2011年04月29日(金)
第20回記念・復興支援・京都鴨川ゆっくりラン [ランニング]
「サクライさんですよね。」
「はい、パオパオさん・・・。」
今日のトップ写真は迷ったが、私は私らしく・・・。
去年の4月のこの大会(第17回大会)で声をかけてくださった桜井さん。そのとき、京都から仙台に転勤になり、ゴールデンウィークに帰省して大会に参加しているとおっしゃっていた。
この3月にも、マラソンの開催について書いた私のブログにコメントを入れてくださっていた。
「被災地からですが、走れる環境にある人はどんどん走ってほしいと言いたい」と。
今日参加されることは知らなかったのだが、レース中すれちがうたびに「見覚えのあるおでこ・・・、桜井さんにちがいない」と思っていた。そこでゴールされたのを見計って声をかけた。私の目に狂いはなかった。
仙台空港は4月13日から運行が再開されたそうだ。仙台市自体は海岸沿いでは大きな被害が出たが、それ以外の地域では人的な被害はほとんどなかったらしい。ガスはなかなか使えるようにならなかったそうだが、電気・水道は意外に早く復活したとのこと。
「仙台もたくさんの人が走ってますよ。先日もランニングクラブ主催のチャリティーランがあったんですが、すごく大勢のランナーが参加されました。あの被害の大きかった石巻でも同じようなチャリティーランが開催されて、たくさんの義援金が集まったらしいです。(※この部分、ご本人からのご指摘により訂正します。「チャリティーランが行われたのは仙台だけで、石巻のランナーの人達は震災にも負けずに走り出してますよ」とのこと。)
走れる人はどこであろう遠慮なくと走れー、と言いたいです。」
大会で知り合った人に、また会って話ができる。こんなうれしいことはない。
今日はヨメさんがサロマ50km対策として30kmを走る。車でいっしょに来たのだが、近くのコインパークはすべて満車だった。北大路橋でヨメさんを降ろし、北山通りの北にある駐車場へ。そこから、また北大路橋東詰め南側の大会本部へ。
途中でかわいいワンちゃん発見。
「ふくのすけ・オス・10歳」
なんととぼけたかわいい顔。
次は、私の大好きな口黒犬。
「だいごろう・オス・9歳」
ご立派な顔面です。
会場についてびっくり。史上最高の参加者数じゃないでしょうか。
この時点で、9時45分。スタートまで15分しかなーい。
大会実行委員長の太田武志さん発見。
なんとめずらしスーツ姿。震災復興支援を意識してのことでしょうね。
ゲストの森川嘉男さん(モントリオールオリンピック競歩日本代表)と大会委員の矢瀧さんとともに記念撮影。
「その写真、ちょうだいや」と太田さん。
参加人数が多いので、3kmと10kmが先にスタート。私は短い距離を早く走る練習がしたかったので、10kmに参加。45分は切りたい。
恒例、スタート前の記念撮影。
いいポジションに中山君発見。ずいぶん前に京都ランナーズに入ってくれた子。もう、中学生になったのかな。
これだけ多くの人数が参加する大会なのに、役員さんはごくわずか。少ない人数でも精鋭を集めれば大会運営はできるといういい見本です。
スタート直後から先頭集団に。と言っても、ほとんど小学生ですが。
南側、出町橋前の折り返し点には塚本政琉さん。
長時間立ちっぱなしになりますが、よろしくお願いします。
3分後スタートの選手にもう追いつかれそう。写真は、中村智明さん。
ヨメさんも、しっかり走ってる。
このチラ見視線のことを、沖縄では「すーみー」と言う。
えらいタレ目の「すーみー」なこと。
あれは賀茂川パートナーズの中島さん。
伴走しているのは、なんと吉川晋治さん。私がモタモタしているうちに、先に「伴走デビュー」されてしまった。
この方が10kmのトップだと思います。私が2番手。
北側、柊野通学橋の折り返し点は狭い。タダでも狭いのに、同時開催の「花咲かマラソン」の方たちも来られてたいへん。
毎度おなじみ、私と同い年の川橋さん。元気いっぱい。
「ipod が、なーんも・・・。」
どうもトラブル発生らしい。
ここらへんは私もだいぶスピードを出していたので、くわしく聞くことができなかった。
10kmゴールは、41分51秒。
「はっ、早すぎる。」
今の私に10km41分台を出す力はない。これは距離が少し短いのだろう。まあ、長いよりはいい。
今回はゴール写真は省略して、その費用(1人分85円くらい)を義援金にまわされるとのこと。私は、ゴール付近におられた男性にお願いし撮ってもらった。今日の私は、全身「キャロット」色(オレンジ)でまとめてみました。どうでしょう。少しは店の宣伝になったかな。
ゴール後、矢瀧さんとちょっとおしゃべり。
「矢瀧さん、矢瀧さんのブログの『やたやん改めれん』の『れん』はどこから・・・」
「名前のれいこの『れ』をとって・・・」
「そうなんですか。深い意味はなかったんですね。
いいこと教えたげましょう。ハイエナのレン君ていうかわいいのが、岡山の池田動物園にいますねん。そこから名前とりましたって言ったら受けますよー。これどうです?」
「ハイエナと言われてもねえ・・・。」
「それがすごくかわいいんですよ。」
「ハイエナが?」
「そう。鼻がブーちゃんみたいでね。」
「ひょっとして、私に似てるとか・・・。」
「あっ、そう言われたら似てるかも・・・。」
「ハイエナに似てかわいいと言われてもねえ・・・。」
「いや、ほんまにかわいいんですって。昨日の私のブログのトップ写真にレン君載ってますし、ぜひ見てください。」
「ハイエナに似てかわいい」は、私にとっては最大級のほめ言葉なんですけどねえ。伝わってへんわなあ。
その少しあと、中山君がゴール。
「今回だけ写真ないんやって。撮ったげるし、ポーズとり。」
中山君は恥ずかしがりながら、小さく「ピース」。
今日の私はかなり飛ばして走ったので、しっかりクーリングダウンしておかなくては。知り合いの写真を撮りながら・・・。
まずは、吉田康彦さん。
このきれいなナンバーカードのランナーは、川向いスタートの「花咲かマラソン」の参加者です。
元マッチョ・古澤さん。
今日は20km走られるらしい。
いつもお世話になっています。
京都走ろう会会報担当の岩田徹さん。
私のブログの常連・藤村さん。
倒れそうなランニングフォームは健在(?)です。
松岡さん。
大会のお手伝いもされてました。
賀茂川パートナーズの会員さんでしょうね。
「愛妻力走」。
梅田さん。
昨日が誕生日で、75歳になられたそうです。今日はフルではなく20km。
この方も賀茂川パートナーズの会員さんかなあ。
宝が池STCの長身イケメンランナー・今井さん。
ヨメさんのシュシュは、真樹の沖縄みやげ。
川向いの北大路橋西詰めには、「花咲かマラソン]参加ランナーの集団が。
ヨメさんの1周目10kmは1時間5分くらい。
ちょっと速く走りすぎかも・・・。
被災地・仙台から帰省して参加の桜井さん。
「京都キャロット」にサングラスを卸してくださっている「アライブ」さん。
シューズは、私お勧めのサロマレーサーST。
宝が池STCの石田さん。
毎度おなじみの「日よけランナー」さん(お名前は存じません)。
「今日もフルですか?」
「私はずっとフルです。」
この大会には欠かさず参加されているようです。
お名前は・・・。
まだ1本だけ遅咲きの桜が。
前向きに、ひたむきに・・・。
10kmの参加者が多かったせいか、ヨメさんの2周目はぐんとランナーが減ってしまった。
京都走ろう会の津田会長。
走っておられるところを写真に撮らせてもらおうと思っていたのに、10km走って帰られるとのこと。
また、5月1日の例会でいっしょに走りましょう。
距離が短かったとはいえ目標の45分切りを達成したので、募金1000円。
今日の感じだと、よっぽど暑くならない限りいつでも10km45分は切れそう。
中島・吉川ペアは息が合っている感じがした。
吉川さんは私より速いランナーなので、これからも伴走の需要が多いと思う。話していても気配りの感じられる方だし、伴走者としてはピッタリ。また、伴走について教えてくださいね。
クーリングダウン合計4km。
太陽に雲がかかり、気温は意外と上らなかった。北風が吹いていたので、じっとしていたら寒いくらい。ランナーにとっては走りやすい気象条件だった。
ヨメさんの2周20kmは、2時間15分。
2周目も1時間10分だから、予定よりだいぶ速い。
ipod が聞けなくて、腰や股関節やふくらはぎが痛いと言いながらもしっかり走っていた。
「あと1周、行けそう?」
「行く!」
キッパリしっかり答えていたのでだいじょうぶでしょう。
(注) 後半に続く。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
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コメント
みっちゃんさん、コメントありがとうございます。
「京都鴨川ゆっくりラン」は、いい大会でしょう。私は、年3回のうち12月は行けないのですが、4月と10月はずっと参加させてもらっています。
みっちゃんさんも10月10日に参加されるんですね。ぜひ、声をかけてください。私はカメラを持って走ってますから。ご迷惑でなければ、走っておられるところの写真も撮らせてください。
前回の写真、送っておきますね。
パオパオさんへ
パオパオだより拝見させていただきました。
私が初めて参加させて頂いた『第20回記念・復興支援・京都鴨川ゆっくりラン』がパオパオさんのブログで目に留まり、懐かしく思いながら見させていただいてましたが、自分が写っている写真を発見! 思わず感激しました。
そこでお願いですが、自分が写っている写真をメールで頂けないでしょうか?
頂きたいのは『恒例、スタート前の記念撮影』の部分の写真(1枚)です。
よろしくお願いします。
次回の10月10日も参加する予定で、楽しみにしています。
サクライさん、コメントありがとうございます。
ゴール後にお聞きした話、私がちょっと聞きまちがえてたようです。すいません、これから訂正します。
少しの時間でしたがお話できてよかったです。
私はもともとが見ての通りの「おふざけ人間」みたいなものなので、今の「にわか善人」続出の事態には困惑しています。行き場がなくなってしまって・・・。
今すぐできることを考えることよりも、この先どうして行くのかを考えることのほうが大事だと思います。「原発をこれからどうしていくのか」とか。
ゴール後のサクライさんのおでこの汗は印象的でした。今度お会いする時も、人まちがいすることはないと思います。また機会があれば、コメントお願いします。
パオパオさん、一年ぶりにお会いしたのに覚えていて頂いたなんて感激です。
また、パオパオだよりのトップを飾れるなんて思ってもいませんでした。
私個人はほとんど被害もなかったんで、みんなから「大丈夫?」とか聞かれると非常に困惑してしまいます。
昨日も少しお話ししたように今回の震災からの復興は本当に長い時間がかかると思います。
そんな中で被災地以外の人たちが我慢したりしたらきっとどこかでそのひずみが来るのではないかと危惧します。
みんなは普通の生活をしてその中で何か出来ることを少しずつ続けて行くのが良いのでは無いでしょうか?
今回の「鴨川ゆっくりラン」でいつも頂ける完走写真付きの完走証を止めてその分を義援金に回すというように少し考えて参加者の人が負担にならないような寄付の仕方って素晴らしいなと思いました。
改めて主催者の太田さんはじめスタッフの皆さんに頭の下がる思いです。
とにかくゆっくりゆっくり自分の身の丈の範囲で援助し続ける事が大事だと思います。
それとすみませんが一点だけ修正お願いします。
チャリティーランが行われたのは仙台だけで、石巻のランナーの人達は震災にも負けずに走り出してますよと言うことをお伝えしたかったのです。
言い方が悪くてすみませんでした。
これからもよろしくお願いします。