パオパオだより

2012年03月28日(水)

山下けいきさん応援ラン [ランニング]

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 12時すぎ、茨木市舟木町の山下けいき事務所をスタート。
 山下さんはご自分の名前が入ったのぼり。私は「平和・憲法九条」ののぼりを持参したのだが、山下さんが「九条は世界の宝」というのぼりを用意してくださっていた。
 山下さんがワイヤレスマイクでスピーカーに飛ばすセットを用意。そのスピーカーを事務所のスタッフさんが自転車に積んで、付いてきてくださることになった。山下さんは、初めは「スピーカーを持って走ろうか」とおっしゃっていた。この元気さ一つをとっても他の候補に負けていません。

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 スタート前の記念写真を撮ったとき、「私も入らせてもらっていいかなあ」と、事務所の女性スタッフさんが入ってこられた。みなさんすごく仲良くて、事務所全体がいいふんいきだった。

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 山下けいきさんがずっと続けておられる「4駅アピールラン」。いつもはだいたい11kmくらいだそうだ。今日はそのコースをちょっとアレンジしたコース。この間ずっとマイクでアピールを続けられる予定。

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 自転車にも「脱原発で行こう」ののぼり。風が強くて、ちょっと体制が崩れてしまった。

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 安威川沿いの道路を走ると、河川敷におられたご家族が手を振ってくださった。

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 車で追い抜いた方が山下さんに気づかれ激励。うれしい応援だ。

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 先頭山下さん、2番手私、そして一番後ろにスピーカーをつけた自転車という布陣。

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 山下けいきさんの訴えは休むことがない。ずっと口の前にセットした小型マイクを使ってしゃべり続けておられた。

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 信号待ちのときくらい休けいされたらいいのにと思っていたが、「お車を運転中のみなさん・・・。」

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(注) 「山下けいきさん応援ラン」の続きは、明日へ。


 山下さんが訴えられたことを紹介したいのですが、こちらも走りながら聞いていたので不正確なご報告になりそうです。その代わりに、山下けいきさんが立候補に当たって発表された「レインボープロジェクト」を以下に紹介させていただきます。ご一読ください。
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 「レインボープロジェクト」

■レインボー革命をめざします
 虹(レインボー)は平和、多様性、共存のシンボルです。一人や一つの考えを強制するのではなく、虹のように多様な考えと個性を持つ市民の存在を前提に、丁寧な合意形成をめざします。そのための基本姿勢、基本理念、個別政策は次の通りです。

■基本理念
・平和、主権在民、基本的人権尊重の日本国憲法を市政運営の基本におきます。
・市民のいのちとくらしを大切にする茨木市政をめざします。

■基本姿勢
・お上意識をなくし、市民サービスの拠点としての市役所をめざします。
・府や国の下請け自治体ではなく自治と自主性を持った市行政を推進します。
・大阪府や大阪市で橋下・維新が進める教育基本条例、職員基本条例の考えは認められません。

 〈7つのレインボープロジェクト〉

1、市民参加、信頼、透明性、公平・公正の市政をめざします
・市民と市長との対話を定例化します。
・「市民参加」、「信頼」、「透明性」、「公平・公正」の自治基本条例を制定し、市政運営の基本とします。
・市民と共に悩み、考え、行動し、市民に信頼される市職員、前例、慣例にとらわれず 絶えず時代をリードする職員への改革を進めます。
・公契約条例の制定で市の契約業者で働く人の労働条件を守ります。
・各種審議会の公募枠を拡大し、女性と若者の参加を拡大します。
・本市非正規職員の待遇改善をめざします。
・市議会とは緊張感と使命感を共有し、建設的議論を行います。
・特別職退職手当は8割カット、行政委員(教育委員日額3万円など)報酬と管理職手当等は減額し、非正規職員の条件を改善します。

2、人間らしく生きていける福祉の街づくりを推進します
・出生・子育てから老後まで自分らしく生きられる社会づくりをめざします。
・障がい者の雇用は市役所採用枠を拡大し、市内事業者にも協力を求めます。
・男女共同参画条例を制定し女性の社会活動を支えていきます。
・障がい者の自立支援策を拡充します。
・障がい者が入院した際の介護保障を実施します。

3、人と自然が調和した交通、環境、街づくりを進めます
・公共施設、道路などのバリアフリー化を促進します。
・バス路線の延長や拡充など公共交通の拡大で交通弱者の移動を支援します。
・ジョギング、ウォーキングコースの整備で市民の健康維持をめざします。
・監視カメラより効果のある街路灯で犯罪の防止に努めます。
・公共施設駐車場の一律有料化を見直し、ハートフルなど福祉関連施設は無料にします。
・安威川ダム本体工事、彩都開発、第二名神については見直しも含めて検討します。
・市民会館の建替えについては凍結します。
・動物の愛護と管理に関する条例を制定し、人と動物の共生をめざします。

4、放射能汚染を防ぎ生命、健康を守ります
・福島、宮城、岩手などの被災者に対する支援を強化します。
・放射能の拡散につながる放射能汚染がれきの受け入れには反対します。
・原発事敀から子どもたちの甲状腺がんを防ぐための安定ヨウ素剤を備蓄します。
・学校、地域の大気、土壌、水道水の放射線量を日常的に測定し、異変に早期対応します。
・学校給食食材の放射線量を測定し安全な給食を提供します。
・関西電力にPPS(特定規模電気事業者)も含めた競争入札で電気料金を削減します。
・脱原発に向けて市独自でできるエネルギー政策を検討し、転換を進めます。

5、安心して子育てができる環境づくりを推進します
・待機児童の解消とともに、安心して預けられる保育所づくりを進めます。
・全ての児童生徒の教育保障を推進します。
・競争よりも共に生きる学校教育をめざします。
・小学校は自校炊飯方式の給食、中学校では完全給食を進めます。
・「弁当の日」の試行から定着を図り、食育の充実をめざします。
・学童保育、放課後事業を充実させます。

6、地域まちづくり委員会(以下、委員会)を中心に住みやすい地域づくりを進めます
・小学校単位で自治会や公民館など地域の諸団体と住民による委員会を作ります。
・委員会に市が補助金を出し地域での事業を任せます。
・委員会が福祉、防災など、安心・安全の街づくりの核になれるよう援助します。
・委員会が実施する夏祭り、体育祭、文化展などの行事を支えます。
・高齢者が集い楽しめる場所をつくり、引きこもりや孤独化を防止します。
・地域コミュニティの中心施設であるコミセン、公民館については午前だけでなく午後も受付が出来るよう職員を配置し、活性化させます。

7、市内産業の振興・活性化を図ります
・本市事業において市内業者を優先し育成していきます。
・本市の良好な自然を守るために里山の保全と農業振興を図ります。
・学校給食で地産地消を積極的に推進し、地元農業の振興につなげます。
・市内空き店舗での地元農産物の販売、高齢者が集う場、障がい者の店舗活用を進め、
そのための補助や助成を行います。
・ゼネコン中心の大型開発から身近な環境整備を進め、地元業者の仕事を増やします。

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2012年03月27日(火)

第27回勝手に国労応援ラン [ランニング]

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 「勝手に国労応援ラン」は毎月最終水曜にしている。しかし、明日は茨木市長選に立候補表明された山下けいきさんとアピールランができることになった。よって、急きょ本日「国労応援ラン」をすることにした。

 お昼ごはんを食べたあと、2時前にスタート。
 めざすは、うちから最も近いJRの駅「二条」。みどりの窓口で聞きたいこともあったし・・・。地図で調べたら約9.6km。いい感じの距離です。

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 御薗橋で3km、16分半。キロ5分半ペースで走れている。

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 北大路堀川で5km、28分07秒。

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 堀川寺の内で6km。裏千家会館前です。

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 堀川中立売で7km。
 水が流れている堀川、いいですね。

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 堀川丸太町で8km。駿台予備校前です。

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 二条城の南西角で9km。

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 分かりにくいので、もう1枚。

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 ゴールが近いと余裕で写真撮影。
 中京中学校の壁画(ちぎり絵風)。そんなにお金をかけて作ったものではない感じが好感が持てる。

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 もう1枚。
 これもいいなあ。

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 二条駅到着、58分36秒。
 GPS時計は、9.61kmを表示。今日はきげんがよかったみたい。

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 みどりの窓口で、「京都ー佐世保とくとくキップ」について聞いてみた。サイトで調べたとおり、ゴールデンウィークにかかると使えない。ところが、大阪発だとゴールデンウィークもOK。なんでやねん!
 こんなことなら、最初の予定通り4月末に行けばよかった。京都大阪間だけ追加したらすむことやったんやなあ。もうちょっとよく調べたらよかった。もう日程を二転三転させているので、いまさら変えられない。(けっきょく、行くのは4月23、24、25。)

 ここから走って帰ると絶対に足を痛める。地下鉄があるやん。二条駅から国際会館駅まで280円。安いもんです。

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 国際会館駅から家まで再びラン。
 2.76km、17分07秒。

 これで9.61+2.76で約12.4km。
 暖かい中、ゆっくりと気持ちよく走ることができました。

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 だんだん誰を応援しているのか分からなくなってきましたが、私が応援しているのは元国労闘争団の中野勇人さん。
 中野さんは、今後も毎月16日に「16日行動(国会前フルマラソンアピール行動!)」と銘打って国会の周囲を走られるそうです。今月は9時スタートにしたら、早く終わりすぎてしまったらしい。ということで、来月16日は議員会館前10時スタート。今後100回は続けられるそうです。
 「100回!!!」

 これから16日に時間が取れる方、冷やかしでもいいのでのぞいてみませんか。
 (アピールランと言っても特別なことはしません。ただ黙々と走るだけですから、お気軽に。)

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2012年03月26日(月)

敗者の自己責任? [時事]

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◎毎日新聞3月26日夕刊

 今、平和を語る:哲学者・東大大学院教授、高橋哲哉さん

 戦前の教育は国家主義の柱をなした。戦後の教育はその反省からスタートした。しかし国旗・国歌法の制定、教育基本法の改定など近年の政府は教育への管理を強めている。東京、大阪をはじめ地方公共団体でも顕著になってきた。教育現場に何が起きているのか、この国に何が起きようとしているのか。哲学者で東京大大学院教授の高橋哲哉さん(55)に聞いた。<聞き手・広岩近広>

 ◇競争と管理は教育の自殺 お上の幻想で子ども不在

 −−橋下徹大阪市長が代表を務める「大阪維新の会」が原案を作成した大阪府と大阪市のいわゆる教育基本条例案(府は可決)は、教職員の処分を厳格化しています。

 高橋 教育の管理を強める動きは、歴史的には国旗・国歌の強制にみられるように、かなり前から起きています。現在の状況は、東京、大阪という東西の中心地で、それも首長が先頭にたって、こうした流れを強く推し進めているといえます。

 大阪の条例案は、教師の処分に関する内容が微に入り細をうがっています。だが、子どもに関する記述がほとんどありません。子どもたちは今、どうなっているのか、教育を考えるためにはそこから始めるべきだと思います。統計的には引きこもりや不登校が相変わらず多く、その根本原因は解明されていません。条例案には、そうした問題を考えようとする姿勢が見られず、教職員の管理を強めれば教育がよくなるという幻想に囚(とら)われているように見えます。

 −−大阪市の条例案は「教育理念」として<他人への依存や責任転嫁をせず、互いに競い合い自己の判断と責任で道を切り開く人材を育てること>など6項目をあげました。

 高橋 いずれも「人材」の言葉を使っています。この言い方に潜んでいるのは、国や社会が設計した人間に仕立てあげようという意図です。前文では、子どもたちが十分に自己の人格を完成、実現されているとは言い難いと大阪市の教育の現状を示したうえで、時宜にかなった教育内容を実現しないと国際競争から取り残されるのは自明だと強調しています。しかし、やみくもに競争を煽(あお)りたてるのでは、ますます人格空疎で、勝ち負け以外の価値を知らず、世界に通用しない人間ができあがってしまうでしょう。

 −−学校を息苦しくしているのは競争と管理だと指摘し、共著「とめよう! 戦争への教育」(学習の友社)で書かれました。<競争は新自由主義という思想に基づくものですし、管理は新国家主義といえると思います。競争と管理は、いまの権力者たち、為政者たちが「国家戦略」として採用している思想−新自由主義と新国家主義−を教育現場に持ち込んだものです>

 高橋 1990年代のグローバル化の流れに呼応し、とにかく競争に勝たねばならないという価値観を教育現場に押しつけました。弱い者が淘汰(とうた)されていくのは敗者の自己責任で、全体が発展するためにはやむを得ないという論理です。同時に、多少なりとも自由が認められていた教育現場の管理が強められました。服務規律の徹底、愛国心や忠誠心を教える新国家主義が、弱肉強食を正当化する新自由主義とセットになっているのです。2006年の教育基本法の改定もこの流れでした。

 −−いわゆる「日の丸・君が代」を強制している自治体では、教育委員会が出す職務命令を校長が教職員に徹底します。著書「教育と国家」(講談社現代新書)で苦言を呈されました。<上命下服のシステムは全体主義国家の特徴そのものですから、こうしたシステムのもとで教育された子どもたちは、自分の頭で考え、自分の理性でものごとを判断することができなくなってしまう。「お上」の命令であればその内容如何(いかん)にかかわらずそれに従うような教育の場で、自分の頭で考え、自分の理性でものごとを判断できる子どもたちが育つとは思えません>

 高橋 さらに言えば、こうした教育環境では、自由な精神をもつ人は教師になりたがらなくなってしまいます。学校教育自体が小さくなると、子どもたちからクリエーティブな力は生まれてきません。これは少し強く言うなら、教育の自殺行為だと思います。

 −−あるべき教育とは。

 高橋 本来の教育は、基礎的な学力を身につけると同時に、困難があっても絶望せずに生きていけるだけの自己肯定感を養うことにあると思います。仮に失敗しても、挫折しても、それでも自信を失うことなく、新たなチャレンジに向かっていける、そういう人格のベースを養うこと。

 そのためには教師ともパーソナルな交流が必要でしょうし、人間的な信頼関係をはぐくむような教育現場が何より求められます。競争と管理がまかり通る教育現場では、そうした人格をつくることは不可能です。

 −−かつては戦争に駆り立てるための「国民精神」を形成する装置として教育が使われた面があります。

 高橋 戦時中の「一億玉砕」という国家命令に従うような「精神」ではなく、グローバル化に伴う大競争のなかで、日本が勝ち残っていくために必要かつ十分なだけの「精神」だと思います。この種の「精神」をつくるためには労働運動や市民運動をマイナー化し、社会的な異分子をあぶりだす管理と監視のシステムを強化することが重要だと、為政者は考えるはずです。教育の効用を知っているのです。

 −−為政者はいつの時代にあっても、<国家批判や社会批判を「不遜な言動」として「自ら慎む」ような従順な国民>「『心』と戦争」(晶文社)をつくりたいのでしょうか。この先々に見えるものは。

 高橋 新自由主義と新国家主義の価値観をもつ政治家は、教育基本法を変えたことで、個人の育成から国家の方針に沿う国民をつくろうとしています。仮にですが−−自民党の改憲原案にあるように、憲法9条を変えて日本軍が米軍と一体化して武力行使を行うことが可能になれば、それこそ国のための自己犠牲を国民に要求してきます。そのための「精神教育」を押しつけ、表現の自由を含めてあらゆる分野の自由を圧迫する動きが強まるでしょうね。

 そういう「精神教育」であってはならないと、戦後は戦前と違う教育理念を掲げて出発しました。しかし大きく後退しているのが実情です。教育は社会を存立させる最も重要な役割を果たすのですから、教育現場で起きている問題を見すえていかねばならないと思います。(専門編集委員)

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■人物略歴

 ◇たかはし・てつや
 1956年、福島県生まれ。78年に東京大教養学部を卒業後、大学院などを経て、87年に東大教養学部助教授に就任。現在は大学院総合文化研究科教授。ベストセラー「靖国問題」(ちくま新書)など著書多数。近著に「犠牲のシステム 福島・沖縄」(集英社新書)「いのちと責任 対談高史明・高橋哲哉」(大月書店)がある。
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◎nikkansport.comより

 「橋下政治塾」君が代の起立斉唱で開講

 橋下徹大阪市長(42)が代表を務める大阪維新の会は24日、大阪市内で、全国から2000人を超える受講生を集め「維新政治塾」の開講式を開いた。塾長の橋下氏は、衆院解散に備えて「国の形を本気で変えるため、大勝負しないといけない」と宣言。君が代の起立斉唱からスタートするなど独自色全開で、今後は受講生の能力や資質を見極めて400人程度の精鋭を選抜し、次期衆院選を見据えた候補者養成を進めていく。

 金びょうぶを背に塾長の橋下氏は、次期衆院選の擁立候補でもある受講生へあいさつし、国政進出への本格的な第1歩を踏み出した。「今の日本は危機的な状況だ。国の形を本気で変えるため、大勝負しないといけない。国の体制を変えるのは選挙だ。来るべき大いくさに備え、しっかり準備していこう」。

 さらに橋下氏は「統治機構を変えて、決定できる民主主義を実践する政治集団を」「独裁、拙速との批判もあるが話し合いだけでは物事は進まない。価値観が合わないなら去ってもらって結構だ」「政治塾はカルチャースクールではない」などと熱弁。会場は新入社員の入社式のような緊張感が漂った。

 大阪市の君が代起立条例は市長の橋下氏の意向を受け2月末に施行されており、式は「代表の強い意向」(同会幹部)で、君が代の起立斉唱からスタートした。元経済企画庁長官で名誉塾長・堺屋太一氏のあいさつの途中、音声トラブルから約10分中断するハプニングもあった。橋下氏は「マイクの調子が悪い。(電力供給の)原発が必要ということか」と、関電の原発再稼働に反対している自身の立場を引き合いに、笑いを誘う一幕もあった。

 開講式は午前と午後、2回に分けて実施。今後は隔週で講義を開き、大阪都構想や、事実上の衆院選公約「維新八策」についても受講生らと協議を重ねる。講師役は堺屋氏らが務める予定。受講生の街頭演説やディベート能力も確かめ、衆院解散時期を見据えて、最終的に400人程度を選抜。かねて公言している「300人擁立、200議席獲得」を目標に掲げる。

 ただ、拡大一途の同会に対し、各党とも警戒感を強めるのは必至。橋下氏は、都構想実現に必要な地方自治法改正をめぐる国会審議や世論の動向を見極め、国政進出の是非を判断する意向だけに、選挙協力を視野に入れた連携の模索や、政策的な対立など駆け引きが激化しそうだ。

 [2012年3月25日9時6分 紙面から]
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 維新塾は政治家養成塾というより、右翼政治結社というのがふさわしいのではないだろうか。日の丸に向かって君が代斉唱。そのあとの橋下代表のありがたいお話は、「腕を組んでいた人はマナー違反」というもの。
 人の命より、ただの旗やただの歌が優先される世の中になったら恐ろしい。戦前戦中の奉安殿でもあるまいに・・・。

※奉安殿(ほうあんでん) [ 日本大百科全書(小学館) ]
 学校に下賜された「御真影(ごしんえい)」や教育勅語など勅語類を安置する建物。天皇・皇后の写真である「御真影」と勅語の諸学校への下賜は1890年(明治23)に始まるが、その下賜数がしだいに増加するとともにその管理規定も厳重となり、管理の不行き届きは学校長などの重大な責任問題とされるに至った。「御真影」などは当初校舎内の奉安所に安置されていたが、学校の火事に際して「御真影」を守って焼死する校長などが相次ぐなかで、校舎から離れた地点に堅固な奉安殿を建設し、「御真影」などを安置することが大正期から始まった。奉安殿の建設は1935年(昭和10)以降全国的に実施され、「御真影」はますます神格視された。敗戦後、「御真影」は焼却され奉安殿は取り壊された。 [ 執筆者:赤澤史朗 ]

 「弱い者が淘汰(とうた)されていくのは敗者の自己責任で、全体が発展するためにはやむを得ないという論理です。」って、これが政治家のすることですか。
 政治家をめざすのであれば、前長岡京市会議員・小原氏のように「ひとりもみすてない政治」をめざしてほしい。
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【RUN】

 今日も5km。
 行き13分18秒、帰り13分40秒で26分58秒。

 10kmが速くなるにはどんな練習がいいんかなあ。

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第30回足羽川マラソン・続き [ランニング]

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 「えー、チェーン規制!」

 朝5時半起き、6時過ぎに自宅出発。名神に入ったのは6時40分ころ。受付が9時半までなので、楽々と思っていた。
 ところが、名神に入ると「木之本ー武生 タイヤチェーン」の規制情報。これは米原で降りて、JRで福井に向かうしかない。

 米原駅前駐車場は1日400円。ゲートなどはなく、前払いした領収書を車のフロントに置いておくというシステム。これは京都では見たことがない。
 車を置いて駅に向かうとき、口の黒いかわいいワンちゃん発見。「ももちゃん・メス・7歳」。
 「こわがりで、なかなか人には近づきませんねん。」
 「でも、目がパッチリしたべっぴんさんですやん」。

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 米原から福井まで、特急で1時間ちょっと、2770円。
 私が乗った「しらさぎ51号」は名古屋発金沢行きのようだ。

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 木之本あたりを通過するとき、窓から外を見たが雪はほとんどなし。
 「なんで、これでチェーン規制なんかなあ・・・。」

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 しかし、トンネルを抜けて今庄に出ると吹雪。
 「なーるほど。これなら仕方ないなあ。」

 福井駅到着は、9時15分。受付終了まであと15分。10kmのスタートまでも1時間15分。会場は駅から徒歩20分と書いてあったので、走れば10分もかからないだろう。
 走り出して思ったのは、風のきつさ。これはレースにもかなり影響がで出そう。 

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 9時25分、会場の木田小学校到着。すぐに受付へ。

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 このとき雨(雪)は降っていなかったが、グランドはぐちゃぐちゃ。

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 この大会は、30回大会である今回がラスト。エントリー数2295名は過去最高らしい。

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 アップをしているとき、「藤井さーん」と呼ぶ声。
 「いやー、松本さん、来てはったんですか。」
 「藤井さんとここで会えるとは思ってませんでしたわ。」
 「何とか、10km41分切り狙って来てますねん。松本さんは?」
 「ああ、10km。」
 「よっしゃー、追いかけまっせー、せめて1km地点まで。松本さんの連勝記録はずっと続いてるんですか。」
 「いやー、こないだ2位やったわ。」
 「そうですかー、ついに。でも、またどんどん優勝してください。ボクは4年計画で、松本さん64、ボクが60になったときに松本さんに勝つのを目標にしてますねん。」
 「そんなもん、4年持たへんわ。もう、ゆうてる間に抜かれるわ。」
 「いやいや、1年に30秒ずつ縮めていきまっせー。」

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 10時、最初の種目ハーフがスタート。

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 知ってる人がいないかなあと探したが見つからず。

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 コースは、ここから東に向かい、足羽川沿いの道路を走る。川沿いの走路は強風が心配だ。

 10時30分、私や松本さんの10kmがスタート。スタートと同時に雪が降り出した。
 すぐ横に松本さんがおられたので、スタート直後は付いていった。しかし、それも300mほどで終わり。あとはマイペースに。

 1km  3分44秒
 2km  7分53秒 (4分09秒)
 3km 11分59秒 (4分05秒)
 4km 16分00秒 (4分01秒)
 5km 20分10秒 (4分09秒)
 6km 24分29秒 (4分19秒)
 7km 28分49秒 (4分19秒)
 8km 33分12秒 (4分23秒)
 9km 37分20秒 (4分07秒)
10km 41分36秒 (4分15秒)

 最初の1kmはもっとゆっくりだと思っていたら、かなりのスピード。そのあとも上流に向かっているはずなのに楽だった。4km過ぎて橋を渡り、対岸を反対向かいに走ってやっと分かった。それまできつい追い風だったのだ。楽なはず。中間点20分10秒なら10km41分は行けると思ったが、折り返して橋を渡ると(5.8kmくらいか)、強烈な向かい風。「負けるかー」という気持ちでがんばったが、ゴールは目標に37秒も届かず。あーあ。

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 後半の向かい風の影響は大きかったが、この結果にはもうひとつ思い当たるふしがある。最近腰痛がひどくて、しっかり練習できているとは言えなかった。先週のトラック5000m19分33秒から、10km41分は切れると思ってたのに・・・。甘かった。また、一からやり直し。

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 この大会の名物はぜんざいのサービスらしい。しかし、食べに行こうと思ったときに「ザザザー」と急な大雨。やんだので見に行ったらこの行列。もうあきらめて帰ることにした。

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 帰りも駅までの約1.5kmをジョギングで。参加賞の2kmの福井産コシヒカリが重かった。
 足羽川にかかる木田橋から眺めた、雪をかぶった山脈。きれいでした。

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 駅弁を買って、最初に来た特急サンダーバードに乗車。
 しかし車内放送を聞いてビックリ。「次は鯖江、鯖江。鯖江のあと京都まで停まりません。」
 「あー、えらいこっちゃ。はよう降りんと京都まで行って戻ってこんなん。」
 広げていた弁当を急いでしまい、鯖江で下車。次に米原で停まる特急が来るまで、駅のベンチで昼食。

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 弁当を買うときに、いつもの癖で缶ビールを買ってしまった。今ビール封印中やし、第一、米原で降りてそこから家まで車の運転があるのに・・・。ボケにもほどがある。(缶ビールはヨメさんのおみやげに。もうちょっとで飲んでしまうとこやった。)

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 家に着いたのは3時過ぎ。
 7歳になったばかりのきくが、猛烈にしっぽをふってお出迎え。
 「だれもおらんでおもんなかったー」らしい。

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2012年03月25日(日)

第30回足羽川マラソン [ランニング]

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 あきません! 10km、41分36秒。

 1月の記録を6秒縮めただけ。
 41分切りにはほど遠く・・・。

(注) くわしくは、明日。

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ウルトラきく7 [わんこ・にゃんこ]

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きく1歳半、真樹小6、廉中3 ( 2006年10月6日)

 2005年3月25日生まれのきくが7歳になった。
 40日間牛小屋で暮らしたあと、5月4日にうちに来た。それから2年弱はいなか暮らし。その後5年は、今の二軒茶屋で借家暮らし。
 きくがうちに来てから、私はいいことばかり。時々腹の立ちそうなことがあっても、きくのおとぼけ顔を見ていたら「プッ」とわらってしまう。ほんまにかわいい。
 これからもよろしくね。

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 今日もいつものコースをお散歩。
 うちから幡枝八幡往復約2km。

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 ニューフェイスのピースちゃんにもごあいさつ。というか、威嚇。

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 今年も恒例、パオパオ特製お誕生日ケーキ。
 今年は、「舌を出しながら草原を走るきく」をイメージして作りました。

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 「おすわり。」
 「まて。」
 「たんじょうびおめでとう。」
 「よし!」

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 おいしかったかな。

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 真樹は、私たちのばんごはんのおかずを作ってくれていました。
 そうそう、真樹はこないだちょっと早めの誕生日プレゼントで、きゅっきゅちゃんをきくにあげていました。きゅっきゅちゃん・・・、犬を飼っておられる方なら分かりますよね。

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2012年03月24日(土)

パンク王 [家族]

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 うちの廉は「パンク王」だ。
 この1ヶ月ほどの間に、前後前と3回目のパンク。そのたびに、私のシエンタに廉の自転車を積み込み修理へ。廉が高校生のときもよくパンクさせていたが、大学になってからのほうが激しい。
 「どうなってんにゃろなー。」
 「大きな事故になる代わりに、ちっちゃいパンクですんでんのかもしれんしなあ・・・。」
 「そう思うっとこ。」

 去年、廉がバイト代をためてやっと買った自転車なので、大事にしないとね。
 それにしても、ようこんだけパンクばっかり・・・。
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【RUN】

 午前11時、雨がやっとやんだので5km。
 行き11分29秒。「おっ、これは22分台が出るかも」と帰りの上りをがんばる。
 しかし、帰りは向かい風。11分55秒かかって合計23分25秒。まあまあですか。
 1kmジョグをプラス。

 夕方、1000m下り+1000m上りを使ってタイムトライアル。
 1kmアップのあと、1000m下り3分54秒。ええやん。
 しかし、上りで失速。4分26秒もかかって合計8分20秒。あかん。
 また1kmジョグをプラス。
 今日は午前午後合わせてちょうど10km。

 明日は10kmレース。今年1月の「亀岡」が41分42秒、「くみやま」が41分43秒。今年中には40分切りを達成したいが、とりあえずその踏み台になるタイムを出したい。
 「なんとか、41分切り!」

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2012年03月23日(金)

「パオパオのかっこいいとこ、見たことない」 [家族]

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真樹の通学風景 ( 2月29日)

 昨日、友だちのところへ真樹がお出かけ。
 出かける前、私のなけなしの原稿料からちょっとだけおこづかいをあげた。

 「パオパオ、スカルプD、京都駅でも売ってるでー。こないだ見つけてん。買ってこうか。」
 「ほんまに? こうてきて。あとで払うし。」
 「いるの? パオパオがスカルプD買う意味が分からんにゃけど。」
 「それはな、かっこよくなるためやん。」
 「パオパオのかっこいいとこって、見たことないんやけど・・・。物心ついたころは、パオパオ50歳に近かったし。」
 「そっかー。でもな、これからかっこようなんねん。」
 「ふーん・・・。」

 真樹が生まれたとき、私は38歳だった。真樹のゆう物心がついたころが10歳だとすると、私は48歳。まだ髪の毛はフサフサだったけど、人間的にはかなりかっこ悪かったかな。
 今は髪の毛まで薄くなってしまって・・・。ほかはほとんど変わらんけど、これからでも多少とも「かっこよく」なりたいなあ。まあ、見かけより中身のほうが大事やけど・・・。
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【RUN】

 雨が小降りになったときに3kmだけ。14分13秒。
 腰は昨日よりはまし。

 「走ってるときフラフラすんねん」と廉に言ったら、「貧血ちゃうか」とのこと。鉄分不足なんかなあ。なんか対策たてたほうがいいんかなあ。

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