パオパオだより

　久しぶりの母娘対決。去年も申し込んでいたのだが、中止になり実現しなかった「日吉ダムマラソン１０ｋｍ」対決。
　結果は・・・。

　雨風の中、二人ともしっかり走りました。
　娘・真樹１時間１０分台、母・眞寿美１時間１３分台(正式タイムは後日)。
　今回は娘の勝ち！

　６時半、自宅出発。うちのいなか(花背別所町)を経由して日吉ダムへ。受付開始９時のちょうど１時間前の８時に会場到着。
　会場に到着すると、いつもと様子がちがった。うちが到着したころ、他のランニング用品店はすっかり準備が終わっているというのがいつものパターン。ところが、今日はシーンとしている。出店用テントのところに行ってそのわけが分かった。強風で、テントの支柱がみんな折れている。
　「あー、どうしましょう。」

　しばらく脇に入って待機。
　主催者さんの判断で、ランニング用品店４店舗分のテントは使用不可能と言うことで出店中止になった。

　うち以外の３店舗はそう決まるとすぐに退去。しかし、うちはヨメさんと真樹が１０ｋｍに申し込んでいるので残ることにした。

　とりあえず受け付けをすまし、あと２時間ほど何しましょう。

　ヨメさんは、強風にもめげず出店めぐり。

　福島県浪江町からの出店もあった。

　栃餅入りぜんざいは３００円。これは私のために買ってくれた分。

　ハーフのスタートを見に行くと、いつもおなじみ中村智明さん。前回(第１３回大会)のハーフ優勝者です。今年は橋本猛志さんはじめ速い人がたくさん出ておられるのでたいへんらしい。

　１１時ちょうど、ハーフがスタート。

　知ってる人がいないかなあと探していると、「ランナーズ９の会」のウルトラマン８アスナロさんが目の前を通過。近すぎて写真は撮れなかった。
　そのあと、むこうの方で手を振る人発見。すかさずシャッターを・・・。

　「ランナーズ９の会」の神ちゃんでした。写真撮れてよかった。

　１０ｋｍは１１時１０分スタート。急がねば。

　雨は小降りだが、風は相変わらず強いまま。

　ヨメさんは「寒い、寒い」と言いながら、かなり厚着。

　ヨメさんも真樹もこのごろほとんど走っていないのに、１０ｋｍ走りきれるんでしょうか。

　スタートはほとんど最後尾から。

　岡山のおっちゃんこと角田さん。今日は鮮やかなピンクのウェアです。１０ｋｍに出場されるのは４年ぶりとのこと。無理せずにね。

　スタート直後は下り坂。二人とも楽そう。

　「いや、津田さん。来てはったんですか。」
　「はい、村瀬さんも出てはるよ。」
　お二人とも、京都走ろう会でいつもお世話になっています。

　(以下、ヨメさんと真樹の説明は省略します。)

　「ふじいさーん！」
　「あっ、ガンちゃん・・・。」

　気が付いてすぐカメラをスタンバイしたが、私のカメラは起動が遅い。だいぶ通り過ぎてからやっとパチリ。
　ガンちゃんは、「ランナーズ９の会」の仲間です。

　分かれ道から少し入ったところで「母娘撮影ラン」は中断。あとはゴール前で待機。

　いつの間にか、村瀬さんと津田さんが連続で。

　ハーフ２周目のランナーを少し見ていくことに。
　３番目に橋本猛志さん。

　そのあとの集団の一番端に中村智明さん。
　「ピース」する余裕です。いつもしんどそうじゃないところがいいですね。

　ゴール前で待っていると、最初に現れた知り合いは角田さん。さすがにちょっとしんどそう。

　しばらくして、ハーフのトップ。１時間１４分くらいでしょうか。

　橋本猛志さん。スピードランナーもこの最後の急な上り坂はきつそう。

　そして下を見ると、遠くからでも目立つ「ピンクのもんぺ型パンツ」。

　最後の上り坂をしっかりと上ってくる真樹。

　残り２００ｍ、「しっかり！」

　あとはゴール前で待っておこう。

　その間に、後ろから中村智明さんが・・・。　
　入賞なったでしょうか。

　坂を上りきって、あと１００ｍ。

　きつい雨と風の中、本当にしっかり走りきりました。

　１時間１０分台のゴール。
　ゴール後は、「やりきった」という笑顔。

　さて、ますみさん。

　真樹から遅れること３分。

　「あちこちが痛い」と言いながら、こちらもしっかりと走りきりました。

　１時間１３分台。自分が予想していたよりずっと速くゴールできたらしい。よかったね。

　がんばった母娘です。

　同じコースを親子で走れるって、幸せなことですね。

　店を出していないので、後片付けもなし。速攻で温泉へ。
　男湯はいもの子を洗うようだったが、女湯はそうでもなかったらしい。

　お昼ごはんもそんなに遅くはならなかった。
　私は薬膳料理「たんぽぽ」(１５００円)。

　ヨメさんは「薬膳ラーメン」(９８０円)、真樹は「親子丼」(８８０円)。
　走ってもいない私が一番高いのを食べてしまった。

　今日は販売ができなくて残念。でも、ヨメさんと真樹がしっかり走れたので値打ちのある大会だった。

　６時４５分、出町柳行きの叡電に二軒茶屋駅から乗った。車内はすいていたのだが、ランナーご夫婦と思われる方を発見。しかし、鞍馬から二軒茶屋の間にトレイルランに出られるような方っておられたかなあ。
　出町柳から三条、三条から蹴上も同じ電車。会場でもお見かけしたので声をかけてみた。
　「叡電に乗っておられましたよね。」　
　「はい。」
　「私、二軒茶屋から乗ったんですけど、どちらからですか。」
　「鞍馬からです。」
　「えっ、鞍馬の方？」
　「いえ、滋賀から参加です。鞍馬に車を置いて、スタート地点まで来たというわけです。」
　「ああ、ゴールが鞍馬やから・・・。あのー、ブログに載せたいんですけど、写真撮らせてもらっていいですか。できたら奥様も。」

　すらっとしたスタイルの速そうなダンナさんと、笑顔のかわいい奥様。滋賀の深田さんご夫妻です。うちも、こんなかっこいい仲良し夫婦になりたいなあ・・・。

　会場に着くとすぐに受付へ。ナンバーカードが「８５６」まで。すごい山道を走るレースなのに、こんなたくさんの参加者。(１３６〜２００が抜けているので、ちょうど８００人ほどのエントリー。)

　仮設トイレが設置してない(設置不可らしい)ので、南禅寺さんのトイレをお借りすることにした。

　この道は東山中高の通学路になっている。土曜日だというのにたくさんの生徒さん。私学は土曜も授業があるんですね。

　みなさんの服装やシューズを観察。
　３２ｋｍのトレイルランということで、しろうとぽい人は見当たらない。みなさん本格的なスタイルです。
　私は、気温が２０℃まで上がるという予報だったので、半そでＴシャツにランパン、ゲイター。シューズもいろいろと迷ったが、練習ではきなれているサロマレーサーＳＴにした。ソールパターンがかなり減っているのが気にはなったが・・・。

　京都にずっと住んでいるのに、ここに来たのは初めて。
　ここはかなり広いのだがすぐ狭くなるので、７０人ずつ１２組に分けてスタート。私は「３８２」なので第５組。

　第１組と第２組は女子。女性だけで１３５名のエントリー。

　知り合いの酒井直子さん発見。
　「ボクこのコース全然知らんのですけど、酒井さん知ってはりますか？」
　「はい、何回も走ってます。『東山三十六峰』と似た感じですよ。」
　「いや、ボクそれも出たことないんです。」
　「『鯖街道』とも似てるかな・・・。」
　「滑りそうなとこあります？」
　「比叡山からの下りが危ないですね。」
　「まったく見当つかないんですけど、目安は６時間くらいですか。」
　「そうやねえ、たぶんそんなにかからないと思いますよ。」

　８時３０分、最初の第１組(女子１〜７０)がスタート。

　こちらも、ウェア、シューズともにみなさんバッチリ。

　酒井さんも軽やかに走っていかれた。

　３分ごとに７０人ずつスタート。よって、私の第５組は８時４２分スタート。

　１２分前と９分前にスタートした「山ガール」に追い付けるでしょうか。

　そもそもこの大会に出ようと思ったのは、トレイルランがはやっているのにすぐ近くの山さえ登ったことがなかったから。大文字山を南側から登るのも初めてのこと。

　ほとんどの方が大きなバッグを背負って走ってられた。私はそれが苦手なので、ウエストバッグに必要最小限のものだけ入れてスタートした。

　少し山にはいっただけなのに、桜の花がまだ残っていた。

　ランニング用のストックを使って上る方も。

　「キャロットさん、キャロットさんのところにもトレイル用のシューズ置いておられますか」と話しかけてこられる方あり。
　「はい、あんまり種類は多くないんですけど・・・。トレイル用のシューズって、登山系のお店で買っておられる方が多いみたいですね。」
　「そうですね。私もいろいろと試してみましたけど、トレイル用と言ってもそんなに差はないですね。滑るときは滑りますし。結局、ふだんから山道を走る練習ができているかどうかですね。」
　「そうですよね。」

　大阪の本間さん、いいことを言ってくださいました。私は山道を走る練習は全然できていないけど、ふだんはきなれたシューズで出て正解だと思います。　　

　途中、京都の町並みが見えるところ。こういうところがあると、ほっとするんですよねー。

　私たちが登っていく道を、自転車を担いで下りて来る人たち。この人らもすごいです。

　目の前にぱっと広がった京都の町並み。
　大文字の火床を上から下りてきたのは初めて。

　「写真、撮りましょうか。」
　横におられた美人ランナーさんが声をかけてくださった。お返しに、その方の写真もその方のスマホで撮ってあげた。

　ここでまだ９時３３分。５０分しか走ってないんですね。

　大文字山からの下りで、私より６分あとにスタートされた深田さんに追いつかれた。
　深田さんはレースにはあまり出られてはいないが、山はよく走られているそうだ。このコースも隅々までよく知っておられた。
　「比叡山の上りはきついですけど、あとはたいしたことありませんよ」とのこと。まあ、私はタイムよりケガをしないように走ることを心がけていますから、ゆっくり行きます。

　銀閣寺横の第１チェックポイント。９時４６分、ここで約７ｋｍらしい。まだ全体の４分の１も来てないんですね。
　このエイドで腹ごしらえをして、さあ、次は比叡山へ。


(注)続きは、あさって。

長代川のシダレザクラ

　「真樹、忘れとったー！」
　「ほんまやー。朝雨降ってて、やんだら傘忘れてしまうやん。それといっしょやなあ。」

　朝雨がきついときは、真樹を車で送っていくことが多い。今日私は早朝バイトでいないのでヨメさんが送っていった。高校は３時半には終わっていたのだが、だいぶたってから「どうしたらいいのー」とメールがあったらしい。電車で帰らせてもよかったのだが、ヨメさんが「迎えに行く」と約束していたらしい。けっきょく１時間ほど学校で待たせることになった。
　真樹もとうとう「忘れられた傘」の扱いになってしまったかな。

　真樹はよく「廉ちゃんばっかり・・・」とひがむ。確かにそういう面もあるかもしれない。でも、廉は廉で「真樹には甘い」と言う。そういう面もある。
　でも、こうしてひがんだりする相手(兄弟)がいるということもまた楽し。そんな子どもらを見られる親(私)もまた楽し。
--------------------------------------------------------------------------------

【ＲＵＮ】

　ちょっとは坂を走っておこうと思い静原方面へ。

　家から約２．５ｋｍの採石場前。ここらあたりの桜はまだだいぶ残っている。

　静原口のバス停から右下に下りると５、６軒の集落がある。そこから川を渡って山を越えると岩倉に行けるはず。しかし、道が分からずとんぼ返り。未舗装路を走る予定だったのに・・・。

　けっきょく３．１ｋｍくらいのところで引返してしまった。雨で桜の花びらが散っている。

　市原の手前で叡電と遭遇。

　市原橋の近くのワンちゃん。
　だいぶほえられたけど、いいワンちゃんです。

　自宅到着、約６．２ｋｍ、４１分２１秒。

　このあと２ｋｍスロージョグをプラスして、今日は８．２ｋｍ。

　同じコースばかり走っているとあきてくる。新たなコースを開発しなくては。
　うちからちょうど１ｋｍのところに幡枝八幡さんがある。本殿は小高い丘の上。下からはまっすぐに階段が続いている。前からこの階段、気になってたんですよねー。

　最初に３０段ほど上ると鳥居。そこから長い階段が続く。数えてみると１０４段あった。
　そこにまた鳥居。そこから本殿までまた３０段ほど。続けて上がれば１７０段ほどになる。

　上からの眺めはなかなかのもの。

　距離にすると、上って下りても２００ｍちょっとですか。
　ただ、ある程度続けたら筋力アップになるかも・・・。
　けっこうおもしろそう。もっと前から練習に取り入れておけばよかった。

　あさっての「京都一周トレイルラン(蹴上〜鞍馬)」に申し込んだ。山道ばかり約３２ｋｍだそうだ。雨ならやめておこうと思ったが、金・雨、土・曇り、日・雨の予報になっている。ズルズルの山道を走ることになるのかな。

今日の夜はたけのこごはん

　今日は幡枝郵便局まで走っていった。往復約３．６ｋｍ。
　それと八幡さん石段下見ランが約２．２ｋｍ。合計５．８ｋｍ。

真樹のマネをして、あごの下からパチリ

　夕方もちょっと走ろうと思ったが雨。
　夜のきくの散歩も雨の中。

　昨日の夜のこと。
　「パオパオ、明日の午前中っていそがしい？」と廉。
　「パオパオはいつもヒマやけど・・・。」
　「西京極で練習ってのはどう？」
　「おー、ええなあ。」

　そうは言ってはみたものの、昨日はなぜか目を開けているのもつらいくらいにしんどかった。こんなことめったにないのに。９時過ぎに寝て、今日７時起き。約１０時間寝たことになる。
　朝起きたら、だいぶましになっていた。でも、トラックの練習なんかできるんやろうか。
　午後は授業があるとのことなので、西京極に９時に着くよう家を出た。

　西京極に着くと、私たちの前には一人だけ。ほぼ貸しきり状態。
　アップジョグをしていると、京都府立大の青木さんや京都工繊大の陸上部の選手も練習に来た。５月の関カレに向けて、練習にも力が入る。
　また、京都マスターズの方々も徐々に増えてきた。(最終的には１０人を超えていた。)

　廉は今日は、３００ｍ＋１００ｍのインターバルを１０本するらしい。
　「とてもじゃないけどそれはマネできひんなあ。パオパオ考えたんやけどな、２００ｍ＋２００ｍのインターバルでは意味ないか。そうか、４００ｍ＋４００ｍのインターバル。それくらい休まんと走れへんでー。」
　「まあ、ええんちゃう」と廉。
　「あっ、そうか、１５００ｍ＋５００ｍのインターバルって聞いたことないけどどうやろう。それやったら３本くらいできそう。」
　「まあ、やってみたら。」

　ということで、約３ｋｍ１５分ほどのアップジョグのあと１５００ｍ。

　１本目　１分２６、１分３１、１分３２、１分０８　５分３９秒　　　５００ｍジョグ３分　
　２本目　１分３１、１分３８、１分３６、１分０９　５分５６秒　　　５００ｍジョグ４分　
　３本目　１分２９、１分３６、１分３５、１分０８　５分４８秒　　　５００ｍジョグ４分
　４本目　１分２９、１分３５、１分３６、１分０８　５分４９秒　　　５００ｍジョグ５分

　３本目が終わったとき、まだ行けそうだったのでもう１本追加した。
　前日の体調不良で走れるかどうか心配していたわりには、まずまずですかねえ。

　調子に乗って、最後に４００ｍ１本。
　７５秒くらいでと思っていたが、とんでもなかった。８２秒、「おそっ！」
　このペースでずっと行ったとしても、１５００ｍ５分が切れない。

　このあと８００ｍダウンジョグをして、今日の合計は１２．２ｋｍ。
　今日走って思ったのだが、１５００ｍなら暑くても何とか走りきれる。５０００ｍは２０℃を超えたらきつい。秋になり涼しくなるまでは５０００ｍはやめて１５００ｍをがんばろうかな。

　廉と協議の結果、私が１５００ｍの記録会に出る条件は１周抜かれないこと。つまり、私の残り１周地点(１１００ｍ)でトップの選手に追いつかれないこと。トップが４分ちょうどでゴールすると考えると、今の私の力ではギリギリ。ゴール５分２５秒くらいの力がないと、ここは３分台で通過できない。具体的な目標ができましたなあ・・・。
　１０００ｍ通過　３分３８秒
　１１００ｍ通過　４分００秒
　１５００ｍ　　　　５分２９秒
　
　これだ！

京都マスターズの会員さんたち

　スカルプＤはもうだいぶ前になくなってしまった。普通に使えば２ヶ月らしいので、よく３ヵ月半ももたせたもんだ。続けて買おうかと思ったが、１本だと送料がかかる。それで注文できずじまいになっている。
　頭の写真を撮ってみると、明らかに脳天の髪の毛は濃くなっている。ザビエル度がましになっている。このまま続ければ、来月くらいには真上からの写真も公開できるかもしれない。
　さて・・・。
-------------------------------------------------------------------------------

【ＲＵＮ】

　今日はなぜか体がしんどい。仕事もろくにしてないのに・・・。

　一番短い３ｋｍコース、１６分３２秒。
　また、ふらふら。