覚を失ったミョンジェはろう学校に通う高校生。その野球部に謹慎中のスター投手サンナムがコーチとしてやってくる。弱小チームやプライドの高さ、そして音のない世界という壁を乗り越え、彼らは勝利をつかめるのか? 韓国の若手俳優たちが青空の下、野球部員を好演。実話を基にした、心に響く感動作。
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昨日は、「映画+西京極練習」の予定で家を出た。
9時過ぎに家を出て、西京極に着いたのが9時40分くらい。コインパーク(1日500円)に車を入れ、阪急・西京極駅へ。1本乗り遅れてしまったが、10時の電車に乗れた。
烏丸(四条烏丸)まで5分(180円)。駅のすぐ上の京都シネマ」へ。
何を見るか決めていなかったが、時間がピッタリ合った「ホームランが聞こえた夏」を見ることにした。
私も中学時代、野球をやっていた。山の中の小さな中学校で。
ピッチャー藤井富雄君は、当時の京都市の中学校のナンバーワンと言っていい。「剛速球投手」とは富雄ちゃんのことだ。ほかのチームにいたら、全市大会の優勝投手になっていただろう。でも、うちのチームはちがう。私を初めヘボチームメイトが、エラーはするわ、見逃し三振はするわ・・・。
富雄ちゃんは、東山高校から近畿大学へ。プロ野球には行けなかったが、競輪学校に入り競輪選手になった。今はどこでどうしているのだろう。私ら同級生のヒーローだったのに・・・。
そんなことを思い出しながら見た映画だった。
パンフレットを見てビックリしたことがあった。
「日本と同様、韓国でも野球の人気は高いが、4000以上の高校に野球部がある日本とは異なり、韓国の高校野球部は全国でも50数校のみ、少数精鋭を採り、プロ野球予備軍としての要素が高い。゜韓国の甲子園゜と称される高校野球全国大会「鳳凰杯」には予選はなく、゜全国大会レベル゜の全高校が出場する。ソンシム学校高等部の野球部は、2002年に9人の選手で創部され高校野球部として正式登録、以後、強豪たちの集う全国大会での一勝を目指していた。」
役者さんもよかった。
ソンシム学校の「ナ先生」は上野樹里そっくり。ユソンさんという女優さんは35歳。かわいい人だった。
サンナム投手の代理人であり、高校時代の野球部の親友チョン・チョルスもよかった。何でもお金で解決するタイプの人間なのに、「口が聞けないじゃない、聴覚障害者だ」とまわりの人に何度も説明していた。
映画館に着いてから見ようと決めた映画だったが、見てよかった。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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