2016年10月16日(日)
京都走ろう会例会〜ファミリーデーやのにお一人?〜 [ランニング]
「あれ、藤井さん、今日はファミリーデーやのにお一人ですか?」
「そうなんですよ。ヨメさん忙しくて、今日は来てないんです。」
「そういう私も家族いないんですけどね。」
ということで、ヨメに見捨てられかけている私と、一人暮らしをされている中嶋さんとのツーショット。
「この写真、ブログに載せていいですか。」
「はい。でも何千人もの人が見るんですよね。」
「うーん、何千人と言うより全世界の人。ネットやから。」
「全世界? ほんとですね。」
中嶋さんとは、「京都走ろう会」の会員同士、「京都キャロット」のお客さんとして親しくしていただいているだけで、実はくわしくは知らない。だから、迷惑をかけるようなあることないことは書こうにも書けない。
たしかなことは、いっしょに走れば私のすぐ後ろに迫ってきているランナーだということ。以前うちのヨメさんに、「結婚はしたいけど、いい人がいない」みたいなことを言っておられたそうだ。「いい人がいれば・・・」、これは書いてもよかったかな。(ダメな場合は連絡を。すぐ削除します。)
今日は京都走ろう会の新企画「ファミリーデー」。会員の家族は今日に限り参加費無料。いい企画だったが、それで来られたという方はわずかであったようだ。
私が会場に着くなり、多くの方が声をかけてきてくださった。みなさん、私の病気への励まし。気にしてくださって、ありがとうございます。
私のこのブログをくわしく読んでいただいているようで話が早い。その多くは、「私も大病を患ったが、絶対だいじょうぶ」というもの。
せっかくの励ましのお言葉なのに、こんなこと言ってもいいですかね。こと私に関しては、その言葉は逆効果。気が小さい私は「絶対」ってなんで?、「だいじょうぶ」って保障できるん?と思ってしまう。
それと比べると、先日街中で偶然出くわした古くからの走友・有田さんからのメールにはジーンときた。
◇ ◇ ◇
藤井さん
ブログに良い人のように私のことを書いてくれてありがとう。
ただ、言い訳が一つあります。
”パオパオ”は基本読んでいます。(ここ重要)
そやけど最近の分は読んでませんでした。
だもんで、甲状腺を切るのんやということは知っていました。
検査結果の話は知りませんでした。
昨日突然会って、いきなり傷を見せられて、どういうてええもんか、たじろいで
その話ができなかったということです。
そやから、土地の評価の話をしたのです。この辺は心優しいところです。
◇ ◇ ◇
「どうゆうてええもんか、たじろいでその話ができなかった」
私はそんな有田さんが好きです。
いつも通り、1.4kmコースを使ってアップ。
自分では今日の目標であるキロ4分45秒ペースで走っているつもりが、時計を見ると4分58秒ペース。
「なに? 今日は10km50分切りが目標か? そこまで落ちてんのか・・・。」
タイムが遅かったのもショックだったが、走り終わったあとめまいがしたのはもっとショックだった。
「たった1.4kmでめまい? なんで?」
不安なことばかり。
中嶋さんは夜勤明けで、ほとんど寝ずでの参加。直前まで5kmか10kmか迷ってられたようだ。しかしいつもの顔なじみに強く誘われ、10kmコースのスタート地点に向かわれた。そらそうでないと。
「今日こそ中嶋さんに初敗北する日になるんか。でももし競えたら励みになるし、いっしょに走れてうれしいわ」と思った。
10kmコース参加は13名。
いつも通り、スタート前の記念写真。
写真を撮った私の後ろから、「藤井さんも入り」の声。
松山会長だった。
「もう一枚撮りますよー。」
「おっ、もう一枚やてー。さっきとちがうポーズせな。」
この私の言葉に反応してくださったのは、斉藤さんと平田邦子さんのみ。みんなかたいっす。平田さん、かわいい。
出雲路橋から南へ向かって10kmがスタート。
予想通り、元気な大学生・石川君がポーンと飛び出す。
スロースタートを切ったつもりの私が、丸太町折り返しでもまだ2番手。みなさん、病人を抜いたら気の毒とでも思ってられたのかな。
ただ、丸太町橋(2.45kmくらい)で10分50秒だったのでキロ4分25秒ペース。決して遅いとは言えないペースではある。スタート前にふらついていた割には、4分の1まではしっかり走れた。
「やまもとさーん、ポーズ、ボース。」
そう叫ぶと、しっかりポーズ。
先日の駅伝の時の写真も役に立ったようでよかった。
しかしこのあとくらいから、だんだん足が上がらなくなった。あっという間に後続2名に抜かれてしまった。
葵橋のあたりで平田さんが待機。
「マイペース、マイペース!」
今日の私は明らかにオーバーペース。ますます体が重くなっていく。
「もう出雲路橋でやめよか知らん」と本気で考えていた。
出雲路橋にやっと到着、22分22秒。
私が思っていたほどにはタイムは落ちていなかった。
ここから御園橋までの約2.5kmさえがんばれば、最後はゆるやかな下りやから何とかなる。そう自分に言い聞かし、前をしっかり見て走った。たぶんすぐ後ろに、中嶋さんや斉藤さんが迫っているんやろうなあと思いながら・・・。
御園橋の手前で、先頭の石川君と途中抜かれたお二人の写真をしっかり撮ることができた。それまではちょっと三途の川が見えかけていたのだから、よく冷静に撮れたもんです。
御園橋で34分50秒。
残りを12分で走ったら、46分台でゴール。当初の目標がキロ4分45秒ペースで、10km47分半だったのでこれなら上出来。
追い付けませんわー」と言いながらすれちがった中嶋さんとの差は20秒くらいだろうか。
「これは、ゴール前で追いつかれるパターンか・・・。」
気がしっかりしてきたので、後続ランナーも全員写真を撮ることができた。
最後もちょっとがんばったので、ゴール地点の向こうに「三途の川が〜」。
「あかん、あかん、超えたらあかん。」
ゴールは46分50秒。後半は5kmよりちょっとだけ長いけど、24分半ほどかかってしまった。でも、抜かれそうな予感のあった中嶋さん斉藤さんには辛うじて先着した。ほかはなんにもがんばらへんのに、走ることに関してはまだがんばる気持ちが残っている。ええのか悪いのか・・・。
またヨメさんに言われそう。
「アンタはどうでもええようなとこでがんばって、がんばらなあかんとこではなんにもがんばらん。どうゆうこっちゃ!」
中嶋さんのゴール後、ちょっとだけしゃべらせてもらった。
「今日は、夜勤明け対病気中の対決になりましたね」と中嶋さん。
「今日こそ負けると思いましたけど、やっぱり寝てないのはきつかったでしょう。」
「ええ。夜勤明けでもけっこう速く走れるときもあるんですが、今日は全然ダメでした。」
「病人に負けてしまいましたね。」
中嶋さんは11月3日の「丹波ハーフ」を走り、23日の「福知山」に出られるそうだ。「丹波」はうちも出店させてもらうので、応援に行きますね。「福知山」の日は遠くから応援のオーラを送ります。
「遊びですから・・・」とおっしゃっていたけど、「速く走った方が気持ちいいですよー」と私は言いたい。
あっ、中嶋さんのいいとこ分かりました。中嶋さんは私のように一見怪しい初老にも、なんの先入観もなく話しかけて来られる。たぶん誰にでも分け隔てなく。
最初話しかけてこられたときは、よく知らなくてちょっとびっくりしたけど、そういうことがごく当たり前にできる方のようです。
最近の例会では、「中嶋さん来てへんかなあ」と探してしまっています。そういう貴重な存在です。
1kmほどダウンジョグをして、お礼のあいさつをして帰らせてもらった。
帰りに「京都キャロット」によると、のそのそときくちゃんが出てきた。
きくちゃんは日向ぼっこが大好き。
「きくちゃんはネコか?」
くくりつけると「かなん」と文句を言う。
番犬ができないわがまま犬です。
家に帰ると、目の前にネコちゃん。
こないだカラスと残飯の取り合いしてたネコちゃんやね。
私に気付いてあわてて逃げていた。
「写真撮るだけやし、逃げんでもいいのに。」
家に入っていすに座ると、ゲーが出そうなくらいしんどくなってきて動けなくなってしまった。たった10km走っただけやのに・・・。
しばらく座っていると次第にましになり、シャワーをしに。
体重は昼食前とは言え59.3kg。これからの闘病生活を考えると、体重はもうちょっとあった方がいいんかなあとか思ってしまう。
ヨメさんからは「ラーメン作って食べ」と言われたが、そんな元気もなくなってしまった。お湯を沸かしてカップ焼きそば。
10km走っただけでこの疲れ様は、先が思いやられる。
こんなことでは、あかん!
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2016年10月15日(土)
たいちょうがいいから [雑用]
今日の夕方、私のガードマンのホームグランド・○ナートへ。
地下で差し入れのお菓子を買ったあと、4階のガードマン詰所へ。
ドアを開けると目の前にI隊長。
「あー、藤井さん。手術どうでした?」
「はい、おかげさまでうまくいきました。手術後声が出にくくなる人が多いって聞いてたんですけど、この通りしっかりしゃべれてます。」
「そうですか。それはよかったですね。」
ふむふむ、ほとんどの人は手術がうまくいったかどうかが聞きたいのだ。それに対しては「大成功です」でいい。「死ぬ死ぬハラスメント」は引っ込める。
「また来てもらえますか。」
「それがね、病理検査に引っかかって再検査ですねん。そのあと、転移している部分の治療に入る予定です。」
説明はこれで十分ですね。いらんことはゆわんとこ。
「そしたら、これからがたいへんですね。」
「そうなんですよ。でもうちのヨメさん曰く『病気は治す気のある人だけが治る。アンタはなんにつけてもやる気なしやから、病気治す気もないやろ』って。」
「これは手厳しい。でも、奥さんは藤井さんに奮起してもらおうと思って、わざとそんな言い方してはるんですよ。」
「ボク、今までひとに言われて奮起したことなんか一回もないんですけど・・・。」
「そうなんですか・・・。」
「でも顔色もいいし、とても病人には見えませんね。」
「そうでしょう。今のとこ、ピンピンしてますねん。新しい治療が始まったら、どうなるか分かりませんけど・・・。」
「藤井さん、それやったら仕事に出てきてください。家に閉じこもってたらあきませんよ。私の知っている人も、大病にかかっても仕事に出てきている人のほうがずっと元気になって行ってますし。フォローはしますので、考えてみてください。」
「えー、そんなんでいいんですか。中途半端に出てきても迷惑かけるだけやし、このまま治るまでずっと休ませてもらおうかなあと思ってたんでけど・・・。」
「動けるうちは動いた方が絶対いいですよ。明日どうです。今からでもだいじょうぶですよ。」
「明日? それはなんぼなんでも心づもりができてませんし・・・。」
「それはそうですね。そしたら、来週でも。」
「ありがとうございます。そんなふうに引っ張ってくださったらうれしいです。ヨメさんと相談して、考えてみます。」
「本当に無理は絶対禁物ですけどね。ところで、明日はどうですか。」
「ずずっ。なんですか、それ。心配しくださってるような、そうでもないような・・・。」
「バレましたか。」
「でも復帰するんやったらここでと思ってます。なんちゅうたって、ここは隊長がいいから。」
「ああ、そんなふうに言ってもらってありがとうございます。」
「隊長、藤井さんがゆわはったんは、体の調子のほうの体調のことですよ」とガードマン仲間のF田さん。
「ちゃいますちゃいます、I隊長のことですって。」
「藤井さん、うまいんやから」とF田さん。
「地下でお菓子こうてきましてん。みんなで分けて食べてください。」
「藤井さん、隊長に渡したらあかんて。こそっとポッポナイナイしやはるから」とまたF田さん。
「ほんまや、忘れてた。えーっと、4種類のお菓子こうてきたんで、あとで厳しくチェックね。」
「もう、かなわんなあ」とI隊長。
こんなバカ話ができるから、やっぱり仕事に出てきたくなる。ようよう考えてみよう。
あとは、3階駐車場で仕事中の○舘さん。
後ろ姿がうちの真樹みたいでしょ。
「仕事中すいません。○舘さんの顔、見に来ました。」
○舘さんは私の話を聞いて驚いていた。なんちゅうたって、こないだ会ったのが私のジョギング中やから。でも、くわしい話はしなかった。ひとを心配させるのはほどほどに。「死ぬ死ぬハラスメント」、自重です。
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【今日のきく】
今日も楽しい朝の散歩。
自撮りすると、なかなか真ん中に入れなーい。
夕方、「京都キャロット」へ。
きくちゃん退屈そうだったので、こんなくん巻きを。
似合いすぎ!
オラオラオラー!
てってってってってー。
さっき暴れたし、もういいですの顔。
今日もいろいろありましたねー。
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【追加】
今、「箱根駅伝予選会」のニュースをやっていた。
惜しくも11位に敗れた、中央大の1年生主将の舟津君のあいさつを見て泣いた。
なんぼしっかりしとるんじゃー。
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2016年10月14日(金)
生前贈与−兵庫・ゆめさき舎にてー [私の好きな人]
遺産になるもんて、なんにもないなー。強いて言えば、未開封の中島みゆきの『夜会』ビデオ。これは、なんとしても兵庫のまっちゃんにもろてもらわんなん。」
「思い出の地巡礼」シリーズの次は、「思い出の人にお別れ」シリーズですか。栄えあるその第1弾は、兵庫・ゆめさき舎のまっちゃん。
まっちゃんに会えたのはもちろんうれしかったが、この作業所のオリジナルメンバー(AKBかい!)のMI君が「「パオパオさん・・・」と言いつつ不気味に近寄ってきてくれたのがうれしかった。
午前中に15km走り、きくのお散歩をしてからシャワー。さっぱりして着替えて、レトルトカレーの昼食。
12時45分自宅出発。兵庫県姫路市夢前町の「ゆめさき舎」へ。
以前松本さんから、「前のようにのんびりした雰囲気がなくなってきて、いろいろと大変です」と聞かされていた。それを聞いて、私のような完全部外者がひっかきまわしに行くのはどうかと訪問を自重していた。そのため、今回は約2年ぶりの訪問ということになる。今はもうそんなことゆうてらませんから。どんどん時間がなくなっていくようで・・・。
上賀茂神社前でやきもちを買い、おみやげに。
シュッと寄れて、シュッと買って持っていけるので便利。
京都南ICから中国道・福崎ICへ(3230円)。
運転しながら今後のことを考えた。
「20日の検査は3時間ほどかかるって。きついなあ・・・。」
「31日に今後の治療方針が決まる。これが第2宣告日ちゅうことやなあ。」
「そうそう、その日がI医師とのお別れの日になるんや。『いい先生にお会いできてよかったです』ってゆわなあかんな。」
そう思ったら、涙があふれそうになった。
「あかんあかん。そんなまじめなセリフはボクには似合わん。笑ってお別れできるあいさつを考えよう。」
ゆめさき舎」に着いたのは3時すぎ。
もう、通所者のみなさんを送って行かれるところだった。
玄関におられた松本さんは、私の顔を見てびっくりされていた。
「動けるうちに、お世話になった人に直接会ってお礼をゆうとかなあかんと思って・・・。」
「いやいや、そんな・・・。」
「現時点では、首が苦しいだけでほかはどっこも悪くないんです。今日も午前中に15km走ってきました。そこそこのスピードで。
でもこれがだんだんとゆっくりしか走れへんようになって、次は走れへんで歩くようになって、その次は立つこともできひんようになって、寝たきりになって、死ぬんですかねえ・・・。」
「いやいやいや・・・。」
あかんあかん、これは「死ぬ死ぬハラスメント」や。大事な友だち、まっちゃんを困らせてどうすんねん。
「ボクの唯一の遺産、中島みゆきのビデオを松本さんにもらってもらいますわ。『生前贈与』です。未開封やし、めっちゃレア物ですよ。ヨメさんが、『ネットオークションに出したらけっこうな値が付くでー』ゆうて惜しがってたけど。」
「ありがとうございます。12月に兄貴の作ったみそ持っていきます。」
ビデオがみそに。ここのみそ、めっちゃおいしいんですわ。12月が楽しみやわー。その時、入院してたら味わえんけど・・・。
無認可が認可になって、役所関係の方の訪問なども多いようだ。
「前みたいに写真撮ったり、それをブログに載せたりしたら問題でしょ」とお聞きすると、「全然だいじょうぶですよ」とおっしゃってくださった。私は「好意をもって」ブログに載せさせてもらっているが、それを「悪意をもって」と取る人もいるかもしれない。
「だいじょうぶ」と太鼓判を押してもらったので、私がこの先元気だったらまた来ます。その時もし問題起こしてしまったら、守ってくださいね。
帰りに東側から「ゆめさき舎」の写真を撮った。
「おー、なんてこったい! 『ゆめさき舎』に『ゆめ』がない。それはあかんやろー。ゆめが見えるようにしてくださいね。」
しゃべる時間があまりなく、「死ぬハラ」もエスカレートせずよかった。
私の病気話を聞いた方は、たいてい「どうゆうてええか・・・」と言葉に詰まられる。どうもせんでも、「ふつう」でええのに。みんなに気を使わせてしまっては、私も動きにくくなる。今まで通り「ふつう」でお願いしますね。
「ゆめさき舎」にいたのは30分ほど。3時35分に帰路に。
帰りは、高速代がもったいないのでR372でゆっくりと。
帰りは、私の遺書案を考えた。なんでも早め早めにね。
頭の中にあるパソコンに打ち込んでみる。
まずはヨメさんに・・・。
あれもこれもそれもどれも・・・。死ぬのにそんないっぱい書いてどうすんねん。そう思ったら、最終的には31年もしんぼうしていっしよにいてくれたことへの感謝しか残らない。
廉にはあのことは書いておきたいなあ・・・。
真樹にもあのことは書き残しとかんと・・・。
でもそんなん残したら重すぎるかも・・・。
けっきょく、子どもらにも感謝の気持ちしか残らない。
きくちゃん・・・。
きくちゃんは人間の言葉がちょっとだけ分かる。でもオッサンがおらんようになっても、「また一人減ったんか」くらいで終わってしまうんかなあ・・・。
やっぱり、きくちゃんにも感謝感謝。
オリンピックのメダリストのコメントがワンパタ−ン。「私を応援してくださったり支えてくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいです。」
もうちょっと気の利いたことゆえる奴やつはおらんのかと思っていたが、感極まったら感謝しかない。私もウルウルきながら、頭の中のパソコンを打ち込んでいた。
こないだヨメさんに言っていた。
「一番好きな人と結婚できて、かわいい息子と娘に恵まれて、かわいい犬もネコもいっぱい飼えたし、なーんにも思い残すことはないわ。」
「そうやろ。」
あとねえ・・・。
姉や兄にはいらんな。
あっ、おとちゃん(父)忘れてた。まさかもうすぐ95歳になる父より先に行く可能性があるとは・・・。
「おとちゃん、ごめん。ボクはおとちゃんとおかちゃんを笑わすために生まれてきてん。ほかのしっかりした兄弟とちごて、アホなこといっぱいしたしおもしろかったやろ。でも、もう笑わせられへんかもしれんねん・・・。」
あかんあかん、涙あふれてきて前が見えん。事故起こしそう。
打ち直しや。
いやいや、父には全部内緒にしてもらった方がいいのかも・・・。
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【今日のきく・2】
夜のお散歩。
いつも行く大きな公園にゴムボールが。
なんにも言ってないのに、自分で遊びだした。
あー大暴れ。
きくもこれだけ遊んだらすっきりしたみたい。
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人生整理ラン [ランニング]
5km→10kmと来たら、次は15kmでしょう。
私の基本コースの中で一番長いと言える「江文峠往復」。
きくちゃん、行ってくるぜー!
今日は9時半スタート。
また、軽く首を絞められているような息苦しさ。全然ましにはなって行かない。
前から気になっていた市原橋近くのワンちゃん。このごろ見ーひんと思っていたら、家の裏におりましたわー。幸せそうな雑種犬と会えただけで、走る力が湧いてくる。単純でしょう。
二ノ瀬トンネルとの分岐あたりで、軽自動車から手を振る女性。
よう見ると、多鶴子姉。
元気に走っているところを見てもらえてよかった。
「三途の川RC」って、我ながらええ命名や。
三途の川を超える前に、人生の整理をちゃんとしとかなあかんねえ。
まずは、会ってちゃんとお礼を言っとかなあかん人。
ようよう考えたけど、そんなにおらんわ。ふだんから感謝の気持ちって希薄やし。
ただ単に、一度は会っておきたい人。
高校の時の同級生、大道(だいどう)君。休みだしたとき、家まで誘いに行ったらよかった。45年もたってるのに、今でも悔やまれる。
たぶん同窓会でも情報なかったんやね。下の名前が分かったら探しようもあるんやろうけど、残念でしょうがない。
あとは、昔好意を持ってくれていたあの人とあの人とあの人。特に3番目のあの人は、私との結婚を真剣に考えてくれていた。もう一度だけ会いたいけど・・・。(この3人については、やはりここには書けません。)
3人とも、今からもう40年近く前の思い出の人。私の唯一の「モテ期」(府立病院地下売店のバイト時代)の話です。
「ながーしめをつかーう むかしほれてくれたやつに ああなさけないねー」(中島みゆき「親愛なる者へ」)
「ほっとする里 静原」ポール前で5km、30分27秒。
息苦しく、ちょっとフラフラしながらもタイムはまあまあ。
なんでもかんでも拝み倒す私。
今日の私のランを隠し撮りしていたら、「なんと信心深いランナーなんでしょう」ということになる。ちゃうんですよ、「助けてー」ってゆってるだけです。こんなこと続けられません。
両洋高校グランド分岐点から急な上り坂。1kmで80m上がる。
ここでヘナヘナとなるかと思いきや、逆にスイッチオン。
足がグングン上がって行った。キロ6分ペースが6分18秒になっただけ。
江文峠で7.36km、45分11秒。
いい終わり方だったが、さすがに連続で下るのは無理。
写真を撮って、3分間だけ休けい。
立っているとなかなか脈拍数が減らなかったが、石段に腰かけた途端にすっと100を切った。しんどい時は座ることやね。
さて、帰りはずっと下り。
それでも決してスピードを出さないように。今日も、私のシューズの中で最も重いGT2000−4で。
帰りも頭の中は会いたい人シリーズ。
初恋は、いなかの小中でいっしょやった琴ちゃん。こちらは会おうと思えばいつでも会えるので問題なし。ただし私の相棒の幸博君が亡くなってしまったので、もう同窓会を企画する気なし。まあええか。
本気(?)の初恋は高2。
これは、私がストーカー行為ぽいことをしていたのでくわしくは書けない。佐藤友美に似た、当時高校生の割には大人っぽかった美人。もうこの人のことは胸にしまっとこう。
もう一人は高3。
私の姉と同じ名前のT。みんなが呼び捨てにしていたので、私も呼び捨て。昔で言うちょっとやんちゃ風の、私のようないなか者ではとても相手にはならない人。
しかしある時たまたま席が前後になり、窓から外を見ながらふたりで1時間中しゃべっていた。「私、家が火事になって、小さい時の写真1枚もないねん」とか、自分ことをいっぱいしゃべってくれた。そのあともなぜか、私のバイクの後ろに乗ってきたこともある。「ほれてしまうやろー」の世界です。
「T、すっきゃわ」と言い続けていたので、クラスの中で「あり得ないカップル」みたいな感じでよくいじられていた。「畑のいもとヤンキーの花」みたいなー。
あるとき、ストーブにあたっているTに「藤井、そんなに好きやったらひつっけや」と私を押してくれたやつがいた。その時軽くぶつかったのに、Tが嫌な顔をせず女神のようにほほえんだ(はにかんだ?)のを覚えている。今から思えば、高校3年間であの瞬間が一番幸せやったかな。
今年の同窓会出席者名簿に「T」の名前はなかった。たぶん、今会っても「藤井君て、知らんな」で終わるんでしょうね。恥ずかしかったから同窓会掲示板には書かんかったけど、会えるものなら会いたかった。私にとっては、数少ない高校時代のいい思い出です。
下りはやっぱり楽。
息苦しさも次第にましな感じ。
だいたいキロ5分35秒くらいのペースで押して行けた。
自宅着7.31km、41分21秒。
3分休けいしたけど、それがなかったとしたら14.67km、1時間26分32秒。
そこそこ走れてるやん。これで喉の息苦しさが治ったら、まだまだ行けるでー。
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【今日のきく】
「ほぼ死体・・・。」
ビビります。
15kmランから帰ってくると、この状態。ちゃんと生きています。
私の携帯にメール。また、としさんから。
◇ ◇ ◇
「ほんまに 当たるで」
宝くじかいよし
思い出した
二度目 三度目の時
宝くじ 当たりました
それも 売り場換金できない少額
良いことって案外わすれてるもんやね
藤井くんにメール 気になったから
あかんでぇー って思った訳やないし〜
(中略・としさんの病気について)
人って 残念ながらそう簡単には死ねないので しんどいなあ
可愛いきくちゃん って声かけといてね
(注)「二度目、三度目」はとしさんの入院の時のことと思われる。
「少額」は「高額」のまちがいかな。
私の返信。
◇ ◇ ◇
藤井です。いろいろとありがとう。
きくはきく、おっさんはおっさんじゃーと返してほしいところでしたが・・・。
さっそくきくちゃんかわいいって言っときました。庭にネコおるネコおるとうるさいので確認すると、堂々とした茶トラがいました。なめられとるわー。
◇ ◇ ◇
その返信。
◇ ◇ ◇
一応 白々しく わびいれとかんと
大人になった?
猫は犬をなめてます
秋の同窓会で
◇ ◇ ◇
あんな堂々としているとしさんでも、私ごときの言ったことを気にしてはんにゃ。
(きくはきくちゃん、おっさんは藤井君やろーとメールしたこと。)
私は気が小さいので、宝くじが当たったら卒倒してしまうかも。だから、よう買いません。
きくになごまされ、メールでまたなごまされ・・・。
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2016年10月13日(木)
「宝くじ買いよし」 [雑用]
今日から仕事に復帰。
「重労働はお勧めできませんが、それ以外ならだいじょうぶですよ」と聞かされていた。重労働系のガードマンは当分あかんかねえ。でも寮のバイトだけではねえ・・・、収入が。
寮の管理代行は時間がとてつもなく長いが、上手に過ごしたら体は楽。
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藤井さん、手術されたんですって?」
今まであまりしゃべったったことのない食堂パートのTさんが話しかけてこられた。
「もうだいじょうぶなんですか。」
「一応退院はしたんですけど、病理検査の結果が悪くて、また検査受けなあかんのですよ。」
「そうなんですか。実はうちの娘も先日同じ手術を受けまして、今はすっかり良くなってますよ。」
「それはよかったじゃないですか。ボクも腫瘍取ったらそれでしまいとばっかり思ってたんですけどね。うまいこといかんもんですわ。」
「大変だと思いますけど、お大事になさってください。」
「ありがとうございます。」
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8時45分には、掃除のKさん。いつもコーヒーをおごってくれはるおばちゃんです。
「藤井さん、どうやったん。」
「はい、ありがとうございます。手術はてこずったみたいですけどなんとかうまいこと行きました。でも取ってもらった腫瘍を調べてもらったら悪性で、全身に転移している可能性もあるらしいんです。それの検査をまた受けんならんのです。」
「あら、それはたいへんやん。」
「大きな声では言えませんが、はっきりゆうて癌です。」
「甲状腺の癌なんて聞いたことないえー。」
「そうでしょ。めちゃくちゃめずらしいんですって。」
「ガーンときた?」
「も−う!」
「でもそんなめずらしいもんに当たるんやったら、藤井さん、宝くじ買いよし。きっと当たるえー。」
「それがね、ボクは悪いことはよう当たるんですけどええほうさっぱりあきませんねん。ヨメさんが一番ええのん当たってるから、しょうがないですねえ。」
この最後のいっちゃん肝心なところがうまく言えなかった。「ガーンときた?」に食われてしもたなあ。次回までにきっちり修行しとこ。
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午前中に、大学時代の同級生・としさんからメールが来ていた。
◇ ◇ ◇
おはよー!
久しぶりに きくの様子を見にいったら きくは可愛い
あれ〜 おっさん入院してはった ビックリ!!
(中略・としさんの病気について)
病気とのお付き合いの先は長いので
ペース配分を気負わず
のんびりやりましょう
◇ ◇ ◇
お互いメールアドレスは知っていても、決してメールをしない仲。
そんな彼女からのメールはありがたかったが、かえってそれが私の病状が深刻なものなのかとも思いめぐらしてしまう。
それにしても、なんぼ病人の大先輩とはいえ、「きく」は「きくちゃん」、「おっさん」は「藤井君」にしてもらわんと。たのんまっせ。
これは仕返ししとかんと。
◇ ◇ ◇
メールありがとうございます。藤井です。
私もかなりめずらしい「甲状腺低分化癌」というのになりました。
腫瘍をとったらしまいと思っていたのに、全身に転移している可能性があるらしいです。20日にPET検査で、31日に今後の治療方針が決まります。さてどうなることやら・・・。
としさんのことを「死にかけの」と紹介していたのに、今は自分が死にかけています。死にかけの大先輩に、平常心を保つ心構えを教えてもらわなくては。
◇ ◇ ◇
それに対する返信。
◇ ◇ ◇
(前部分略)
医者はいつも最悪の話をするので
自分におこるかもしれない他人事として妄想しないでね
ペット検査は 薬を血管注射して
水飲んで寝てたら終わるから 楽勝や
ケータイ 電池ない
帰ったらまた
◇ ◇ ◇
「最悪の話」、それは分かっとるんやけど、どうも最悪が現実化しとるようで不安なんじゃー。
病気の大先輩・としさんののように、なかなか平気っぽくはなれんなあ。
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真樹からもメールが来た。
マネージャーをしていた名桜大軟式野球部が、5年ぶりに西日本大会に進出。11月5日に兵庫県で試合があるらしい。
「パオパオも一緒に応援行きますか??」
「行けますよー。」
ああうれし。真樹が帰ってきてくれる。
真樹は私のようにお気楽人間ではないから、私の病気のことを真剣に考えてしまってかわいそう。だから情報も、このブログにちょっとずつちょっとずつ小出しに。
とりあえず、今できることをできるだけ楽しむようにしていきましょう。
きくちゃんも、待ってるしー。
久しぶりの仕事はやっぱりしんどい。
17時間は長かったー。
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【今日のきく】
夜12時前に家に帰る。
いつもはきくちゃんがひょろひょろひょろとお出迎えに来てくれるのに、今日はなし。なーんか元気ない。
でも、寝る前に「きくちゃん、あそぼか」と言うと、「ガウガウガウガウ、ガウガウガウ。」
「なーんや、あそびたかっただけやん。よかった。」
きくちゃんのこと「かわいい」って言ってくれはる人もいるんやし、またかわいい写真撮らせてな。
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2016年10月12日(水)
最後のデート? [家族]
「おっ、藤井君、こんなとこで何してんの?」
「えっ、有田さんこそ、何ですか。」
「僕は仕事。土地を測量して、相続税の計算せんならんねん。」
「またまた、仕事するふりして・・・。」
いくら古くからの知り合いとは言え、ヨメさんのため口には参った。ますみちゃんより10歳も上やで。
「ボク、今こんなんですねん」と言って首を見てもらう。
「う、うん。」
そうか、心優しきお上品な有田さんのことやから、何もかも分かっていてあえて話題にはせんとこうということか。と思っていたら、あとで有田さんからメール。「ブログを読んでなくて、なんにも知りませんでした」やてー。
「こんなとこ二人で歩いていたら、仲のいい夫婦に見えるやん。ひょっとして、デート? ほんとは蹴とばしたいくらいやろうに。」
「いえいえ、ついそこの寮がボクのバイト先で、そこに車置かせてもらってお昼食べてきたんですよ。もういつ最後になるか分からんし・・・。」
「かなんでしょ、こんなことばっかりゆうて。死ぬ死ぬ詐欺なんですわ、このひと。」
冥土のみやげ」たら「三途の川」たら「最後のデート」たら、ひとをおちょくったようなタイトルばかりですいませんねえ。腹が立つ人はめちゃくちゃ腹が立つでしょうね。
どんどん腹を立ててくださいね。それでこそ私の本領発揮です。自分や人をおちょくりつつ、来たるべき日の覚悟を徐々に決めて行っている途中です。
ヨメさんを烏丸御池の学校まで迎えに行き、百万遍へ。
寮2の寮長寮母さんに病状報告。
「今は医学が進歩しているから、なんとかなりますよ!」
歯切れのいい東京弁の寮母さんからの励ましは心強い。
寮に車を置かせてもらい、すぐ近くの洋食屋「まどい」へ。
これは、「思い出の地巡礼」の第1弾かな。「ちか!」
高校卒業して、京大前の「ナカニシヤ書店」に就職。夜は立命館大学に通っていた。その当時、昼休みによく食べに行ったのがこの「まどい」。なんと、42年前の話です。
寮2のバイトが決まった時、「まさか、もうないやろ」と前を通ったら開店中。今度ヨメさんと食べに来ようと思っていた。
今日訪れたら、貼り紙が。「50年営業してまいりましたが、一旦閉店させていただきます。しばらく間をおいて再オープンする予定です。 9月30日」
「おー、なんてこったい!」
私の思い出の地は、次々と消え去ろうとしているのでしょうか。
体が元気なうちに、思いつくところは全部行っとこー。はよせな。
ヨメさんが休めるのは水曜の午後のみ。私は水曜は寮1(二条)の管理代行のバイトなので、二人でお出かけすることもなくなっていた。今週は退院直後ということで、木曜の代行のKさんと交代してもらった。
これで、久しぶりのランチと映画を付き合ってもらうことになった。
百万遍でトンカツを食べたあと、京都みなみ会館へ。
「淵に立つ」、よかった。
ヨメさんは、「たかしが百恵ちゃんの息子やと思ってたのに、ちごたんかー」とばかり言っていた。百恵ちゃんの息子はちょい役でしか出てへんてゆうといたのに。ひとの話、聞いてへんやっちゃ。
映画のあと、お隣のスーパー・フレスコへ。
かわいいポップがあったので、写真撮らせてもらいましたわ。
かわいいガードマンさんがおられたので、お願いして一緒に写真に入ってもらった。
79歳ですって。めっちゃ、かっこいい!
この写真も冥土のみやげになるかなあ。
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三途の川RC〜竜じいをしのんで〜 [ランニング]
「きくちゃん、5kmの次は10kmじゃー。ちょっと走りに行ってくるわー。」
10kmと言えば、静原か鞍馬。
静原に行けば、江文峠まで上がって往復約15kmにしたいし・・・。
今日は鞍馬寺往復にしとこー。
今日の朝カラスと残飯の取り合いをしていたネコちゃんに見送られ、10時自宅出発。
今日は本当は、西京極サブトラックに行こうと思っていた。今週土曜の「和歌山マスターズ陸上選手権」の参加を断念していたのだが、今の元気さならだいじょうぶかなと思えてきた。2000mSCとやり投げ2種目分4000円は支払い済みだし・・・。
そこで未払いの滋賀マスターズ年会費を調べてみると、なんと4500円。これを払い込まないことには出場資格はないし、もうここであきらめました。これからいろいろとお金がいることだし。
その代わりにご近所10kmランとなりました。
走り出してすぐの息苦しさ。私の苦手なクロールの息継ぎみたい。普通に吸い込む半分も吸い込めてへん感じ。喉になんかつまってるような・・・。
昨日の退院前の診察でそのことを言い、鼻から管を入れて喉の奥を診てもらった。全然だいじょうぶということだったので、やっぱり切ったところが具合悪いんかなあ。
毎度お楽しみの二ノ瀬の猟犬はもぬけの殻。たくさんあったゲージがバラされていたのが気になった。
貴船口で約3.7km、21分40秒。
鞍馬の火祭まであと10日なのに、まだ準備には入っていないようだ。
がけ崩れがあったみたいで、修復作業をされていた。
鞍馬寺山門前到着。
今までならここで折り返していたのだが、せめて入場料金を取られる手前までは行かんとね。
石段をトントンと上りここまで5.18km、30分52秒。
登り坂5kmを、キロ5分58秒ペースで走れた。息詰まったけど。
ここで休けいしては意味がないので、すぐに折り返し。
駅前の天狗さんに「病気が治りますように」とお願い。
天狗さんて、願いをかなえてくれる存在やったっけ。まあええか。
鞍馬川を見ながら気持ちよく下って行けた。
ただし、決してスピードを上げないように。
今日はそのために、GT2000-4をはいて。
やっと少しだけ息がましになってきた。
最後は長代川沿いの道を。
この時走りながら考えた。今私がランニングクラブを作るとしたら「三途の川RC」やね。棺桶に片足突っ込んだランナーばかりのクラブ。私、初代会長でいいでしょうか。名誉会長は、もちろん「竜じい」。これで吉本新喜劇の竜じいの供養にもなるし。あと副会長ねえ・・・。適当なランナーおりませんねえ。死にかけのくせにいやに元気なランナーって(できれば女性)。
一応、私、「99の会」(100キロウルトラを惜しくも完走できなかったランナーの会)会長を勝手に名乗っています。(副会長は広島の笠美人さん。)
去年の「なごうら」を完走してしまったが14時間31分。やっぱり制限14時間のウルトラを完走しなくては。このため、今回の入院1日目(手術前夜)に「沖縄100K」(12月18日開催)にエントリー。今回は、「99の会」会長と「三途の川RC」会長の2つの立場で挑戦しようと思っています。(なんのこっちゃ!)
家まで5.2km、29分14秒。
抑えたつもりだったが、キロ5分37秒ペース。
往復約10.4km、1時間00分06秒。10kmなのにハーフを走ったくらい疲れた。今の喉のつかえが取れたら、まだまだ速く、もっと疲れずに走れるようになるでしょう。
ぼちぼちがんばります。
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【今日のきく】
「なんぼほど、きくの写真ばっかり載せるねん」と思っておられるあなた、いいんです。かわいいもんはなんぼ載せてもいいんです。
散歩中にはこんなんにも出くわします。
これは口黒仲間のメイちゃん。
あー、かわいすぎる・・・と思っているのは私だけでしょうか。
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2016年10月11日(火)
退院ですが・・・ [病院]
今日はむずかしい。
どこまで書いていいものやら・・・。
私は何事もお気楽に考えているので、だれがどう思おうとお構いなし。家族にしても、ヨメさんからはとっくの昔に相手にされていないし、廉は結婚してしっかり仕事もしているし・・・。心配なのは真樹。ヨメさんによると、「こんなしょーもないパオパオでも、真樹はそんなにいやじゃないらしいわ」とのこと。
私の評価する「パオパオないがしろ率」は、ヨメ90、廉70、きく50、真樹30パーセントという感じかな。今でも私をもっとも相手にしてくれているのが、遠く沖縄で暮らしている真樹です。
真樹は、この「パオパオだより」も読んでいると前に言っていたし。いらぬ心配はかけたくない。
でも多くの方が心配してくださっているので、簡潔に書いておきます。
「今日で治療は終わり」と期待していましたが、甲状腺腫瘍の病理検査の結果が(悪いほうに)出て、さらに治療が続くとのこと。「こんなに元気やのになんで?」と言いたいところですが・・・。
昨日の夜、ヨメさんときくちゃんに送ってもらい病院へ。
門限の8時を5分ほど過ぎたら、詰所から携帯に電話がかかってきた。「少しくらいなら遅れてもだいじょうぶですよ」とおっしゃっていたのになあ。
あとで分かったのだが、担当医が病理検査の結果を伝えるために、私の帰りを待っていてくださったようだ。
夜は、私の大好きな「豚の水炊き」を腹いっぱい食べてきた。その満足感からか、いつもよりはよく寝られたような気がした。
そして退院日の朝・・・。
「やっぱり、パンかい!」
でも、いつもの食パンよりはおいしかった。
「禁断のゆでたまご」も食べたったー。長いこと食べてへんしええやろ。
「今日でこの景色も終わりか・・・」と感慨にふけりながら、富岡多恵子の「逆髪」を読む。入院後半は病院と家を行ったり来たりで、けっきょく83ページまでしか読めなかった。
富岡多恵子の文体が好き。途中2、3回息継ぎしないと窒息しそうな文体が好き。好きな作家の小説を読みだしたら、私がよく陥る「幽体離脱」現象(目は文字を追っているのに頭はちがうことを考えている)が起こりにくい。もう一人の大好きな作家、故・倉橋由美子の文体もそう。この二人が、ちょうど私の20歳上の同い年だったとは知らなかった。
入院2冊目は中途半端になってしまったが、これで読書癖がついたはずなので、これからは家でも読書するようにしていきたい。
9時すぎから、最後の診察。
抜糸してもらって、「お疲れ様でしたー」と言ってもらってめでたく退院と思い込んでいた。しかし、診察室に入ると明らかにいつもと雰囲気がちがう。
いつも明るく高い声で応対してくださるI医師(女性)が、低く抑えた声で「えー、お伝えしなくてはならないことがあります」。
「はい、お願いします。」
「病理検査の結果が出ました。昨日お伝えしようと思っていたのですが、私のいるときには戻ってこられなくて・・・。」
昨日って祝日で休みのはずやのに、待ってくれてはったんですね。申し訳ない。私はそのころ「豚の水炊き」をたらふく食べていました。
検査結果の話は省略(真樹が心配するので)。キーワードは「低分化」です。興味のある方は調べてみてください。
抜糸が終わり、手術あとの上にテープをはってもらい終了。
もう手術前と同じ生活をしていいそうです。念のために「マラソンしてるんですけど、また走っていいですか」とお聞きすると、「どうぞどうぞ、好きなものを食べて、好きなことをしてくださってけっこうですよ」。
うーん、そのおこたえはかえって不安・・・。
別の病院での検査の予約を取ってもらうのに、またずいぶんと時間がかかった。病室で待っている間はまた読書。本を読んでいると心が落ち着く。
その間、何人もの看護師さんがあいさつに来てくださった。みなさん「お気の毒に」オーラを出しておられて、こちらが恐縮してしまった。
「私もう60すぎてますねん。自分のやりたい放題やってきたので、なんにも気の毒な事はないんですよ」と言えばよかったかな。
詰所にあいさつして、下の会計でお支払い(57600+食費4320で61920円)。
地下鉄と京都バスを乗り継いで、11時40分我が家到着。
玄関にきくがお迎えに来てくれたが、ちょっと元気がないような気がした。
ヨメさんがいつもお愛想で言ってくれている。
「きくはオッサンがおらんと全然おもしろないらしい。オバサンではあかんにゃてー。」
「きくちゃん、またいっぱいいっぱい遊んだるから・・・。」
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【今日のきく】
帰ってきて、さっそくおちゃんぽ。
「きくちゃん、ハロウィンやてー」と言いつつ、よそ様のお庭で記念撮影。
「スキあらば走れ!」じゃなくて、「スキあらばきくのおちゃんぽ!」やね。
ヨメさんを迎えに行ったあと、コンビニのお寿司。
きくといっしょに写真を撮ろうとしたら、ワサビをバクッ。
「きくちゃん、それは食べられへん。」
きくがかわいそうだったので、私の食べられない玉子をあげた。
「きくちゃん、かしこうしとくにゃでー。また晩におちゃんぼも行ったるから・・・。」
ああ、かわいい見返りきく。
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【RUN】
行くぜー、今日は5km。
いつもの十王堂橋往復。
5分39、5分13、5分19、5分09、5分04で26分24秒。
喉はまだ詰まった感じが続いているが、まあまあ走れている。
帰ってきたら、廉から電話の着信歴。こちらからかけたら、心配しているとのこと。
「心配いらんでー。今5km走って帰ってきたとこや」と言うと笑っていた。
パオパオごときに煩わされんでええぞー。
夜には真樹からメール。
「心配すんな。パオパオは『沖縄100キロ』がんばるから、応援頼む。忘年会のお誘いは断って、こっち来てやー」と返事しておいた。
走り終わって、水炊きの準備をし、きくとヨメさんのお迎え。
お迎えゆうても、車じゃなくて歩き。それでもきくはけっこう喜んでくれていた。ヨメさんもうっとしがらずに喜んでくれよー。
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