2014年03月07日(金)
マラソン大会の選択と評価 [マラソン評論]
2月末、「香住ジオパークフルマラソン大会」から封書が届いた。
「大会は4月27日やし、受付票送付にしては早すぎるわなあ」と思いながらその封書をあけてみた。
「なななんと・・・。」
それは、「変更事項についてのお知らせ」だった。
コース変更(山間部に入るコースがほとんどカット)、制限時間短縮(7時間→6時間)、前夜祭の中止・・・。
えっえっえー、参加料の払い込みが終わった後にこんな大幅な変更って!
ここまで変わってしまったら、「お知らせ」ではなくて「おわび」でないとまずいのでは・・・。
みなさんは、どんな基準で出場する大会を選んでおられるのだろう。
私の場合は、一番に「特色のある大会かどうか」を気にかける。
「香住ジオパークフルマラソン」はその名の通り「ジオパーク」が一番の特色だろう。(ジオパークとは、美しい自然景観や学術的価値を持つ地層を用いて、その土地や地球の成り立ちを知り、それらと私たちとの関わりを楽しく正しく学び、感じることができる自然公園のこと。)
海岸沿いや山間部を縦横に駆け巡り、7時間かけて自然を満喫する大会はすばらしいと思い申し込んだ。最大高低差200mは記録を狙う大会ではありえないが、ジオパークマラソンなら大ありです(もっとあってもいいくらい)。
フルマラソン引退宣言をした私だが、こんな特色のある大会ならゆったりとした気持ちで走ってみたいと思った。
ところが、私が一番期待していた山間部分がほとんどカット。コースは海岸沿いを折り返す平凡なコースに変更(高低差80mの丘越えが3ヶ所×2)。ガッカリです。
私は6時間制限になっても問題はないが・・・。
6時間15分制限の「おきなわマラソン」や「NAHAマラソン」を真樹といっしょに走った経験から言わせてもらうと、この制限ギリギリあたりのランナーはすごく多い。「7時間あったら完走できるのに」という声をたくさん聞いた。
「香住」は7時間制限だから申し込んだというランナーも多いと思われる。だから参加料を振り込んだ後で7時間制限を6時間にしてしまわれたことは、「詐欺」と言われても仕方ないかも知れない。
あの封書をしっかり見た人はいいが、大会当日の受付やスタート地点で「6時間制限」に初めて気づく人もいるかもしれない。これはすごい衝撃です。
第1回大会ということで、大会実行委員会の皆様にはさまざまなご苦労があったと思います。しかし、その点を差し引いても少し甘かったのではないかと思われるところがある。関係各位との交渉(特に兵庫県警)に対して、「たぶんだいじょうぶだろう」というようなところがあったのではないでしょうか。
「京都キャロット」の大会会場での出店を許可してもらっている身でこんなことまで言いたくはないのですが、多くの方からの声を真摯に聞き、ぜひ今後いい大会にしていっていただきたいと思います。
ランネットの大会評価の中に「大会の要項変更」という項目はないが、「香住ジオパークフルマラソン」は残念ながらマイナス評価からのスタートと言わざるをえない。
でも、これからが勝負です。ぜひいい大会になるように、「しっかり!」
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【RUN】
昨日も今日も雪。
ぎっくり腰が少しましになったような気がした。
店往復1.3kmをゆっくりと走ってみた。これが行けたら5kmをゆっくり走ろうと思ったが、右腰にビンビン響いてダメ。
復活には時間がかかりそう。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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