2012年06月13日(水)
じょんのびツーリング [家族]
「じょんのび」とは、新潟の方言でゆっくりという意味だそうだ。
だから、正確には「じょんのびじょんのびツーリング」と言ったほうがいいのかもしれない。翻訳すると、「ゆっくりとカフェ・じょんのびへのツーリング」。
10日後に迫った北海道ツーリングのシュミレーションとして、少し長い距離を走っておかなくては。ただ目標もなくバイクを走らせるのもつらいので、かわいいかわいいじょん君がいる綾部のじょんのび村へ。調べてみると、片道ちょうど100kmほど。
それにしても、ヘルメット、サングラス、マスクとくれば学生運動(過激派)を思い出すのは私だけでしょうか。
こないだ買って食べたらおいしかったお土居餅を買いに、光悦堂さんへ。じょんのびさんへのおみやげと、うちのいなかも通るので父と姉にあげる分も買った。
光悦堂のご主人としゃべっていてビックリ。
「お客さんはどちらから?」
「岩倉と市原の中間あたり、駅でゆうと二軒茶屋が近いです。」
「そうですか。あの近くに花背造園てありますやろ。私、あそこの主人と小中の同級生ですねん。八桝小、花背第二中でね。
家は大悲山口にありますねん。あこに橋本が3軒あるんですけど、うちは食堂してはる『はしもと』の向かいですわ。」
「そうなんですか。私、別所のもんです。藤井です。」
ご主人は、うちのいなか(花背別所町)にも親戚がおられるらしい。しゃべってみるもんですねえ。
自宅出発、11時半。
今日の予定は、鞍馬→花背→京北→美山→和知→綾部。
まずは、別所の自宅。
ここまで約15km。
姉の家、父の家とも留守。
仕方ないので、きくの散歩をちょっとして素通り。
花背大布施町通過。
新しい大布施トンネル。
花背峠も、トンネル通してほしいなあ。
京北町到着。
ここは、今や京都市右京区。
きくは、前をバイクで走っている眞寿美さんをずっと目で追っている。
京北の北のはし、「カモノセキャビン」到着。
ここまで45km。
目的地「じょんのび村」まで半分弱のところまで来たことになる。
「あやしー、あやしすぎる。」
「カモノセキャビン」のマスターさんと。
前に干してあるのは、どくだみ。
車に乗せたままのきくちゃんをちょっと見て・・・。
ヨメさんは山菜セット(1300円)。
私は、中カレーセット(飲み物が付いて1000円)。
かわいいワンちゃんとネコちゃんの写真が飾ってあった。残念ながら、両方もう死んじゃったそうだが。
6月だというのにストーブが炊いてあった。
「ここは、北海道?」
ちょっとだけきくの散歩をして、再スタート。
深見トンネルを越えると美山町(今は京丹波町美山)。
信号がなく、道路もきれいに整備されているので運転は楽そう。
ただ、ところどころにある「ツーりング事故死多発」の看板が・・・。
後姿もさまになってます。
この少しあと、サルの集団に遭遇。集団でキャッキャッキャッキャッ言っていた。
「なまのサルは恐い。」
続けて、ヘビが道路横断中。センターライン付近まで来ていた。ヨメさんは見事な身のこなしでこれをかわす。ヘビさんは、大あわてでピョンピョンととUターンしていた。
とまったときに足をつく姿を見ていると、やっぱり中型二輪は無理なような・・・。
大野ダムからR27へ出る三叉路(和知町市場というらしい)のガソリンスタンドで、私の車に給油。ここは京都で一番安いガソリンスタンド。こっち方面に来るときは必ず給油している。
ここで75km。もう4分の3を越えた。あと少し。
綾部市に入り、じょんのび村方面に入るところが分かりにくいのでヨメさんを待機。その間、またきくのお散歩。
ちょっと遅れていたヨメさんが追いついた。
表情が分からないので、やっぱりあやしい。
山家交差点から、あと9kmほど。
きくは不思議そうにヨメさんを見ていた。
「カフェ・じょんのび」案内看板発見。
もうちょっと遠いように思っていたが、山家交差点からあっという間だった。
2時50分、じょんのび村到着。
自宅から約98km、食事休けいも入れて3時間40分。
「カフェ・じょんのび」から「きくちゃん、さっきもきくちゃんの話、してたんよ」と言いながら奥様が出てこられた。
平日なのに先客が3組。けっこうはやってますやん。
じょん君はおうちの中だったが、外に出てきてもらった。
そこにきくのこっわいこっわい顔の「ガウガウガウ」攻撃。じょん君は「仲良くしましょ」としっぽをふってくれているのに・・・。
犬がらのいい犬・じょん君、人がらのいい飼い主に似て。
犬がらの悪い犬・きく、人がらの悪い飼い主に似て。
「絶対に手出したらあかんよー。かまれるよー」とじょんのび奥様からの的確なアドバイス。それをしっかり守り、後ろ手に組んできくをかまってくださる犬好きのお客様。すいませんねえ。
私はケーキセット(650円)、ヨメさんは紅茶(400円)。
じょん友フォトブックを見せていただいた。その中に、去年10月におじゃましたときのきくの写真も。
「この写真見て、きくちゃんかわいいって言われる方もけっこうおられるんですよ」と奥様が、何か納得いかないというようなニュアンスでおっしゃった。いやいや、うちのきくにはほかのワンちゃんにはない「あやしい魅力」があるんですって。
「うちも『きく友フォトトブック』つくろう・・・、あっあかんわ。きくに友だちおらんかった・・・。」
きくを好き好きといってくれていたごんちゃんは早死にしてしまったし、たろちゃんは引越ししてしまったし・・・。ああ、友だちいっぱいのじょん君がうらやましい。
じょん友のうち、歩いていける範囲にいるワンちゃんを訪問。
まずはお隣りのチコちゃん。
ほえてほえてほえてやけど、きくに比べたらかわいいもんや。
飼い主さんもご在宅だったので、きっと張り切っていたんでしょう。
「ボク、不審者相手にはこんなに役に立ちますよー」って。
次は反対側に5軒ほどお隣りのヘイヘイ。
ヘイヘイは中国語で黒々。ほんまに黒々です。
ちょっと恐がりで、ずっと小さく「ウー」とうなっていた。でも、私が離れてヨメさんだけになったら、近づいてきてくれたそうだ。おっちゃんが苦手というワンちゃんが多い。かなわんわ。
そうこうしているうちに早くも1時間が経過。レンタルバイクを7時までに返さなくてはならない。帰りにもう一度、父の家と姉の家もにも寄って行かんならんし。
もうちょっとゆっくりしていきたかったなあ。せっかくの「じょんのび村訪問」やのに・・・。
(注)まだまだ、続きます。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=1688
コメント
じょんのびかあさん、コメントありがとうございます。
前におじゃました時、ユキちゃんが来ていてじょん君とじゃれあっている姿が印象的でした。きくもあんなふうになってくれたらいいのにと思っていたんですが・・・。これからも、「むりやりじょん友」ということでよろしくお願いします。じょん君の写真をもっと撮りたかったのですが、ちょっとだけで残念です。次回はいっぱい撮らせてくださいね。
北海道は、週末ちょっと天気が悪そうです。ヨメさんが無理しないように「セーブ役」をしたいんですが、私のゆうことは聞かないでしょうね。こまった、こまった。
先日は遠い所、お土産持参でお疲れ様、有り難うございました。
じょんも実は犬が良すぎて?あまり友達はいなくて、無理矢理、じょんともにしております。
こころなしか、こちらのブログの写真写りは良いようで、みんなかわいい!!
またまた、次回は手ぶらでお越しください。
北海道?お気をつけて