パオパオだより

2012年03月26日(月)

敗者の自己責任? [時事]

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◎毎日新聞3月26日夕刊

 今、平和を語る:哲学者・東大大学院教授、高橋哲哉さん

 戦前の教育は国家主義の柱をなした。戦後の教育はその反省からスタートした。しかし国旗・国歌法の制定、教育基本法の改定など近年の政府は教育への管理を強めている。東京、大阪をはじめ地方公共団体でも顕著になってきた。教育現場に何が起きているのか、この国に何が起きようとしているのか。哲学者で東京大大学院教授の高橋哲哉さん(55)に聞いた。<聞き手・広岩近広>

 ◇競争と管理は教育の自殺 お上の幻想で子ども不在

 −−橋下徹大阪市長が代表を務める「大阪維新の会」が原案を作成した大阪府と大阪市のいわゆる教育基本条例案(府は可決)は、教職員の処分を厳格化しています。

 高橋 教育の管理を強める動きは、歴史的には国旗・国歌の強制にみられるように、かなり前から起きています。現在の状況は、東京、大阪という東西の中心地で、それも首長が先頭にたって、こうした流れを強く推し進めているといえます。

 大阪の条例案は、教師の処分に関する内容が微に入り細をうがっています。だが、子どもに関する記述がほとんどありません。子どもたちは今、どうなっているのか、教育を考えるためにはそこから始めるべきだと思います。統計的には引きこもりや不登校が相変わらず多く、その根本原因は解明されていません。条例案には、そうした問題を考えようとする姿勢が見られず、教職員の管理を強めれば教育がよくなるという幻想に囚(とら)われているように見えます。

 −−大阪市の条例案は「教育理念」として<他人への依存や責任転嫁をせず、互いに競い合い自己の判断と責任で道を切り開く人材を育てること>など6項目をあげました。

 高橋 いずれも「人材」の言葉を使っています。この言い方に潜んでいるのは、国や社会が設計した人間に仕立てあげようという意図です。前文では、子どもたちが十分に自己の人格を完成、実現されているとは言い難いと大阪市の教育の現状を示したうえで、時宜にかなった教育内容を実現しないと国際競争から取り残されるのは自明だと強調しています。しかし、やみくもに競争を煽(あお)りたてるのでは、ますます人格空疎で、勝ち負け以外の価値を知らず、世界に通用しない人間ができあがってしまうでしょう。

 −−学校を息苦しくしているのは競争と管理だと指摘し、共著「とめよう! 戦争への教育」(学習の友社)で書かれました。<競争は新自由主義という思想に基づくものですし、管理は新国家主義といえると思います。競争と管理は、いまの権力者たち、為政者たちが「国家戦略」として採用している思想−新自由主義と新国家主義−を教育現場に持ち込んだものです>

 高橋 1990年代のグローバル化の流れに呼応し、とにかく競争に勝たねばならないという価値観を教育現場に押しつけました。弱い者が淘汰(とうた)されていくのは敗者の自己責任で、全体が発展するためにはやむを得ないという論理です。同時に、多少なりとも自由が認められていた教育現場の管理が強められました。服務規律の徹底、愛国心や忠誠心を教える新国家主義が、弱肉強食を正当化する新自由主義とセットになっているのです。2006年の教育基本法の改定もこの流れでした。

 −−いわゆる「日の丸・君が代」を強制している自治体では、教育委員会が出す職務命令を校長が教職員に徹底します。著書「教育と国家」(講談社現代新書)で苦言を呈されました。<上命下服のシステムは全体主義国家の特徴そのものですから、こうしたシステムのもとで教育された子どもたちは、自分の頭で考え、自分の理性でものごとを判断することができなくなってしまう。「お上」の命令であればその内容如何(いかん)にかかわらずそれに従うような教育の場で、自分の頭で考え、自分の理性でものごとを判断できる子どもたちが育つとは思えません>

 高橋 さらに言えば、こうした教育環境では、自由な精神をもつ人は教師になりたがらなくなってしまいます。学校教育自体が小さくなると、子どもたちからクリエーティブな力は生まれてきません。これは少し強く言うなら、教育の自殺行為だと思います。

 −−あるべき教育とは。

 高橋 本来の教育は、基礎的な学力を身につけると同時に、困難があっても絶望せずに生きていけるだけの自己肯定感を養うことにあると思います。仮に失敗しても、挫折しても、それでも自信を失うことなく、新たなチャレンジに向かっていける、そういう人格のベースを養うこと。

 そのためには教師ともパーソナルな交流が必要でしょうし、人間的な信頼関係をはぐくむような教育現場が何より求められます。競争と管理がまかり通る教育現場では、そうした人格をつくることは不可能です。

 −−かつては戦争に駆り立てるための「国民精神」を形成する装置として教育が使われた面があります。

 高橋 戦時中の「一億玉砕」という国家命令に従うような「精神」ではなく、グローバル化に伴う大競争のなかで、日本が勝ち残っていくために必要かつ十分なだけの「精神」だと思います。この種の「精神」をつくるためには労働運動や市民運動をマイナー化し、社会的な異分子をあぶりだす管理と監視のシステムを強化することが重要だと、為政者は考えるはずです。教育の効用を知っているのです。

 −−為政者はいつの時代にあっても、<国家批判や社会批判を「不遜な言動」として「自ら慎む」ような従順な国民>「『心』と戦争」(晶文社)をつくりたいのでしょうか。この先々に見えるものは。

 高橋 新自由主義と新国家主義の価値観をもつ政治家は、教育基本法を変えたことで、個人の育成から国家の方針に沿う国民をつくろうとしています。仮にですが−−自民党の改憲原案にあるように、憲法9条を変えて日本軍が米軍と一体化して武力行使を行うことが可能になれば、それこそ国のための自己犠牲を国民に要求してきます。そのための「精神教育」を押しつけ、表現の自由を含めてあらゆる分野の自由を圧迫する動きが強まるでしょうね。

 そういう「精神教育」であってはならないと、戦後は戦前と違う教育理念を掲げて出発しました。しかし大きく後退しているのが実情です。教育は社会を存立させる最も重要な役割を果たすのですから、教育現場で起きている問題を見すえていかねばならないと思います。(専門編集委員)

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■人物略歴

 ◇たかはし・てつや
 1956年、福島県生まれ。78年に東京大教養学部を卒業後、大学院などを経て、87年に東大教養学部助教授に就任。現在は大学院総合文化研究科教授。ベストセラー「靖国問題」(ちくま新書)など著書多数。近著に「犠牲のシステム 福島・沖縄」(集英社新書)「いのちと責任 対談高史明・高橋哲哉」(大月書店)がある。
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◎nikkansport.comより

 「橋下政治塾」君が代の起立斉唱で開講

 橋下徹大阪市長(42)が代表を務める大阪維新の会は24日、大阪市内で、全国から2000人を超える受講生を集め「維新政治塾」の開講式を開いた。塾長の橋下氏は、衆院解散に備えて「国の形を本気で変えるため、大勝負しないといけない」と宣言。君が代の起立斉唱からスタートするなど独自色全開で、今後は受講生の能力や資質を見極めて400人程度の精鋭を選抜し、次期衆院選を見据えた候補者養成を進めていく。

 金びょうぶを背に塾長の橋下氏は、次期衆院選の擁立候補でもある受講生へあいさつし、国政進出への本格的な第1歩を踏み出した。「今の日本は危機的な状況だ。国の形を本気で変えるため、大勝負しないといけない。国の体制を変えるのは選挙だ。来るべき大いくさに備え、しっかり準備していこう」。

 さらに橋下氏は「統治機構を変えて、決定できる民主主義を実践する政治集団を」「独裁、拙速との批判もあるが話し合いだけでは物事は進まない。価値観が合わないなら去ってもらって結構だ」「政治塾はカルチャースクールではない」などと熱弁。会場は新入社員の入社式のような緊張感が漂った。

 大阪市の君が代起立条例は市長の橋下氏の意向を受け2月末に施行されており、式は「代表の強い意向」(同会幹部)で、君が代の起立斉唱からスタートした。元経済企画庁長官で名誉塾長・堺屋太一氏のあいさつの途中、音声トラブルから約10分中断するハプニングもあった。橋下氏は「マイクの調子が悪い。(電力供給の)原発が必要ということか」と、関電の原発再稼働に反対している自身の立場を引き合いに、笑いを誘う一幕もあった。

 開講式は午前と午後、2回に分けて実施。今後は隔週で講義を開き、大阪都構想や、事実上の衆院選公約「維新八策」についても受講生らと協議を重ねる。講師役は堺屋氏らが務める予定。受講生の街頭演説やディベート能力も確かめ、衆院解散時期を見据えて、最終的に400人程度を選抜。かねて公言している「300人擁立、200議席獲得」を目標に掲げる。

 ただ、拡大一途の同会に対し、各党とも警戒感を強めるのは必至。橋下氏は、都構想実現に必要な地方自治法改正をめぐる国会審議や世論の動向を見極め、国政進出の是非を判断する意向だけに、選挙協力を視野に入れた連携の模索や、政策的な対立など駆け引きが激化しそうだ。

 [2012年3月25日9時6分 紙面から]
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 維新塾は政治家養成塾というより、右翼政治結社というのがふさわしいのではないだろうか。日の丸に向かって君が代斉唱。そのあとの橋下代表のありがたいお話は、「腕を組んでいた人はマナー違反」というもの。
 人の命より、ただの旗やただの歌が優先される世の中になったら恐ろしい。戦前戦中の奉安殿でもあるまいに・・・。

※奉安殿(ほうあんでん) [ 日本大百科全書(小学館) ]
 学校に下賜された「御真影(ごしんえい)」や教育勅語など勅語類を安置する建物。天皇・皇后の写真である「御真影」と勅語の諸学校への下賜は1890年(明治23)に始まるが、その下賜数がしだいに増加するとともにその管理規定も厳重となり、管理の不行き届きは学校長などの重大な責任問題とされるに至った。「御真影」などは当初校舎内の奉安所に安置されていたが、学校の火事に際して「御真影」を守って焼死する校長などが相次ぐなかで、校舎から離れた地点に堅固な奉安殿を建設し、「御真影」などを安置することが大正期から始まった。奉安殿の建設は1935年(昭和10)以降全国的に実施され、「御真影」はますます神格視された。敗戦後、「御真影」は焼却され奉安殿は取り壊された。 [ 執筆者:赤澤史朗 ]

 「弱い者が淘汰(とうた)されていくのは敗者の自己責任で、全体が発展するためにはやむを得ないという論理です。」って、これが政治家のすることですか。
 政治家をめざすのであれば、前長岡京市会議員・小原氏のように「ひとりもみすてない政治」をめざしてほしい。
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【RUN】

 今日も5km。
 行き13分18秒、帰り13分40秒で26分58秒。

 10kmが速くなるにはどんな練習がいいんかなあ。

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第30回足羽川マラソン・続き [ランニング]

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 「えー、チェーン規制!」

 朝5時半起き、6時過ぎに自宅出発。名神に入ったのは6時40分ころ。受付が9時半までなので、楽々と思っていた。
 ところが、名神に入ると「木之本ー武生 タイヤチェーン」の規制情報。これは米原で降りて、JRで福井に向かうしかない。

 米原駅前駐車場は1日400円。ゲートなどはなく、前払いした領収書を車のフロントに置いておくというシステム。これは京都では見たことがない。
 車を置いて駅に向かうとき、口の黒いかわいいワンちゃん発見。「ももちゃん・メス・7歳」。
 「こわがりで、なかなか人には近づきませんねん。」
 「でも、目がパッチリしたべっぴんさんですやん」。

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 米原から福井まで、特急で1時間ちょっと、2770円。
 私が乗った「しらさぎ51号」は名古屋発金沢行きのようだ。

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 木之本あたりを通過するとき、窓から外を見たが雪はほとんどなし。
 「なんで、これでチェーン規制なんかなあ・・・。」

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 しかし、トンネルを抜けて今庄に出ると吹雪。
 「なーるほど。これなら仕方ないなあ。」

 福井駅到着は、9時15分。受付終了まであと15分。10kmのスタートまでも1時間15分。会場は駅から徒歩20分と書いてあったので、走れば10分もかからないだろう。
 走り出して思ったのは、風のきつさ。これはレースにもかなり影響がで出そう。 

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 9時25分、会場の木田小学校到着。すぐに受付へ。

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 このとき雨(雪)は降っていなかったが、グランドはぐちゃぐちゃ。

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 この大会は、30回大会である今回がラスト。エントリー数2295名は過去最高らしい。

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 アップをしているとき、「藤井さーん」と呼ぶ声。
 「いやー、松本さん、来てはったんですか。」
 「藤井さんとここで会えるとは思ってませんでしたわ。」
 「何とか、10km41分切り狙って来てますねん。松本さんは?」
 「ああ、10km。」
 「よっしゃー、追いかけまっせー、せめて1km地点まで。松本さんの連勝記録はずっと続いてるんですか。」
 「いやー、こないだ2位やったわ。」
 「そうですかー、ついに。でも、またどんどん優勝してください。ボクは4年計画で、松本さん64、ボクが60になったときに松本さんに勝つのを目標にしてますねん。」
 「そんなもん、4年持たへんわ。もう、ゆうてる間に抜かれるわ。」
 「いやいや、1年に30秒ずつ縮めていきまっせー。」

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 10時、最初の種目ハーフがスタート。

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 知ってる人がいないかなあと探したが見つからず。

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 コースは、ここから東に向かい、足羽川沿いの道路を走る。川沿いの走路は強風が心配だ。

 10時30分、私や松本さんの10kmがスタート。スタートと同時に雪が降り出した。
 すぐ横に松本さんがおられたので、スタート直後は付いていった。しかし、それも300mほどで終わり。あとはマイペースに。

 1km  3分44秒
 2km  7分53秒 (4分09秒)
 3km 11分59秒 (4分05秒)
 4km 16分00秒 (4分01秒)
 5km 20分10秒 (4分09秒)
 6km 24分29秒 (4分19秒)
 7km 28分49秒 (4分19秒)
 8km 33分12秒 (4分23秒)
 9km 37分20秒 (4分07秒)
10km 41分36秒 (4分15秒)

 最初の1kmはもっとゆっくりだと思っていたら、かなりのスピード。そのあとも上流に向かっているはずなのに楽だった。4km過ぎて橋を渡り、対岸を反対向かいに走ってやっと分かった。それまできつい追い風だったのだ。楽なはず。中間点20分10秒なら10km41分は行けると思ったが、折り返して橋を渡ると(5.8kmくらいか)、強烈な向かい風。「負けるかー」という気持ちでがんばったが、ゴールは目標に37秒も届かず。あーあ。

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 後半の向かい風の影響は大きかったが、この結果にはもうひとつ思い当たるふしがある。最近腰痛がひどくて、しっかり練習できているとは言えなかった。先週のトラック5000m19分33秒から、10km41分は切れると思ってたのに・・・。甘かった。また、一からやり直し。

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 この大会の名物はぜんざいのサービスらしい。しかし、食べに行こうと思ったときに「ザザザー」と急な大雨。やんだので見に行ったらこの行列。もうあきらめて帰ることにした。

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 帰りも駅までの約1.5kmをジョギングで。参加賞の2kmの福井産コシヒカリが重かった。
 足羽川にかかる木田橋から眺めた、雪をかぶった山脈。きれいでした。

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 駅弁を買って、最初に来た特急サンダーバードに乗車。
 しかし車内放送を聞いてビックリ。「次は鯖江、鯖江。鯖江のあと京都まで停まりません。」
 「あー、えらいこっちゃ。はよう降りんと京都まで行って戻ってこんなん。」
 広げていた弁当を急いでしまい、鯖江で下車。次に米原で停まる特急が来るまで、駅のベンチで昼食。

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 弁当を買うときに、いつもの癖で缶ビールを買ってしまった。今ビール封印中やし、第一、米原で降りてそこから家まで車の運転があるのに・・・。ボケにもほどがある。(缶ビールはヨメさんのおみやげに。もうちょっとで飲んでしまうとこやった。)

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 家に着いたのは3時過ぎ。
 7歳になったばかりのきくが、猛烈にしっぽをふってお出迎え。
 「だれもおらんでおもんなかったー」らしい。

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2012年03月25日(日)

第30回足羽川マラソン [ランニング]

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 あきません! 10km、41分36秒。

 1月の記録を6秒縮めただけ。
 41分切りにはほど遠く・・・。

(注) くわしくは、明日。

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ウルトラきく7 [わんこ・にゃんこ]

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きく1歳半、真樹小6、廉中3 ( 2006年10月6日)

 2005年3月25日生まれのきくが7歳になった。
 40日間牛小屋で暮らしたあと、5月4日にうちに来た。それから2年弱はいなか暮らし。その後5年は、今の二軒茶屋で借家暮らし。
 きくがうちに来てから、私はいいことばかり。時々腹の立ちそうなことがあっても、きくのおとぼけ顔を見ていたら「プッ」とわらってしまう。ほんまにかわいい。
 これからもよろしくね。

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 今日もいつものコースをお散歩。
 うちから幡枝八幡往復約2km。

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 ニューフェイスのピースちゃんにもごあいさつ。というか、威嚇。

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 今年も恒例、パオパオ特製お誕生日ケーキ。
 今年は、「舌を出しながら草原を走るきく」をイメージして作りました。

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 「おすわり。」
 「まて。」
 「たんじょうびおめでとう。」
 「よし!」

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 おいしかったかな。

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 真樹は、私たちのばんごはんのおかずを作ってくれていました。
 そうそう、真樹はこないだちょっと早めの誕生日プレゼントで、きゅっきゅちゃんをきくにあげていました。きゅっきゅちゃん・・・、犬を飼っておられる方なら分かりますよね。

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2012年03月24日(土)

パンク王 [家族]

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 うちの廉は「パンク王」だ。
 この1ヶ月ほどの間に、前後前と3回目のパンク。そのたびに、私のシエンタに廉の自転車を積み込み修理へ。廉が高校生のときもよくパンクさせていたが、大学になってからのほうが激しい。
 「どうなってんにゃろなー。」
 「大きな事故になる代わりに、ちっちゃいパンクですんでんのかもしれんしなあ・・・。」
 「そう思うっとこ。」

 去年、廉がバイト代をためてやっと買った自転車なので、大事にしないとね。
 それにしても、ようこんだけパンクばっかり・・・。
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【RUN】

 午前11時、雨がやっとやんだので5km。
 行き11分29秒。「おっ、これは22分台が出るかも」と帰りの上りをがんばる。
 しかし、帰りは向かい風。11分55秒かかって合計23分25秒。まあまあですか。
 1kmジョグをプラス。

 夕方、1000m下り+1000m上りを使ってタイムトライアル。
 1kmアップのあと、1000m下り3分54秒。ええやん。
 しかし、上りで失速。4分26秒もかかって合計8分20秒。あかん。
 また1kmジョグをプラス。
 今日は午前午後合わせてちょうど10km。

 明日は10kmレース。今年1月の「亀岡」が41分42秒、「くみやま」が41分43秒。今年中には40分切りを達成したいが、とりあえずその踏み台になるタイムを出したい。
 「なんとか、41分切り!」

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2012年03月23日(金)

「パオパオのかっこいいとこ、見たことない」 [家族]

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真樹の通学風景 ( 2月29日)

 昨日、友だちのところへ真樹がお出かけ。
 出かける前、私のなけなしの原稿料からちょっとだけおこづかいをあげた。

 「パオパオ、スカルプD、京都駅でも売ってるでー。こないだ見つけてん。買ってこうか。」
 「ほんまに? こうてきて。あとで払うし。」
 「いるの? パオパオがスカルプD買う意味が分からんにゃけど。」
 「それはな、かっこよくなるためやん。」
 「パオパオのかっこいいとこって、見たことないんやけど・・・。物心ついたころは、パオパオ50歳に近かったし。」
 「そっかー。でもな、これからかっこようなんねん。」
 「ふーん・・・。」

 真樹が生まれたとき、私は38歳だった。真樹のゆう物心がついたころが10歳だとすると、私は48歳。まだ髪の毛はフサフサだったけど、人間的にはかなりかっこ悪かったかな。
 今は髪の毛まで薄くなってしまって・・・。ほかはほとんど変わらんけど、これからでも多少とも「かっこよく」なりたいなあ。まあ、見かけより中身のほうが大事やけど・・・。
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【RUN】

 雨が小降りになったときに3kmだけ。14分13秒。
 腰は昨日よりはまし。

 「走ってるときフラフラすんねん」と廉に言ったら、「貧血ちゃうか」とのこと。鉄分不足なんかなあ。なんか対策たてたほうがいいんかなあ。

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2012年03月22日(木)

じょん君の誕生日 [わんこ・にゃんこ]

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じょん君 ( 2011年10月)

 私の大好きなブログ「晴徨雨読」の主な登場人物・じょん君が、3月20日に4歳の誕生日を迎えた。そのことを「じょんたん」という題で記事にしておられる。これがまた秀逸。一部引用させていただきます(くわしくは私のブログのリンク集へ→)。

 マーブルだってくるみちゃんだって、同じ時に同じお母さんから生まれて、みんなそれなりにそれなりの犬生を歩んでいる。運が良いとか悪いとか、幸せだとか不幸せだとかそういうことじゃ無くって、生きていることが幸せだと思ってなきゃあやってられない。そりゃあ人間だって同じ事、生きていることが最低限の幸せなんだよ。

 実は、じょんのび村村長さんのことはあまりよくは知らない。数年前、私の古くからの走友・谷村さんが紹介してくださった。それ以来、そのブログ「晴徨雨読」はずっと見させてもらっている。
 一方、そのころ長岡京市の若い市会議員さんで気になる人があった。若いのにすごくしっかりされていて、物事を広い視野から見る能力のある方だった。将来必ず国会議員になり、活躍される方だと私は思う。その人は「おっはー」こと○○明大さん。
 「うん? この名前、どっかで聞いたような・・・。」
 なんと、その方はじょんのび村村長さんの息子さんだったのだ。人の縁とはフシギなもので・・・。(のちに、私の姪の元同級生であることも分かった。) 
 おっはーさんもブログを書いておられるが、最近はツイッターのほうに力を入れておられるようだ。ついでに最近のつぶやきを一部引用させていただきます(くわしくは「おっはー」で検索)。

 明確なメッセージには、何かを切り捨てることが含まれると思います。原発に付随する雇用とかもそうですよね。その複雑さを無視しないというメッセージも含めたいと思うのです。そんなこと言うから進まないし、橋下が流行るんだと言われるかもしれませんが…。

 じょん君の誕生日に名を借りて、「じょんのび・おっはー親子」の紹介みたいになってしまいましたね。じょん君ごめんね。またうちのじゃじゃ馬系犬・きくを連れて遊びに行くからね。待っててね。
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【RUN】

 腰痛さらに悪化。
 今日は3km+2km。15分51秒と約13分。
 腰が痛いと全身に力が入らない。もうフラフラ。

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もうすぐ7歳のきく

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「こたろう、太ったでしょ」 [わんこ・にゃんこ]

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 3時ごろ、事務所の近くの駐車場に車を止めた。
 私の雑種センサーが「ピコン、ピコン」となる。
 すぐ横の畑に目をやると、久しぶりのこたろうちゃん。
 「写真撮らせてなー。」

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 飼い主のFさんの奥さんが出てこられた。
 「あら、こんにちは。」 
 「こんにちは。また、こたろうちゃんの写真撮らせてもうてます。」
 「こたろう、太ったでしょ。」
 「やっぱりさぶいから?」
 「そうやねえ、冬の間はほんんど家から出えへんかったわね。」

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 「でも、元気そうで。まだ、青年ですよね。」
 「うーん、でももう3歳なんですよ。」
 「そうですか、ほんなら、もう立派な大人ですね。」 
 「だんだん、おじさんぽくなっていくのかも・・・。」
 「いやいや、こたろうちゃんはかわいいですよ。」

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 私がいくら呼んでも知らんぷりだったのに、奥さんが呼ぶとこの通り。かわいい写真が撮れました。
 「こたろうちゃん、またモデルになってね。」

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2012年03月21日(水)

ビール封印、水のアワ [私の好きな人]

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 「おれ、ビール飲んだらあかんねん。」
 「えー、えー、えー!」
 「薬が効かんようになんねん。」
 「そっかー・・・。2月27日に幸博君来てくれたやん。そのとき病気のこと聞いて、その日からビールやめてん。もうすぐ1ヶ月や。今度中古賀先生とこ行ったときに、3人で飲むのん楽しみしょうと思てな。」
 「こうちゃんは飲んだらええがな。」
 「うーん、そやけど幸博君が飲めへんにゃったら・・・。」

 「ビール封印、水のアワ?」
 いや、そんなことはない。
 もちろんビール封印の一番の目的は、幸博君の病気が治るのを願って。でももうひとつの目的は、長崎旅行の費用の捻出。ビールをやめてどこかからお金が出るわけではないが、出て行くお金は減らすことができる。
 早朝のバイトも、週2日から3日に増やしてもらった。これで月8000円ほどアップ。ビール封印で月6000円分くらい節約になる。これ2ヶ月分で佐世保往復の新幹線代になる(とくとくキップで往復27400円)。
 「時間はあるけど金のない」私が考えるのはこんなことくらい。

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 中学時代の同期生・林幸博君と長崎におられる元担任を訪ねる旅。電話だけでは心もとないので、直接会って打ち合わせをすることにした。

 大原百井町に向かう前に、いなかの我が家へ。
 花背峠には、新しいきれいな雪がうっすらと積もっていた。

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 別所は日が当たって風もなく穏やか。

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 うちの家の周りの雪も、もうすっかりなくなっていた。
 たまっていた郵便物を整理し、置き忘れていたビールを引き上げ。

 ここから百井別れまで戻って、大原百井町へ。

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 別所から百井まで車だと15分ほど。
 百井の在所は南向きの斜面にあるので日当たりがいい。

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 私が2年7ヶ月勤務した大原小学校百井分校。
 ここを異動したのが26歳のときなので、ちょうど30年前。
 「ふー・・・。」

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 そこからさらに2kmほど奥に、「とり幸」さんの養鶏場がある。
 出迎えてくれたのは、しっぽがたれたれの白いワンちゃん。

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 おっ、もう1ぴき。さっきのよりでかい白いワンちゃん。

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 そのでかい白いワンちゃんは、「シロ・オス・13歳」。

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 機嫌よくストーブにあたっていたのに、なぜか外に出てしまった。

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 外では、最初に出迎えてくれた「ジョン」がほえ続けていた。シロはジョンが気になって出て行ってしまったのかも。

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 「フェリーが安つくしと思ってたんやけど、先生がな、幸博君の体心配して『新幹線にしー』って。そんで、ホテルもやめて、先生の家の2階に泊まりって。」
 幸博君は私を信頼してくれているので、なんでも「ふんふん」と聞いてくれていた。お兄さんに休んでもいいかを聞くときも、「先生が俺の体を心配してくれて・・・、こうちゃんが切符やらみんな取ってくれるし・・・」。あちこちに気を使っています。

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 シロが戻ってきたと思ったら、戸の隙間に・・・。

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 なんや、ジョンやん。あんなにほえてたのに気になるんやな。

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 ずっと姿の見えなかった「エル」も幸博君が呼び出してくれた。こちらは紅一点の女の子です。

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 シロはいつの間にか犬小屋へ。

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 「行きしとか帰りし、駅弁になるかもしれんけどええか。」
 「ああ、食べられへんしなあ。」
 「えっ、食べもんも制限あるん?」
 「そうとちごうて、駅弁てなかなか食べられへんやん。」
 「ああ、そういう意味。ビールとか飲めへんにゃったら、せめて豪華な駅弁でも食おうぜ。」

 幸博君がそんなちょっとしたことも楽しみにしているのが分かってよかった。私は幸博君のツアコンをがんばろう。

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 4月の終わりまで楽しみやね。
 それまで体調管理、しっかりね。

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 (私が30年前に住んでいた教員住宅。まだつぶれていませんでした。)
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【RUN】

 今日は5km。
 行き13分00秒、帰り12分38秒で25分38秒。
 右腰がやばい。またぎっくり腰かも。こんなに痛いのに走れるのは不思議。
 (前に「びっくり腰」はまちがいというようなことを書きましたが、ぎっくり腰はびっくり腰とも言うそうです。ああ、びっくり。)

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