2015年03月08日(日)
第1回かつしかふれあいRUNフェスタ [ランニング]
※ まず一番最初に書くべきことを忘れていました。
スタート前、私たちは「接触事故だけは起こさないように気をつけよう。他のランナーに不愉快な思いをさせないよう、声かけはていねいに」と打ち合わせをしました。私自身は下山さんの数十メートル先を走っていたので、そのあたりの細かいところまでは確認できていません。
もしこのブログを見られて、何かお気づきの点がありましたら、ぜひコメントをよろしくお願いいたします。
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下山さんのガードランナーはお二人とお聞きしていたが、現地に入ると三人体制。私は勝手に伴走ということだったので、数十メートル先を走り、露払い役。この体制で事故もなく、他のランナーからの苦情もなくゴールへ。
一般ランナーの10分後に私たち4人とともにスタートした下山さんは、後半きつい向かい風に苦しめられたがネットタイム2時間23分台でゴール。
下山さんからは数々の名言(迷言?)をいただいた。その中でも一番よかったのは、私の「うちのヨメさんはいいヨメさんでしょう」に対しての「知ってます」かなあ。
ちょっと前に出てペース配分などを見てくださっていたグリーンさん。左側をガードしてくださったブルーさん、右側をガードしてくれたブラック君。名前をお聞きするのも忘れましたが、いいガードでした。いつかまた私を含めたこの4人で、下山さんのシティフルマラソンのガードができればいいですね。(ちなみに今日の私はオレンジさん。)
(注)公約どおり、行きは夜行バス、帰りは新幹線。夜行バスのダメージは心配していたほどでもなかった。でも、疲れたことは疲れた。もう寝ます。続きはのちほど。
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※ ランネットの「私の写真」コーナーで、私たちのゴールの写真を見つけました。
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さてさて、話は大会前日に戻り・・・。
京阪・祇園四条駅の地上バス停22時55分発の夜行バス。うちから行くには京都駅よりこっちの方が便利かと思ったが、どっちにしても遅い時間は不便。かなり早くついてしまい、下山さんへのおみやげを買ってもまだ30分ほど時間があった。
鴨川沿いの歩道にあるバス停は屋根もなく、傘をさした若者が数人いるだけ。仕方なくその列の5、6番目くらいに私も並んだ。「こんなに少ないのなら、シート2席分を1人で使えるかも・・・」とか思いながら。
しかし時間がたつにつれ人が増え、「シート2席分を・・・」の夢は早くも消えてしまった。並んでいる顔ぶれを観察すると、私以外は全員20代前半ですな。おーっと、こんなとこでチューしとるやつがおるがな! ああ、うらやましい。
だいぶ遅れてきたバスに、並んでいた順番に乗るのかと思ったら、適当にゾロゾロ。席は早いもん順じゃなく、バス会社が指定していた。
入口に席の表がはってあった。私の後ろの若い女の子に、「ごめんやけど、老眼でなんにも見えへんねん。『藤井』がどこかさがして。」
その子はいやな顔もせず、すぐに見つけてくれた。(「このオッサン、夜行バスに乗って1人でどこ行くん?」とは思わんかったかな。)
大阪から乗ってきている人もあり、室内満席。これはきゅうくつやわ。
名神・草津SAでトイレ休けいのあと、「これより先、室内消灯します」。さあここからシート倒してゆっくり寝ましょかと思ったら、後ろから「ドン!」
周りを見ると、シートを倒している人がいない。ひょっとして、やすもん夜行バス(4300円)はシート倒したらあかんという暗黙のルールでもあるんかしらん。
それでも草津SAを出ると、すぐに眠ってしまった。次に起きたのが東名・海老名SA。東京まであと1時間というところ。うん? その間一回も休けいなかったんかい。そんなぐっすり寝た気はせんかったんやけど・・・。
予定通り、新宿駅西口6時50分到着。
バスから降りると小雨。それより、めちゃさぶ。
JRの駅の近くの店で朝食。
「鮭の定食(500円)」。
そこからJRで日暮里駅。
京成に乗り換え堀切菖蒲園駅へ。
駅から荒川河川敷の会場までは徒歩10分くらい。
要所要所に案内係の方が立っておられ、「おはようございます」のごあいさつ。もうこれだけで、大会のイメージアップです。
土手でかわいいワンちゃん見っけ。
「ジョリー・オス・10歳以上」
ジョリー君は何ぼさわってもだいじょうぶ。おとなしくて、かわいいかわいいワンちゃんだった。
このご近所の方だそうで、来年来たらまた会えるかも。
小学生の部を応援に来たゆるきゃら。
続々と来たのでびっくり。
ハーフの部は12時スタートなので、まだ下山さんは来られてないだろう。
葛飾をブラブラしましょうか。
駅近くに不思議な像発見。
私の干支、ひつじの所にお賽銭を入れて拝んどきました。
「下山さんが、シティフルマラソンに出られますように!」
(あとで話していて分かったのだが、下山さんは私の一回り下の同じひつじ年。)
駅に戻ると、葛飾ご当地ヒーロー・ゼロングの敵、悪の軍団デスバルの面々が。
お願いしていっしょに写真を撮ってもらった。
3月21日に葛飾でイベントがあるそうだ。今日やってほしかったなあ。
「ゴールデン☆ニャッファロー」紹介
出身地:アメリカ
ニューヨーク州バッファロー
バッファロー(アメリカバイソン)と猫を掛け合わせた怪人
バッファローのパワーと猫の素早さを併せ持つといわれている。
そのパワーはゼロングをいとも簡単に投げ捨ててしまうほど。しかしまだまだゴールデン☆ニャッファローのパワーはこんなものではないという。
また、パワーばかり目立っていて素早さに関しては未だ未知数である。本当の実力がいつ爆発するのか要注意!!
ゴールデン☆ニャッファローの特徴でもある角も注意しなければならない。角は非常に硬くビルなど簡単に穴を空けてしまう。注意しないとゼロンやスパークも穴だらけになってしまうかも!?
角の赤い部分は今まで倒してきた人達の血で赤く染まってしまったとの噂もある。
素体となった猫については一切解明されていない。一説にはイリオモテヤマネコではないかと言われるもはっきりしない。
気になる情報としてはH26年始めに亀有在住のKさん宅の猫が失踪する事件があった。同じころデスバルの戦闘員がKさん宅近所で目撃されており何らかの関係があるのかも?
ゴールデン☆ニャッファローが初めて出没した青砥サンロード商店街にて、マッチョ大佐から紹介をされた際に拍手が沸き起こった珍しい怪人でもある。初登場から人気者!?
大好物はバッファローウイング。
カメラのSDカードの残量が心配だったので、コンビニで調達(4GB、1080円)。ついでにコーヒーを飲んでいると下山さんからメール。「川べりの赤い車で待機しています」とのこと。すぐにこちらから電話した。
10時半ころ、下山さんの待機場所へ。「車の中でお話ししましょう」と言われ、車に。そこから40分ほどいろいろなお話をした。
一時期体重15kg減までなったと聞き心配していたが、だいぶ戻って来られたようでほっとした。
まずはエール交換ではなく、おみやげの交換。私はついでに、下山さんのこともちょっと書いている「ねっとわーく京都・4月号」もお渡しした。大学生の女の子が下山さんの事に関心を持ってくれていたと言うと、「ありがたいことです」とすごく喜んでくださった。
そのあと私は、主に今まで大会事務局に働きかけてきたことのまとめ。下山さんは、最後にお会いした4年前から今までの報告。2年前に大病で手術をされたことはお聞きしていたが、その前もその後も車いすのレースには出ておられない。もっとお聞きすると、レース自体が2008〜2011の「マラソンに挑戦する会」のフル4回だけとのこと。短い距離なら普通の車いすで出られるレースもなくはないが、下山さんは徹底している。「フルに出たいんです、みんなといっしょに!」
下山さんの送迎を引き受けてくださったのは、アーチェリーのお友だち。運転席で2人の会話を聞かれていて、話に加わってこられた。
「下山さんが門前払いとは・・・、理解できません。アーチェリーは、障害者も普通の大会に全く同じ条件で出ています。たしかに車いすは安定感がないので不利なことは不利ですが、誰もそんなことは気にしていません。
完走実績があるのに出場を認めないって、どういうことなんでしょうね。車の運転のように免許制にして、免許を取った人はマラソンに出場できるということにしたら下山さんは出られますね。」
「そうなんですよ。何の努力もしてない者が、抽選にさえ当たってお金を払えば出られるわけでしょう。下山さんは何年もかけて実績を作っているのに、その抽選にさえ参加できないんです。誰が考えてもおかしいでしょう。
前に下山さんおっしゃってましたよねえ。東京マラソンに普通に申し込んで、当たったら強行出場してしまおうかって。」
「あのときは真剣に悩みました。パソコンでワンクリックするだけで申し込みができてしまう・・・。でもそのあとにどんな事態が待ち受けているかと思うと・・・。」
下山さんに門前払いを食らわして平然としている大会事務局員に、この下山さんの葛藤の半分でも味わってもらいたい。いやいやそんなことが目的ではない。下山さんの出場に関して障害があるのなら、その一つ一つを取り除いていく努力を私たちといっしょにしてもらいたい。時間がかかってもいい。一人の大会出場を願っている普通の車いすランナーを注目し続けてほしい。私の願いはそれだけです。
ゲストには、北京オリンピック男子4x100mリレーの銅メダリストである朝原さん。奥様は京都の方でもあるし、話すチャンスがあれば下山さんの「京都マラソン」出場を応援してもらおう。
ランニングショップの出店はなく、ミズノさんのブースがあるだけだった。
「京都キャロット」、出店させてもらえませんかねえ。かなり遠いけど・・・。
葛飾鍼灸マッサージ会のテント。
無料ではなく、500円でも取ってもらった方がいいと思う。
地元葛飾のお店もたくさん出されていた。
雨でなかったらにぎわったでしょうに。気の毒でした。
この寒いのに半そでで突っ立っていたブラック君。この春高校を卒業し、もうすぐ大学生。
「陸上部やったん?」
「いえ、卓球部です。」
「ズルッ!」
「最後尾からスタートするけど、10分差やったら絶対に追いつくし、追い抜くときは外側から、必ず大きな声で 『すいません。抜きますので、端に寄って下さい』とていねいな言葉で言ってな。」
「ハイ、分かりました。」
スタートの時刻になり、下山さんを囲んで記念撮影。
「万全の態勢」とはこのことですね。
これだけしっかりしたメンバーがそろったら、私も気兼ねなく撮影に回れる。私の一番の仕事は、レースに参加されている下山さんの動画を撮って、大会事務局と交渉することですから。
(注)もちろん、まだまだ続きます。
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【今日のきく】
帰りの新幹線には早く乗れたのだが、国際会館からのバスが1時間に2本だけ。そのため、家に着いたのは夜8時になってしまった。
疲れてうとうとしていたヨメさんは、私が帰るなりちゃちゃとおいしい晩ごはんを作ってくれた。私の役目である「きくの夜のお散歩」も行ってくれると言う。
それは気の毒だったので私もいっしょに行った。きくの大好きな「2人引きの散歩」。
うれしくて、すぐ○ンコも出ました。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
林さん、いつも落ち着いておられる(ように見える)林さんらしくないじゃないないですか。「スピードの出しすぎ」って・・・。なにかストレスのようなものがたまっていたのではないかと心配です。いつもいつもヘラヘラと生きているこの私を見習いなさい。(といばって言うようなことでもないか・・・。)
しんどい日々が続いている中、東京まで遠征してよかったです。下山さんの言動の端々に心配な面もチラチラと感じましたが、とにかくメールや電話ではなく直接会ってお話しできたことがなによりでした。
この記事はまだまだ膨らんでいくので、またちょこちよこのぞいてくださいね。
林さんの奥さん、怒ってへんかなあ。それも心配。
(ここに書けないような話は、直メールでお願いします。)
いつも、読まさせてばっかりで申し訳ありませんです。下山さんの記事読ませていただきました。というより、あの笑顔だけで十分伝わってきました。ガードランナーの笑顔もよかったです。世の中が一歩一歩進んで行くことを期待します。
パオパオさんも、仕事が替わり?大変じゃないですか?お身体大事にしてくださいませ🍀
私は昨日、ウイメンズマラソンのボランティアで、早朝、走る妻とそのお友達を乗せて運転してましたが、スピード出しすぎでカーブ曲がりきれず、車がスピンし事故起こしました。エアバックも開き。車も正常に動かなくてレッカー移動でした。なんとか二人は迎えに来てもらい、電車に乗り換え、スタートに間に合いました。昨日はショックと後悔で引きこもってました。近況報告でした。