2016年11月04日(金)
「声で分かる」 [家族]
昨日「丹波ロードレース」の帰りに「花友はなせ」へ。
私のいなかの家の真裏にある、小規模多機能型居宅介護事業所。また、地域密着型介護老人福祉施設 とも言うらしい。要するに昔で言う「老人ホーム」ですね。
父は8月に退院後、ここにお世話になっている。
しばらく会っていないので、私のことが分かるか知らんと心配だった。「分かっとる」と言ってたけど、さてどうだか。
ヨメさんが「私のこと分かりますかー」と聞くと、「声で分かる」。どうゆうこっちゃね。「声で分かる」って?
そのこたえを、ヨメさんはめちゃくちゃ喜んでいた。
「ほらな、おじいさんは私のことが好きなんやわ。」
おじいさんの罠にはまっているだけのような気がせんでもないが・・・。
私は、初恋の琴ちゃんのお母さんである「おイトさん」としゃべれてよかった。
いやそれよりも、おイトさんが「善一さんはほんまにええおじいさんやで」と言ってくれはったのがよかったな。話し相手がいて、「ええひと」と思ってもらえていたら、これほどいいことはない。
父はもうすぐ95歳やのに、私とちがってモテモテ。
うらやましいったらありゃしない。
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2016年11月03日(木)
2016京都丹波ロードレース [ランニング・出張販売]
大会役員さんに写真を撮っていただきました。
入院手術後初レース。10月4日の手術からほぼ1カ月。喉の息苦しさはいっこうに楽にならず、追い込んだ練習もできていない。
去年はM55クラスで、3km11分38秒、優勝。
今年はM60クラス。
目標は、あわよくば3km12分切り、あわよくば3位以内入賞。
結果は、3km11分46秒、3位入賞。
スタート地点で走友・内田さんから言われました。
「ここに立てただけで喜ばなあきませんよ。」
ほんまにそのとおり。
これからも欲張らず、私に似合わないけれど「こつこつと」。
毎年、自宅→花背峠→京北町→日吉町を通って丹波自然公園へ。
その距離70km。山道を通るので大変と言えば大変だが、信号がないので快適。いつも1時間20分ほどで到着する。ただ今年はちょっとぐずぐずしていたので1時間半かかり、7時半に到着。
メインのハーフが10時50分と11時スタートなので、みなさんそうあたふたとはされていない。そういう意味でもゆったりとした大会である。
受付前の一番近い駐車場は、8時で満車になったらしい。近くに停めたい方はそれなりに早く出て来なくてはならない。
去年選び損ねた「しめじ」。
今年はゲット!
すれちがった女性ランナーが「しめじにしとけばよかった」と反省の弁。それ、そのまんま去年の私のセリフです。
プログラム、ナンバーカード、参加賞+バナナ。
私が出る3kmは10時20分スタート。
レース前日調整ができなかったので不安だらけ。
9時半ごろからアップジョグ。
いつもはこのアップの時に、体に全然力が入らない状態のことが多い。ところが今日は体が動く。そんなに悲観的にならなくてもいいのかもしれないと思えてきた。
ヨメさんにスタート前の写真を撮ってもらい、丘の上のスタート地点へ。
横からスーッと一番前へ。一応去年の優勝者ということでかんにんしてもらいましょ。
スタート地点には内田さん。いろいろ話した最後に、「ここに立てただけで喜ばなあきませんよ」と言われ我に返った。「ほんま、なにぜいたくなことゆうとんねん」、ちゅうことですよね。
気が付けばすぐ横に中嶋さん。
中嶋さんのハーフは40分もあとのスタートなのに。これは私の応援に来てくださったのだと、勝手に解釈しニヒニヒ。いっつもかわいいワンちゃんがいたら力が湧いてくると言っているが、若いおねえさんもいいですねえ。
気になっていたことも確認しておいた。「例の『いい人がいれば・・・』のところ、削除しなくてもよかったですか。」
「あっ、問い合わせありませんでしたか?」
ええわー。なんという抜群の燕返し!
さて、スタートダッシュ。
小さい子らにぶつからないように気を付け、いいスタートが切れた。最初の上り坂を落ち着いて上り、その先の長い下り坂を思い切り飛ばす(3kmはこの下りが勝負のポイント、このスピードをゴールまで維持すること)。
最初の1km、3分49秒。なんと、去年と同じ。
1kmちょっと手前からまた上って、しばらく平坦。
2km地点、7分45秒(3分55秒)。
あとは少し下ってゴールの陸上競技場へ。
残り100mくらいのとこで、後ろから猛然と抜き去っていく・・・、佐々木塾の佐々木さんやないですか。うーん、これで3位入賞は危ういか。
ゴールは11分46秒(4分00秒)。
去年より8秒遅いだけで、見事12分切り(2km3kmと4秒ずつほど遅かったのかな)。
記録証をもらうと、M60クラスの第3位。「やったー!」
これはゴールまで500mほどの地点。
愛妻・ますみさんが撮ってくれた。
今日のユニフォームは「初心に帰る」という意味で、一番古いもの。
赤もけっこう似合いますね。
アディゼロタクミ・センブーストはいい。
3kmからウルトラまで、この1足で行けそう。
優勝は長岡の足立さんで、11分28秒。
55歳から走り始めて、ここまで速くなられたそうだ。
2位は佐々木塾の佐々木さん。
途中私にだいぶ離されていたが、競技場で抜けると思いがんばられたそうだ。たぶん、私に3秒ほど先着されたんでしょうね。
優勝の足立さんに、表彰台の写真をブログに載せさせてもらうことを了承してもらった。そのついでに、「来年勝てるようにがんばります」。なんてー、来年はもう死んどるんちゃうんかい!
足腰異常なし、心肺機能異常なし、ただ喉の調子だけがいっこうによくならない。今日12分以上かかったら、このままズルズルと落ちていくのかもしれないと心配していた。よう踏みとどまりました。これで喉が元に戻ったら、まだまだ行けまっせー。
さあ、次は10kmの応援。
3kmとのダブル優勝を狙っておられる内田さんと、2年連続優勝を狙っているあーちゃん(真樹の中学時代の同級生)にラストスパートをがんばってもらわなくては。
内田さんはすぐに発見。
「うちださーん!」と声をかけると手を振る余裕。
ただ前も後ろもランナーがおらず、いったい何位か分からない。
でも、いつも通りの「魂の走り」を見せてもらった。
次はあーちゃんと思い、残り500m地点あたりに行くと、「あやこ、もう行きましたよ」とお母さん。「えー、去年より3分ほど速いですやん。練習全然してへんゆうてたのに・・・。」
あとであーちゃんが「京都キャロット」のテントに現れた。
「お母さんにカメラ渡すの忘れてたんやけど、おっちゃんが撮ってくれるしええかーと思ってたんですよー。」
「そうか、すまんすまん。それにしても練習なしで去年より3分も速いって、どうゆうこと?」
「ほんまにどうしたんでしょうね。でも、順位は2位でしたけど・・・。」
そうかー、私といっしょで2年連続優勝はならずややったんや。来年はまた、二人とも優勝ちゅうとこを狙おうぜ。
あーちゃんは撮り損ねたが、このブログの常連・三宅文彦さんをゲット。
私が走っていた時は曇り空だったが、やがてお日さんもさしてきてポカポカ陽気になった。
内田さんは残念ながら2冠はならず。
でも、それに挑戦されるだけでも素晴らしいと思う。
このあとはハーフのランナーがゴールして来るまでヒマ。
私は恒例の応援ランに。
10分先スタートのマスターズの部のトップは長谷川和正さん。
2番手は我らが「中年の星」足立浩一さん。
長谷川さんはM55、足立さんはM50クラスの優勝。
おめでとうございます。
最初待機していたところで足立さんを撮り損ね、急いでショートカットして競技場前へ。ええダッシュの練習になった。
スーッと通り過ぎてから気づいた。「吉川さんやん!」
ダッシュに次ぐダッシュで何とか追い抜き、ふりむきざまにパシャ。その割にはいい写真が撮れた。
このブログによくコメントを入れてくださる滋賀の向かい側さん。
きれいないいフォームです。
大会でよく声をかけてくださる西村さん。
余裕の走りに見えました。
速すぎるって、外峯さん。
ブレブレ写真になってしまいましたがな。
「京都キャロット」のお得意様である辻横さん。
「京都キャロット」創業時からのお客様である河野さん。
元あんぱんまん、今は何マンかなあ杉原さん。
次の「岡山マラソン」で自己ベストを狙っておられる堂本さん。
うちで買ってくださったシューズで、必ずや自己ベストを!
ずっとずっと遠くなのに、私を見つけて大きく手を振ってくださった中嶋さん。
もううれしくてうれしくて、おっちゃんは単純やからやられてしまいます。
快調な走りに見えたが、今日はあくまで「福知山マラソン」への調整でしょうか。
ここらあたりから雨がポツポツと。
ショートカットして競技場まえへ。
もう本降り。ランナーのみなさんはずぶぬれ状態。
向こうにちっちゃく見える中嶋さん。
「ラストスパート、行けー!」
おっ、いい感じで追い込んでる。
1時間39分台のゴール。
「でも、ベストより4分も遅かったです」とちょっと不完全燃焼のようだった。
ここまでで急いで出店テントに戻ったが、商品はびちょぬれ。それでも、このあと日差しが戻り、ある程度乾いてから後片付けができた。
車を取りに行ったときにかわいいワンちゃん発見。
上り坂ダッシュ。
「ゼーゼーハアハア、かわいいワンちゃんの写真撮らせてください。」
そう言うと、飼い主さんはすごく喜んでくださった。
「エリー・メス・3歳」
最初は警戒して後ずさりしていたが、私が飼い主さんと楽しそうにしゃべっているのを見て警戒を解いてくれた。かしこい犬なんやわ。
片づけ終わったのは3時すぎ。
会場のすぐ近く、夏にガードマンの仕事で行かせてもらった「やまがた屋」さんで遅い昼食。
一番高い「楽膳黒豆」で980円(税込)。安くておいしい、超お得。
おっとこまえの専務さんもおられたが、ごあいさつもせず出てきた。
豆大福を買って、外のベンチでコーヒーとともに。
ヨメさんは、ミスドのスケジュール帳が欲しいと言ってドーナツを買いに行った。
そこへつかつかと・・・。
「あれっ、○内さん!」
「いやっ、藤井さん、こんなとこで・・・。」
寮1(二条)でいつもコーヒーをおごってくださる掃除のおばちゃんじゃないですか。ダンナさんといっしょに、このあたりにお出かけだったそうだ。
それにしても、こんな微妙なタイミングでよくお会いできたもんです。ご縁があるんですね。
帰りは朝の反対、会場→日吉町→京北町→花背峠→自宅。
いなかの父の家のお隣、木村さんちのネコのクーちゃん。
朝通った時に貼り紙がしてあったので気になっていた。
心配で帰りがけに寄ってみると、「にゃー」と元気な声。
貼り紙は「背中と頭に薬を塗っています」というもの。あー、よかった。
通りすがりの人にもかわいがられて幸せもんよ、クリスティアーノ・ロナウド。
「花友・はなせ」に寄り、父と歓談。
思っていたより元気そうでよかった。
家に着いたのは7時ごろ。
きくちゃんは「すね吉」になってました。
「二人連れでお散歩に行ったるから。」
それでちょっとは機嫌が治ったかな。
やっぱり、まだ「すね吉」が続いてましたー。
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2016年11月02日(水)
目にくま [雑感]
ヨメさんは毎朝きくの散歩をし、朝ごはんを食べ、8時前のバスで専門学校に向かう。このごろ昼間に私が家にいることが多く、きくが「昼散歩」を要求する。
甘やかしたらあかんね。
今日はヨメさんが家を出た直後から、「散歩連れていけ散歩つれていけ」とうるさい。「今さっき、散歩から帰ってきたとこやろな」と言っても、「いこいこ」要求はおさまらない。やっぱり、行ってしまいましたわー。あまあまあま。
でもめちゃくちゃいい天気だったので、きくがそれを私に教えてくれたんやと思っとこ。
お昼すぎ、ヨメさんを国際会館前まで迎えに行き、そのあとお昼を食べに。今日は水曜なので、「京都キャロット」の定休日。
下鴨のインド料理「チャンダー」さんへ。ごはんも付いたランチが850円。
そのとき。
「こうじさん、目にくまが・・・。」
それは、たぶん「ブログ復元」を根を詰めてやったから。
だれのためでもなく、自分のために。
目にくまができても、精神安定優先です。
今日は、明日の「丹波ロードレース」に向けて商品の積み込み。
その間、きくは私の車で待ちぼうけ。
「たいくつじゃー。」
きくは2時間以上、ここで時間をつぶしていた。
夜散歩は、忘れ物があったのでまた店へ。
「これは散歩とちゃう、お仕事やー」と文句を言うきくであった。
「ブログ復元」ほどほどにしとかんと、目がおかしーなるね。
でも、できる限り復元したいんですよねー。
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2016年11月01日(火)
ブログ復元2 [ブログ]
ヨメさんが撮ってくれた「まある好き好き写真」。
ほんまにほんまに、こんなふうに犬に引っ付いて死ねたらなあ・・・。
今日は寮1(二条)。
空き時間はたっぷりあるので、消失したブログの復元にチャレンジ。
やっぱりなんぼ探しても、10月24日の「第28回諏訪湖マラソン・続き」は見つからない。まある君やメルちゃんが大活躍する記事やったのになあ・・・。
それでも、9月の1か月分がほぼ復元できた。
ここでもなぜか、9月25日の「第4回信州駒ヶ根マラソン」の記事だけがどうしても見つからない。fukikoさんに教えてもらって検索した時にはあったのに、どこ行ってしもたんじゃー。
「キャッシュ」ちゅうのがよう分からん。
ヨメさんは、「はよせな、みんな消えてしまうでー」とか言う。
はよせーゆうても無理やちゅうねん。
どなたか、10月24日の「第28回諏訪湖マラソン・続き」と9月25日の「第4回信州駒ヶ根ハーフマラソン」の記事見つけてくださーい!
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【今日のきく】
ハロウィン!
昨日のきくです。
手袋だけでけっこうこわくなる。
深夜に帰ってもちょこっとだけきく散歩に行っていたのだが、今日は寒くてかんにんしてもろた。次はがんばって行くわな。
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2016年10月31日(月)
PET検査結果 [病院]
「余命宣告受けたら、あとは好きなように生きていき・・・。あっ、今もう好き勝手に生きてるやん。何も変わらへんやん」とヨメさん。
「ほんまや、ほんまや」とうれしがる私。
なんちゅうお気楽な夫婦やねん!
(また、[夫婦になった覚えはない!」とかぬかしよんにゃろなあ・・・。)
病院から帰って、ヨメさんにメール。
◇ ◇ ◇
病院から帰って、きくの散歩に行ってきました。○ンコ出ました。
PET検査の結果は、「現時点で」遠隔転移なしです。
土壇場で、いいほうの「ごくまれ」になりました。
ただし、これで終わりではありません。くわしくは後ほど。
◇ ◇ ◇
昨日は一日家に閉じこもり、ブログの復元。腰が痛くなってしまったが、心はだいぶ復活した。
「低分化癌と診断された時点で、転移していると思ってもらったほうがいい」とおっしゃっていたので、どんな結果が出ても受け入れる覚悟はできていた。そうなったら、「旅行の計画を立てるみたいに余命の計画立てたんね」と手ぐすね引いているようなところもあった。
9時すぎ、病院に着くとすごい人。私は9時半の予約だったのだが、待合は座るところもないくらいのぎゅうぎゅう詰めだった。
9時55分にやっと中待合。しかし前の宣告日と同じく、また前の患者さんとのやり取りでざわついていた。そこに、「待たせる時間が長すぎる」とクレームを入れてくる女性もあり。「頼むし、静かにしてくれやー」と言いたくなった。
前の患者さんが出られてすぐ呼ばれるのかと思ったら、ここで間。「あー、これはこないだのパターンやん。先生、言いたくないことを言うのに間をあけてはるんやわ」と不安になってきた。
10時5分ころ、名前を呼ばれ中へ。
まずI医師の表情を・・・。うん、こわばってはいない。
「PET検査の結果が出ました。・・・現時点でということになりますが、遠隔転移は見られません。」
「えー、そんなことあるんですか。多かれ少なかれ転移しているものと覚悟していましたのに・・・。これまでずっと悪い方の『ごくまれ』に入っていたのに、今回はいい方の『ごくまれ』に入ったんですね。」
「ただし、現時点で遠隔転移が見られないということで、これですべて心配がなくなったわけではありません。」
「そら、そうでしょうね。」
「ここから先は患者さんに決めていただく場面が多くなります。一つは残っている側の甲状腺をとってしまう手術をして、ヨード治療をしていく方法があります。」
「それって、前におっしゃっていた薬を飲み忘れたら一日も生きられないってやつですよね。一生飲み続けなあかんやつ・・・。」
「そうです。」
「はー(とため息、「そんなことできるかよー」)。」
「また、この先はっきりと転移が見つかった時点で対応していくという方法もあります。その時は、狭いカプセルのようなところに入って放射線治療ということになります。」
「はー(とため息)。」
「また、ほかにも・・・(省略)」
くわしくていねいに、この先の治療法について説明してくださった。
そうか、とりあえず緊急性がなくなっただけの話で、癌細胞がこの先どう動くのかははっきりとは予測できひんちゅうこっちゃね。予防的治療をするのか、対処的治療でいいのか判断せよと聞いてはるわけか。
しばらくは経過観察になるので、その間に決めて行けばいいらしい。
一番心配していたお金と時間が、これで取られることは少なくなった。
ヨメさんに言っていた「死ぬまでにいっぺんは浮気ちゅうのをしとかなあかん」とゆうのも猶予された。「だれが死にかけのじじいと浮気すんねん!」とヨメさんは言っていたけれど・・・。
今すぐにどうこうということはなくなってひと安心。しかし、この先また難しい局面に立つ可能性は大。
今のところ、「ポピュラーな癌ではなくめずらしい甲状腺癌」、「大多数の乳頭癌ではなく濾胞癌」、「大多数の良性ではなく悪性(低分化)」と悪い方の「ごくまれ」3連発だった。ほんとうにこの土壇場で、「転移なし」といういい方の「ごくまれ」を引き当てた。ここからは、いい方の「ごくまれ」3連発とかにならへんかなあ・・・。
もちろん、玄関の「ナイチンゲール像」も拝んで帰りましたがな。
おっと、これは地蔵さんとちゃうか。
家に帰って、待ってくれているもんがおるのはうれしい。
「きくちゃん、オッサンなあ、ちょっとだいじょうぶやったみたい。」
「ふーん。まっ、それはいいから散歩いっとこか。」
「いやいやいや、ちょっとは聞いてもらわんと。すぐに入院せんでもええんやて。」
「ほー。・・・はい、散歩っと。」
薄情もんのきくは、私に似て自分勝手なやつであった・・・。
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【RUN】
明日また寮1(二条)17時間なので、今日走っておかなくては。
いつもの岩倉・十王堂橋往復5km。
5分55、5分27、5分21、5分13、5分24で27分22秒。
相変わらず息苦しい。
今日そのことを先生に言ってみた。
「今、ケガが治りつつある状態だと思ってください。甲状腺の手術の場合、のどの調子が元に戻るには3カ月ほどかかります。藤井さんは脂肪がほとんどなく、いろいろなものがへばりついていた状態だったので治りにくいです。ごくまれには、違和感が何年もずっと続く方もあります。」
また、「ごくまれ」かい!
このごくまれには入りたくないなあ。
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【今日のきく】
病気ひと段落記念写真。
景気づけ、きくの石垣ジャンプ。
もうちょっと離れて撮らんと、躍動感が出んなあ。
60代女性やと思たら、このジャンプ力はすごい。
マスターズ大会なら優勝確実。
帰りには、黒子猫の顔見せサービス。
川はちょっとこわい。
こわいけど、川は好き。
花ときくとオッサン。
うまいこと撮れんなあ。
これでどうじゃろな。
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2016年10月30日(日)
ブログ復元 [ブログ]
ほんとうにfukikoさんのおかげです。
先日、今年の2月12日から10月25日までの私のブログの記事が消えてしまった。バックアップしてなかったのでどうしようもないとのこと。管理会社に問い合わせても、少しだけ見つかっただけで、ほぼ全滅。大学でネット環境の研究をしていたはずの息子・廉も救いようがないという。
ほかの時ならまだしも、癌宣告を受けたこのタイミングでその仕打ちはないやろと落ち込んでしまった。たいていのことは気にしない、この私が。
そんな時に現れし救世主・fukikoさん。
そのアドバイスに従って検索して行ったら、おおかた見つかりましたー。精神的に死にかけていた私が、これで息を吹き返した。ほんまにほんまにありがとうございます。
今日調べてみると、消失した記事は、267日分の325。病気発覚前の分はまあええかと思えたが、病気以降の分はもうなくなったことが悲しくて悲しくて。
fukikoさんのアドバイスに従って検索すると、完全な形で復元できないものもあったことはあったが(記事が中途半端な状態で保存されていたり、コメントが見られなくなっていたり)、ほぼ満足。一発で検索できず、いろいろ検索ワードを変えてやっと見つかった記事もあった。
そんなこんなで、今日は朝のきくの散歩のあと一歩も動かず「ブログの復元」。そのおかげで、10月1日から25日までがほぼ復元できた(34の記事)。
手術前後の記事も復元できたし、兵庫のまっちゃんのとこに行った記事も復元できたし、国労・中野さんとの「国会前アピールラン」も復元できたし・・・。ただし、いりえゆかさんの「諏訪湖マラソン・続き」だけはどう探しても見つからん。これがちょっと残念やけど・・・。
fukikoさん、ほんとうにありがとうございました。
fukikoさんが取り組んでおられるネコの保護活動(ブログ「猫と過ごす、こんな一日」)、何か手伝わせてください。ほんとうは資金援助が一番助かることかもしれませんが、私にはそれはありません。勤労奉仕ということで恩返しさせください。
「持つべきものはネコ友だち」なんでしょうかねえ。
※ 以上のような状況ですので、今年2月12日から10月25日までのコメントは復元できませんでした。コメントを入れてくださったみなさん、申し訳ありません。
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きくかまい健康法 [わんこ・にゃんこ]
「きくの散歩、オッサンも行くんやで」とヨメさん。
朝はヨメさんだけで、私は家にいても行かないのにそう言う。
私の体のためには、これくらいが一番いい運動量だそうだ。
ただ、私ら二人連れできくの散歩に行くとものすごく喜ぶ。
ヨメさんの説によると、きくは私らを散歩に連れて行ったってると思っているらしい。
私ら、きくに遊んでもらってるんですにゃわ。
きくも、はりきってはりきって。
時々我に返り、冷静さを取り戻す。
かと思えば、またもや「ガウガウガウ・・・。」
人間でゆうたら、私とおんなじくらいの歳らしい。
元気有り余っとる60代ですか。
このあと、お昼にうどん(タマゴ入れちゃいました)を作るまでは座りっぱなしでブログの復元作業。うどんを食べたあとも、一歩も動かず復元作業。午後7時まで、コーヒー飲むのに立っただけ。
7時になったので、「京都キャロット」勤務から帰ってくるきくとヨメさんのお迎え。お迎えゆうても歩きですけど・・・。
また大喜びしてくれましたがなー。
この2回のお散歩のおかげで、ちょっとは健康が保たれたかな。座りっぱなしは腰に悪い。
「きくちゃんが元気でいてくれたら、オッサンも長生きできるわー。」
明日はPET検査の結果発表。
私は、先日の癌宣告に次ぐ「第2宣告日」と言っている。
こないだヨメさんが「何食べときたい?」と聞いてきた。
それって、「最後の晩餐には何が食べたい」という意味かなあと思い「カニ」と即答。
「ひょっとして、今日カニ?」と期待したが、ざーんねん。
ふつうでしたわ。
(まあ、私の大好きな豆ごはんがありましたけど・・・。)
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