パオパオだより

2019年03月19日(火)

老化スピードアップ [ランニング]

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 ランニングのスピードアップをしたいのに、私の老化がスピードアップしている。

 3月1日、2日と連続で1000mタイムトライアルをした。自分ではギリギリ4分切りできると思っていたが、4分02秒、4分01秒。これはショックだった。

 それからは練習は5kmジョグばかり。
 調子が上がってきたら、またスピード練習をしようと思っていた。

 そして今日。
 久しぶりに宝が池のコンクリートトラックまで行って、スピード練習をしようと思った。

 家からちょうど3km、17分ちょっと。
 体が軽いので、速く走れそうな気がするー。

 いきなり、かわいいネコちゃんの応援もあるし。

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 今日は速く走るつもりで、アディゼロジャパンを履いてきた。色もいいですねー。やる気がわく色ですね。

 430mのコンクリトラック2周と140m。これで1000mタイムトライアル。今日は散歩に来ておられる人も少なく、思う存分走れる。

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 1本目、そこそこ行けたかなと思ったら4分14秒。あれれ。
 300mほど歩いて2本目、4分21秒。ジョギングと変わらん。
 また300m歩いて3本目、4分15秒。なんじゃー、こりゃー。

 最近分かってきたのだが、自分ではそこそこ走れていると思っているのにタイムが悪い。これこそ「老化」現象ではないか。

 1000mを走り切る力もなくなってきたんかな。
 次は100mダッシュでもやるか。

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 帰り道で比叡山を見ると「赤比叡」になっていた。きれい。
 帰りはちょっと寄り道したので3.2km、22分ちょっと。

 今日はあまりにも遅すぎて、大ショック。
 老化スピードを抑えることは無理なんでしょうか・・・。

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2019年03月18日(月)

「ただのストレッチ不足です」 [病院]

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 今日は朝から鞍馬口医療センター・整形外科へ。
 私の担当の小西真奈美似のK医師は、月・木のみ。そのため、私のバイトとの兼ね合いでなかなか予約が取れなかった。2月4日以来なので、1か月以上間が空いてしまった。

 いつものようにベッドに寝ると、「痛いですか!」と指先で「おまた」近辺をギュッギュッ。
 「いてててて・・・。」
 (そんなきつうしたら、誰でも痛いちゅうねん!)と思ったが、もちろんしんぼう。相変わらず左鼠径部が痛い。
 それにしても、小西真奈美似医師の指力はすごい。ほかの患者さんにはすごくフレンドリーやのに、私に対してきつすぎやしませんか。

 指突きのあと、「ストレッチ不足ですね」のひと言。
 「炎症じゃないんですか。」
 「炎症は炎症ですが、ストレッチしてもらえば解消します。今はガチガチに固まっていますね。」

 左おまた開きストレッチは、誰かにやってもらわないと。「誰か」って、ヨメさんに頼むしかないですやん。ひたすらお願いせんとね。

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【RUN】

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 夕方、明るいうちにランへ。
 小西真奈美似医師の忠告に従って、いつもよりちょっと長めのストレッチをして。

 コースはいつもの十王堂橋往復5km。

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 行きはしんどかったが、帰りはだいぶ軽く走れた。
 5km、29分13秒。
 この「遅さ」が普通になってきた。
 そろそろ、またスピード練習しますかね。

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【今日のきく】

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 ストーブの前で、洗濯したてのタオルを枕にまどろむきく。
 気持ちよさそうやねえ。

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 私はその横で、天ぷらうどん(160円)。
 10%引きのを買ってきたので得した気分。もちろん、おいしかった。

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 夜、久しぶりの野菜自販機帰り。
 今日は菊菜とともに。

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 きくの得意ポーズ、「舌ペロリン」。
 きくも晩ごはんがまだでした。

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 夕方に散歩に行ったのでもうええかと思ったが、9時過ぎにもう一度お散歩へ。
 そしたら、かわいい三毛猫に遭遇。かわいいけど、でかかった。
 もちろん、きくは知らんぷり。

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2019年03月17日(日)

京都走ろう会例会〜「走らはる?」〜 [ランニング]

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 京都走ろう会のTシャツが完成。
 会員さん向けの予約販売だが、少しは余分があるらしい。

 今こそ、入会を!

 2000円だそうです。
 残りわずか。

 (着用モデルは岩田徹さんです。)
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 今日は雨。
 早めに行って、5kmくらいアップジョグをするつもりだった。ところが例会会場に向かうとき、一番きつい雨。これで長いアップジョグはあきらめた。
 コインパーキングに車を入れ、そこからアスファルト道を3kmほどジョグ。これでだいぶ体が温まった。

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 出雲路橋を渡ると、ちょうど和田伸也さんが北上中。
 出雲路橋から北は工事中で通行止め。視覚障害ランナーにはきついですね。

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 いや、これ例会コースもどうなんにゃろと心配になってきた。

 北山大橋〜北大路橋間の西側河川敷は、すべてカチカチのコンクリート舗装になってしまった。土の道は大雨が降るごとに流されてしまうので、管理側の都合でこんなことになってしまったんでしょうか。
 北大路橋〜出雲路橋間の工事も、その延長のように見える。せっかくの土の道のジョギングコースが、カチカチのコンクリートコースになってしまう。これはひどい。元の土の道に戻してほしい。

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 みなさん、出雲路橋の下へ。
 いつもならここに溜まっているとじゃまになるのだが、今日は雨のためほとんど通る人もなし。

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 まずは、Tシャツ申し込みの方への配布。
 傘をさして歩いてこられた若者は、山本誉さんの息子さん。お父さんに頼まれて、Tシャツを受け取りに来られたそうだ。

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 自転車に乗り、キャップをかぶり大きなマスクをつけての登場は堂本さん。かわいいおめめしか見えなかったので、誰か分かりませんでしたわ。
 また、準備運動のリードをしてくださった。私は体が硬すぎて全然できませんでしたけど。

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 林さんが「走らはる?」とあちこちに聞いておられた。
 「だいぶ小降りになってきましたよ。この気温で小雨って、絶好のコンディションです。足元だけ、滑らないように気を付けなあきませんけど。」
 そう言うと、やっと走られる決心がついたようだ。

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 出雲路橋の北側が工事中のため、葵橋往復約1.5kmと丸太町橋往復約4.8kmコースを使用。
 私は10kmを走る予定だったので、4.8kmを2往復。 

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 全コースが同じ場所から一斉スタートというのもなかなかいいですね。

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 山越さんは、芝生の上を快走。
 あっという間に離されてしまった。

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 原田さんが待ってくださっていた丸太町橋で2.4km、11分06秒。
 ぬかるみを走った割には、まあまあですかね。

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 折り返すと、すぐ後ろに安本さん。すごく速くなっておられます。
 2往復は、山越さん、私、安本さんの3人だけ。

 このあとは、1往復組の写真を撮りながら北上。

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 撮影大失敗。
 肝心のお顔が映っていません。

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 出雲路橋に戻って約4.8km、22分57秒(11分50秒)。

 同じところをもう一回くらいなら平気だが、何しろぬかるみですからねえ。

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 2回目の丸太町橋で約7.2km、34分30秒(11分32秒)。

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 やっと雨がやんできたが、ぬかるみだらけで滑りそう。

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 ゴールは約9.6km、46分53秒(12分22秒)。10km換算で、48分50秒くらい。
 さすがに、最後はくたびれた。

 ゴールにおられた林さんからひと言。「やっぱり、走ってよかったわ。」
 そう言ってもらえると、勧めた方はうれしい。

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 ダウンジョグしていると、安本さんが原田さんを従えて戻ってこられた。すごく力強いフォームで感心した。

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 背中にはねが上がっていないか、自撮りして確認。全然ですね。しっかり後ろに蹴れていない証拠。

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 シューズ(ヌーサFF)はズクズク。
 こないだ洗ったばっかりやのに、また洗わんならん。

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 今日はゆっくりおしゃべりする雰囲気でもなかったので、すぐに帰ってきた。

 河川敷ジョギングコースのコンクリート化が話題になっていたが、どんどん増やしていくつもりなんでしょうか。イヤやねえ。 

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【今日のきく】

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 夜7時にヨメさんをお迎えに行くと、まだお客様がおられた。
 「きくちゃん、もうちょっとあとで出直しやわ」と言って、一旦家に帰ってお散歩へ。そのお散歩中に「帰ります」とヨメさんからメール。家に帰らず、その散歩の続きで店へ。

 すると、途中できくが動かなくなった。
 「これは散歩とちゃう」と言っているかのように。
 無理やりひっばって店に連れていくと、ずっとすねていた。

 それでも、店を出て二人引きで家まで帰ると、しっぽピーン。
 きくはすぐすねるけど、すぐ直ります。ええ犬です。

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2019年03月16日(土)

今年初の帰郷 [雑用]

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 「帰郷」って、たいそうな。
 市原の家から別所の家まで16kmほど。車で30分。

 まずは家に入り、水道管が破裂していないか確認。今年は冬の寒さがましだったので、だいじょうぶそう。

 次に、300mほど北にある兄の家へ。
 自治会から頼まれた防寒ブルゾンの件でうちあわせ。
 家に入れてもらうと、CS放送の「巨人対ヤクルト」のオープン戦を見ていた。
 ちょうど真樹のインスタで「廉ちゃんがホームランボールをゲット」というのを見ていたので、試合終了後のハイライトまで待って確認することにした。

 「ちゃんと映っとるがなー。」

 ヤクルトファンとしては、巨人・亀井の満塁ホームランのボールをゲットというのは複雑ですが・・・。
 でも今年は、きっと廉にいいことが起こるんでしょうね。

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 久しぶりの兄弟の会話。
 兄は長男らしく責任感の強い人間だが、チャランポランの末っ子の私には甘い。7歳も離れているせいもあると思いますが。

 一番びっくりしたのが、杉峠のNTTの鉄塔が人知れずなくなってしまったこと。別所の人もみんな知らないらしい。
 緊急ヘリが別所に来るとき、花脊峠を越えるのにあの鉄塔を目標にしていたらしい。目標なくなってしもたら、まずいんちゃうん。

 鉄塔跡地にホテルを建てて、インバウンドを呼び込むちゅうのもいいと思うけどねえ。
 あの場所からは京都市も大津市(びわ湖)も見えるんですよ。絶景なんですけどね。

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 今年も「峨山道トレイルラン(羽咋市→輪島市)」に出たい。
 去年は、山を走る練習ができてなくて難儀した。うちのいなかには走れそうなところがいっぱいあるので、練習コースを探してみよう。

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 ただし、去年9月の台風21号の被害がひどい。暴風によって木々が倒れ、山の中は大荒れ。今まで楽に通れていた山道も、どうなっているか分からない。

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 生活に直接関係ないようなところは、大荒れでもそのまま放置されている。
 水源地でもある山地が荒れてしまうと、やがて都会にも深刻な影響が出てくると思われる。
 これ、放っておいていいんですかね。

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【RUN】

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 いなかから戻って、ちょっとだけラン。
 久しぶりに、東北部クリーンセンターへ。

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 途中の「猫だまり」でかわいいネコちゃんに遭遇。
 今日は4ひき。

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 みんな大事にしてもらっているみたいで、私が近づいても逃げない。

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 あえてネコの方から近づいてくるということもないですけど。

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 行きは上りで、15分40秒。
 帰りは下りで、13分51秒。

 30分は超えると思っていたが、5km29分32秒。
 走り出しは体が重かったのに、気持ちよくゴール。

 また走っているうちに真っ暗になってしまった。
 もっと明るい時に走らんと・・・。

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【今日のきく】

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 今日は朝帰りからの早朝散歩。

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 これはお昼前のお散歩。
 きくはお散歩が大好きなので、中途半端な時間でもなんぼでも行きます。

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2019年03月15日(金)

万一に備え [わんこ・にゃんこ]

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◎日本経済新聞3月14日夕刊・セカンドステージ

   中高年からの飼育、あきらめない
         ペットと生活 万一に備え

 定年退職後に犬や猫を飼い始めたいという人もいるだろう。動物の存在は心を癒やし生活に張りを与えてくれる。だが動物も寿命が延び、最後まで世話できるか気がかりも。保護犬・猫の里親になる条件でも「高齢者不可」の場合は多い。中高年からペットを飼う注意点を探った。

 「おーい、父ちゃんはこっちだよー」。東京都足立区で運送業を営む押尾一雄(80)さんが公園で愛犬のマルチーズ「トニー」を追いかけていた。子どもたちは巣立ち一人暮らし。17歳の老犬で目は見えず、耳も聞こえない。それでも押尾さんの気配は分かるそうだ。夜も同じ布団で寝る。

 犬は人間よりも早く年をとる。週に1回は動物病院に通い、獣医師らにこまめに近況を知らせる。「細かな様子も分かってもらっている。自分に何かあった時でも安心」

 かかりつけのまるち動物病院(東京・足立)の親跡昌博院長はNPO法人「高齢者のペット飼育支援獣医師ネットワーク」の副理事長も務める。飼い主が高齢で体力が落ちた場合の散歩代行や通院をサポートし、万が一飼えなくなった場合は新しい飼い主を探す。
 
 犬の平均寿命は14歳、猫は15歳といわれる。長く飼ううち人間もペットも年を取り、体力は衰える。いつ病気やけがをするか分からない。トイレの掃除も年齢とともにつらくなるし、旅行も簡単には行けない。飼う前にはよく考えたい。

 親跡院長は「犬なら高齢者には大型犬は薦めない。シーズーやトイプードル、小型犬の雑種などがいい」と話す。「子犬や子猫ではなく、ある程度育ちトイレが指定の場所でできる、むだぼえしないなど、しつけができている犬や猫の方が飼うのが容易」だ。

 高齢者のペット飼育を支援する一般社団法人「動物共生推進事業」(千葉県松戸市)の三本松美栄代表も「行動が落ち着いた成犬・成猫のほうがシニア世代と相性がいい」相性と話す。同法人は保護した猫や犬を里親に譲渡する。里親が深刻な病気にかかったり、死亡したりした場合はペットを再度引き取ることを保証。高齢者でもペットと暮らしやすい仕組み作りに取り組む。保護犬・猫と暮らすためのセミナーを開くほか、動物病院と連携、治療体制なども整えている。

 「一般に保護犬・猫の里親は60歳以上は受け付けないとしていることが多いが、実は60歳はまだ若い。時間や金銭面でがあり、動物とゆっくり触れあえる」と三本さん。譲渡した高齢者たちから「夫婦の会話が増えた」「犬の散歩で新しい友達ができた」と喜ばれているという。

 同法人から保護猫を引き取った60代の女性は同県柏市で一人暮らし。2年前、乳がんで入院した際は「猫のことが心配で仕方なかったが、いざという時には時預かってもらえるのが心強かった」と振り返る。

 ペットを飼うには一定の費用が必要。食事代などは犬も猫も月2万円はみておこう。狂犬病などの予防注射やトリミング費用なども加わる。散歩や通院などが負担になれば、ペットシッターを依頼できるが、数千円はかかる。ペットが病気になればさらに費用がかさむ。

 「自分には難しそうだ」と思ったら、保護猫や保護犬の団体でボランティア活動にかかわる手もある。里親が見つかる自宅で飼う一時預かりや、譲渡会の手伝いなどで触れ合える。飼う以外の選択肢もあると知っておきたい。
     ◇     ◇     ◇

   中高年からペットを飼うための5つの心得

1.飼うなら成犬・成猫を
2.飼育費用は月に2万〜。予防注射などの費用も見ておく。
3.猫ひっかき病などペットからうつる病気に注意
4.防災対策をしっかりと。はぐれた場合に備えてマイクロチップを埋め込んでおく
5.残されるペットのためにメモや公正証書を残す

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 今日は寮2に24時間。
 また恒例の朝日・日経チェック。

 「中高年からの飼育」って、分かりやすく言うとジジババの犬猫飼いってことですよね。

 我が家の「万一」は、一番は眞寿美さんに何かあること。これは我が家崩壊になってしまうということ。残された私ときくは、だんだん腐っていくだけ・・・。

 私の死は「万一」ではなく「想定内」。
 残されたヨメさんときくは、何事もなかったように暮らしていくんでしょうね。ちょっとは悲しがれよ。くやしー。

 きくの「万一」は・・・。
 これは考えたくない。
 でも、エリちゃんの16歳半まであと2年半。その覚悟だけはしとかなあかんね。

 私のがんの遠隔転移は今のところなし。これで、きくより長生きできる可能性が出てきた。きくに看取ってもらうつもりでいたのに、その逆になりそう。
 そんな日が、できるだけ遠いことを願う。

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2019年03月14日(木)

父の寝顔 [家族]

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 私は、一日一度も携帯を見ないこともある。
 今日も、夕方5時ごろ初めて携帯を見た。
 すると兄からメール。なんと朝の8時50分に。
     ◇     ◇     ◇
 おはよう。おじいさんが昨夜肺炎で鞍馬口病院に入院しました。717号室です。まだしゃべれませんが、また見に行ってやってください。
     ◇     ◇     ◇
 あかんやん、しゃべれへんて。
 急いで病院へ。

 病室に入ると、父は眠りこけていた。
 耳のそばで、「おじいさん、こうじです。お見舞いに来ました」と何度も言ったのだが、ピクリとも動かなかった。
 「しゃーないなあ、写真でも撮っとくか。」(というのが上の写真。)

 どうしましょうと思っていたところに、ちょうど看護師さん。
 私の顔を見て、「去年入院されてましたよね。」
 「はい、2月と3月と8月の3回。」
 でも最後の退院から7か月もたっているのに、よく覚えてられましたよね。

 「ふじいさーん、ごはんたべましょかー」
 「はい!」

 あれ、兄の情報では「しゃべれへん」ということやったのに、元気に返事しとるがな。よかった、よかった。

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 今日のお昼は、何度も起こそうとしても起きず、一口も食べていないそうだ。私とそっくりの食い意地のはった父なのに、よっぽどしんどかったんかねえ。

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 実際に食べさせに来てくださった方は、さっきとはちがう看護師さん。
 私の顔を見るなり、「去年入院されてましたよね。」
 「はい、2月3月8月の3回。」
 「そうでしたね。ふじいこうじさんですね。」
 「えー、下の名前までおぼえていてくださったんですか。」

 私はビックリ仰天だったが、その看護師さんは「なにか」みたいな。
 すごい、すごい。7階におられるY看護師さん。参りました。(きれいな方なので、私もお名前をおぼえていました。)

 Y看護師さんが上手に起こしてくださり、父はバクバクと食べだした。
 お昼に一口も食べられへんかったって、なんやったんでしょうね。

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 途中Y看護師さんに呼び出し。
 食事は中断したが、また最初の看護師さんが戻ってきてくださった。そして、次から次へと食べていき、完食!

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 そのあと、父は熟睡。
 入れ歯を入れたので、しっかりとした顔になった。

 せっかく来たので、面会時間最終の8時前までずっと父の顔を見ていた。
 ずっと見ていても、ピクリとも動かない。このまま死を迎えたとしても何の違和感もない。

 父は今97歳3か月。
 100歳まで行くと思っていたが、今日の状態を見ていたら無理なような気がしてきた。

 私のがんが全身転移していたら、父より先に死ぬと思っていた。私が先に死んだら父は悲しむ。でも、今の父は私が誰かもよく分かっていないようだ。

 父が死んだら私が悲しむ。
 たぶん、家族の中で一番悲しむと思う。
 ほぼ寝たきりになった今も、こわくてこわくて仕方ない父。
 寝たきりの振りをして、私がしょーもないことしていたら「バカモン!」と言ってゲンコツを振り下ろしてくるにちがいない。
 うちの父はそういう父です。ああ、こわ! 

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 帰るときも声をかけたが、ピクリとも動かず。
 私が来たことも記憶に残らないのはちょっとさびしいけど、しっかり眠って元気になって。

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