2008年08月08日(金)
墓そうじ [雑用]
いなかの墓そうじは私の仕事。
たぶん、40年ほどかかさずやっている。一族で墓参りする日に都合が悪いことが多く、それならその前の都合のつく日にそうじにいっておがんでこよう。それが定着してしまった。
まずその前に、うちの近所のそうへい君に沖縄みやげを。
そうへい君は真樹の一年下。小学生の時は複式で共に学んだ仲間だ。
去年の3月、廉と美ら海水族館に行った時おみやげを買ったが、渡す前になくしてしまった。その時買ったのが「チンアナゴ」のマグネット。ひょっとしたらどこかからでてくるかもしれないので、今回は「チンアナゴ」のシャーペンにした。(私は、チンアナゴのファンです。)
残念ながら、留守。
仕方ないので父の家に行き、バケツ、たわし、ブラシ、鎌、熊手、くわを貸してもらいお墓へ。
喫茶「カウベル」さん(森口さん)の駐車場に車をとめさせてもらう。
保育園の手洗い場で水をくみ、裏のお墓へ。
この保育園は、私や私の姉兄も通っていたところ。
手前から、ひーおじい、ひーおばあ、父の妹(幼児期に死去)、父の姉(20歳ころ死去)、おじい、あばあ。
この間に小さな普通の石が置いてある。17年前に亡くなった私の母。
今年は例年に比べると、草が少ない。後ろの土も予想していたほどずってきてはいない。これは早くかたずけられるかも。
だいぶ前のことだが・・・。
墓そうじは、墓のまわりをきれいにしたらいいものと思っていた。墓参りに行き、お墓本体がこけだらけで父にしかられた。それ以来、墓石もゴシゴシ磨くように心がけている。
ただ、うちの場所は山の上の方なので、水くみがたいへん。効率よく水を使わねば。
まずまずきれいにそうじができた。
墓そうじが終わり、「カウベル」の駐車場に戻ると、さっきは留守だった森口ご夫妻が帰ってきておられた。
8月16日の地蔵盆のことをお願いしておいた。ヨメさんと廉と真樹は行けるが、私は北京なので無理。
その話から、北京のテロの話題になった。
「テロで死んでも、一銭も出んらしいな。」と森口さん。
「いやー、うちのヨメさん、その保険金ねらってたのにー。」
もう一回、そうへい君ちへ。
やっぱり留守だったので、お手紙を。
「そうへい君へ
まいにちを楽しんでますか。
私と真樹は、7月30日から8月2日まで沖縄旅行にいってました。(ブログを読んでくれたかな。)
おみやげを買ってきたので使ってください。
8月6日は広島に原爆、8月9日は長崎、そして8月15日戦争が終わりました。
63年前の中学生は、どんなことを考えていたのかな。今75さいくらいの人に話を聞いてみるのもいいかもね。
では、また。
’08.8.8
藤井廣司 」
家に帰ると、ヨメさんが・・・。
「ひっひっひっひー、保険入っといたし。死んだら3000万円やし。」
「でも、森口さんゆうてはったで、テロで死んでも一銭も出んて。」
「ちゃんと調べてあるって。テロは出るらしい。ひっひっひっひー。」
恐るべし。
「かあちゃんな、パオパオに保険かけてな、死んだ時の3000万ねらってはるらしい。中国の殺し屋100万円で雇って、2900万円の儲けをねらってはんにゃて。」
子どもたちは、恐ろしい告白を聞いてしまった顔をしていた。(このかあちゃんなら、やりかねん。)
(注)一部誇張した箇所があります。「ひっひっひっひー」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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