パオパオだより

2012年11月07日(水)

アリタックスラン [ランニング]

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 「近くに来たら寄ってください、ってコメント入れてくれはったし来ました。」
 「ありがとうございます。ごめんなさいね。水木金と大学に講義に行ってて留守なんです。」
 「えー、週に3日も行ってはるんですか。」
 「そうなん。」
 「ほな、今度は月曜か火曜に来ますわ。」

 私の古くからの走友・有田行雄さんは、烏丸今出川の近くで税理士事務所を開いておられる。その傍ら、滋賀大学経済学部特任准教授として講義にも出かけておられる。残念ながら、今日はちょうどその曜日に当たってしまった。でも奥様の孝子さんとも以前から懇意にしていただいていたので、長話をして帰ってきてた。

 「御所に走りに来はったん?」
 「いえ、今日は四条烏丸の京都シネマに映画見に行ってきたんです。家から走って。今、その帰りです。」
 「そうやったんですか。藤井さん、今もいっぱい走ってはるようやね。時々ブログ見せてもらってます。」
 「ありがとうございます。ボクはもうフルは引退で、短いのんばっかり出てますねん。」
 「そうですか。うちのはこのごろウルトラに出たがってるみたいです。ウルトラに出ると、フルが速く走れへんようになるみたいやね。こないだの下関は4時間半越えてしもて・・・。」
 「そうでしょう。体がそのペースを覚えてしまうんですわ。そやしボクも短いのを速く走りたいし、フルやめたんです。フルの走り方と短いのんの走り方はちがうと思いますわ。」
 「そうみたいやね。」

 「奥さんもお元気?」
 「はい、元気にしてます。」
 「奥さん、ようがんばらはるし。『京都キャロット』は奥さんの力が大きいしね。」
 「大きいどころか100パーセントヨメさんの力です。」
 「いえいえ、そんなことはないでしょう。」
 「(ひいき目に見て、95対5くらいかな。)」

 「有田さんと長いことお会いしてませんけど、ブログ見せてもうてますし全然そんな感じしませんわ。」
 「お互いに。」
 「どこ行かはんのも、奥さんが有田さんについて行ってはるのがすごくいいですね。」
 「走ってる間けっこう時間があるし、一人で好きなところを観光したりしてるんよ。」
 「そらいいですね。奥さんはもう全然走ってはらへんのですか。」
 「そう、6年前から・・・(この間の事情は個人情報のため省略)。でも、1年に1回くらいやけど3kmとか5kmとかは走ったんよ。」
 「いやー、それでいいですやん。」
 「また、ちょくちょく寄ってくださいね。」
 「はい。月曜か火曜ですね。」

 そう言ってお別れしたのだが、よく考えると水曜以外はなかなか来にくい。スペシャルランを考えんとあかんね。
 (有田さんのブログ今日も“LOOKING GOOD!"ものぞいてみてください。ほとんどがランニングのレポートですが、「お上品な仲良し夫婦の旅行記」として見られてもおもしろいと思います。)

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 京都シネマの会員継続のハガキを探していたら遅くなってしまった。今日見る予定の「旅芸人の記録」は10時40分から。それなのに、家を出たのは9時38分。ゆっくりのんびり走っていく予定だっのに、そこそこのスピードで行かないと間に合わない。

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 鴨川に出て、木のトンネルを通り抜ける。

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 御所の横を通り、烏丸通りを真っ直ぐ南下。

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 京都シネマ前まで約9.6km、55分36秒。
 「あと5分ほどで始まるー、急げー。」

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 ぎりぎりセーフ。
 けっこう汗をかいてしまい、着替えも持ってこなかったのは失敗だった。
 ここから休けい10分を含め4時間ちょっとの映画。終わったのは2時50分ごろ。お腹がへっていたけど、家まで走って帰ってお茶漬けでも食べよう。
 いやその前に、御所の横を通るんやから「有田税理士事務所」に寄らねば。

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 前にいただいたコメントを確認してこなかったもんだから、ちょっと迷走。かなりジグザグに走ってしまった。有田さんの事務所は、今出川通りの一筋南の武者小路通りにあった。
 四条烏丸からここまで3.7km(実際はもっと近い)。時計をとめるのを忘れていたが23分くらいかかったと思う。
 
 長話のあと、有田さんの奥様の笑顔に見送られ、再スタート。
 あっ、一つ忘れてました。有田さんは大阪マラソンの抽選に当たったそうです。またカメラを持ってのレポート、楽しみにしています。

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 来た道と同じコースを通り家まで。
 鴨川の土手には、小さくてかわいいピンクの花がいっぱい咲いていた。

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 やってんのか休みなんかよう分からん「京都キャロット・産大前店」。
 今日水曜日は定休日です。

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 西日の影がこんなに長くなった。
 もうすぐ冬ですね。

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 岩倉に抜ける新しい道に入ると、家まであと200mほど。
 烏丸今出川から6.8km、42分09秒。
 さすがに足が疲れ、ペースが落ちた。
 それでも全部で9.6+3.7+6.8で20.1kmも走れた。こんなに走ったのは9月9日の「九条ラン」以来。20kmを超えたのは7月8日の「反核平和マラソン以来。いい練習になった。

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 シャワーを浴びる前に体重測定。
 59.4kg。
 昼ごはん抜きで20km近く走ったら、こんなもんです。ばんごはんをしっかり食べたあともう一度測ると、60.4kg。このあたりをキープできたら理想的です。
 ただ、家では足の指がつってつって困った。おんなじような練習じゃなく、できるだけ練習のバリエーションを増やしたほうが体にはいいみたい。そこらへんをまた考えてみよう。

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2012年11月06日(火)

イメージトレーニング [ランニング]

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 私が勝手にライバルと思っている人たちと、私との一番大きなちがいは練習量である。私の現在の月間練習量は平均150kmほど。「毎日5km走って意味ある?」と聞かれてしまう練習量だ。たぶん、マスターズの伊神さんも、大学生のみずぽんも、高校生のあーちゃんも女子ではあるが私の倍以上練習していると思う。
 でも、三重の林さんが言ってくださったように、「藤井さんは効率のいい練習ができている」のかも。練習が少ない割には、最近はそこそこのタイムをたたき出している。その理由は・・・。

 思いつくのはイメージトレーニングでしょうか。
 私のスタンダードコースは、家から北稜高校前の真っ直ぐな道を通るもの。行き2.5kmがゆるやかな下り、帰り2.5kmがゆるやかな上り。ふつう帰りの上りが遅くなると思うのだが、たいてい帰りのほうが速くなる。これは、走るたびに同じことを思い出すからだ。
 「関西馬が強いのは、栗東トレセンの坂越えコースで練習しているから。」
 これは、30年以上前8チャンの競馬中継で聞いた言葉。まだ福永洋一さんが元気だったころの話です(圧勝惨敗をくり返す逃げ馬・エリモジョージ、好きやったなあ)。
 「そうや、坂越えコースは力つけてくれるんや」と思いながら走ると、自然とペースが上がる。このコースを走っているのが最近速くなってきた理由の一つかもしれない。
 ついでに言うと、「競走馬は首が上がったら終わり」という言葉もよく思い出す。それを思い出したらぐっと首を下げる、競走馬のように。そうすると上体も起き上がらず、やや低い姿勢で攻めて行ける。
 「わしゃー、馬かー。」

 長距離は身体能力より精神面の要素が大きい。短距離が速くないのに長距離になると次々と逆転するという人も少なくない。私もそっち系だ。
 以前は、きっと最大酸素摂取量が平均より上回っているのだと思っていた。ところが、だいぶ前の話だがトライアスロンに出たときに測ってもらったら「なななんと、平均以下!」。調べてくださったお医者さんが、首をひねっておられた。「こんな低くて、フルトライアスロンが完走できるなんて・・・。」

 ここまで来ると「わけ分からん」の世界です。
 ただ、トラックレースの中盤から終盤にかけて苦しくなったら「廉のがんばり」を思い出す。ラスト数100mは前で八田さんが「藤井さん、ついてきー」と言ってくださっていると思って走る。そういうイメージ化はうまいほうだと思う。

 もうここまで来たら、こっちの道を極めることやね。
 できるだけ実際に走る量を減らし、イメージトレーニングのバリエーションを増やす。これやと故障の心配もないし、ええでー。
 さあ、こんな甘い練習計画でタイムは縮まっていくでしょうか・・・。
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【RUN】

 今日も同じ5kmコース。
 行き13分11秒、帰り13分03秒で26分15秒。
 やっぱり帰りが速くなった。
 1kmスロージョグをプラス。
 
 こんな練習だけでいいんでしょうか。

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2012年11月05日(月)

第26回あいの土山マラソン・続き [ランニング・出張販売]

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 「伊神さんと写真撮ってもらおっと。」
 「いやどうしましょ。私練習してきてそのまま来たんでボロボロなんやけど・・・。」
 「そのボロボロがええんですよ。」

 「ボロボロ」を否定しない恐ろしい奴(と我ながら思う)。でも、全然ボロボロじゃないですよ。
 
 今まで何回も書いているが、私が走り始めたのは増田明美さんの影響。当時、あの小さな体で爆発的な走りを見せてくれていた。あの姿を見て、自分も走ってみたいと思った。
 あれから30年たち、今増田明美さんの代わりに刺激を与えてくれているのが滋賀マスターズの伊神さんだ。
 今はやりの言い方で言うと、「伊神さんからいつも元気をもらっています。」でも、私はひねくれもんなので絶対そんな言い方はしない。「伊神さんの元気を勝手に盗んでいます。」
 これからも、いろんな人からいろんなもんを勝手に盗ませてもらおうっと。

 伊神さんは今年は土山マラソンにはエントリーされてなかった。今日は希望が丘で滋賀マスターズの練習会に参加され、そのあとわざわざうちの出店テントに顔を出しに来てくださったのだ。ありがたい。

 マスターズでは伊神さん、大学生ではみずぽん(廉と同い年)、高校生ではあーちゃん(真樹と同い年)。この3人が私の身近な「勝手にライバル」かな。今のところ、私との差が開いていくばっかりやけど・・・。
 3人の共通点は「小柄だがパワフル」。私も男の中では小柄なので、この3人から盗めそうなものは全部盗みたい。

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 ランニング用品店の向かいには食べ物のテントもたくさん出ていた。
 ヨメさんが豚まんとたこ焼きを買ってきてくれた。
 「好きなほう取り」と言われたので、「ますみちゃん!」といって抱きつく。しばかれると分かっていても、こんなこともはさみつつ・・・。

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 たくさんの方とお話させていただいた。
 その中の秀逸は前田正子さん(京都走ろう会)。

 少しほっぺを赤らめた顔で登場。力を出し切った感があった。私が初めて前田さんとお会いしたのは、3年ほど前の京都走ろう会例会。確かそのとき、例会10kmコースを1時間20分くらいかけて走っておられた。2年前の木津川マラソンで初フル完走。去年はホノルルマラソンを5時間ちょっとで完走。10kmのペースのままフルを完走してしまわれるようです。そして今年は神戸マラソンと京都マラソンの抽選に当たり、両方出られるとのこと。
 お話させていただいて、決して無理をせず楽しく走っておられる感じがひしひしと伝わってきた。走り終わった後、あんないいお顔でいられるなんて。うらやましい限りです。また、おみやげ話を聞かせてくださいね。

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 早めの後片付けで、家に着いたのは6時前。
 留守番の真樹がシーフードカレーを作ってくれていた。
 おいしくておいしくて、私だけ「おかわり!」
 ありがとね。

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 今日お会いする予定だった太田君子さんは、都合が悪くなり欠席。しかし、お友だちに真樹への激励のお菓子をことづけてくださった。もちろん、大学受験の激励です。いつもすいません。本当にありがとうございます。(めっちゃおいしかったです。)
 早く故障を治して、私の「小さな」ライバルの一番手に復帰してください。なんてったって、私の同い年なんですから。

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2012年11月04日(日)

第26回あいの土山マラソン [ランニング・出張販売]

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 「(結婚して)よかった?」
 「それはない。私はだれとでもうまいことやる。」

 今日11月4日は、婚姻届出記念日。まあ返事の予想はできていたのだが、一応聞いてみた。
 「だれとでも・・・」てか。
 でも、「幸せそうに見えるて、ようゆわれんねん」とも。
 「見える」だけでもええんちゃうん。

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 今日は5時半出発。
 会場までちょうど1時間。

 昨日「丹波5km」で全力を尽くしたので、今日はレース不参加。5kmとか10kmなら2日連続も考えられたが、ここはハーフとフルだけですから。

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 レースに出ないと、出店準備も余裕を持ってできる。
 ヨメさんに怒られる回数も少ない。 

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 ハーフがスタートして1時間後、コースまで走って行って応援。
 表彰式場では吹奏楽部の演奏。

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 スタート地点はゴールの300mほど先。

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 残り1km地点に到着すると、もう男子の先頭が帰ってきた。これはゴール1時間10分を悠々切るペース。速い!

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 それから10数分あとに女子のトップが。
 こちらもかなりいいタイムが出そう。

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 19km地点。
 来ました、京都府立大の庵原選手。

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 「みずぽーん、写真撮りに来たでー。」
 「ありがとうございます。」

 笑顔を返してくれたのでだいじょうぶ。

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 ここからゴールまでの2kmはゆるやかな上り坂。
 これがこたえるんですよねー。
 しっかりね!

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 私はゆっくりジョグでゴールまで。
 今日は全部で5kmほどは走ったかな。

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 庵原選手は、見事8位入賞。
 ゴールタイムは、1時間28分36秒。
 なんと、今年2月の私のハーフのタイムを16秒上回るタイム。
 「みずぽん、やってくれましたね。」

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 あとは、表彰式の写真をたっぷりと。

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 表彰式の後、庵原選手はわざわざお礼を言いに寄ってくれた。
 「こないだすごかったやん。1500m5分切って・・・。」
 「はい。あれはほんとにがんばりました。」
 「いや、ボクも60歳で1500m5分切る目標でかんばってんねん。あと3年やし。」
 「そうなんですか。」

 もうすぐ57歳になるオッサンがなにをおっしゃってるんだか、という感じですかね。でも、わしゃ本気やでー。負けへんでー。

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2012年11月03日(土)

2012京都丹波ロードレース [ランニング・出張販売]

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 「きゃー、うれしー。」
 大好きな柿をいただきました。

 「去年写真を撮ってくださったお礼です。」
 兵庫の藤浦さんがそう言って持ってきてくださった。ご自宅の庭に2種類の柿の木があるとおっしゃっていた。これは、大会での入賞よりうれしいかも。
 「また写真撮りに行きますわ」と約束したのだが、今日は強風ビュンビュンで商品が飛びそうで撮りに行けなかった。すいません、また今度。
 藤浦さんは今日10kmを走り、明日淀川のフル。そのあとも次々とフルの大会に出られるそうだ。「NAHAマラソン」にも行かれるらしい。いいなあー。
 おっとっと、私はもうフルを引退したのだった。忘れてたー。

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 朝6時自宅出発。
 うちのいなかを通り、京北町から日吉町を経由して丹波自然公園へ。7時20分ごろ到着したのだが、ほかの店はもう完璧に準備が終わっていた。うちが一番近いのに一番遅い到着とは・・・。
 でもいいんです。「京都キャロット」はガツガツしない、お上品な店がうりです。(ほんまかな。)

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 朝早くは曇っていたのだが、次第にいい天気になっていった。ただ、風がビュンビュン吹き寒い。お客様が少なくなったのを見計らって、うちのお向かいで出店してられたおうどんを食べた。
 食べながら、「さてと、5kmのスタート何時やったっけ」とプログラムを見て「ゲゲッ!」
 「10時40分スタートって、あと40分もないやん!」
 残りのうどんをガガガと食べ、急いで着替えてウォーミングアップへ。

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 競技場の横の坂を使ってウォーミングアップジョグと流し。合わせて2kmくらい。坂を使うウォーミングアップもいいですね。
 ただし、食べたばかりのおうどんがお腹の中をグルグルグル。
 「もうちょいはよ食べといたらよかったー。」

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 スタートラインに向かおうとすると、うちの店の前を横切るゆるキャラ。呼び止めて記念撮影。このゆるキャラは「味夢(あじむ)ちゃん」でした。みなさん、よろしく。

 5kmスタートラインは坂の上。たくさんの人の隙間をすり抜け一番前へ。
 「シャツをパンツの中に入れるように」と役員さんからの指示。
 「トラックやったら分かるけど、ロードレースでは意味ないのに」とボソボソ。そう言っておられた方が、「1kmごとの標識があきらかにおかしい」ともおっしゃっていた。あとで分かったのだが、その方は優勝された方であったと思う。そんな方がおっしゃっているのだから、本当におかしいのだろう。シャツがどうのこうのより、正格な距離表示のほうが大事だと思うんですけど。

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 10時40分、5kmがスタート。

 1km、3分42秒。ちょっと速すぎるか。
 2km、7分54秒(4分12秒)。あれっ、そんなに落ちてる?
 3km、11分53秒(3分58秒)。このペースで行けたら・・・。
 4km、15分55秒(4分02秒)。あと1kmを4分で!
 5km、19分52秒(3分56秒)。やったー!

 競技場前では、愛妻・眞寿美さんガ待機して写真撮影。
 いつもありがとう。

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 ただし、近くで撮ったらこんなんです。 
 「もう、行きすぎとるがなー。」

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 今日の目標は20分切り。それが達成できて満足。
 記録証を受け取ると「4位」。
 「何位まで表彰やったっけ?」
 うちのテントに戻りそう言うと、ヨメさんがすぐ調べてくれた。 
 「6位まで表彰やわ。でもここは賞状だけで、なんにももらえへんでー。」
 「そうかー。」

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 ところがどっこい、丹波米2kgとスーパーパーム3缶。
 表彰式の写真がないのが残念。

 優勝の方には丹波の野菜詰め合わせ1箱。重いので自宅まで届けてくださるそうだ。
 あー、廉が出とったらなあ。5km29歳以下男子の優勝タイムは16分32秒。廉が競うにはちょうどいいタイムなんやけど。来年出てくれんかなあ・・・。

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 店がヒマだったので、クーリングダウンがてらハーフのランナーの応援に行った。
 ここは残り1km地点。このとき1時間52分だったので、この写真に写っているランナーはゴール2時間を切っている。

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 「あかいさーん!」
 
 京都走ろう会でいつも写真係をしてくださっている阿加井さん。今日は私がお返しのパチリ。

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 今年はハーフだけでも1900人ほど。後ろのほうでも人が途切れることがない。これはゆっくりランナーには心強い。

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 賀茂川パートナーズさんを見つけたのでパチリ。

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 すごくかわいいウェアの女性が来られたので「似合ってます」と声をかけると、「ありがとう。」
 黒のパーカーを着ている中学生(?)は、ずっと「あと少しです、がんばってください」と言い続けていた。3人連れなのに1人だけ。
 「君はえらい!」

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 私の大好きな杉原さん。
 どこが好きって、やっぱりその存在感。私より20kgプラスのこの体型で、ハーフ楽々完走。ゴール関門規制(2時間半)なんか余裕たっぷりでクリアです。
 奥さんも娘さんもかわいいし。杉原ファミリーは、ランナー系では一番好きなご家族です。

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 来年は廉が優勝、私は2年連続入賞で・・・。

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2012年11月02日(金)

屋台に腰掛けラーメンあなたも好きだった [昔話]

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  「ひとりの冬なら来るな」

 (一番、二番略) 

 通りを悲しく過ぎる チャルメラ悲しく過ぎる
 屋台に腰掛けラーメン あなたも好きだった
 白い湯気にうつる 恋の物語 冷えた空の中に 淡く消えてく
 淋しい冬なら来るな わびしくなるから来るな
 春まで待つには寒い ひとりの冬なら来るな
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 昨日、「京都キャロット・産大前店」に行くと・・・。
 「元ふきのとうの人のコンサートがあるんやて。さっき、FMでゆってたわ」とヨメさん。
 「えっ、細坪基佳?」
 「知らんがな。」
 「まさか、山木康世とちゃうわなあ・・・。」

 ヨメさんはほとんど興味なし。そらそうやわ。1974年9月「白い冬」でデビューということは、私は18歳でヨメさん12歳。まあ、お子ちゃまにはふきのとうのよさは分からんわなあ。
 でも、私の大好きな名曲「ひとりの冬なら来るな」は1982年10月やから、私27歳ヨメさん21歳なんやけどなあ・・・。

 私がこの曲を好きなのにはわけがある。この曲が流れると必ず思い出す場面がある。
 たぶん私が27か28の冬。私は18歳からひとり暮らしなので、10回目の「ひとりの冬」を迎えたころのこと。そのころ、ほとんど自炊はせず外食ばかりしていた。
 寒い冬の日の夜。出町広場の屋台のラーメンを食べに行った。そのラーメンは私好みののびのびラーメンで、わざわざ柊野の家からちょくちょく食べに行っていた。
 その日の客は、私と男子大学生2人連れ、そしてもう一人スーツ姿の疲れたサラリーマン風の中年男性。中年男性が一番に食べ始め、次に私、大学生は出来上がりを待っていた。
 そのとき、男子大学生同士がひじを突き合ったりし出した。何事かとそちらを見ると・・・。
 なななんと、中年男性はこっくりこっくり、ひざに乗せたラーメンどんぶりから男性の股間に汁かダラダラと・・・。男子大学生は「起こしたげんとあかん」と思ったのだろう。しかし、時すでに遅し。ラーメンの汁はほぼ全部中年男性の股間へ。それでもその男性はこっくりこっくりを続けていた。ああ恐ろしや!

 この曲の思い出が、彼女と食べに行った屋台のラーメンやったらよかったんですけど。残念ながら、私にはそんなロマンチックな思い出はありません。でも、あの男子大学生の顔(表情)は今も覚えてるんですよね。
 この話、たぶん私が死ぬまで語り継ぐでしょうね。爺さんの昔話として。どうってこともないような話やけど、私にとっては映画の中の一場面のようでした。

 この翌年か翌々年、私は結婚しやっと「ふたりの冬」を迎えることができた。そして、その6年後には「三人の冬」、9年後には「四人の冬」を迎え現在に至っている。
 眞寿美さんに出会わなかったら、きっと今年は39回目の「ひとりの冬」を迎えてたんでしょうね。あー・・・。(私がふきのとうを好きなのを、ヨメさんが覚えてくれていただけでも喜ばなくては。)

 11月4日は婚姻届を出した日。(結婚記念日は、一応8月20日。)
 さて、眞寿美さんはおぼえているでしょうか。
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【RUN】

 今日は兵庫の氷ノ山で初冠雪。去年より19日も早いらしい。寒いはず。

 夕方1.5kmジョグ、1kmジョグのあと1000+1000。3分54秒、5分49秒。1kmスロージョグをプラスで、今日は5.5km。下りは3分50秒切りたかったなあ。
 
 明日の「丹波ロードレース」5kmで20分を切れるでしょうか。

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