2017年02月19日(日)
第25回おきなわマラソン [ランニング]
「生きろ、生きろ!」と背後から。
「ん? 進め進めとちゃうん?」
幻聴ではない。それは「私の中の私」の声。
いつもなら「もうええやん」となるところなのに、今日は何回もへたばりそうになった時、「生きろ、生きろ」と聞こえてきた。
ゴールは3時間42分50秒。
目標の4時間切りどころか、2年前の「篠山」の3時間48分38秒も大きく上回った。
ちょっとだけ、精神力が強くなったんかなあ。
朝5時起き。
コンビニでおにぎりとお茶を買って、、北部合同庁舎前へ。コンビニに寄っていたので20分ほどかかった。早めに出てよかった。
5時49分の77番・名護東線を待つ。
少し遅れて到着したバスに乗り込もうとすると、「どちらまで行かれます?」
「コザまで行って、そこから乗り換えるつもりなんですけど・・・。」
この乗り継ぎで行くと、大会会場である県総合運動公園には7時36分に着く。
「今日はコザは行きませんよ。マラソンの交通規制で、安慶名で折り返し運転になります。」
「えー! とりあえずその安慶名まで行って、その先は考えます。」
朝早起きして、余裕たっぷりの会場入りのはずだったのにえらいことになってしまった。
バスは辺野古回りで、宜野座、金武、うるまを通ってコザ経由で那覇に向かう路線。ところが午前中はすべて折り返し運転になっているそうだ。マラソンは9時スタートなんやから、早朝の便はそのままでよかったのに。
それでも、その運転手さんが親身になってくださって、なんとか行けないものかいろいろと考えてくださった。その結果、「栄野比」というとこで降りて、別のバス会社の90番に乗るとコザやライカムまで行けることが分かった。
バスにはもう一人、マラソンの応援に行く女子高校生が乗っていた。「栄野比」で降ろされた二人、17歳の女子高生と61のオジイは途方に暮れてしまった。二人とも「ここはどこ?」状態。
バスを待つ間、何にもないようなところで二人きり。
「マラソンに行かれるんですね」と女子高校生のほうから話しかけてきた。
「あなたもですか?」と聞き返すと、特別支援学校高等部に通っている同い年の子がマラソンに出るので応援に行くとのこと。コザまで知り合いが迎えに来てくれているので、なんとかそこまでは行かなくてはならないと言っていた。朝早起きして、名護の奥のほうから応援に出てきたんやからえらいもんやわ。
10分ほど待つと那覇行きのバスが来た。女子高生はコザで降り、私はシャトルバスが来るライカムまで行くことにした。
ライカムに着いたのは7時45分。
シャトルバスの最終は7時40分ということになっていたが、私が到着した時点でまだ100人以上がバスを待っていた。
待っても待ってもバスは来ない。しかし8時10分すぎ、バスが4台連なって到着した。これでギリギリ間に合う。
会場についたのは8時27分。整列制限まであと13分。
「21世紀の森ランクラブ」の比嘉三雄会長と奥様の増美さんにごあいさつ。私の到着が遅いので心配してくださっていた。(三雄さんは体調がすぐれず、今回はDNS。)
ここに荷物を置かせてもらい、急いで着替え、急いでトイレへ。もちろんアップする時間なし。
バスの中でランシャツにゼッケンを付けた時、ゲーターを落としてしまったようだ。超久しぶりのゲーターなしでのレース参加。こむら返り、だいじょうぶでしょうか。
私はBブロック。
周りがCブロックのゼッケンばかりなので、「なんでBに入ってくれとんねん」と思ったら、私がまちがってCブロックに入ってしまっていたのでした。
「おきなわマラソン」はゲート締め切りがスタート20分前だからまだいい。「NAHAマラソン」は40分前に閉まってしまうらしい。
スタートブロック整理要員の女子高生に写真を撮ってもらった。ゼッケンに「パオパオ」と入れてもらったんですが、分ります?
そして、9時スタート。
スタートラインまで約1分。これくらいならしんぼうしときましょ。
最初の1kmが4分44秒。いい感じ。中間点まではキロ5分弱で押して行きたい。前半に貯金を作っておいて、後半粘って4時間切りを達成するという作戦。
黙々と走る予定だったが、どうしても話しかけたくなるランナーが出現。
「ふつうのぞうりで走ってはるやん!」
今まで何回もこれでフルを走られたらしい。それも3時間20分ですって。ああ、おそろしやおそろしや。
順調に5km、24分52秒。
スタートラインまでの1分を引くと23分52秒なので、私の想定よりかなり速い。でも気持ちよく走れているので、できるだけこのスピードをキープできるように。
私の前をきれいなフォームで走っておられた女性ランナー。いいペースだったので、10km近くまでついて行かせてもらった。
あとで調べて分かったのだが、高校生の時に「京都キャロット」の通販を利用してくださっていた仲井間ちひろさん。現場でそれが分かっていれば声をかけさせてもらったのに・・・。
8kmすぎに、ぞうりランナーに抜き返される。
10km、48分22秒(23分30秒)。
この先で15km、1時間13分40秒(25分18秒)。
きつい上り坂もあったので、この5kmはだいぶ時間がかかった。
ここは毎年、大規模な応援団を出してくださっている。
20km、1時間38分01秒(24分21秒)。
中間点、1時間43分48秒。
1時間50分で行ければ上出来と思っていたので、想定より6分も速い。これは後半がかなり楽に走れる。
毎年恒例、玉城デニー衆議院議員。
今年も写真を撮らせてもらった。
デニーさんはうるま市出身だそうだ。
中間点をいいタイムで通過できた安心感と、そこからアップダウンがきつくなるのとでペースダウン。
ちょっと集中力が切れかけてきたので、応援してくれるゆるキャラの写真撮り。
おっと、もっといいのん発見。
「かわいいワンちゃん、写真撮らせてください。」
でも、私をこわがって正面を向いてくれない。
「ウシ・たぶんオス・8歳」
元気盗んだったー。
25km、2時間05分10秒(27分09秒)。
かわいい子犬ちゃん。
さわりたかったなあ。
25〜29kmはほとんど上り。
ここをいかにうまく走るかが「おきなわマラソン」の壺となる。
4年前、真樹と初参加した時にストップした「嘉手納基地第2ゲート前」(29km地点)。道路脇には、たくさんの収容バスが待機していた。
ゲートを入ってビックリ。
基地の子どもたちによるエーサー。これはよかった。
30km、2時間34分35秒(29分25秒)。
ここで初めて自分のゴールタイムを予測した。
残り12.2kmをキロ6分で行くと、1時間13分ちょっとなのでゴールは3時間48分。
「おー、2年前の篠山並みのタイム出るやん。」
でもここで気を緩めると、ガクンとペースが落ちる可能性もある。小刻みに延々と続くアップダウンを「生きろ、生きろ」の意気込みで乗り越えよう。
2年前、真樹と参加した時にストップした「嘉手納基地第5ゲート前」(31.7km)。
「いもっち」て、紅芋のゆるきゃらかなあ。
このデカい表示はうれしい。
キロ6分ペースで、あと1時間ほど。あと1時間ならがんばれる。
逆光のライカム交差点を通過。
35km、3時間02分42秒(28分07秒)。
残り7.2kmをキロ6分ペースなら43分ちょっとで、ゴールは3時間45分台。
おー、これはねらいー!
きつい下りで、ゴール会場あたりが見える。
40kmの表示があったので時計を見たが、本当の40km地点はもうちょっと先だった。
40km、3時間31分14秒(28分32秒)。
残り2.2kmを13分で3時間44分台。12分なら43分台。
ちょっと前から足のあちこちがピクピク来ているので心配だったが、平坦な道ならスピードアップできる。
残り2.2kmで、たくさんのランナーを抜くことができた。
これは勝手にシャッターがおりていた写真。
ゴール前で見えた電光掲示板が「3時間42分40秒」。
おー、これは42分台も行ける。力をふりしぼれー。
時計をとめるのも忘れ、記念写真。
大会スタッフさんにお願いした。
ゴールタイムは3時間42分50秒(2.195km、11分36秒)。
前半が1時間43分48秒、後半1時間59分02秒。後半が15分以上落ち込んでいる。でもそういう作戦やったんやからこれでよし。
それよりも、1万人を超える大会で総合順位が462位というのがうれしい。
沿道から、「おとうさん、かっこいい!」と何度も言われた。かっこいいおとうさんにあこがれているので、こう言ってもらってうれしかった。
最近思い通りに走れたレースが少なかったので、「このまま腐っていくんか」と思ったこともあった。でも今回気持ちをしっかりさせて、想定以上の走りができた。「癌患者でも腐らない」を今後のモットーにしようと思う。
「21世紀の森ランクラブ」さん前で、四角い完走メダルをかけて記念撮影。
一日中お日さんガンガンでよう焼けました。おでこだけ光ってますがな。
このあとこむら返りが起こらないように、慎重に慎重に着替え。
そして1kmほどのウォーキングを2回。これでやっとピクピクがおさまってきた。
バスの中に忘れてきたゲーターも、バス会社の方が届けてくださり無事戻ってきた。しかし、ゲーターなしでもなんとかなったということは、してもせんでもいっしょやったんかなあ。
今日は車じゃないので、ゆっくりとお疲れ様会に参加。
日陰は少し寒かったが、日なたはポカポカ。
日なたが移動するごとに、私たちも移動した。
あたたかい沖縄そば、おいしかったです。
増美さんたちが用意してくださったお料理も、ビールにピッタリ。私は、色もきれいな大根の酢漬けが一番のお気に入り。
4時半ごろお開きに。
みなさん手慣れたもので、あっという間に片付いた。
帰りは、クラブが用意してくださったマイクロバスで名護まで。
朝来るときはスタートエリア規制に間に合うかとハラハラドキドキだったが、帰りはゆったりと快適。
お世話してくださったクラブの皆さん、特に比嘉増美さんとようへいさん、ありがとうございました。来年もお世話になっていいでしょうか。
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2017年02月18日(土)
ネコちゃん受付 [ランニング]
今日は、おきなわマラソンの前日受付。当日受付がないので遠くから参加する人は大変。
昨日たまたまピーチとゆいレールでいっしょになった大阪のTさんは、「那覇のホテルに泊まってるのに、受付だけわざわざ沖縄市に行かんならんのはたまらん」とおっしゃっていた。去年は自転車を借りて前日受付に行かれたそうだ。「往復5時間かかってへとへと。大会本番はその疲れでメロメロでした」と。
ほんま、これはなんとかしてもらわんと。
私は午前中に、かわいいネコちゃんに見送られ「理容きゃん」さんへ。前回12月の「沖縄100キロ」の時に散髪してもらったので、ちょうどいいんです。(次は2か月後の「伊江島マラソン」。)
裏のおうちの庭では、小学校低学年のお兄ちゃんが4、5歳くらいの妹に野球を教えていた。今まで何回も来ているのだが、この兄妹を見るのは初めて。
すねてしまう妹をうまくなだめるお兄ちゃんの様子に見入ってしまった。末っ子の私には考えられないことだったから。
辺野古回りで沖縄市の県総合運動公園へ。
毎年こんなに時間がかかったという記憶はないのだが、名護から会場までちょうど2時間もかかった。
朝は前日に買っておいたパンを2個食べただけ。お昼は会場に行く途中、どこかで食べようと思っていた。ところが運転疲れで食べる気がなくなってしまった。昼飯抜き。
13000人という大規模大会だが、まだまだのんびりした雰囲気が残っているいい大会だ。受付も隙すき。
ここの受付の楽しみは、たくさんのネコちゃんたち。
さあ、ネコちゃんさがしジョグへ。
こんな注意書きも出てますけど・・・。
京都の2月にマムシは考えられんけど、沖縄の2月のハブはありですね。なんせ、最高気温24度ですから。
さっそく、おりましたー。
うちで飼っていたパティコに似てますにゃわ。
これはあんも・・・より男前です。
おお、沖縄のエンジェルロード!
いわゆる「ぞうきん柄」のかわい子ちゃん。
みんなよく肥えている。
ちょっとびっくり顔。
振り向けば、胸にかわいい点。
ネコ探しジョグは6km。レース前日練習としては、ちょっとゆるすぎたかな。
でもネコちゃんから元気を盗んできたから、これで明日バッチリがんばれる。
明日はバスで行くので、「21世紀の森ランクラブ」のお疲れ様会にも参加させてもらおう。目標達成できたら、ビールもらおっと。
本気のフルマラソンは、2015年3月の「篠山ABCマラソン」以来。その時は、3時間48分38秒。
そこまでは無理だとは思うが、ギリギリでも4時間を切りたい。癌発覚以来ガードマンのバイトを休んでいるので、練習量は逆に増えている。今自分が持っている力を、最大限に出し切れるようにがんばろう。
61歳でフルマラソン4時間を切ったら、真樹もほめてくれるでしょう。
来るときの運転で疲れたので、帰りは高速で。
今日も真樹は友だちの家にお泊り。仕方なく、今晩も一人。伊芸SAで沖縄そば定食(840円)。
昼抜きだったのでもうちょっとぜいたくしてもよかったのだが、そんなに食欲がなかった。カーボローディングできてません。
明日は、ここから1.5km先のバス停5時49分発のバスを乗り継ぎ会場へ。
「はよ、ねな!」
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2017年02月17日(金)
真樹とヤクルト [沖縄]
真樹と「ヤクルト対DeNA」の練習試合(浦添市民球場)へ。
ちょっとしか見られへんかったけど、おもしろかったね。
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「今日は晩ごはんいるん?」とヨメさん。
「あっ、言わへんかったかいな。今日から沖縄行かせてもらいます。おきなわマラソンがあるし。」
7時1分のバスに乗らんと間に合わないのに、6時半ごろこんな会話。私の予定は全部カレンダーに書き込んであるのだが、ヨメさんはそれを見てくれない。
私は前の晩遅かったので、20分ほどで沖縄行きの準備。準備と言っても、フルマラソンにいるものだけやし。シューズとランシャツランバン、ゲーターと5本指ソックス。それにカメラとウエストパッグ。これだけそろえればだいじょうぶ。あとはなくてもどうにかなる。
今日は、真樹とヤクルトの練習試合を見に行く約束。
午後1時始まりなのだが、ピーチが那覇空港に着いたのが1時10分ころ。ゆいレールで「おもろまち駅」に着いたのが2時10分ころ。待ち合わせのコンビニをまちがえて、真樹に会えたのが2時半。
そこから浦添はすぐだったのだが、市民球場は右折で入れず、だいぶ通り越して戻って3時10分。練習試合だというのにものすごい車で停めるところなし。(練習試合は無料なのでかえって観客が多かったのだろうか。)
3時20分、やっと車をとめることができ球場へ。
鳥を狙っているかわいいネコちゃんにかまっていると、球場からたくさんのお客さんが出てきた。
「ひょっとして、今まさに試合が終わったってことか。まあ、ここまで来たんやし行くだけ行ってみよ。」
「よかったー、まだやっとった。7回が終わって、これから8回の表、DeNAの攻撃や。あと2イニング見られるやん。よかったよかった。山田と筒香だけは見て帰らんとな。」
そう言っていると、筒香に回ってきた。いっぱい写真を撮ろうと思っていたのに、筒香は初球を強烈なサードライナー。
「もう終わってもたがな。」
夜のニュースで見たのだが、筒香はそれまでの3打席は連続空振りの三振だったそうだ。やってくれよんね。
筒香凡退のあとの5番打者がレフトオーバーホームラン。
「ヤクルトのピッチャー・菊沢って、だれやねん。」
こんなときはメンバー表。
「新人やわ。でも、1988年生まれって、28歳の新人?」
また調べなあかんね。
さあ次の回は山田と思っていたら、7回裏の攻撃終了後守備から交代していた。それまで4打数2安打やったのに・・・。もうちょい早く来ていたらタイムリーヒットも見られたのに・・・。残念!
その代わりというわけではないが、今売り出し中、山田のそっくりさんとも言われる広岡選手。
ええ構え、ええ振りやったけどヒットにはならず。
8回終了時点で、5対4とヤクルト1点リード。
9回表を抑えたらヤクルトの勝利。いくら練習試合とは言え、やっぱり勝ってほしい。
「9回のピッチャーは・・・、中尾・・・、ってだれやねん。・・・新人やわ。この選手は1994年生まれやて。」
「私と同い年やん。」
「そっかそっか。今年大学卒業やから、そうなるわな。応援せな。」
と意気込んだが、ここから急に雨がきつくなってきた。
「カタブイや。」
「なにそれ。」
「沖縄に住んどって知らんのかいな。映画の題にもなってんのに。」
「知らん。」
「かたよって降るし、『かたふり』でカタブイゆうみたいやで。ここは降ってても、ちょっと離れたところは全然降ってへんみたいな雨のこと。」
「ふーん、知らんかった。」
知ったかぶりの私も、数年前に玉城さんから教えてもらったんですけど・・・。
きつい雨は止まず、ついに8回裏コールドでゲームセット。
けっきょく見られたのは、8回表裏の1イニングのみ。でも、真樹と見られたしよかったわ。
球場を出たところに人だかりだったので、私たちも見に行った。すると9回のマウンドに上がるはずだった中尾投手がピッチング練習をしていた。
「うちのチーム(名桜大軟式野球部)に、そっくりな子いるわ」と真樹。
「たしかに、歳はいっしょや。」
通路を選手が通って行ったが、サインはみんな断っていた。何年か前に見に来た時もそうやった。真樹は、ヤクルトからDeNAに移籍した田中浩康のサインが欲しかったやろうに。姿すら見んかったな。
せっかく来たので、選手ののぼりと記念写真。
私はWBC日本代表の秋吉投手。
真樹は山田哲人選手。
肩の所にサインがしてあったが、本物でしょうか。
真樹が、さっちゃんと彩ちゃんの誕プレを買いに行きたいというので、サンエー那覇メインプレイスへ。
「ついでに晩ご飯も食べて帰るか。」
いろいろ見て回ったが、大阪王将へ。
私はぜいたくな「ステーキ炒飯(1280円)」。
真樹はつつましく「天津飯(430円)」。
二人で「焼餃子(240円)」。
全部で1950円。これくらいやったら、かあちゃんにおこられへんかな。
「今買ったとこやけど」と真樹からバレンタインデーのチョコ。
「もう、ホワイトデーコーナーやったけど・・・。」
愛嬌、愛嬌。
ありがとね。
夜はまた、真樹は友だちのところへ。
「今日も一人か・・・。」
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2017年02月16日(木)
宝が池猫ラン [ランニング]
今日は走る時間がたっぷりあったのに、けっきょく走り出したのは夕方。
久しぶりの宝が池。いつものネコちゃんが出迎えてくれた。
仲良しやねー。
ここに来たらネコちゃんに会えるからうれしい。
貸ボート屋さんの近くにはいつものネコちゃん。
このネコちゃんが一番人になついているかな。
ジョギングコースの起点まで、2.82km、15分46秒。
今日は、池3周4.5kmをキロ5分ペースで走る予定。
1周目 7分23秒
2周目 14分56秒(7分32秒)
3周目 22分36秒(7分39秒)
キロ5分ペースでずっと行きたかったのだが、なんか知らんお疲れ。
あのいっちゃん人なれしてるネコちゃんさわって帰ろー。
ええ顔してるねー。
帰りも同じコースで家まで。
2.95km、18分44秒。
これで合計約12.3km。
ネコちゃんを見ながらゆったりと走れてよかった。
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【今日のきく】
「こうじさんがいーひん時は何回も散歩に行けへんから、変なクセつけてもろたら困る」とヨメさん。
でも私の健康のためにも、散歩できるときはできるだけ行った方がいいように思うのだが。それも、季節の変化に気付く昼間に行ったほうがいい。
今日は早朝にヨメさん、午前は省略で午後に私と散歩。
田んぼの周りは枯草ばかりだが、もうすぐ勢いのある新芽が出てくるんでしょうね。
晩ごはん前に、野菜の自販機までちょっとだけお散歩。晩ごはん後は、いつもの幡枝の公園往復2km。やっぱり全部で4回も行ってしまいましたね。
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2017年02月15日(水)
バレンタインデーって? [雑用]
今日は寮1(二条)17時間。
おそうじのK内さんがチョコをくださった。
いつもいつもコーヒーをおごってくださっているのに、チョコまですみません。私の上の姉と同い年。団塊世代のおねえさん、これからもよろしくお願いしますねー。
つい先日、ヨメさんに言っていた。
「バレンタインデーって、男が女にチョコあげる日やったっけ、女が男にチョコあげる日やったっけ。分からんようになったわ。」
「あかん、それそうとう来てるな。危ないやっちゃな。」
そうなんです。じょうだん抜きで、最近かなりボケが来てるんです。
いっちゃんこわいのは、「ヤフーで検索しょ」と思ってヤフーのページ開いたとたんに何を検索しょうと思ってたか思い出せんちゅうやつ。「さいあくー。」
もうすぐ、バレンタインデー自体が何か分からなくなるんでしょうね。
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【今日のきく】
テレビの前にゴロンとなって見られるように、私用の枕が置いてある。今日もちょっとゴロンとしようかなと思ったら・・・、なんじゃー!
「きくちゃん、やってくれよんねー。」
それにしても、枕をしてゴロンと寝ている犬って・・・。
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2017年02月14日(火)
バレンタインデーにセカンドオピニオン [病院]
「ボクにはチョコないん?」
「・・・。」
「チョコないんやったら、チューでもええで。」
「あーきっしょくわる。頼むし、私にかまわんといて。」
「ますみちゃんしかかまう相手おらへんし・・・。」
そのしばらくあと、「はい」と言ってキットカット5個をもらう。
・いつも通り! 自分のペースで! (できとるできとる。)
・全力投球 ファイト!! (何に全力投球したらいいんでしょう。)
・さあ、大きく深呼吸しよう! (いっつもしとるちゅうねん。)
・Good Luck! (なんか他人事ぽい。)
・夢に向かってGO! (この歳から「夢」と言われてもねえ。余命が・・・。)
こうして、今年のバレンタインデーもわびしく過ぎていくのであった。
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京都バス 地球研前(7:01)〜国際会館駅(7:11) 160円
市地下鉄 国際会館(7:16)〜四条(7:32) 290円
阪急電車 烏丸(7:40)〜十三乗り継ぎ〜花隈(8:57) 750円
自宅から約2時間、1200円。
隈病院は街はずれと聞いていたのだが、三宮の次の「花熊駅」からすぐのところにあった。「これなら京都からでも来れるなあ。」
神戸は海岸に山が迫っている。だから、駅を出て右折すると坂を上っていくことになる。「花隈駅から徒歩3分」と書いてあったが、本当にそうだった。
「ホテルか」と思うような立派できれいな病院。
9時すぎに受付に入ると閑散としていた。
「甲状腺専門病院と言っても、そんなに患者さんは来られへんのかなあ」と思った。しかし、これは私の早飲み込みであったことがあとで分かった。
診察の流れを説明され、ナビットというものを持たされた。
「これ、食堂の『できましたー』ちゅうやつやん。」
3階が診察室。
エレベーターを出て、一瞬息を飲んだ。「ゲゲ、なんじゃーこの人の多さは!」
待合には多くのベンチが用意されていたが、座るところを探さなくてはならないほど混雑していた。まだ9時を少し過ぎたところだというのに、朝早くからいきこんで(?)こんなに・・・。
「この全員が甲状腺の病気なん? 専門病院て、こういうことなんやなあ。」
まずは予診票に記入。
「コンブ、ワカメなどをたくさん食べていますか」という質問項目があった。さすがに甲状腺専門病院。これらの食品には「ヨード」が多く含まれているので、検査結果に影響が出るらしい。(このあたりよく理解できていない。)
予診室が満員で、私は診察室に通されて予診。話を聞いてくださったのは女性の方(看護師さん?)だった。
予診の時、身内に癌になったものがいなかったかをくわしく聞かれた。しかし、その点についてはあまりこたえられなかった。。もうちょっと身内のことを調べておけばよかった。とりあえず、甲状腺癌というのは原因不明らしいので。
今までの経過を話し、「今後の治療について決めかねているので、こちらの専門病院のお話を聞いてみたくて来させてもらった」と説明した。
そのあとしばらく待機して、いよいよ診察。またさっきと同じようなことのくり返し。
ベテランぽい男性医師は、「低分化癌と判定されましたか・・・。それはたいへんですね」とおっしゃた。「今日持ってきていただいた資料をしっかりみせてもらって、こちらで受けていただく検査の結果も出てからお話しすることにしましょう。いいかげんなことは言えませんから。検査結果が出た後にもう一度来てください。」
あー、またモラトリアムかい!
これ、ひとごとやったらええおちょくり材料になるんやけど。自分のことだけに、おちょくりきれん。どこまで行っても宙ぶらりん。私の大好きなカフカの「城」の世界や。
それにしても、この癌は緊急性ちゅうのがないのかな。ゆっくりゆっくり進行していくんか知らん。「鞍馬口」のI医師も、「隈」のI医師(こちらも「い」から始まるお名前でした)もなんかのんびりしておられるように感じる。それはそれでええんか。そのついでに、次来たときに「癌細胞なくなってますよ!」てなことにならんかな。ならんわな。
このあと、採血と超音波(エコー)検査。もう「鞍馬口」でやったんですけど・・・。
お支払いをすましても、まだ11時前。これなら家に1時ごろには帰れる。ヨメさんに、「病院が早く終わったんで、今日は店番できるし」とメール。急いで家路へ。
来るときは急いでいたのでゆっくり見ることができなかった「花隈駅」界隈を観察しながら。
病院のすぐ南はおふろやさん。病院のあと、ゆっくりお風呂につかって帰るちゅうのもええかも。420円です。
その南には「本願寺神戸別院」。
立派な建物です。
駅へと曲がるかどっこのええ場所に鍼灸院。
ここははやっているかな。
駅の向かいの歩道沿いに、楽しそうな往来の絵。
三宮の次の駅だが、三宮とちがってずいぶん落ち着いた町のように感じた。
次来るときは、せっかくやし「花隈」探検でもしようかな。
それにしても「花隈駅から徒歩3分の隈病院」は分かりやすい。初代院長が隈さんで、現理事長も隈さんらしい。でも、花隈町と隈病院は特別つながりはないようだ。
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■花隈町(ウィキより)
【地理】 中央区の南西部、旧生田区域中央部に位置し、東・北・西は下山手通、東〜南は北長狭通に接する。中央区西部の市街地中寄り、花隈城のあった辺り。神戸港の発展に伴い高級料亭が立ち並び花街として有名になった。 飲食店・集合住宅が立ち並ぶ商業地域。
【地名の由来】 花熊・鼻熊・華熊とも書き、「往昔は土東崕を噛み」といわれ、海に面した小高い丘であった。台地の端(ハナ)の一段と高いところ(クマ)からついたという説がある一方、神をクマというところから神内(くまうち)に対し神社領のはずれという意味だという説もある(西摂大観)。花熊の地名は南北朝時代から見え、貞和2年(1346年)4月日付佐藤性妙軍忠書によれば足利方に属していた陸奥国出身の佐藤性妙子息行清らが建武3年(1336年)湊川の戦いの折「摂州天王寺・阿倍野・湊河・花熊・生田森・摩耶山」で奮戦したとある(佐藤文書/大日本史料6-9)
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店番に間に合うように急いで帰るつもり。そのため、地下鉄四条駅構内で志津屋のパンを買った。
私が20歳過ぎのころ、府立病院の地下売店のバイトをしていた。その時、志津屋さんからパンをおろしてもらって販売していた。ああなつかしい味。
その頃が私の唯一のモテ期。みんな病院関係の人だったのだが、あの人たちもみな60歳前後になっている。今、どこでどうしているのやら。かわいいオバサンになっているのかなあ・・・。
去年10月の「もうすぐ死ぬかもしれんシリーズ」が続いていたら、きっと「昔惚れてくれたやつに会いに行く」と血迷ったことを言っていたでしょうね。そういう意味でも、その時点で転移してへんでよかったわ。醜態さらすとこやった。我ながら、この「自分勝手なオッサン」には手を焼きまっさー。
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【RUN】
今日は店番する気満々やったのに、「バイトさん頼みました」とヨメさんからメール。私は店番はできるけど、通販の発送業務ができないのでダメとのこと。またまた「役に立たんやつ」の烙印押されました。まあそれでも、発送する商品をそろえるのだけは手伝いましたけど・・・。
夕方時間があったので、昨日と全く同じ「ゆば泉往復6kmコース」。
5分26、5分14、5分36、5分20、5分14、5分07で31分59秒。
キロ5分20秒ペースで気持ちよく走れた。
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【今日のきく】
こんなじゃじゃ馬系のきくだが、ここに引っ越してきたころはボーイフレンドか2ひきいた。
1ぴきはゴールデンのゴンちゃん。でも、すぐに死んでしまった。
もう1ぴきは大型雑種のタロちゃん。こちらはすぐに引っ越して行ってしまった。でもなぜか、タロちゃんの飼い主さんのおねえさんとは年賀状のやり取りは続いていた。今年の年賀状には悲しいお知らせ。「タロはついに亡くなってしまいました」。
ああ1回でも会いに行っとけばよかった。あの飼い主さんなら絶対に嫌がられなかっただろうに。
「きくちゃん、もうチョコあげる相手おらんようになってしもたねえ。」
もうタロちゃんの匂いもするはずもないが、今日はバレンタインデーなのでタロちゃんをしのんできた。
タロちゃんが引っ越した後に入られたご家族もまた引っ越され、今は空き家。どなたかまた、犬連れの人が引っ越してきてくれはったらいいのになあ。
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