2016年11月03日(木)
2016京都丹波ロードレース [ランニング・出張販売]
大会役員さんに写真を撮っていただきました。
入院手術後初レース。10月4日の手術からほぼ1カ月。喉の息苦しさはいっこうに楽にならず、追い込んだ練習もできていない。
去年はM55クラスで、3km11分38秒、優勝。
今年はM60クラス。
目標は、あわよくば3km12分切り、あわよくば3位以内入賞。
結果は、3km11分46秒、3位入賞。
スタート地点で走友・内田さんから言われました。
「ここに立てただけで喜ばなあきませんよ。」
ほんまにそのとおり。
これからも欲張らず、私に似合わないけれど「こつこつと」。
毎年、自宅→花背峠→京北町→日吉町を通って丹波自然公園へ。
その距離70km。山道を通るので大変と言えば大変だが、信号がないので快適。いつも1時間20分ほどで到着する。ただ今年はちょっとぐずぐずしていたので1時間半かかり、7時半に到着。
メインのハーフが10時50分と11時スタートなので、みなさんそうあたふたとはされていない。そういう意味でもゆったりとした大会である。
受付前の一番近い駐車場は、8時で満車になったらしい。近くに停めたい方はそれなりに早く出て来なくてはならない。
去年選び損ねた「しめじ」。
今年はゲット!
すれちがった女性ランナーが「しめじにしとけばよかった」と反省の弁。それ、そのまんま去年の私のセリフです。
プログラム、ナンバーカード、参加賞+バナナ。
私が出る3kmは10時20分スタート。
レース前日調整ができなかったので不安だらけ。
9時半ごろからアップジョグ。
いつもはこのアップの時に、体に全然力が入らない状態のことが多い。ところが今日は体が動く。そんなに悲観的にならなくてもいいのかもしれないと思えてきた。
ヨメさんにスタート前の写真を撮ってもらい、丘の上のスタート地点へ。
横からスーッと一番前へ。一応去年の優勝者ということでかんにんしてもらいましょ。
スタート地点には内田さん。いろいろ話した最後に、「ここに立てただけで喜ばなあきませんよ」と言われ我に返った。「ほんま、なにぜいたくなことゆうとんねん」、ちゅうことですよね。
気が付けばすぐ横に中嶋さん。
中嶋さんのハーフは40分もあとのスタートなのに。これは私の応援に来てくださったのだと、勝手に解釈しニヒニヒ。いっつもかわいいワンちゃんがいたら力が湧いてくると言っているが、若いおねえさんもいいですねえ。
気になっていたことも確認しておいた。「例の『いい人がいれば・・・』のところ、削除しなくてもよかったですか。」
「あっ、問い合わせありませんでしたか?」
ええわー。なんという抜群の燕返し!
さて、スタートダッシュ。
小さい子らにぶつからないように気を付け、いいスタートが切れた。最初の上り坂を落ち着いて上り、その先の長い下り坂を思い切り飛ばす(3kmはこの下りが勝負のポイント、このスピードをゴールまで維持すること)。
最初の1km、3分49秒。なんと、去年と同じ。
1kmちょっと手前からまた上って、しばらく平坦。
2km地点、7分45秒(3分55秒)。
あとは少し下ってゴールの陸上競技場へ。
残り100mくらいのとこで、後ろから猛然と抜き去っていく・・・、佐々木塾の佐々木さんやないですか。うーん、これで3位入賞は危ういか。
ゴールは11分46秒(4分00秒)。
去年より8秒遅いだけで、見事12分切り(2km3kmと4秒ずつほど遅かったのかな)。
記録証をもらうと、M60クラスの第3位。「やったー!」
これはゴールまで500mほどの地点。
愛妻・ますみさんが撮ってくれた。
今日のユニフォームは「初心に帰る」という意味で、一番古いもの。
赤もけっこう似合いますね。
アディゼロタクミ・センブーストはいい。
3kmからウルトラまで、この1足で行けそう。
優勝は長岡の足立さんで、11分28秒。
55歳から走り始めて、ここまで速くなられたそうだ。
2位は佐々木塾の佐々木さん。
途中私にだいぶ離されていたが、競技場で抜けると思いがんばられたそうだ。たぶん、私に3秒ほど先着されたんでしょうね。
優勝の足立さんに、表彰台の写真をブログに載せさせてもらうことを了承してもらった。そのついでに、「来年勝てるようにがんばります」。なんてー、来年はもう死んどるんちゃうんかい!
足腰異常なし、心肺機能異常なし、ただ喉の調子だけがいっこうによくならない。今日12分以上かかったら、このままズルズルと落ちていくのかもしれないと心配していた。よう踏みとどまりました。これで喉が元に戻ったら、まだまだ行けまっせー。
さあ、次は10kmの応援。
3kmとのダブル優勝を狙っておられる内田さんと、2年連続優勝を狙っているあーちゃん(真樹の中学時代の同級生)にラストスパートをがんばってもらわなくては。
内田さんはすぐに発見。
「うちださーん!」と声をかけると手を振る余裕。
ただ前も後ろもランナーがおらず、いったい何位か分からない。
でも、いつも通りの「魂の走り」を見せてもらった。
次はあーちゃんと思い、残り500m地点あたりに行くと、「あやこ、もう行きましたよ」とお母さん。「えー、去年より3分ほど速いですやん。練習全然してへんゆうてたのに・・・。」
あとであーちゃんが「京都キャロット」のテントに現れた。
「お母さんにカメラ渡すの忘れてたんやけど、おっちゃんが撮ってくれるしええかーと思ってたんですよー。」
「そうか、すまんすまん。それにしても練習なしで去年より3分も速いって、どうゆうこと?」
「ほんまにどうしたんでしょうね。でも、順位は2位でしたけど・・・。」
そうかー、私といっしょで2年連続優勝はならずややったんや。来年はまた、二人とも優勝ちゅうとこを狙おうぜ。
あーちゃんは撮り損ねたが、このブログの常連・三宅文彦さんをゲット。
私が走っていた時は曇り空だったが、やがてお日さんもさしてきてポカポカ陽気になった。
内田さんは残念ながら2冠はならず。
でも、それに挑戦されるだけでも素晴らしいと思う。
このあとはハーフのランナーがゴールして来るまでヒマ。
私は恒例の応援ランに。
10分先スタートのマスターズの部のトップは長谷川和正さん。
2番手は我らが「中年の星」足立浩一さん。
長谷川さんはM55、足立さんはM50クラスの優勝。
おめでとうございます。
最初待機していたところで足立さんを撮り損ね、急いでショートカットして競技場前へ。ええダッシュの練習になった。
スーッと通り過ぎてから気づいた。「吉川さんやん!」
ダッシュに次ぐダッシュで何とか追い抜き、ふりむきざまにパシャ。その割にはいい写真が撮れた。
このブログによくコメントを入れてくださる滋賀の向かい側さん。
きれいないいフォームです。
大会でよく声をかけてくださる西村さん。
余裕の走りに見えました。
速すぎるって、外峯さん。
ブレブレ写真になってしまいましたがな。
「京都キャロット」のお得意様である辻横さん。
「京都キャロット」創業時からのお客様である河野さん。
元あんぱんまん、今は何マンかなあ杉原さん。
次の「岡山マラソン」で自己ベストを狙っておられる堂本さん。
うちで買ってくださったシューズで、必ずや自己ベストを!
ずっとずっと遠くなのに、私を見つけて大きく手を振ってくださった中嶋さん。
もううれしくてうれしくて、おっちゃんは単純やからやられてしまいます。
快調な走りに見えたが、今日はあくまで「福知山マラソン」への調整でしょうか。
ここらあたりから雨がポツポツと。
ショートカットして競技場まえへ。
もう本降り。ランナーのみなさんはずぶぬれ状態。
向こうにちっちゃく見える中嶋さん。
「ラストスパート、行けー!」
おっ、いい感じで追い込んでる。
1時間39分台のゴール。
「でも、ベストより4分も遅かったです」とちょっと不完全燃焼のようだった。
ここまでで急いで出店テントに戻ったが、商品はびちょぬれ。それでも、このあと日差しが戻り、ある程度乾いてから後片付けができた。
車を取りに行ったときにかわいいワンちゃん発見。
上り坂ダッシュ。
「ゼーゼーハアハア、かわいいワンちゃんの写真撮らせてください。」
そう言うと、飼い主さんはすごく喜んでくださった。
「エリー・メス・3歳」
最初は警戒して後ずさりしていたが、私が飼い主さんと楽しそうにしゃべっているのを見て警戒を解いてくれた。かしこい犬なんやわ。
片づけ終わったのは3時すぎ。
会場のすぐ近く、夏にガードマンの仕事で行かせてもらった「やまがた屋」さんで遅い昼食。
一番高い「楽膳黒豆」で980円(税込)。安くておいしい、超お得。
おっとこまえの専務さんもおられたが、ごあいさつもせず出てきた。
豆大福を買って、外のベンチでコーヒーとともに。
ヨメさんは、ミスドのスケジュール帳が欲しいと言ってドーナツを買いに行った。
そこへつかつかと・・・。
「あれっ、○内さん!」
「いやっ、藤井さん、こんなとこで・・・。」
寮1(二条)でいつもコーヒーをおごってくださる掃除のおばちゃんじゃないですか。ダンナさんといっしょに、このあたりにお出かけだったそうだ。
それにしても、こんな微妙なタイミングでよくお会いできたもんです。ご縁があるんですね。
帰りは朝の反対、会場→日吉町→京北町→花背峠→自宅。
いなかの父の家のお隣、木村さんちのネコのクーちゃん。
朝通った時に貼り紙がしてあったので気になっていた。
心配で帰りがけに寄ってみると、「にゃー」と元気な声。
貼り紙は「背中と頭に薬を塗っています」というもの。あー、よかった。
通りすがりの人にもかわいがられて幸せもんよ、クリスティアーノ・ロナウド。
「花友・はなせ」に寄り、父と歓談。
思っていたより元気そうでよかった。
家に着いたのは7時ごろ。
きくちゃんは「すね吉」になってました。
「二人連れでお散歩に行ったるから。」
それでちょっとは機嫌が治ったかな。
やっぱり、まだ「すね吉」が続いてましたー。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 1 )
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コメント
2016年のラストレースもなんとか無事完走できました・・
また来年もと云えればいいのですが・・
内田さんは 豆に各地に遠征してますね・・
確か 池田でも顔をみたような・・
今年は参加自粛?解除で14回参加できました・・
予定を全部終えて・・自分にお疲れさんと言いたい・・
たくさん記憶のランショットも遺せました・・
ほんとうに 元気でいれることに感謝します・・