パオパオだより

2016年11月28日(月)

「私のために生きて!」 [私の好きな人]

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 「これからは私のために生きて!」
 「えっ?」
 「死んだらあかん、生きといて、私のために。」
 「はっ、はい・・・。」

 今日も午後7時に「京都キャロット」店舗が終了。晩ごはんのおかずがないということで、ヨメさんときく連れで食材調達。御園橋西詰の「フレスコ」に行くつもりが、ボーとしていて通過。戻るのも大変なので、左折して生協へ。 
 そこで「あー」と声をかけてくる女性あり。なんとまあ、めったにお会いすることのない「かもなす・由美さん」。ほんまにほんまに奇遇です。

 「やっと『パオパオだより』見られるようになってなあ。病気、たいしたことなくてよかったやん。」
 「いえいえ、まだどうなるか分からへんのですけど・・・。」
 「死んだらあかん、生きといて、私のために。」

 かもなす・由美さんとは、特別深い関係というわけでもない。でも、今までずっとずっと私のことを応援してきてくださった。こんないいかげんな私なのに・・・。
 たぶん由美さんは私の上の姉と同い年。そして、弟さんもおられる。私の姉が、どうしょうもない弟をかわいがっているのと同じような感覚なのかも。

 今日は生協の入り口で、ふたり「沖縄話」で盛り上がりましたねえ。
 「私のために生きる」、これはかなり難しいかもしれないけれど、生きている限りは人を楽しませて生きていきたい。やりますよ、この先も。「またなにアホなことをしてんにゃな」っていうことをね。期待してくださいね、由美さん。

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【今日のきく】

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 今日は朝から、昨日の雨でぬれたテントやブルーシートを干さなければならなかった。その数、全部で8枚。「京都キャロット」店舗のフェンスに並べて行った。ぬれていると重くて、かなりしんどい作業だった。

 それが終わり家に帰ると、きくの「鼻グイグイ」。
 通訳すると、「オッサンヒマそうにしとるんやったら、お散歩に連れて行かんかい、こんなかわいい私を!」

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 大きい公園で「きくの石垣ジャンプ」写真に挑戦。
 なかなかむずかしい。空中を跳んでいるところを撮りたいのになあ。

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 きくちゃん、今日はちょっとお腹の調子がよくなかったみたい。

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 丘の上から下界を見下ろすきく。

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 ここもいつまでも建物が立たへんかったらええんやけど・・・。

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 「シェパードアングル」の写真。 
 これはええのん撮れました。

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 夜の散歩も行きましたよ〜ん。

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 きくが近づきすぎた失敗写真。

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 ネコちゃんがいないか探しています。

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 すべり台は好きやけど、ここのすべり台は高すぎて無理!
 でも、いっぺんきくを抱っこして滑ったろかしらん。

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【RUN】

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 明日はまた寮の管理代行のバイトなので、今日少しでも走っておかなくては。
 明るいうちに走りたかったが、なんやかんやで夕方6時。もちろん暗くはなっていたが、寒さはましだった。いつもの岩倉・十王堂橋往復5km。
 5分40、5分40、5分47、5分28、5分35で28分12秒。
 ゆったりペースで走ることができた。(キロ5分40秒は、フルだと4時間ペース。)

 今日は、横断歩道上でバイクのおねえさんにひかれかけた。顔がこっち向いていたので止まってくれると思い込み、そのまま進んだらドンピシャ。向こうもこっちが止まると思っていたみたい。
 「横断歩道上で止まるかい!」

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 もうひとつ。
 うちらの辺は歩道が広いのはいいのだが、車道側に傾斜している部分がやたら多い。車の出入りのためにそうしてあるようだが、車優先ではなく人優先ならこれは必要ない。今時シャコタン車に乗っている人もいないだろうし、車は段差のあるところを通らせたらどうだろうか。
 「歩道は傾斜をつけずに平坦」というのを守ってほしい。普通の車いすランナーの下山さんも、この傾斜のあるところを走るのは大変とおっしゃっていた。
 視覚障害ランナーの伴走も、伴走者が左に付いた場合は視覚障害ランナーに右の傾斜地を走ってもらうことになってしまう。これはまずい。
 それを反対にすると、視覚障害ランナーが「ボコボコ」音のする溝蓋の上を走らなければならない。そうなると、「車道を走った方がましか」ということになってしまう。

 歩道は人のためのもの。そこを横切る車は多少の衝撃や不具合はがまんしてもらいましょう。

 「傾斜をなくし、だれもが通りやすい歩道に!」

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2016年11月27日(日)

第37回瀬戸内海タートルフルマラソン [ランニング・出張販売]

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 一日中雨の天気予報。
 小豆島は、5月の「オリーブマラソン」と11月の「瀬戸内海タートル」と年に2回、今まで50回以上来ているはず。小豆島は雨がすごくめずらしく、この2大会当日が一日中雨という予報は初めてだと思う。
 その天気予報が当たりました。一日中やむことのない雨。一日中カッパを着たまま。土山マラソンでいただいたスタッフ用キャップが、こんなところで役立つとは思いませんでした。

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 朝5時50分起き。
 いつもはコンビニに寄ってから会場入りするのだが、昨日の晩ごはんの残りのおにぎりがあり、私が買ったパンもある。
 宿泊先が土庄港の近くだったので、会場の町役場まではすぐ。
 雨が降る中、自前の簡易テントを前に出させてもらい商品を並べて行った。

 私は今年で3年連続申し込みに遅れ、また走れない。
 でも今日の雨模様を見ていたら、「走りたいなあ」という気持ちにはならない。これでよかったのかも。

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 9時半に最初の種目「フル」がスタート。

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 天気予報では一度も雨はやむことはない。
 走り続けられる人は平気だろうが、途中歩いてしまいそうな人にとっては最悪の天気。どうか無理のないように・・・。

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 フルのスタートの10分後に「ハーフ」のスタート。
 こちらには知り合いがたくさん出ているので、ウロウロしながら探してみた。
 岡山の海部さん発見。お隣のでっかい方は娘婿さんだそうだ。寒さに強そう。

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 桑田・村松ペア発見。
 桑田さんが雨にも全然めげておられなかったので安心した。

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 毎年この「ハーフ」の参加者が一番多い。

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 雨のレースの伴走もかなりむずかしそうだが、ベテラン村松さんなら何も心配することはないでしょう。

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 ウルトラランナー・貝畑和子さん発見。超久しぶりにお会いします。
 ハーフのランナーの伴走を務めてられた。

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 ハーフの10分後スタートの「10km」に出られる滋賀の小川さん。
 73歳でランシャツランパン姿とは・・・。
 私と同じで暑がりなんかなあ。

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 3種目ともスタートしてぐるっと回って、またスタート地点近くに戻ってくる。
 ここに待っていたら、もう一度応援ができる。

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 小川さん発見。
 何やら様子がおかしい。
 「チップつけるの忘れてしもた。」

 やらかしましたね。
 私もだいぶ前に一度やらかしました。スタート地点で気づいて、あわてて付けに返ったことも何回かある。シューズに着けるチップは面倒なので、全部ナンバーカードについてるタイプにてくれたらいいのに。

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 あたたかいにゅうめんのサービス。
 今年はちょっとお汁がからかった。
 でもタコ入りでおいしかった。

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 ウインドブレーカーの上にカッパ。
 カッパは安もんなので、だんだん雨がしみてきて寒かった。

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 展示しているウエアの下でにゅうめんを食べるますみさん。
 ネコちぐらに入っているネコちゃんみたいやねえ。
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 10kmがスターとして1時間がたったので、小川さんを探しに行った。

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 1時間17分くらいでゴール。
 体調が悪いとお聞きしていた割には元気そうだった。
 私が途中で声をかけたら、「早う戻って商売せんな」と言い返してはったくらいですから。

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 ハーフのランナーがゴールするころ、この日一番きつい雨。ちょっと応援にはよう行かんかった。
 ゴール後の桑田・村松ペア発見。さっそくにゅうめんをいただいてはりました。
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 フルのスタートから4時間ほどになり、走友・三宅文彦さんが帰ってくるころ。
 ゴール前にのひと踏ん張りをしてもらおうと探しに行った。

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 ゴールまであと2kmのところまで走って行き、しばらく待ったが現れず。
 「もっと速くゴールしやはったんかもな」と思い、戻ることにした。

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 残り1kmのところに立派なお寺があった。
 せっかくなんで見学。

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 「小豆島霊場第五十三番 喜多山不動院 本覚寺」(ホームページより)

本覚寺は、ギネスブック認定の土渕海峡の西の端、土庄港より湾を挟んだ丘の上にあり、とても眺めの良いお寺です。
境内にはイチョウやサクラなどが植えられていて、季節を感じる事ができます。
全国的にも珍しい五大力明王をご本尊とし、インドの、ネール元首相など10万人の髪の毛の刺繍で造られた世界で唯一の仏様である一髪観音が奉られています。
この一髪観音が奉られている観音堂は、常は鍵をかけておりますので、ご参拝の折にはお声掛けをいただければと思います。

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 雨の中ゴールしたランナーは、少しでも早く帰りたい。体が冷え切ってしまっているので、お店をのぞく余裕ある人はいない。ハーフまでならまだましだが、フルをゴールした人はもうまったく見に来られなかった。
 早く片づけてしまいたかったが、午後3時ゴール閉鎖で、会場内車両進入は3時半から。とりあえずすぐ積めるようにだけ整理し、3時半に車を入れて積み込んだら20分ほどで終了。
 4時半のフェリーも間に合う早さだったが、父の誕生日プレゼントも買わんなんかったので「マルナカ」さんへ。ちょっとだけ買い物をし、土庄港へ。

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 5時半発のフェリーはびっくりするほどガラガラ。
 車は5台くらいだけ。みなさん、早う帰らはったんですね。
 これでは後半売れへんはずやわ。

 まあ上手にテントを張って、シートも張って、商品がぬれへんようにできたのがまだ幸いやったかな。今年降ったら、もう当分雨はないやろう。そう思っとこ。

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 西宮が事故渋滞と表示が出ていたので、三木SAで夕食。
 小川さんの奥さんからいただいたサンドイッチを食べたので、そんなにお腹は減っていなかったが急いでも仕方ない。

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 家に着いたのは10時10分。
 いつもならきゅんきゆん言いながら出てくるきくが、ぬぽーと出てきた。
 夕方まで廉が世話をしてくれていたので、そのあと安心して寝てたみたい。きくの平穏が保たれて、廉ちゃんに感謝です。

 さて、来年はどうなることやら・・・。

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2016年11月26日(土)

第37回瀬戸内海タートルフルマラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]

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 今日はヨメさんが模試のため、私一人で前日受付の出店。 12時40分土庄港着で、一人で商品を並べ、だいたい全部出し終わるのに2時間ほどかかった。

 いつも声をかけてくださる岡山の海部さんが、「ひとりでようがんばって出したなあ」とほめてくださった。そうなんです。私なりにものすごがんばったんですよ。

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 朝7時、自宅出発。
 新岡山港まで約220km。スムーズにいけば10時半発のフェリーに間に合うかもと思ったが、毎度おなじみ宝塚トンネルの渋滞でわずかに間に合わず。
 フェリー乗り場でゆっくりうどんを食べ、11時半発のフェリーへ。

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 一人でフェリーに乗るのも初めてやねえ。
 何もすることがなかったので、家から持ってきた新聞を読んでいた。

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 12時40分、土庄港到着。
 ここのフェリーターミナルが前日受付場所なので楽。
 そうそう、この大会もいつのまにかナンバーカード先送りになったようで、「受付」ではなく「参加賞引換」になっていた。

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 雨さえ降っていなければ広々と並べられる。
 真ん中に通路を確保して、駐車場側にシューズ、ターミナル側にウェアを並べた。これで見やすくなっていると思う。

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 落ち着いたところで、1枚自撮り。
 去年は寒かったが、今年は雨が降る前のせいかそれほど寒くはない。

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 4時ごろ着のフェリーで、すごくたくさんの方が見に来てくださった。
 この時がピーク。覚えとかなあかんね。

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 出港する船とカラーテープ。いいですね。 
 沖縄・西表島の船浮を思い出す。

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 岡山のウルトラランナー・村松達也さんがご来店。また、伴走役をされるそうだ。
 村松さんとは、1991年の「別府熊本140kmレース」で一度ご一緒させてもらっただけの仲。それなのにずっと覚えてくださっていて、見つければ声をかけてきてくださる。
 知る人ぞ知るウルトラマラソン界の超エリートの村松さんと、ウルトラ16回連続関門収容という情けない記録を持つパオパオ。この同い年の二人の会話が弾む弾む。
 今年10月には、地元で70kmのトレイルランを主催され、来年以降も続けていかれるそうだ。出れるもんなら出てみたいけど・・・、無理かなあ・・・。

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 曇り空だったので、日が暮れるのが早い。
 もう5時過ぎから片付け始めた。

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 6時半にはすべて積み込み。
 出すときはまだ元気だったが、さすがに一人で片付けるのはつらかった。

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 「参加賞引換」も6時までだったので、ターミナル内もひっそりしていた。

 ヨメさんが乗ってくるフェリーまでまだだいぶ時間があったので、先に宿まで。
 今年はいつも泊めていただいていたところがいっぱいで、素泊まりの宿しか取れなかった。でも、港のすぐ近くなので便利。

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 車を宿の駐車場に置き、ちょっと休けいしてから港へ。
 ヨメさんは7時15分着のフェリーに、余裕で間に合ったそうだ。あわてずにすんでよかったね。

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 せっかくなんで、ターミナル前のいつもの「赤犬」と記念撮影。

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 そのまま、宿のおばちゃんに教えてもらった居酒屋へ。

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 港のすぐ近くだが、ちょっと奥まったところなのでお客さんは少なかった。

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 メニューは豊富だが、時々「今日はないのよー」というものもある。
 そら、島やからしょうがないわねえ。

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 立派な古民家風の建物で、落ち着いた雰囲気でよかった。

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 タコのから揚げ、うまかったー。

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 食べ終わって、すぐ近くのコンビニでデザートを買って宿に帰った。

 最初泊まっている人がほとんどいないのかと思っていたら、若い人が次々とやってきた。素泊まりにしてはちょっと割高な気がしたが、若い人はお料理付きよりこんなとこのほうがいいのか知らんと思った。

 家のビデオの調子が悪く、「路地の声 父の声〜中上健次を探して〜」を12時まで見てしまった。見てよかった。もっともっと中上作品を読もうと思った。
 明日は走らんから、睡眠時間短くても平気です。雨の予報やけど、販売のほうをがんばらんとね。

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2016年11月25日(金)

高校駅伝男子復路ラン [ランニング]

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 今日は寮の管理代行のバイトから朝帰り。
 午後は明日からの出張販売の準備。そのため、午前中に走っておかなくてはならない。

 予定していた通り、今日は高駅伝男子の復路(4区〜7区)を走る。
 まずは、3区から4区への中継所である国際会館前へ。家から約2.7km、14分40秒。

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 こないだは試走に来ていた高校生がいたが、今日は誰もいなかった。
 9時半、国際会館前をスタート。
 スピードを出しすぎないように、ロングタイツをはき上着を着て。

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 今日も月曜の「顔面滑り込み」の時とはちがうシューズ、ちがうウェアで。

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 9時30分、国際会館前の第3中継所をスタート。
 高校男子4区は3区のちょうど反対の約8.1km。

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 白川通の跨線橋。
 ここを上って下りたら、あとはほとんど下り。

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 そのちょうど中間あたりが造形大。
 きれいなトイレがあるので、3区4区の応援をされる方は覚えておかれるといいでしょう。

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 こういうポスターは撮っておかないと・・・。

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 別の意味で、こういう看板も撮っておかないと・・・。

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 丸太町橋を渡ると、あと数百メートル。

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 河原町丸太町の交差点を超えたところが第4中継所。
 8.1km、44分35秒。(キロ5分30秒ペース。)

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 烏丸丸太町から烏丸通を北上。ゆるやかな上り。
 東側の歩道とちがい、西側の歩道はかなり広い。 

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 足腰の守護神をしっかり拝んで・・・。

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 5区3kmは16分19秒。

 ここから紫明通、堀川通、北大路通と6区の最初はジグザグ。

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 北大路通西行きの上り坂はけっこうきつい。

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 時々左大文字が見えるので、それを励みにしながら・・・。

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 北野中学前で5km、27分17秒。

 ここらあたりから最終7区。

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 嵐電・西大路三条駅を通過。

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 五条通を右折すると、ゴールまであと2kmほど。

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 この先が、先日の「顔面滑り込み」現場。

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 ここここ、血まみれの顔で「水を使わせてください」と飛び込んだ車屋さん。その節は、ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。

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 ここですわー!

 あーあー、この長方形のマンホールのふたみたいなやつにすべってしもたんやわ。
 「ちょっとした段差があって」とか言っていたが、段差なんかありませんね。
 こんなとこにつまずいているようでは、伴走不適格者です。最低1時間は集中できるように自己訓練しよう。

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 西京極運動公園到着。
 ここからまだ競技場の中の分があるので、ほんまの勝負は残り500mですかね。

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 一応、噴水前でゴール。
 21.07km、1時間55分33秒。
 (赤信号ごとに時計をとめたので、実際は2時間以上かかっている。)

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 今日はとりあえずこけないように注意。
 復路はほとんど下りなので、楽に走れた。

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 走っていて思ったんですが、こんないいコースをごく一部の選手だけに走らせるのはもったいない。交通規制の関係で厳しいかもしれないが、制限3時間の市民駅伝は実現不可能だろうか。
 例えば、わが「京都走ろう会」の60以上だけでも十分完走可能。松本さん北出さん私が1区3区4区(約26.2km)をキロ4分ペースで走れば、残り4区間(16km)がもう少し遅くとも、全7区間42.195kmを2時間50分くらいでゴールできる。余裕やねえ。「全員60歳以上の部」というのがあれば入賞可能かも。
 こんなおもしろそうな駅伝、実現してほしいなあ。

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 西京極から阪急で烏丸駅へ。
 そこから地下鉄で国際会館駅へ。

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 帰り道も走って約2.7km、15分14秒。

 あー、ええ練習になった。

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 家に帰ると、きくはいつも通り、廉のベッドでふて寝。
 安心のふて寝ですわー。

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【今日のきく】

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 出張販売の荷物を積み込んでいるところを見守ってくれているきく。

 「きくちゃんのごはん代稼ぐためにがんばってんにゃしなー」
 「わかってますがなー。」

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2016年11月24日(木)

京都を世界トップレベルのがん治療拠点に [病院]

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中性子線を使った新たながん治療に用いる装置の試作機を前に握手する吉川府立医大学長、山田府知事、澤村ローム社長、古久保福島SiC応用技研社長(左から、京都府庁)

◎朝日新聞11月23日朝刊

   ■陽子線に加え中性子腺がん治療も
          府立医大 最先端拠点に

 京都を世界のトップレベルのがん治療拠点に―。府や半導体大手のロームなどは22日、中性子線を使うがん治療機器のの共同開発や、拠点となる建物を府立医大(上京区)敷地内に建設することで合意した。同大学では陽子線治療施設の建設も進んでおり、二つの最先端治療の提供をめざす。

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BNCTの概要 出典:ローム

 府などが新たに実用化をめざすのは「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」。放射線治療の一種で、がん細胞だけに集まる専用のホウ素薬剤を患者の体内に点滴で入れ、中性子線によって核反応を起こしてがん細胞を壊す治療法だ。

 今回の合意では、ロームなどが最新の半導体技術を使った中性子線を発生させる機器を実用化に向けて開発を進め、2、3年以内に同大学に新たに建設する研究・治療拠点とともに府に寄付。2020年度を目標に、同大学が臨床試験(治験)を始める。

 開発費の見通しは立っていないが、ロームの負担は「数十億円規模になる」(府幹部)とみられる。山田啓二知事は「府は土地を提供するだけでなので、本来高額な治療だが、府民には安く提供したい」と歓迎する。

 同大学では、陽子線治療や高精度放射線治療などができる全国初の施設を、精密小型モーター最大手・日本電産の創業者で会長兼社長の永守重信氏が約70億円をかけて寄付。来秋完成をめざして建設中だ。

 目で確認できるがんに対するピンポイント攻撃が得意な「陽子線」と、広く転移していたり正常な細胞と入り交じったりして切除が難しいがんに効果が見込まれる「中性子線」。症状によって二つの最先端治療を使い分けることができるようになる。府の担当者は「京都を、世界トップレベルのがん治療拠点にしたい」と意気込む。

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「SiC-BNCT」の中性子線照射装置イメージ 出典:ローム

   ■ローム、機器を小型化

 BNCTをめぐっては、大阪医科大や筑波大、国立がん研究センターなどが実用化に向けた研究や準備を進めている。原則1回の治療で済み、副作用も少ないというメリットがあるため、開発競争が激しい。

 これまで治療できる施設は原子炉を持つ研究機関に限られていた。だが最近は、中性子を生み出す全長5〜6メートル、重量も数十トンの加速器と呼ばれる機器が開発され、比較的取り組みやすくなったという。

 今回、ロームなどが開発した機器は、さらなる小型化に成功している。全長50センチ前後、重さは50キロ以内。複数の機器を並べて様々な方向から中性子線を集中的に当てることもできるようになった。

 また、これまでのBNCTでは治療できる範囲が体表から6センチ程度だったのが、25センチほどまで広がり、治療能力の向上が見込まれるという。小型化により、将来各地の病院にも普及しやすくなる。

 同大学の吉川敏一学長は「膵臓がん、胆嚢・胆管がんは見つかったときにはすでに転移していることが多い。それを治療する協力なツールになる」と期待する。
          (岡本智)

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 今日は寮2(出町)24時間。
 また、朝日と日経を読みふけっていた。

 これはうれしいニュースかな。
 甲状腺がんにも使えるんでしょうか。

 ただし、高額ちゅうのがねえ・・・。
 オプジーボよりは安いんやろか。

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2016年11月23日(水)

今日の顔面 [雑感]

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

 顔面滑り込みからの復活。
 この治り具合を毎日写真に撮ったらおもしろいやろなあと思ったが、なんせ元々の顔がおもしろくない。「今日の顔面」シリーズ化は断念。

 今日は寮1(二条)17時間。
 傷だらけの顔は中上健次にも引けを取らないと思ったが、寮生をビビらせるわけにはいかない。マスクをしておとなしく。これでほとんど分かりませんよね。

 ところが、料理長の○本さんは鋭い。
 いきなり、「どうしたん?」
 「走ってて、こけたんです。」
 「ほんまか、だれかと殴り合いのけんかになったんちゃうん?」
 「いやいや、この歳でそれはないですわ。ヨメさんにしばかれたちゅうんが一番うけますけど・・・。」
 「しばかれたんとちごて、かまれたんちゃいますか。」
 「ほんま、ほんま。」

 ケガして痛かったちゅうてんのに、人の顔で楽しんでくれますわー。

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

 12時前、家に帰ればうれしい干し柿。
 「干し柿は愛の証」、ますみちゃんありがとう。
 近所の野菜自動販売機で150円やそうです。「安い!」

画像(240x320)・拡大画像(480x640)

 入院中の一時帰宅の時に走った「京都鴨川ゆっくりラン」の完走証が送られてきた。
 おもしろかったなあ。

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「日輪の翼」 [書評]

画像(186x271)

◎朝日新聞テレビ欄11月21日・フォーカスオン!

   路地の声 父の声〜中上健次を探して〜  Eテレ 26日夜11時
          オバたちの語りの強さ

 作家・中上健次(1946〜92)は故郷の和歌山県新宮市の被差別部落を「路地」と呼び、そこで繰り広げられる濃密な人々の営みを、「枯木灘」や「千年の愉楽」といった作品で描いた。その路地の生の「声」が、このほど見つかった。

 家族が保管していたカセットテープの中に、中上が36ログイン前の続き年前に路地の老婆5人に聞き取りをした様子が収められていた。26日夜11時からのETV特集「路地の声 父の声〜中上健次を探して〜」(Eテレ)で、それを聞くことが出来る。

 路地で、老婆は「オバ」と呼ばれる。同和対策事業で路地が解体されていく中、オバたちの「生」を記録したいという思いが中上にはあった。塩田純プロデューサーは「女郎として売られ、14歳で私生児を産んだというような過酷な身の上話と、その中でも助け合って生きる豊かな共同性が記録されている」と話す。まさに中上文学の世界だが、作品としては、この聞き取りは「日輪の翼」に生かされているという。

 中上作品の魅力の一つは、会話で駆使される方言にある。それだけに、オバたちの語りそのものも気になる。「過酷な時代を生き抜いた文字なき人の語りの強さがある」と塩田さん。

 番組では、中上の長女で作家の中上紀さん=写真=が、オバたちの遺族や関係者を訪ねる。作家の星野智幸さんや、「日輪の翼」を舞台化したやなぎみわさんとの対話も交え、中上がどのように文学世界を作り出したか読み解く。

 「中上文学を知らない人でも、かつて路地という世界があり、そこで生きた人たちが、どれほど豊かで強い言葉を持っていたかを感じてほしい」と塩田さんは話す。

 (滝沢文那)
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画像(320x229)・拡大画像(635x456)

 入院中に読んだ「日輪の翼」の書評が書けていない。
 そらそうやすやすとは書けんわ、被差別部落の「オバ」たちの物語やから。

 今度の土曜は小豆島に出張やし、その日には見られんけどビデオとっとこ。それ見てからやね、書評を書くのは。

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