パオパオだより

2017年02月08日(水)

巡回業務 [雑用]

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 今日は寮1(二条)17時間。
 一日の終わりは、最上階の9階まで上がり巡回しながら下りてくる。
 この辺りは、うちの寮と同じ9階建てのビルが林立している。だから周りの景色もあまり見えない。
 ただ、9階まで上がるとビルとビルの隙間から京都タワーが見える。時々ライトの色を変えるらしいが、今日はオレンジぽい色だった。これが普通の時の色なのだろうか。遠くから見ていると、ほんとうに「仏壇のろうそくの明かり」のようだ。京都らしいと言えば京都らしい。

 ほぼ一日中管理人室に閉じこもり。管理人室は玄関から奥まったところで、玄関のドアもすりガラスなので外の感じがまったく分からない。寮生がぬれた傘を持って入ってきて、初めて「ああ外は雨が降っとるんか」と分かることも多い。

 この寮の廊下は外向きになっているため、夜11時前の巡回はかなり体にこたえる。夏だと廊下に出て騒いだりする寮生もいるが、冬は静か。シーンと静まり返っているので、余計に寒く感じる。

 それでも今日は風がなく、この時期にしては比較的穏やかな気候だったようだ。それが明日から寒くなるんですってね。寒くなるだけならまだしも、また大雪になるとか。私が出雲に向かうあさってが最悪の予想みたい。

 「何年ぶりかでチェーンまかんなんのかー・・・。」

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2017年02月07日(火)

第89回9の日平和ラン(2日前倒し) [ランニング]

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 今日はお昼前に○ナートに行ってきた。
 ガードマンの夏服を返却していなくて、会社から何度も電話があった。

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 おちゃらけ?隊長。 
 「こないだ京大病院に用事があって行ったら、知り合いに会って、『前に○ナートにいたガードマンさんが、今ここに来てるよ』って言われてねえ。『フジイ、ついに裏切りよったかー』と思ってしまいましたわ。よく聞くと別の人でしたけどね。」

 おもろいわ。
 「みんな、藤井さんの復帰を待ってますよ」と言われた。うまいね。喜ばしてくれるね。
 そう言ってもらっても、復帰はいつになることやら・・・。

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 今日のお昼は、スーパーのお弁当(388円+税)。

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 午後3時半、雪がちらついていたが「9の日平和ラン」へ。

 「今日7日やしー、9日とちゃうしー。」

 でもね、明日は寮1(二条)。あさっては寮2(出町)。その次の日は、一日がかりで雪の出雲へ。そしてそのまた次の日は、「出雲くにびきマラソン」で出店。走れる日、ありませんやん。ということで、2日前倒しの「9の日平和ラン」。

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 ちょうど各学校の下校時刻と重なるので、今日は岩倉地区の学校めぐりランということにしよう。

 まずは家からちょうど1km、府立北稜高校。
 ここはほとんどが自転車通学。何人かの帰宅途中の高校生とすれちがった。

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 次は家から2.3km先になる岩倉南小学校。
 すごくたくさんの子が歩いていたが、できるだけ写さないようにした。トラブルになると困るので。
 でもこの裏道は、小学生へのアピールランとしてはいい。次は「平和・憲法九条」ののぼりを背負って走らなければ。

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 家から2.8km、真樹がお世話になった洛北中学校。
 私のブログによく出てくる「ナリケン」も、中2の12月まではここ。
 そんな真樹もナリケンも、もうすぐ大学を卒業。あれから8年もたったんですね。

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 中学校の北側の踏切を超えようとすると、ちょうど叡電が。
 この電車に乗って帰る子もけっこう多い。

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 バス通りを超えて少し北に行くと明徳小学校。岩倉地区では一番古くからある小学校。

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 さらに北へ北へと。
 大規模な団地内にある岩倉北小学校。家から5kmくらいあると思っていたのだが、ちょっと足らんかった。

 ここからさらに奥の団地の突き当りまで行ってやっと5km。29分08秒。
 同じ道はおもしろくないので、走ったことのない細い道に入って南下。

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 すると、うまい具合に洛北中学校の北側に出てきた(叡電・岩倉駅北側)。

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 あとはかって知ったるマイ練習コース。
 木野踏切前のデカワンコ。「ウォンウォン」と低くうなりながら近づいてきた。
 「そんなサービス、あるんですか!」

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 最後に京都精華大学前を通過。
 これで岩倉地区にある3小学校、1中学校、1高校、1大学を制覇。(って、たいそうか?)

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 叡電京都精華大前駅の階段を上って降りたら、家まであと500mほど。
 ちょうど9kmくらいになるはず・・・。

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 自宅到着。
 8.91km、52分41秒。90m足らんかった。

 超ゆっくり走ったつもりが、キロ5分55秒ペース。
 体調いいのに「出雲くにびき」に出られへんのが悔やまれる。

 明日あさってと連続バイトなので、今日、出張販売の荷物の積み込み。
 しっかり積んでいきますので、「出雲くにびきマラソン」に出られるみなさん、よろしくお願いしますねー。

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2017年02月06日(月)

モラトリアム [病院]

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 今日は、鞍馬口医療センターで経過観察。
 一週間前に採決してもらった血液検査の結果をお聞きする。

 名前を呼ばれて診察室に入ると、またもやいやーな間。ああ分かりやすい。血液検査の結果がよくなかったんですね。

 「サイロブログリンの値が少し上がってきています。」
     ◇     ◇     ◇

◎サイログロブリン Thyroglobulin (隈病院ホームページより)

■サイログロブリンとは
•血中に分泌される甲状腺ホルモン(T4=サイロキシン)の直前の物質のことです。
•甲状腺組織の中で合成され大量に貯蔵されています。
•正常の状態では血液中にはわずかにしか出てきません。
甲状腺に病気が出現した時に血液のサイログロブリン値が高い値を示します。
•その値は血液中の濃度で表現されます(正常値46ng/ml以下)。

サイログロブリンは甲状腺の血液検査でしばしば測定されるもので、Tgと記されています。
血中サイログロブリン値は、
•甲状腺の腫瘍がサイログロブリンを産生する時
•甲状腺を刺激する物質で甲状腺が刺激された時
•甲状腺の炎症で甲状腺組織が破壊された時

に高い値を示します。甲状腺乳頭癌、甲状腺濾胞癌などの甲状腺の腫瘍マーカーとして使用されることがありますが、良性の甲状腺腫瘍、やバセドウ病、慢性甲状腺炎などでも値が高くなり、必ずしもがんの存在を示すものではありません。

甲状腺乳頭癌や甲状腺濾胞癌になった方は、甲状腺全摘術の後に腫瘍マーカーとしてサイログロブリンの測定を行います。もし低下していた血中サイログロブリン値が高くなった時は、頸部のリンパ節の再発、遠隔臓器への転移、たとえば肺転移や骨転移などが考えられます。

サイログロブリンの値が高いだけでは、甲状腺癌の確定診断はできません。血液のサイログロブリン値では甲状腺腫瘍の良性悪性の鑑別は不可能です。良性悪性の鑑別には超音波検査、細胞診などを行います。


■サイログロブリンの特殊な使い方

・大きく腫れた頚部のリンパ節が、甲状腺癌由来であるのかを診断します。注射針でそのリンパ節の組織を採取し、食塩水で稀釈してサイログロブリンの値を測定します。サイログロブリン値が高い時は甲状腺癌由来と診断できます。

・甲状腺から遠く離れた組織(たとえば肋骨や腰の骨)が腫大した時、甲状腺癌由来のものかどうかを診断します。その組織の中にサイログロブリンが存在するかをプレパラートの上で染色し、顕微鏡で観察して、サイログロブリンが陽性であれば甲状腺癌の転移と診断されます。
     ◇     ◇     ◇

 私のサイロブログリン値は、8月22日-197.2、12月5日-33.2、1月30日-46.8。(基準範囲は33.7以下としている医療機関が多い。)12月初めには正常値に戻っていたのに、その値が再び上がっているということは癌細胞が増殖しつつあるということ。

 「決して安心できる状態ではありません。今後の治療をどうされて行くかは決められましたか。」
 「それがねえ、癌と言われても手術後の喉元に違和感があるだけで、それ以外は以前と何も変わらないので・・・。」
 「そういうものですよ。奥様は何かおっしゃっていないんですか。」
 「特になんにも。」
 「えー! なにも! それなら藤井さんが自分で決めるしかないじゃないですか。」
 「たしかにそうなんですけど・・・。」
 「ほかの病院で一度話を聞かれるのもいいと思いますよ。」
 「私の友だちに兵庫県の方がいて、『神戸に甲状腺専門病院があるので、一度診てもらったら』って言ってくれてるんですよ。」
 「はい、隈病院ですね。ちょっと遠いけど、一度行ってみられますか。それはそれでいいと思いますよ。」

 この話に出てきた「兵庫の友だち」は、実は友だちでもなんでもなく、このブログにコメントを入れてくださった方。まさかこのブログがこんなところで役に立つとは、思ってもみませんでした。

 ということで、鞍馬口医療センター耳鼻咽喉科の?医師に紹介状を書いてもらい、神戸の隈病院に行くことになった。もうちょっと先の話だけれど。

 ああ、モラトリアムモラトリアム。
 癌治療に「猶予」などあるんでしょうかねえ。
 さて・・・。
     ◇     ◇     ◇

◎当病院での甲状腺疾患に対する治療方法(隈病院ホームページより)

■甲状腺癌の遠隔転移の病変に対する放射線性ヨウ素内用療法(アイソトープ療法)

肺、骨などに甲状腺癌(乳頭癌、濾胞癌)が遠隔転移を起こすことがあります。この時に行うのが放射性ヨウ素による放射線性ヨウ素内用療法(アイソトープ療法)です。

甲状腺の細胞は、甲状腺ホルモンの原料であるヨウ素という元素を細胞内にとりこむ性質をもっています。甲状腺癌の細胞も、甲状腺の細胞と同じようにヨウ素元素を取り込む性質を有している場合があり、その性質を利用して遠隔転移(多いのは肺や骨)を起こしている癌に対して行う治療です。

このヨウ素元素には、放射性同位元素(アイソトープ)といって放射線を放出する種類のものがあります。甲状腺を全部摘出した後に、この放射性ヨウ素を投与すると、転移をおこしている癌細胞がヨウ素元素を取り込む性質があれば、シンチグラフィーで検出されますし、放射性ヨウ素を大量に使用することによって癌細胞を破壊することが期待できます。遠隔転移を起こしている病巣を外科的に切除できるのであれば、それが優先されますが、切除不可能な病変、多発性の転移などの時には有効な治療と考えられます。


•放射線を使用しますが、アイソトープ(131I)のカプセルを服用するだけです。
•体外から放射線を当てる外照射ではありません。体の内部から放射線を当てるので内照射と言います。
•甲状腺全摘術をすでに済ませていることが前提です。
→甲状腺組織が残っていると、服用したアイソトープは正常の甲状腺組織に全て入ってしまい、癌の組織には入らないからです。
•甲状腺ホルモン剤の補充をいったん中断してからカプセルを服用します。
→甲状腺の癌細胞はヨウ素を取り込む力が弱いので、脳下垂体のホルモンであるTSHを増加させる必要があるからです。
大量のTSHが存在するとアイソトープが癌細胞の内に取り込まれやすくなります。
•内服したアイソトープ(131I)が転移の部位(肺、骨など)に取り込まれると、131Iから放出されるベータ線が、その組織を破壊します。アイソトープが取り込まれる可能性は高齢者の癌より若年者の癌が高いようです。
•アイソトープの副作用はほとんどありません。
•この治療にはアイソトープ使用の許可を得たアイソトープ病棟のある特別の施設が必要です。当院ではこの施設を完備しています。
 

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【RUN】

 夕方6時すぎから、ひとっ走り。
 いつもの十王堂橋往復5km。

 なぜか分からないが、今日はすごく軽快に走ることができた。いつもこんなんやったらええのになあ。
 5分29、5分26、5分27、5分14、5分12で26分49秒。

 2月11日の「出雲くにびきマラソン」は10kmに申し込んでいたのだが、私一人で出店ということになったのでDNS。今は体調がいいのに、こういう理由で出られないのは無念。
 翌日12日が「武庫川ロード記録会」なので、走りに行きましょうかねえ。でも、出雲からの帰りの雪道がねえ・・・、どうなるか。

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【今日のきく】

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 今日も「京都キャロット」終了の7時に、ヨメさんときくをお迎え。
 私の車が店の前の駐車場の到着すると、きくは大喜び。

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 「はよかえろー、はよかえろー。」
 入口前でのアピールがきつい。(ピンボケです。)

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 「もうちょっと待ってな」と言うと、かしこー待ってるきくちゃんでした。

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2017年02月05日(日)

京都走ろう会例会〜ぬかるみラン〜 [ランニング]

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 「こんな寒い雨の日でも走りたいっていう変わった人がいるんやろうなと思って来てみたんやけど、やっぱりいやはったわー」と平田さん。
 というより、平田さんのご自宅は会場からかなり遠く、いつもバイクで来ておられるのに、今日はどうやって来られたのかとそっちの方が心配になった。

 今日はランナーが6名だったので、役員さんのほうが多い。「ちょっと変わった」少数派の私たちのために、お世話をしてくださった役員の皆様、どうもありがとうございました。

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 雨でなければ「京都キャロット」の商品を持っていき、プチ出店をさせてもらおうと思っていた。でも、朝からきつめの雨。

 今日は「木津川マラソン」で、雨をしのぐところが全くない堤防上を何千人ものランナーが走る(フル2500人、ハーフ1500人)。「木津川マラソン」の売りは「制限時間なし」なので、時間がかかるランナーが多い。ああ気の毒と思ってしまう(ランナーよりも役員さんが)。

 スタートとなる10時すぎ、雨が一段と強くなった。私も含め、みなさんアップなしの本番の模様。

 10kmに私、中嶋さん、斉藤さん。5kmに最近入会された熊谷さん。1.4kmに佐藤光一さん。あと岩田さんは何キロだったんでしょう。

 今日は10kmを44分が目標。ただ、降り続いている雨のせいで、河川敷はドロドロ。滑らんように気を付けて走らんなん。

 今日は雨のため出雲路橋の真下をスタート。
 スタートダッシュで飛び出したが、すぐ後ろに足音が。葵橋に着く手前で、その足音の主が私を追い抜いて行った。中嶋さんでした、好調です。
 「今日が敗北記念日になるんかー」と思いつつ、できるだけ離されないようにがんばった。

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 南折り返し(丸太町橋、約2.4km)で10分30秒。
 ここから始まる上り5kmをがんばれば、44分台が狙える。

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 2番手を走る私を見て、斉藤さんはビックリされてなかっただろうか。
 「ついにこの日が来たか」と。

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 ていねいにごあいさつしてくださった熊谷さん。まだ50前だそうだ。

 中嶋さんとの差はなかなか縮まらなかったが、4kmあたりでやっと追いつき抜くことができた。あとは逃げろや逃げろー。以前だいぶ差をつけたつもりが、ゴールして振り返ったらすぐ背中に迫られていたということがあった。

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 出雲路橋に戻って約4.8km、21分40秒(11分10秒)。
 後半のほうが約5.2kmと長いので、早くも44分台に赤信号。

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 佐藤光一さん。
 雨でも雪でも必ず来られています。若々しい姿、かっこいいです。
 (1.4kmではなく3.1kmを走られたようです。)

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 岩田徹さん。
 私らと同じ向きにスタートされたと思っていたのに、会わなかったということは、北向きに走られて戻って来られたのでしょうか。
 (いつもの5kmコースを走られ、橋の下スタートのため4.8kmで参考記録に。)

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 北折り返し(御薗橋、約7.4km)、33分50秒(12分10秒)。

 最後の下り約2.6kmを11分10秒以内で行かんと45分台になってしまうんや。
 ここからわき目もふらず、写真も撮らず、走って走って天国へー。あっ、ちゃうちゃう。
 
 ゴールは45分13秒。力及ばず。
 ゴールして振り返れば、すぐに中嶋さんがゴール。御薗橋折り返しでは10秒以上離していたはずなのに・・・。あぶなかった。

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 今日はゴミ袋をかぶって走った。
 雨はきつかったけど、それは走る妨げにはならず。それよりもぬかるみ。さすがに前半はよけてよけて走ったが、それでだいぶ体力消耗してしまった。
 後半、芝生部分を走った時に滑ってこけそうになった。そこからもうぬかるみを気にせず、ビシャビシャとハネを上げながら走った。

 ぬかるみがもう少しましだったら、楽々44分台は出ただろう。でも欲張らず。
 こんな厳しい条件の時にお世話をしてくださった役員の皆様、ほんとうにありがとうございました。

 4分20、4分17、4分32、4分25、4分42で5km22分17秒。
 4分45、4分42、4分39、4分30、4分17で10km45分13秒(22分56秒)。

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 着替えるのがめんどくさかったので、ぬれた服装のまま家へ。
 ヨメさんはまた学校へ自習しに行っているので、私一人でインスタントラーメン。体が冷え切っていたので、すごくおいしかった。

 ラーメン食べながら「別大毎日マラソン」テレビ観戦。
 中本健太郎選手(安川電機)が2時間09分32秒で優勝。
 復活しましたね。私の好きな選手なのでうれしい。

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2017年02月04日(土)

「風病」ラン [ランニング]

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 「このごろな、痛いとこがコロコロ変わっていくねん。2日単位くらいでな。これってどういうことなんやろう。」
 「それは東洋医学で言う『風病』かも知れんなあ」とヨメさん。

 風病(ふうびょう)・・・風の気にあたって起こると考えられた病気。かぜのやまい。ふびょう。

 なんか、それとはちがうような気がするが。このごろ、痛いところがコロコロ変わる。最近では、左腰が痛んだ2日後に右腰痛、左肩が強烈に痛んだかと思えば翌日に右肩、その翌日には左ふくらはぎ、そしてその2日後にまた右腰痛・・・。
 同じところがずっと痛み続けるよりはいいんでしょうかねえ。

 今日も父のお見舞いラン。
 家を出るのが遅くなってしまい、父の夕食が始まる6時に間に合いそうになくなってしまった。

 上賀茂神社まで2.9km、14分27秒。
 ここで5時30分。バス停の時刻表を見ると、5時34分発の千本通を南下するバスがあった。これに乗ったら6時に間に合うかもしれないと思い乗ることにした。

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 ところがどっこい、バスて遅いんですね。
 上賀茂神社から約5km、千本丸太町まで27分。これやったら走って行った方が速かったかも。

 千本丸太町から中央病院まで、1.63km、8分28秒。

 病院に着いたのが6時5分ころ。「遅なってしもたー。」

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 病室に入ったのは6時10分。もう夕食が始まっていた。

 「おとちゃん、それはあかんわ。」
 父は一人で食べようとがんばっていたのだが・・・。その姿はあまりにも悲惨で、父の名誉のためにもそれを描写することはできない。

 「食べさしたるわ。」
 「おー。」

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 ちょっと時間がかかったけれど、完食!
 よかった、よかった。

 そのあとまたいろいろしゃべったのだが、元気がない。
 唯一、また走ってきたという話の時だけ大笑いしていた。半分はバスに乗ってきたのだけれど、それを言うとガッカリすると思ったので、、全部走ってきたことにしておいた。

 「おじいさん、こないだはしゃべってしゃべって笑て笑てやったのに、今日は元気がないなあ」と言っていると、それを耳に挟んだ看護師さんが「今日ちょっと熱があって」と教えてくださった。インフルエンザとちごたらええんやけど。

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 7時前、病院を出発。
 バスに乗って帰るくらいなら、走って帰ったほうがまし。

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 いつも同じコースではおもしろくないので、今日は今宮神社経由で帰ることに。

 帰りは9.28km、54分09秒。ほとんど上りの割には、キロ5分50秒ペースとがんばった。まあまあです。

 さて、どこが風病?

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【今日のきく】

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 今日の昼散歩は、京産大体育館。

 きくちゃん、ここが大好き。 

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 また裏山に入ったろと思ったが、その手前にたくさんの学生さんがおられたのでやめておいた。
 でもこんなに見事な晴れ空のもと、いつもとちがうところに散歩が行けただけでも、えーやん。

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 ご近所に、こんなにかわいいネコちゃんが・・・。
 「ネコオブザネコ」って感じです。この先も堂々と生きていってねー。

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2017年02月03日(金)

雅ている [雑感]

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安野さんがスケッチしたとみられる花背の集落。寒波の影響で雪景色となった=京都市左京区、伊藤菜々子撮影

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安野光雅「花背」=「洛中洛外」(産経新聞出版)から

◎朝日新聞1月26日夕刊・都ものがたり

   安野光雅 友と行った京都・花背

 「花背(はなせ)峠を越えると小盆地が連続している。このあたりは江戸期にあっては天皇領であった村が多く、家々の屋根は檜皮(ひわだ)ぶきで、どこか雅(みやび)ている」

 司馬遼太郎が「街道をゆく」の中で、京都市左京区の花背地区についてこう記したのは1972年のこと。当時、挿絵を描いていたのは須田剋太(こくた)だったが、91年からは画家の安野光雅(90)が担当した。その安野のお気に入りも、花背の風景だという。

 叡山電鉄の鞍馬駅あたりからさらに北に進むと道は急に細くなり、薄暗い森を抜けてゆく。つづら折りの花背峠を過ぎ、開けたあたりが、別所と呼ばれる地域だ。

 安野がここを初めて訪れたのは、75年の秋。東京都小金井市で近所づきあいをしていた動物行動学者の日高敏隆(1930〜2009)が京都大に赴任し、左京区に構えた家を訪ねたのだった。

 著書「チョウはなぜ飛ぶか」などで知られる日高とは不思議に馬が合った。安野も昆虫好きだが、むしろ日常の会話を楽しんだ。

 そんな日高から、「せっかく京都に来たんだから、鞍馬にも行ってみよう」と誘われ、日高の妻、喜久子(75)が運転する車で鞍馬から花背を走ったという。

 「京都にこんなところがあるのかと思った」と安野は振り返る。「京都市街の観光地はノーサンキューで、立て込んでいる場所は絵にも描きにくい。その点、花背には、かやぶきの家が残り、伝統を大切にしているように思えた。京都を控えているからではないか」。「雅ている」という司馬の記述ともどこか重なる指摘だ。

 以来、「花背に行かないと、京都に行った気がしない」と、機会があれば足を運んだ。最近では2010年の12月、別所あたりでスケッチを試みた。

 喜久子によると、日高もまた花背を愛した。中でも冬。枯れ山に見えても、春の到来を待つ生き物のうごめきが感じられるからだという。10年に冬の花背を訪れた安野が翌年発表した絵も、冬を耐えた草木が芽吹いたような新緑あふれる風景だった。

 毎冬、花背は何度か雪に包まれる。しかしその下では、確かな命が胎動している。=敬称略(編集委員・大西若人)

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 <安野光雅(あんのみつまさ)> 1926年、島根県津和野町生まれ。小学校教員を経て画家に。多くの画集、絵本がある。文化功労者。

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■あんない

 京都バスで、「出町柳駅前」から「別所上の町」までが約1時間10分。工房や多目的ホール、休憩所などがある「山村都市交流の森」近くの「花背交流の森前」までは、さらに約20分かかる。

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 うれしいねえ。
 私のふるさと花背別所町が、新聞に取り上げられていた。それも、かの有名な安野光雅さんのお気に入りとは・・・。

 「花背」と言われると、私たち別所人は別所と広河原の中間の「大布施・八桝・原地」の総称だと思っている。自治会もこの3地区で1つ、旧小学校区もこの3地区で1校だった(八桝小学校)。
 だから、ガイドブックなどで「花背」が取り上げられていても、たいていは別所よりもさらに北に入ったこの地区のことがほとんど。別所は、その字の通りそこらとは別の所なんです。

 そして、さすがの司馬遼太郎氏。
 「どこか雅ている」とは鋭い。

 別所人が一番よく使う言葉は「たもれ」。「食べてたもれ」とか「ゆっくりしてたもれ」とか。とても山深い片田舎で聞く言い回しではない。
 そして、「そち」。これは「うち」に対する言葉で、「あなた」とか「あなたのおうち」という意味で使う。
 司馬遼太郎氏は、こういった言葉からも「雅ている」と感じたのではないだろうか。

 私の95歳の父・善一は、この「雅ている」別所を代表する人間と言っても過言ではない。息子の私は、全然「雅ていない」似ても似つかん人間になってしもたけど・・・。

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