パオパオだより

2012年11月09日(金)

第38回9の日平和ラン [ランニング]

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 このごろ朝晩が寒い。 しかし、その分昼間に晴れるとぽかぽかして暖かく感じる。これを「小春日和」というんですね。
 今日も、私が家を出る朝6時過ぎは8℃。午前は曇っていて寒さが続いたが、午後から晴れてきた。気温は15℃くらいだが、日が当たっているところはもっとあったかい。

 午後4時、久しぶりにランパンで走ってみることにした。

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 今日は、GPS時計で測って9.9km走ることにした。
 自宅から北稜高校前へ。ちょうど下校時刻かと期待していったが、高校生にはあまり会えなかった。

 いつもは北稜高校から真っ直ぐ東に進むのだが、今日は次の信号で右折。そのほうがにぎやかな通りを通るので、アピールランとしてはいい。

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 遠回りをしてきたので、BOOKーOFFまえでちょうど2.5km。コーナン往復があきたら、この往復でも5kmが取れる。

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 いましたー、花園橋近くのかわいいワンちゃん。

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 さわらしてくれるかなと手を出したら、ちょっとにおいでから「うぉん、うぉん・・・。」
 ちゃんと番犬してるね。
 
 ここまでちょうど4km。今日のコースだと往復8kmコースになる。またこのコース、練習に使おう。

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 「猫カフェ」さんで、約4.5km。ここで折り返したらうまい具合に9kmになりそうだが・・・。今日は9.9kmと決めたので、もうちょっと。

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 松ヶ崎橋で4.93km、27分ちょっと。
 ここで折り返し。

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 白川通から宝ヶ池通へ。
 高校駅伝(男子)の第3区、都道府県対抗女子駅伝の第5区に当たるコース。こんなとこ走ってみたいわ。やっぱり、京都マラソンは駅伝とおんなじコースがええなあ。

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 「すんませーん、ワンちゃんの写真撮らせてくださーい。」
 「はい。」
 「あっ、ちょっと恐がってますね。ごめんなー。」
 「今日はたくさん散歩したから、疲れてるんやと思います。」
 「お名前は?」
 「ランです。」
 「ランちゃん、メスですね。お歳は?」
 「もう14歳なんですよ。」 
 「そうなんですか。でもすごく元気そうですね。足は?」
 「病気で・・・。」
 「そうですか。でも、外には出たがるんでしょ。」
 「はい、散歩が大好きで・・・。」
 「それならきっと長生きしますよ。」

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 走ってて一番の楽しみは、かわいいワンちゃんに会えること。
 このちょっと前に、横断歩道を手を上げて渡っているのに車(プリウス)にひかれかけた。「なにすんねん、この○○ハン!」と言いたかったけどやめといてよかった。そのあとこんなかわいいワンちゃんに会えたんやから。
 また会えるといいね。

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 RIGHTーON前を右折すると、家まであと2km。

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 北稜高校前では、さっきより高校生がたくさんいた。

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 自宅到着、4.92km。28分ちょっと。

 えーと、4.93+4.92で9.85kmかー。
 あかん、50mたらんがなー。
 そこらをチョロチョロ走ろうかとも思ったが、「京都キャロット・産大前店」に出勤中のきくを迎えに行くことにした。
 家から店まで0.66km。ちゅうとはんぱやなー。
 きくとちょっとだけ遠回りして走りながら帰る。0.88km。
 9.85+0.66+0.88で11.39km。おっ! 一応、最後に「9」が出たな。

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2012年11月08日(木)

「旅芸人の記録」 [映画]

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◎Yahoo映画より

 軍事政権下、ある時には作品内容を前世紀の田園劇と偽って(ちょうどナチ占領下のフランスの「天井桟敷の人々」のように)製作された、旅一座の家族を通じギリシア現代史をパノラミックに総括した壮大な映画の叙事詩。一家の物語はそのままアトレウス家の古代神話をなぞり、これを39年のメタクサス将軍の極右独裁体制の開始から、ムッソリーニの侵攻、42年の独軍占領、44年の国民統一戦線の勝利、戦後のゲリラ下部組織の掃討から共産派弾圧、52年のパパゴス元帥の軍事政権の誕生までの歴史事実を生々しく介在させ、政治の荒波に翻弄される画面外の民衆の息吹すら感じさせる偉大な作品。ひたすら曇天下での計算され尽くした路上のシークェンス・ショットは、古典劇の重みの中に過去の迫真の蘇りがみられ、幾度も息を呑んで見守ってしまうはずだ。
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◎goo映画より

■解説 - 旅芸人の記録
1939年から1952年までの14年間のギリシャの圧制、占領、反乱の歴史を背景に、全土を巡業する、ある旅芸人一座の波乱に満ちた生きざまを描く。製作はヨルゴス・パパリオス、監督・脚本はテオ・アンゲロプロス、撮影はヨルゴス・アルヴァニティス、音楽はルキアノス・キライドニス、編集はタキス・ダヴロプロスとヨルゴス・トリアンダフィルー、美術はヨルゴス・パッツァスが各々担当。出演はエヴァ・コタマニドゥ、ペトロス・ザルカディス、ストラトス・パキス、アリキ・ヨルグリ、マリア・ヴァシリウ、・ヨルゴス・クティリス、キリアコス・カトリヴァノス、グリゴリス・エヴァンゲラトス、アレコス・ブビス、ニナ・パパザフィロプル、ヤニス・フィリオス、ヴァンゲリス・カザンなど。

■あらすじ - 旅芸人の記録

1952年の秋、ギリシャ南部のペロポネソス半島の北端の町エギオンに、疲れはてた12名前後の旅芸人一座がおりたった。町は大統領選挙を数日後にひかえており、選挙カーが慌ただしく通りすぎる。“パパゴス元帥に投票せよ!”。同じエギオンの町、1939年の晩秋、11人の旅芸人一座。座長のアガメムノン(ストラトス・パキス)、母クリュタイムネストラ(アリキ・ヨルグリ)、長女エレクトラ(エヴァ・コタマニドゥ)、次女のクリュソテミ(マリア・ヴァシリウ)とその幼い子供の5人の一家に、先頭をゆくピュラデス(キリアコス・カトリヴァノス)、詩人と呼ばれる青年(グリゴリス・エヴァンゲラトス)、老男優(アレコス・ブビス)、アコーデオン奏きの老人(ヤニス・フィリオス)、アイギストス(ヴァンゲリス・カザン)らだ。一行のそばを通りすぎていく男が明日の午後、ドイツ第3帝国情報相ゲッベルス閣下が、オリンポス見物の途次、エギオンを通過すると告げた。公演場所の講堂で憩う一座。表の広場では極右ファランギの青年兵士たちが“父よ、世界はなぜかくも美しい”を歌い、ピュラデスは“おまえはいつか悔いて戻ってくる”を歌う。一座の出しものは「ロミオとジュリエット」風の恋愛を描く「羊飼いの少女ゴルフォ」。エレクトラがゴルフォ役を母から受けつぎ、弟オレステス(ペトロス・ザルカディス)が恋人タソス役を父から受けついだが、兵役にとられた彼に代ってピュラデスがタソス役やることになった。その夜、エレクトラは、母クリュタイムネストラとアイギストスの密通を目撃してうちひしがれる。夜明け、思いがけずに特別休暇をとって帰ってきたオレステスと舞台の役名で挨拶を交わす姉弟。しかし、舞台の幕があくと、秘密警察の男たちが来て、ピュラデスが捕えられたため、公演は中断した。 1940年10月28日、一座が降りたった駅では、町の人々が行進して歌を歌い、民家にはギリシャ国旗が翻っていた。が、まもなく空襲がはじまり、アガメムノンは補充兵として去り、母の室にはアイギストスが入ってきた。41年の正月頃、街なかでファランギの下士官に暴行されそうになったエレクトラが危いところを逃げ去った。その年の4月、ギリシャ全土が独軍に占領された。42年の初冬、英国が送りこんだ救援軍兵士とギリシャのゲリラ兵を追及する占領独軍が旅芸人たちの宿舎を襲い、アイギストスの密告で、オレステスがゲリラに加わっている事がわかり、代りにアガメムノンが銃殺された。座長になったアイギストスに皆は黙ってついていくが老男優だけが出ていった。1943年頃、独軍占領がながびく中、ある日エレクトラは、脱獄に成功してゲリラになっていたピュラデスに再会。彼はオレステスと合流するところだった。一座がバスで旅を続けていた時、他の市民と一緒に独軍に捕まり全員が射殺されそうになる。が、その時襲撃してきたゲリラ軍によって助かった。こうして、独軍の勢力は衰退し、 44年の秋独軍は徹退した。国民統一政府の成立を祝して、人民歌で行進する国民解放戦線の長い行進が続く。45年の正月、一座が山岳地帯での巡業に入ったある日、エレクトラは、オレステス、ピュラデス、詩人と再会し劇場に戻った。オレステスは、舞台上で母とアイギストスを射殺した。その夜、母のレコードを聞いて思いにふけるエレクトラが、仮面をつけた秘密警察の男たちに強姦された。45年12月に結ばれたヴァルキザ協定により、ゲリラは新政府に協力することを余儀なくされ、山にこもり続けるゲリラは重犯罪人とみなされた。49年の春、英軍のジープが、ゲリラの首をさらして村をゆく。そのあとにつづく捕えられた最後のゲリラたちの中にオレステスがいる。 50年、反共宣誓書にサインして釈放されたピュラデスに再会するエレクトラ。その年の暮に再会した詩人は、なかば廃人となっていた。51年、エレクトラは、ようやくオレステスと面会するが、それはすでに処刑された彼の死体との面会だった。オレステスの葬式で、遺骸が土にうずめられようとする時、思わずエレクトラが拍手を送った。そして、それに合わせて拍手に送る一座の人々。詩人は無言で空をあおいだ。52年の晩秋の夕べ。その夜は、クリュソテミの息子(ヨルゴス・クティリス)の初舞台で、彼はタソス役を演じる。メーキャップをなおしてやるエレクトラは思わず咳いた。“オレステス!”。そして「羊飼いの少女ゴルフォ」の幕がやがてあいた。
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 廉や真樹は生まれてすぐ、「京都キャロット」の出張販売につれて来られていた。時々、「旅芸人の記録みたいやなあ」とヨメさんに言っていたのだが、その思いは伝わっていたのだろうか。たぶん、ヨメさんはこの映画は見ていないと思うし・・・。

 しかし、かく言う私も20代の後半に見たときはほとんど寝てしまった。なんせ4時間の映画ですから。私の長い映画鑑賞歴史上、ほとんど寝てしまったのは「旅芸人の記録」(232分)と「山猫」(187分)。
 覚えているシーンは、旅芸人の一団が荷物を持って歩いているシーン(上の写真)くらい。小さな子どもがいたなあ、という程度。
 今回は、「絶対寝えへんどー」と意気込んで行った。しかし何のことはない。初めから終わりまで一度も眠くなることもなくしっかり見てきました。すごくいい映画でした。私もこの30年の間に成長したもんや。

 今回も何の下調べもせずに見たのだが、話がしっかりつながった。映画の理解度が、10%から50%くらいにアップです。まあ、まだ半分はよう分からんけど・・・。

 しばらくしたらもう一度見てみたい映画です。
 次は80%理解をめざして・・・。

※ なんと、映画を見たのは5月2日以来半年ぶりでした。これからじゃんじゃん見に行くどー。

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2012年11月07日(水)

アリタックスラン [ランニング]

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 「近くに来たら寄ってください、ってコメント入れてくれはったし来ました。」
 「ありがとうございます。ごめんなさいね。水木金と大学に講義に行ってて留守なんです。」
 「えー、週に3日も行ってはるんですか。」
 「そうなん。」
 「ほな、今度は月曜か火曜に来ますわ。」

 私の古くからの走友・有田行雄さんは、烏丸今出川の近くで税理士事務所を開いておられる。その傍ら、滋賀大学経済学部特任准教授として講義にも出かけておられる。残念ながら、今日はちょうどその曜日に当たってしまった。でも奥様の孝子さんとも以前から懇意にしていただいていたので、長話をして帰ってきてた。

 「御所に走りに来はったん?」
 「いえ、今日は四条烏丸の京都シネマに映画見に行ってきたんです。家から走って。今、その帰りです。」
 「そうやったんですか。藤井さん、今もいっぱい走ってはるようやね。時々ブログ見せてもらってます。」
 「ありがとうございます。ボクはもうフルは引退で、短いのんばっかり出てますねん。」
 「そうですか。うちのはこのごろウルトラに出たがってるみたいです。ウルトラに出ると、フルが速く走れへんようになるみたいやね。こないだの下関は4時間半越えてしもて・・・。」
 「そうでしょう。体がそのペースを覚えてしまうんですわ。そやしボクも短いのを速く走りたいし、フルやめたんです。フルの走り方と短いのんの走り方はちがうと思いますわ。」
 「そうみたいやね。」

 「奥さんもお元気?」
 「はい、元気にしてます。」
 「奥さん、ようがんばらはるし。『京都キャロット』は奥さんの力が大きいしね。」
 「大きいどころか100パーセントヨメさんの力です。」
 「いえいえ、そんなことはないでしょう。」
 「(ひいき目に見て、95対5くらいかな。)」

 「有田さんと長いことお会いしてませんけど、ブログ見せてもうてますし全然そんな感じしませんわ。」
 「お互いに。」
 「どこ行かはんのも、奥さんが有田さんについて行ってはるのがすごくいいですね。」
 「走ってる間けっこう時間があるし、一人で好きなところを観光したりしてるんよ。」
 「そらいいですね。奥さんはもう全然走ってはらへんのですか。」
 「そう、6年前から・・・(この間の事情は個人情報のため省略)。でも、1年に1回くらいやけど3kmとか5kmとかは走ったんよ。」
 「いやー、それでいいですやん。」
 「また、ちょくちょく寄ってくださいね。」
 「はい。月曜か火曜ですね。」

 そう言ってお別れしたのだが、よく考えると水曜以外はなかなか来にくい。スペシャルランを考えんとあかんね。
 (有田さんのブログ今日も“LOOKING GOOD!"ものぞいてみてください。ほとんどがランニングのレポートですが、「お上品な仲良し夫婦の旅行記」として見られてもおもしろいと思います。)

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 京都シネマの会員継続のハガキを探していたら遅くなってしまった。今日見る予定の「旅芸人の記録」は10時40分から。それなのに、家を出たのは9時38分。ゆっくりのんびり走っていく予定だっのに、そこそこのスピードで行かないと間に合わない。

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 鴨川に出て、木のトンネルを通り抜ける。

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 御所の横を通り、烏丸通りを真っ直ぐ南下。

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 京都シネマ前まで約9.6km、55分36秒。
 「あと5分ほどで始まるー、急げー。」

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 ぎりぎりセーフ。
 けっこう汗をかいてしまい、着替えも持ってこなかったのは失敗だった。
 ここから休けい10分を含め4時間ちょっとの映画。終わったのは2時50分ごろ。お腹がへっていたけど、家まで走って帰ってお茶漬けでも食べよう。
 いやその前に、御所の横を通るんやから「有田税理士事務所」に寄らねば。

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 前にいただいたコメントを確認してこなかったもんだから、ちょっと迷走。かなりジグザグに走ってしまった。有田さんの事務所は、今出川通りの一筋南の武者小路通りにあった。
 四条烏丸からここまで3.7km(実際はもっと近い)。時計をとめるのを忘れていたが23分くらいかかったと思う。
 
 長話のあと、有田さんの奥様の笑顔に見送られ、再スタート。
 あっ、一つ忘れてました。有田さんは大阪マラソンの抽選に当たったそうです。またカメラを持ってのレポート、楽しみにしています。

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 来た道と同じコースを通り家まで。
 鴨川の土手には、小さくてかわいいピンクの花がいっぱい咲いていた。

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 やってんのか休みなんかよう分からん「京都キャロット・産大前店」。
 今日水曜日は定休日です。

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 西日の影がこんなに長くなった。
 もうすぐ冬ですね。

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 岩倉に抜ける新しい道に入ると、家まであと200mほど。
 烏丸今出川から6.8km、42分09秒。
 さすがに足が疲れ、ペースが落ちた。
 それでも全部で9.6+3.7+6.8で20.1kmも走れた。こんなに走ったのは9月9日の「九条ラン」以来。20kmを超えたのは7月8日の「反核平和マラソン以来。いい練習になった。

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 シャワーを浴びる前に体重測定。
 59.4kg。
 昼ごはん抜きで20km近く走ったら、こんなもんです。ばんごはんをしっかり食べたあともう一度測ると、60.4kg。このあたりをキープできたら理想的です。
 ただ、家では足の指がつってつって困った。おんなじような練習じゃなく、できるだけ練習のバリエーションを増やしたほうが体にはいいみたい。そこらへんをまた考えてみよう。

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2012年11月06日(火)

イメージトレーニング [ランニング]

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 私が勝手にライバルと思っている人たちと、私との一番大きなちがいは練習量である。私の現在の月間練習量は平均150kmほど。「毎日5km走って意味ある?」と聞かれてしまう練習量だ。たぶん、マスターズの伊神さんも、大学生のみずぽんも、高校生のあーちゃんも女子ではあるが私の倍以上練習していると思う。
 でも、三重の林さんが言ってくださったように、「藤井さんは効率のいい練習ができている」のかも。練習が少ない割には、最近はそこそこのタイムをたたき出している。その理由は・・・。

 思いつくのはイメージトレーニングでしょうか。
 私のスタンダードコースは、家から北稜高校前の真っ直ぐな道を通るもの。行き2.5kmがゆるやかな下り、帰り2.5kmがゆるやかな上り。ふつう帰りの上りが遅くなると思うのだが、たいてい帰りのほうが速くなる。これは、走るたびに同じことを思い出すからだ。
 「関西馬が強いのは、栗東トレセンの坂越えコースで練習しているから。」
 これは、30年以上前8チャンの競馬中継で聞いた言葉。まだ福永洋一さんが元気だったころの話です(圧勝惨敗をくり返す逃げ馬・エリモジョージ、好きやったなあ)。
 「そうや、坂越えコースは力つけてくれるんや」と思いながら走ると、自然とペースが上がる。このコースを走っているのが最近速くなってきた理由の一つかもしれない。
 ついでに言うと、「競走馬は首が上がったら終わり」という言葉もよく思い出す。それを思い出したらぐっと首を下げる、競走馬のように。そうすると上体も起き上がらず、やや低い姿勢で攻めて行ける。
 「わしゃー、馬かー。」

 長距離は身体能力より精神面の要素が大きい。短距離が速くないのに長距離になると次々と逆転するという人も少なくない。私もそっち系だ。
 以前は、きっと最大酸素摂取量が平均より上回っているのだと思っていた。ところが、だいぶ前の話だがトライアスロンに出たときに測ってもらったら「なななんと、平均以下!」。調べてくださったお医者さんが、首をひねっておられた。「こんな低くて、フルトライアスロンが完走できるなんて・・・。」

 ここまで来ると「わけ分からん」の世界です。
 ただ、トラックレースの中盤から終盤にかけて苦しくなったら「廉のがんばり」を思い出す。ラスト数100mは前で八田さんが「藤井さん、ついてきー」と言ってくださっていると思って走る。そういうイメージ化はうまいほうだと思う。

 もうここまで来たら、こっちの道を極めることやね。
 できるだけ実際に走る量を減らし、イメージトレーニングのバリエーションを増やす。これやと故障の心配もないし、ええでー。
 さあ、こんな甘い練習計画でタイムは縮まっていくでしょうか・・・。
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【RUN】

 今日も同じ5kmコース。
 行き13分11秒、帰り13分03秒で26分15秒。
 やっぱり帰りが速くなった。
 1kmスロージョグをプラス。
 
 こんな練習だけでいいんでしょうか。

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2012年11月05日(月)

第26回あいの土山マラソン・続き [ランニング・出張販売]

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 「伊神さんと写真撮ってもらおっと。」
 「いやどうしましょ。私練習してきてそのまま来たんでボロボロなんやけど・・・。」
 「そのボロボロがええんですよ。」

 「ボロボロ」を否定しない恐ろしい奴(と我ながら思う)。でも、全然ボロボロじゃないですよ。
 
 今まで何回も書いているが、私が走り始めたのは増田明美さんの影響。当時、あの小さな体で爆発的な走りを見せてくれていた。あの姿を見て、自分も走ってみたいと思った。
 あれから30年たち、今増田明美さんの代わりに刺激を与えてくれているのが滋賀マスターズの伊神さんだ。
 今はやりの言い方で言うと、「伊神さんからいつも元気をもらっています。」でも、私はひねくれもんなので絶対そんな言い方はしない。「伊神さんの元気を勝手に盗んでいます。」
 これからも、いろんな人からいろんなもんを勝手に盗ませてもらおうっと。

 伊神さんは今年は土山マラソンにはエントリーされてなかった。今日は希望が丘で滋賀マスターズの練習会に参加され、そのあとわざわざうちの出店テントに顔を出しに来てくださったのだ。ありがたい。

 マスターズでは伊神さん、大学生ではみずぽん(廉と同い年)、高校生ではあーちゃん(真樹と同い年)。この3人が私の身近な「勝手にライバル」かな。今のところ、私との差が開いていくばっかりやけど・・・。
 3人の共通点は「小柄だがパワフル」。私も男の中では小柄なので、この3人から盗めそうなものは全部盗みたい。

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 ランニング用品店の向かいには食べ物のテントもたくさん出ていた。
 ヨメさんが豚まんとたこ焼きを買ってきてくれた。
 「好きなほう取り」と言われたので、「ますみちゃん!」といって抱きつく。しばかれると分かっていても、こんなこともはさみつつ・・・。

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 たくさんの方とお話させていただいた。
 その中の秀逸は前田正子さん(京都走ろう会)。

 少しほっぺを赤らめた顔で登場。力を出し切った感があった。私が初めて前田さんとお会いしたのは、3年ほど前の京都走ろう会例会。確かそのとき、例会10kmコースを1時間20分くらいかけて走っておられた。2年前の木津川マラソンで初フル完走。去年はホノルルマラソンを5時間ちょっとで完走。10kmのペースのままフルを完走してしまわれるようです。そして今年は神戸マラソンと京都マラソンの抽選に当たり、両方出られるとのこと。
 お話させていただいて、決して無理をせず楽しく走っておられる感じがひしひしと伝わってきた。走り終わった後、あんないいお顔でいられるなんて。うらやましい限りです。また、おみやげ話を聞かせてくださいね。

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 早めの後片付けで、家に着いたのは6時前。
 留守番の真樹がシーフードカレーを作ってくれていた。
 おいしくておいしくて、私だけ「おかわり!」
 ありがとね。

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 今日お会いする予定だった太田君子さんは、都合が悪くなり欠席。しかし、お友だちに真樹への激励のお菓子をことづけてくださった。もちろん、大学受験の激励です。いつもすいません。本当にありがとうございます。(めっちゃおいしかったです。)
 早く故障を治して、私の「小さな」ライバルの一番手に復帰してください。なんてったって、私の同い年なんですから。

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2012年11月04日(日)

第26回あいの土山マラソン [ランニング・出張販売]

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 「(結婚して)よかった?」
 「それはない。私はだれとでもうまいことやる。」

 今日11月4日は、婚姻届出記念日。まあ返事の予想はできていたのだが、一応聞いてみた。
 「だれとでも・・・」てか。
 でも、「幸せそうに見えるて、ようゆわれんねん」とも。
 「見える」だけでもええんちゃうん。

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 今日は5時半出発。
 会場までちょうど1時間。

 昨日「丹波5km」で全力を尽くしたので、今日はレース不参加。5kmとか10kmなら2日連続も考えられたが、ここはハーフとフルだけですから。

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 レースに出ないと、出店準備も余裕を持ってできる。
 ヨメさんに怒られる回数も少ない。 

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 ハーフがスタートして1時間後、コースまで走って行って応援。
 表彰式場では吹奏楽部の演奏。

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 スタート地点はゴールの300mほど先。

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 残り1km地点に到着すると、もう男子の先頭が帰ってきた。これはゴール1時間10分を悠々切るペース。速い!

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 それから10数分あとに女子のトップが。
 こちらもかなりいいタイムが出そう。

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 19km地点。
 来ました、京都府立大の庵原選手。

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 「みずぽーん、写真撮りに来たでー。」
 「ありがとうございます。」

 笑顔を返してくれたのでだいじょうぶ。

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 ここからゴールまでの2kmはゆるやかな上り坂。
 これがこたえるんですよねー。
 しっかりね!

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 私はゆっくりジョグでゴールまで。
 今日は全部で5kmほどは走ったかな。

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 庵原選手は、見事8位入賞。
 ゴールタイムは、1時間28分36秒。
 なんと、今年2月の私のハーフのタイムを16秒上回るタイム。
 「みずぽん、やってくれましたね。」

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 あとは、表彰式の写真をたっぷりと。

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 表彰式の後、庵原選手はわざわざお礼を言いに寄ってくれた。
 「こないだすごかったやん。1500m5分切って・・・。」
 「はい。あれはほんとにがんばりました。」
 「いや、ボクも60歳で1500m5分切る目標でかんばってんねん。あと3年やし。」
 「そうなんですか。」

 もうすぐ57歳になるオッサンがなにをおっしゃってるんだか、という感じですかね。でも、わしゃ本気やでー。負けへんでー。

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