パオパオだより

2012年11月22日(木)

真樹と二人ゆんたく [家族]

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 ホテルに帰り、ゆっくりお風呂に入った。
 ペルパライソのお風呂は湯船と洗い場がきちんありと、ゆったりと入ることができる。真樹もこれで元気復活。

 試験が終わったあと、すぐに「しまむら」に行った。そこで買ったネコちゃんのワンピも似合っていた。かわいい。

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 私はビール、真樹はさんぴん茶でおつまみを食べながらゆんたく。

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 私も「しまむら」で買いました。

 「いけてる?」

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 ホテルに帰ってきたとき、フロントで今日の朝の写真をいただいた。
 ごんちゃんの飼い主さん・★の砂さんは仕事が早い。

 「真樹、お礼の手紙書こう。」
 「うん、書こう。」

 真樹にとって、今日一日は今までにない大変な一日だった。しかし、一日の始まりにごんちゃんに励まされ、一日の終わりにその感謝の気持ちを表す手紙が書けた。
 しんどかったけど、忘れられないいい一日になったね。

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【RUN】

 腰が強烈に痛い。
 明日が祝日のため、早朝バイトの食品の積み込みが2割増。今日はちょっがんばりすぎた。今は長く立っていられないくらい痛い。
 それでも、自分の体の調子を探るには走ってみること。最短3kmコースならだいじょうぶだろうと思って夕方走ってみた。
 腰に響かないように、そろりそろりと変な走り。16分10秒。まあまあ走れた。

 今日は腰にシップはって寝ようっと。

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バイト帰りにきくとヨメさんに遭遇

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「農芸茶屋 四季の彩」 [グルメ情報]

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 2日連続ホテルのレストランではあきるので、受験の帰り道で食べることにした。
 8月に買った情報誌(るるぶ)でさがす。その中で、沖縄っぽい料理が安くて食べられるところが見つかった。
 「農芸茶屋 四季の彩」さん。名護から本部にちょっと入ったところ。ここならすぐ行ける。

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 大通りからちょっと入ったところ。あたりは真っ暗。
 「やってはるんかなあ」と心配だった。
 「食事したいんですけど・・・」と言うと、「どうぞ」。

 四季の彩セット(1000円)を注文。

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 ソーキ煮付けや沖縄そばなど色とりどり。
 「いやー、おいしそうやん」と私はパクパク。

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 真樹も調子よく食べ始めたが・・・。

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 突然お腹を押さえてしんどくなってしまった。

 きっと、ここまで試験の緊張が続いてたんやろうね。
 朝から丸一日やから無理もない。

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 手作りシフォンケーキもおいしかったのに、真樹は食べられず。

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 ええやん、また来たら。
 今度は大学生になって、ねっ!

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真樹の受験(面接)、私は読書 [家族]

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 午後は面接。
 始まる前にメールをしておいた。
 「面接、しっかり!---パオパオもローソンでお寿司を買って食べました。これから面接やね。つまってもいいし、自分の思った通りのことをしっかり発言しよう。」
 返事はなかったけど、見てくれたかな。

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 1時過ぎから始まった個人面接。一人また一人と面接が終わった子が階段を下りてくる。しかし、真樹は「最後のほうやと思う」と言っていた。
 それでも3時くらいには終わるやろうと思い、控え室のあたりまで行ってみた、そこにはまだたくさんの付き添いの方が。面接は時間がかかるんですね。

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 階段の下に車を止め、下りてきたらすぐ分かるように向きを変え、私はひたすら読書。
     ◇     ◇     ◇
 「住まなきゃわからない沖縄」 仲村清司著 新潮文庫
   ---「青い海と空」「楽園」というイメージと、失業率日本一・県民所得最低という現実が交錯する沖縄県。重度の沖縄中毒に感染した妻に連れられ、那覇市内に移住した著者は、観光客には未知のディープな日常に出会うことになる。台風の過ごし方、弁当の盛り付け、大衆食堂や風水占い、オバァ事情など、「カルチャーショックの宝庫」の素顔がここにある。({爆笑 沖縄移住計画」改題)
   ---仲村清司・大阪市此花区生まれで、ウチナーンチュ2世の旅行作家。沖縄フリークならぜったいに知っておかなければならない、ディープで不思議な沖縄の紹介に日々努めている。著書に「爆笑 沖縄凸凹夫婦」「沖縄の人だけが食べている」(夏目書房)、「沖縄大衆食堂」「泡盛『通』飲読本」「ザ・ウチナーンチュ」(双葉社)など。
     ◇     ◇     ◇
 今か今かと待っても、真樹は階段を下りてこない。3時半ころからは階段を見ては本を読み、また階段を見ては本を読むのくり返し。365ページもあるぶ厚い文庫だが、遅読家の私でさえほとんど最後まで読めてしまった。
 この本が最初に出たのは2000年。もう12年も前に書かれた本だが、いい本だと思う。
 「決まったイメージで見るのはいかがなものか」の項に書かれていた以下の言葉は肝に銘じておく必要がある。

 「どんなイメージで沖縄を見るのもけっこうだが、内地の価値観、尺度、常識で優劣を測るのだけはやめてくれといいたい。このことは同じ移住者として繰り返しいっておきたい。沖縄で暮らしていると、そんな日本のいやらしさもよーく見えてくるのである。」

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 4時53分、やっと真樹が戻ってきた。
 ちょっとシクシクしていたような・・・。とにかく終わったのだからもういいでしょう。
 あとで聞くと、全受験者の最後になったらしい。3時間半待ち続けたことになる。お疲れさんでした。
 
 自分の予想していた質問はほとんどなかったらしい。それでも、自分なりにがんばって答えたのこと。それでいいやん。

 「『しまむら』行こか。」
 「うん。」

 あとはゆっくりしましょうねー。
 
 

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大学前ローソンのネコちゃん [わんこ・にゃんこ]

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 お昼になり、真樹にメール。
 「終わったかー。」
 「お昼ごはん食べています。」

 お昼はいっしょに食べてもいいと思っていたが、朝コンビニで買ったサンドイッチを食べているようだ、誰かいっしょに食べてくれる子がいたらいいんやけど・・・。

 そんなことを思いながら近くのローソンへ。
 お店の入り口にいました、立派なネコちゃんが。

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 旅行に来ている子がネコちゃんの写真を撮っていた。(たぶん、中国から。)

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 人が近づいても逃げたりしないので、かなり前からここを住みかとしているようだ。

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 私のほうを見て、かわいいポーズもとってくれた。

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 1時間ほどしてトイレを借りに行ったら、まださっきのネコちゃんがいた。

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 お客さんの残しものをもらったようだ。

 次に名護に来るときにまた会おうね。
 それまで元気でね。

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真樹の受験(小論文)、私は名護ラン [家族]

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 「受験票、確認しましょうねー。」
 「はい。」

 この「しましょうねー」を聞くと、沖縄にいるのが実感できる。
 「しましょうねー」には、「いっしょにしましょうねー」というニュアンスも含まれているようで、聞いていて心地よい。

 「勉強しなさい」→「勉強しましょうねー」→(いっしょに勉強しましょう)
 「嫌いなものも食べなさい」→「嫌いなものも食べましょうねー」→(いっしょに食べましょう)
 「ケンカやめなさい」→「ケンカやめましょうねー」→(みんな仲良くしよう)

 「確認しましょうねー」というやさしいひと言で、うちの娘を応援してくださっているような気持ちになる。

 私も京都で使おうか知らん。
 「○○しましょうねー。」

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 午前中は小論文。
 控え室から試験会場に向かう真樹を見送る。

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 この大学から名護湾が見える。

 谷山浩子の「風を追いかけて」を思い出す。

  やさしい人の 面影を
  忘れられない その時は
  ひとりで丘に のぼりなさい
  風に心を あずけなさい

  ああ 誰もわからない 誰もわからない
  夢が砕けた 悲しみは
  ああ 風が唄うだけ 風が唄うだけ
  立ちつくす 私のそばで ライラ......

  丘の上から 見る町は
  私のことなど 知らぬ気に
  吐き出す幸せ 不幸せ
  つくり笑顔で 流して行く

  ああ 私一人だけ 私一人だけ
  遠くはなれて 丘の上
  ああ 風を追いかけて 風を追いかけて
  翼のない 鳥のように ライラ......

  きょうもあしたも あさっても
  針の止まった 風時計
  二度と帰らぬ 思い出が
  帰るその日を 待ちつづけて

  ああ 私一人だけ 私一人だけ
  遠くはなれて 丘の上
  ああ 風を追いかけて 風を追いかけて
  翼のない 鳥のように ライラ......

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 真樹がここで暮らすようになれば、この地で「私一人だけ」という気持ちにならないように励ましてやらなくては。
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 小論文の試験が始まる時間になったので、私はラン。

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 大学からスタートは気が引けたので、近くのローソンの駐車場に車を置かせてもらった。そこで着替えてスタート。

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 大学は高台にあり、南に下っていくと名護湾に出られる。 

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 こんなかわいい幼稚園バスが。

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 土曜日なので、たくさんの観光客が訪れていた。

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 まもなく国道58号線。
 交差点の角にいつもお世話になっている「沖縄ツーリスト」さん。(真樹がここに就職してくれたらうれしいんですが・・・。)
 そのちょっと東には「名護自動車教習所」。真樹は、ここで運転免許を取りましょうかねー。
 気になっていたスーパー(食料品店)は見つけられなかった。その代わり、病院がいくつも目に付いた。しっかりごはんを食べ、調子が悪くなったら病院へ。スーパーと病院が近くにないと困ります。

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 まもなく、海岸沿いの「21世紀の森」へ。

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 野球場や大きな芝生のグランドがあり、ランニングの練習場所には最適。

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 野球大会が催されているようで、芝生でお弁当を食べておられるご家族がたくさんおられた。

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 浜辺に出て自分撮り。
 ここまで約30分。4kmちょっとですかね。

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 最初から1時間ほど走ろうと思っていたので、ここで引返すことにした。

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 ところが突然の大雨。
 建物の前に一時避難すると、そこにいたおじさんが「この雨はやまんよ」。ということは、ずぶぬれになっても帰るしかないということ。

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 途中おいしそうな沖縄そば屋さん。
 しかし、ここらが一番風が強く、街路樹の枝が折れて飛んできたりした。

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 単純なコースだったのに、気がついたら来た道とちがう。いったん避難したコンビニで、客としてこられた大学生風のお兄さんに道をたずねた。これで、大きな迷走にならずにすんだ。

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 しかし、帰り道は民家がなし。
 雨でビチャビチャになりながら、坂を駆け上がっていった。

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 こんなジャングルみたいな森の横を走った。

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 大学前の交差点が見えてきて、「ホッ!」
 きっちり1時間、距離は9kmくらいだろうか。
 明日がレースなので、悪コンディションの中でも走れてよかった。

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2012年11月21日(水)

ごんちゃんありがとう [わんこ・にゃんこ]

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 「ごんちゃんのおみやげの贈呈式をします。」
 「じゃ、私が写真撮ります」と飼い主の★の砂さん。
 「袋を開けて、やってください。」
 「いいんですか。」

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 11月17日、真樹の大学受験当日。 
 でも、二人とも「ごんちゃんはまだかなー」とそればかり気になっていた。

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 ちょっと早いかなと思いつつ、ビーチへ。
 そしたら、ごんちゃんが私たちを見つけ、しっぽを振りながら駆け寄ってきてくれた。

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 最初にパイ状のおやつをあげた。

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 ところが、見慣れないものだったのかすぐには食べなかった。離れたところにくわえていって、砂に埋めるようなしぐさもしていた。でも、しばらくして食べてくれた。

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 次は骨付きジャーキー風のおやつ。
 こちらはおいしそうにバクバクと食べてくれた。

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 「大学に合格したら、ペルパライソにバイトに来たらいいね」と★の砂さん。
 真樹は本当にうれしそうだった。

 「行ってきまーす」と言って、ホテル向かいの駐車場へ。
 さあ出かけようと言うとき、ごんちゃんと★の砂さんが走ってこられた。
 「写真、撮らせてください。」
 真樹と私とごんちゃんと。

 出発した車の中で、二人で「よかったなあ」「ほんまによかったなあ」をくり返していた。

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 試験が終わり、夕食も済ませてホテルに戻った。すると、フロントの方から「ことづけ物です。」
 あけてみると、今朝撮ってもらったばかりの写真がかわいい写真たてに入れられていた。
 ちょっとフラフラ気味で帰ってきた真樹も、これを見てシャキーン。ごんちゃん、★の砂さん、ありがとうございます。
 もし真樹が名護に住むことになったらうちのきくとは離れ離れ。時々ごんちゃんを吸いに来させてね。
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【RUN】

 月火と2日連続走らなかったので、今日はなんとしても走らなくては。
 とたいそうに言っても、けっきょくいつもの5kmコース。3日で5kmではねえ・・・。
 行き13分22秒、帰り12分47秒で26分10秒。
 1kmスロージョグをプラスして今日も6km。
 もう寒くて、汗もほとんど出ない。

 こんなしょぼい練習で、速くなれたらゆうことなし。 

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2012年11月20日(火)

ベルパライソの夜 [宿情報]

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 8月以来のリゾートホテル・ペルパライソ。
 8月はここに3連泊させてもらったが、今回は2連泊。

 このホテルを選んだわけ。
 ?ごん太がいる。
 ?お風呂に洗い場があり、ゆっくりとくつろげる。
 ?安い。

 そのほか、8月はホテルのまん前がビーチというのも決め手になった。しかし、残念ながらさすがの沖縄ももう秋。確か、海水浴エリアの囲いも10月末で撤去であったと思う。

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 8月に来たとき、初子オバアの甥っ子さん(つまり、真樹の幼馴染の九ちゃんのいとこ)が、レストランで働いていることが分かった。
 今回は京都のおみやげを渡すことができた。そしたら、気を使ってくださってだいぶサービスしてくださった。申し訳ない。
 写真を撮らせてもらうのを忘れていたが、スリムクラブの内間さんを若くしたような感じ。うちの廉と同い年くらいかな。今度来るときは写真撮らせてくださいね。

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 1階のレストランは8月は改装中で閉鎖れていた。しかし、今回は泊り客も少ないのにオープン。ただし、8月に2階のお店で食べたときとメニューは同じ。もうちょっとメニューをふやしてほしいなあ。

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 到着が遅くなって、ごんちゃんには会えなかった。でも、明日9時前には出勤と聞いてほっとした。ごんちゃんに会えへんかったら、ベルパライソに泊まった意味がない。ほんま。

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 ゆっくりお風呂に入り、琉球コーラを飲んで早めの就寝。
 明日、真樹は受験ですから・・・。

※「ごんちゃんありがとう」に続く。

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北山高校駅伝部激励 [陸上競技]

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 「藤井さん、今ちょうど駅伝部父母会会長の関口さんが来られています。紹介します」と上原校長先生。
 「あっ、1区の関口君のお父さんですね。」
 「よくご存知で・・・。」
 「ちゃんと調べて来てますから。」

 関口君は3000mSCでインターハイにも出場した選手。そのお父さんと少しでもお話ができてよかった。
 「駅伝は個人競技とちがっていろいろな要素がありますから。12月23日当日に、萎縮せず最大限の力が発揮できるように気を配ってあげてください。」
 我ながらいいこと言いました。

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 北山高校に着いたのは5時過ぎ。
 「2日前にお電話させていただいた京都の藤井です。駅伝部の激励に来ました。」
 職員室前でそう声をかけると、一人の女性が出てきてくださった。
 「私が電話に出た者です。しばらくお待ちください。」

 しばらくして、「校長室へどうぞ。」

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 上原校長先生はまだお若い感じの方だった。
 「明日、娘の大学受験で沖縄に来てるんです。ちょうど、駅伝の沖縄県大会で北山高校さんがアベック優勝されたと聞き、ぜひ激励に行きたいと思い来させていただきました。
 娘の小学校時代のPTAのお母さんに今帰仁村出身の方がおられて、沖縄旅行のたびにご実家に寄らせてもらってるんです。だから、少しだけですけど今帰仁にはなじみがあるんです。
 それと、私も学生時代は何もしてなかったんですけど、社会人になってから走り始めてマラソンには興味があります。沖縄でも、西表や渡嘉敷や伊江島のマラソンに出たこともあります。実は娘の受験に便乗して、あさって沖縄市である中部トリムマラソンにも出るんですよ。」

 上原校長先生はすごく喜んでくださった。
 おみやげとしてランニング用ソックスを部員数だけ持ってきた。渡そうとすると、「駅伝部のマネージャーだけ残っていますから呼んできます。直接渡してやってください。」(部員は九州大会出場のため福岡行き。)
 かわいい2年生の女子マネージャーが2人。校長先生が「京都から応援に来てくださった」と説明されるとちょっと驚いていた。しかし、しっかりとしたお礼の言葉ももらった。また、京都で会えるといいのにね。

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 校長先生が、「校内をご案内します。」

 「ちょっと学校のホームページを見せてもらったんですけど、全校生徒が300人ちょっとですよね。」
 「現在297名です。」
 「そうなんですか。300人切ってますか。そんなに小さい学校が男女とも優勝ってすごいじゃないですか。」
 「今年から指導してもらっている先生が、去年の優勝校から来られた方なんです。それも大きいかもしれません。それと、うちは駅伝部は全員寮生活ですから、結束力という点では強いものを持っています。」
 「計算上はいい結果を望むのは難しいとは思いますが、本当に駅伝は何が起こるか分かりませんから。最後まで自分たちの力を信じてがんばってほしいです。」 

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 さすがの真樹も、ここは車で待機。
 でも、「12月23日当日は、私たちは仕事(万博クロスカントリー)で応援に行けないので娘に頼んでおきます」と言っておいた。
 ほんまに頼むでー。パオパオの分までしっかり応援してやー。

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※「ペルパライソの夜」に続く。

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今帰仁の駅そーれのネコ [わんこ・にゃんこ]

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 こんなかわいいネコちゃんがベンチで寝てました。

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 いつも寄らせてもらっている初子オバアのおうちはここからすぐ。しかし、8月にもおじゃましたばかりなので今回はスルー。
 でも、真樹が合格したらまた来ますねー。

※「北山高校駅伝部激励」に続く。

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部間タイヤの比嘉さん [私の好きな人]

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 部間タイヤさんは、名護の西の端。もう少しで本部町にというところにある。高速道の終点・許田ICからはだいぶ離れている。それでも豊見城から1時間10分くらいで来れた。自分で運転してきたら、そんなに遠く感じない。

 比嘉増美さんは、「京都キャロット」通販のお客様。いつもお電話で注文してくださっている。すごく低くていいお声で、独特の間があるしゃべり方をされる。
 注文していただいた商品の発送先が、いつも「部間タイヤ」。私はてっきり、比嘉さんはその会社にお勤めされているのだと思っていた。でもちがった。経営者側の方だったんですね。

 ダンナさんの比嘉三雄さんもランナーで、優勝や入賞も何回もされているとのこと。「21世紀の森RUNクラブ」に入っておられ、名護湾の海岸沿いの公園で練習されているそうだ。

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 タイヤの前にネコちゃんが2ひき。
 写真を撮ろうとしたら、1ぴきは逃げてしまった。

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 かわいいかわいいネコちゃんでした。

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 いろいろとお話させていただいて、真樹も心強く感じたようだ。本当にありがとうございます。

 そして、お別れするとき最後に私が言った。
 「実はあさっての中部トリムマラソン、走るんです。私だけですけど。」
 「あら、私たちも行くんですよ。クラブの仲間もたくさん出て、走ったあとはみんなで宴会のようなことをするんです。いっしょに食べましょう。」
 「ありがとうございます。楽しみにしときます。」

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 比嘉さんからたくさんのおみやげもいただいた。うちの大事なお店お客さまなのに、これでは反対ですね。お言葉に甘えさせてもらって、これからも娘のことで頼りにさせてくださいね。

※「今帰仁の駅そーれのネコ」に続く。

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「うるま食堂」 [グルメ情報]

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 「日替わり定食、600円。これにしょ。」
 「今日の定食はてんぷらです。」

 出来上がって持ってこられた定食を見てビックリ。
 「えー、こんなに多いん!?」

 エビ、チキン、魚、ピーマン、サツマイモ、野菜のかきあげに沖縄そばやサラダ、アイスコーヒーまでついてこの値段。
 「こりゃ食べ切れんかも・・・。」   

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 11月16日午後1時15分、那覇空港到着。

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 海上自衛隊が何かの訓練をしているようだ。

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 そこからレンタカー屋さんに行き手続き。8月に来たときはここでずいぶん待たされてイライラした。しかし、今回はスムーズ。それでも手続きが終わってスタートたのは2時半。もう、お腹ペコペコ。

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 レンタカー屋さんのすぐ近く、豊見城市名嘉地の「うるま食堂」発見。「なんで、豊見城やのにうるまなんかなあ」と思いつつ店内へ。
 イス席のほかに座敷もあった。「これがウワサの昼寝ゾーンかなあ・・・。」

 真樹は「じゅーしーそば定食の(小)」(550円)。
 「小」でもかなりの量だった。
 いつもなら無理して食べないのに、「全部食べる」と言う。翌日の大学入試に向けて気合を入れているようにも見えた。
 「ええぞー。」

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 私はあんなにお腹ペコペコだったのに残してしまった。ああめずらし。
 沖縄紹介本に、「『食堂』と書いてあるお店では、その量の多さに要注意」と書いてあったのを思い出した。味はすごくよかったので、残したのがほんとに申し訳なかった。

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 ここから、名護の比嘉増美さんに電話。空港から部間タイやさんに電話したら、「2時ごろ来ます」とのことだったので。

 「すいません、そちらに比嘉増美さんいらっしゃいますか。」
 「はい。」
 「あっ、比嘉増美さん・・・。あの、京都のランニング用品店の京都キャロットの藤井です。」
 「あー、藤井さん。お久しぶりです。」
 「実は、今、娘といっしょに沖縄に来てるんです。前にお電話でゆってたと思うんですけど、名護の大学受験で。」
 「そうなんですか。今、どこに。」 
 「昼過ぎに那覇について、さっきお昼ごはんを食べたとこです。ご迷惑じゃなかったら、今から部間タイヤさんに行かせてもらおうかなと思ってるんですけど・・・。」
 「はい、どうぞ。きたないとこですよ。来られたら、あちこち案内しましょうかねえ。」
 「いえいえ、今日はもうあまり時間もないんで、ごあいさつだけさせてもらって失礼します。またこれから娘がお世話になることもあると思いますので、顔だけでも見ておいてもらおうと思って。」
 「分かりました。じゃ、気をつけて来てくださいね。待ってます。」

 ちょうど3時ころ、名護めざして出発。

※「部間タイヤの比嘉さん」に続く。

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2012年11月19日(月)

沖縄四日間で真樹は成長した [沖縄]

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 14時05分那覇発、15時55分伊丹着(ANA)。
 16時25分伊丹発、17時15分京都駅着(空港バス)。
 17時24分京都駅発、17時43分国際会館駅着(地下鉄)。
 ヨメさんがきくをつれて駅に迎えに来てくれた。

 午後2時すぎに那覇空港を飛び立ち、夕方6時に自宅着。4時間で帰って来れるなら、沖縄もそんなに遠くはない。ただ費用がねえ・・・。

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 16日(金)から今日までの4日間、沖縄でいろいろなことを経験してきました。真樹にとってはしんどいことが多かったけれど、一回り(半周り?)成長したと思う。

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 旅行出発前日に「竹串飲み込んだかも疑惑」だったきくが元気そうで何より。

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 私たちの沖縄での様子は、またぼちぼち書いていきます。

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首里城ガイド(旅行4日目) [沖縄]

 11月19日(月)は、「首里城」→「ブルーシール」→「那覇空港でお買い物」。

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 旅行最終日は、真樹のリクエストの首里城。真樹は今回で9回目の沖縄なのだが、首里城は来たことがなかった。

 NPO法人・那覇市街角ガイドでガイドさんをお願いした。この「那覇市街角ガイド」は全部で19のコースがあり、すべて1時間半から2時間。7名までは3500円均一のガイド料。
 私は6年前に廉と来たことがある。ただ時間がなくて、首里城前で写真だけ撮って帰ってしまった。せっかく来て、これではあかんね。そう思い、今回はくわしく説明してくださるガイドさんをお願いすることにした。
 10時、守礼門前で待ち合わせ。私たちのガイドをしてくださるのは金城さんというベテランガイドさんだった。

 私が聞いて覚えていること。
 1.首里城の各部分は次々と建て増しした経緯があり、どの部分が何年に建設されたかはっきりしないところが多い。
 2.各地の豪族を首里に取り込み、地元に帰さず謀反を起こさせないようにした。
 3.首里城の下働きの者には大事な仕事はさせない。それは、派閥ができたり不満を持つ者が出てこないようにするためだったらしい。
 4.首里城は西向き。普通は南向きに建てるものだが、中国に対して背を向ける形になるので西向きになった。それと、王が東から上がる太陽の光を浴びて神々しくみえるようにという配慮もあったようだ(てぃーだ信仰)。
 5.琉球王国の尚王朝は一度途切れているが、後継の王も「尚」を名乗った。現在も尚家は続いているが、一般人としてひっそり暮らしておられるらしい。
 6.首里城は戦火で全焼したが、写真を元に復元。そのとき残っていた土台を更地にせず残し、その上にかさ上げして再建築したため世界遺産として認められた。
 7.世界遺産に認められてから、障害者のための手すりやスロープがつけられなくなってしまった。
 8.ハワイのハイビスカスは、沖縄からの移民がアカバナを持っていって広がっていった。

 こんなところでしょうか。
 ガイドしてもらったあとの真樹の言葉。
 「真樹も沖縄に住んだら、こんなガイドしてみたいなあ。」
 そうできるようになったらいいのにね。

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2012年11月18日(日)

驚異の新記録(旅行3日目) [沖縄]

 11月18日(日)、「中部トリムマラソン」→「沖縄こどもの国」→「まきし食堂」。

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 第23回中部トリムマラソンは申告タイムレース。
 私は申し込み時に5kmを20分00秒で申告してエントリー。先々週19分52秒、先週19分58秒なのでいけるかも。ところが、「9時30分現在の気温は23.5度」のアナウンス。日差しがきつく、「これはがんばっても20分30秒くらいが限界かなあ・・・。」
 でも、気を緩めず走りきったらギリギリ20分は切れるかもと思いスタートした。走り出すと、意外と暑くない。中だるみもなく終盤へ。
 残り1kmのあたりで、真樹と比嘉さんからの応援。これはうれしかった。サブトラックの周りを回って残り500mあたりで、もう一度真樹と比嘉さんからの応援。
 「ここまで走って応援に来てくれたんやね。よっしゃー、ターボ前回じゃー!」

 自分がどれくらいのタイムで走っているのかサッパリ分からず。しかし、一度もだれることなく5kmを走りきった。
 ゴールには真樹と比嘉さんがニコニコして待ってくれていた。
 「藤井さん、18分台ですよ」と比嘉さん。
 まさかと思ったが、完走証をもらうと「18分43秒」。脅威の新記録。これは、私の35歳くらいまでの記録に相当。ひょっとしたら、私の20代の自己ベスト18分03秒も更新できるかも・・・。

 「60歳で5000m18分台を出して引退」と決めていたのに、この調子だと引退時期が早まるかも・・・。

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※真樹は、自分の重い一眼レフで写真まで撮ってくれました。

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2012年11月17日(土)

ごんちゃんがくれた幸運(旅行2日目) [沖縄]

 11月17日(土)は、「ごんちゃんとの再会」→「真樹の受験(小論文)、私は名護ラン」→「真樹の受験(面接)、私は読書」→「農芸茶屋 四季の彩で夕食」→「真樹と夜ゆんたく」。

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 前日ペルパライソに着いたのは5時半ころ。残念ながら、ごんちゃんたちはもう帰ってしまって会えなかった。
 でもごんちゃんは朝9時前に出勤ということだったので、朝からその時刻になるのを今か今かと待っていた。9時前、浜辺に出るとごんちゃんと「★の砂さん」が来ておられた。
 8月に会ったときはなかなか来てくれなかったのに、今回は私たちを見つけたらしっぽを振って近づいてきてくれた。
 ごんちゃんにはワンちゃんのおやつを、「★の砂さん」の娘さんには絵本をプレゼント。すごく喜んでもらってよかった。

 試験場に向かう真樹の言葉。
 「スカートにごんちゃんの毛がついてる〜。」

 これは、「すごいラッキーでうれしい」という意味です。
 ごんちゃんのおかげで、リラックスした気持ちで試験場に向かえました。
 ありがとね、ごんちゃん!

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