2019年11月22日(金)
効いてるような、そうでもないような [病院]
今日は京大病院。
10月のアイソトープ治療の結果を聞きに行きに。
予約が9時からだったので、家を8時15分ころ出発。すると、ちょうどヨメさんときくが散歩しているところに遭遇。急いで、運転席からパチリ。
京大病院の駐車代1000円がもったいないので、いつものように出町近くのバイト先の駐車場にとめさせてもらった。
そこから走って病院まで。1.36km、11分22秒。
こんなかっこうで走って行きました。
「シンチ画像から、どこかに転移しているとかは見られないです。今後も、すぐにどうこうなるという可能性は低いと思います。」
よかった、よかった。
でも、これで終わりとはならないんですよね。
ああ、この癌は細く長く続いて行く・・・。
来年2月の血液検査で、サイログロブリン値が下がっていたらいいんですがね。治療が効いているような、そうでもないような。ほんまにかなわんわ。
来年の入院予約も、すでにほぼいっぱいらしい。もういいですよね、私は。「3年で一区切り」ということにしてもらえませんかねえ。
支払いの時にビックリ。
今日の診察は220円。入院証明書費が4400円。でも、これでJA共済から共済金をもらわんなんからね。
私らのこの治療のことを、「放射性ヨード(ヨウ素)治療」とか「アイソトープ治療」と言うが、入院証明書には「放射性同位元素内用治療」と書かれていた。正式名はこれなんですね。
診察は10分ほど。
会計も早い時間だったのでガラガラ。ただしシンチ画像のDVDをもらうのに時間がかかり、だいぶ待たされた。車で来ていたら、駐車代1000円とられていたところ。
帰りは、銀行で両替したかったので鴨川沿いへ。
川端通の紅葉がきれい。
鴨川合流地点は、今日も人影まばら。
みずほ銀行・出町支店で約1.9km、15分ほど。
両替をして、バイト先へ。
バイト先で、2.73km、24分22秒。
両替の時も時計を止めていなかったので、ずいぶん時間がかかった。
でも、病院通いなのにちょっとだけ走れたからよかった。
最近復活したパンの「RK工房」さん。
今日のお昼過ぎに買いに行った。
久しぶりにおいしいおいしいパンが食べられてよかった。
また行こうっと。
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【今日のきく】
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2019年11月21日(木)
トレーニングチューブ [病院]
今日も右肩のリハビリ。
「朝一番早い時間でお願いします」と言ったら、8時半からになった。「15分ほど前に来てください」と言われたので、家を7時45分に出発。
こんな早うから病院通いですかー。
私の担当のNさんは、理学療法士ではなく作業療法士さんだった。リハビリは「理学療法室」なので、みんな理学療法士さんだと思っていた。どこがちがうんでしょうね。
今日も肩甲骨の裏をグリグリから。しかし、月曜ほど痛くはなかった。「五十肩体操」をしっかりやってきたのが効いたのでしょうか。
いろいろしていただいた後に、チューブを使った運動を教えていただいた。。これは地味だけど、これから家でも続けてやっていかなくてはならない。
家に帰って、ヨメさんに「京都キャロットでトレーニングチューブ取り寄せてもらえる?」と聞いたら、「百均で十分」と言われた。
ちょうど今日は三線教室で、教室がある「イオン京都五条」内に百均があったので買ってきた。ちゃちやけど、しゃーないね。100円やし。
これで五十肩が治ったらいいんやけど。
リハビリ、がんばろ。
(注)もうちょっと、続きます。
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【今日のきく】
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【RUN】
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2019年11月18日(月)
エリカでもなく、リリカでもなく [病院]
今日は朝から鞍馬口医療センター。
まずはいつもの耳鼻科。飲み続けている薬を処方してもらうのと、今後の予定を決めるのと。
今度の金曜が京大病院で、アイソトープ治療の結果が出ている。だからその次の「鞍馬口」では、この先の治療方針が決めていけるはず。もう来年は入院は勘弁してください!
また頚椎狭窄症がぶり返したかと思い、そのあと整形外科にねじ込んでもらった。首や肩あたりのレントゲンを撮ったあと、診察室へ。
「前と痛いところとか痛みがそっくりなんで、また(頚椎狭窄症に)悪くなってきたのかと思って・・・。」
「全然ちがいます!」
出たー、小西真奈美似医師の冷たい態度。おかしいなあ。私の前の患者さんとは笑い声も聞こえていたのに。
私はとりあえず、今話題のエリカ様ではなく、リリカ(神経性の痛みを和らげる薬)さえもらえたらそれでよかったんですが・・・。
「五十肩ですね。リハビリに行ってください。」
そっけなー。
「また、元柔道家みたいないかつい兄ちゃんやろな」と思いつつリハビリ室へ。
すると「担当させていただきます」と出て来られたのは、小柄な女性理学療法士さんだった。ところがこの人、前の兄ちゃんより指の力がすごい。
「痛いでしょ」と言いながら、私の肩甲骨の裏の筋肉をグリグリと。
「うー」とか「あー」と言いながらその痛みに耐えていた。でもひと通り終わると、右に曲がらなかった首が普通に曲がった。痛みが完全に取れたわけではないが、熱が出そうな痛みはもう解消されたような気がする。
あとは家でもできる「五十肩体操」。
木曜午前に、またリハビリの予約を取った。
早うスッキリしたいわ。
診察、リハビリが終わって会計に並んでいると、後ろから「こうじ君」と。
「あら、こんなとこで・・・。」
私の数少ないFacebook友だちの常本治君。左京区久多在住で、私と同い年。
「整形外科か?」
「なんでわかるん。」
「走りすぎやろ。」
「そのとおーり!」
常本治君、しっかり私のFacebookを見てくれている見てようだ。
このブログも見てやー。

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【今日のきく】
昨日きくのロープが、車のドアに挟まって壊れてしまった。首輪にかけるところがなくなってしまったので、ビニールひもで応急処置。
小雨だったのでお散歩に出たが、また雨がきつくなってきた。
あんまり引っ張ったら「オエオエ」ゆうし。ビニールひもも切れそうやし。
たいへんやわ。
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2019年11月15日(金)
甲状腺がんの検診は無駄? [病院]
◎日本経済新聞11月13日夕刊
がん社会を診る
甲状腺がん 検診は慎重に 中川恵一(東京大学病院准教授)
すべてのがんが、放置すればどんどん大きくなって命を奪う病気というわけではありません。とくに甲状腺がんは、微小なものまで含めると、ほとんどの高齢者が持っているといわれます。韓国では、甲状腺がんの検診が広がり、20年間で発見数が15倍に増えました。しかし、死亡数は減りません。もともと、このがんで命を落とすことが極めてまれだからです。
一方、がんと告知されれば、精神的ダメージもありますし、甲状腺の全摘を受ければ、一生甲状腺ホルモンの薬を飲むため、マイナスの方が大きくなるでしょう。甲状腺がんの検診は「無駄」というより、「しない方がいい」といえるでしょう。
甲状腺がんはがんのなかでも特殊なタイプで、若年者や子どもでもめずらしくありません。東日本大震災で事故を起こした東京電力福島第1原子力発電所のある福島県では200人を超える子どもに甲状腺がんが見つかっていますが、放射線被曝(ひばく)によるものではなく、もともと自然に存在したがんを発見しているだけで、韓国と同じく「過剰診断」と考えられます。
世界保健機構(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)が2018年、「原子力災害後の甲状腺の健康調査」と題した文書を公表しました。研究グループはがん検査や放射線計測など14人の専門家で構成され、現在までの最新の科学的知見をもとに検討しました。福島県民健康調査検討委員会メンバーとも意見交換も実施しました。グループは、2つの提言を出しています。
1つは、原子力災害後に、全住民を対象とした甲状腺検査は実施しないこと、2つ目は「リスクが高い個人」に対しては「甲状腺モニタリングプログラム」を考えること、です。
つまり、被曝線量が高い個人に絞って検査をすべきだと勧告しているわけです。IRCAは「リスクの高い個人」を「甲状腺の被曝線量が100〜500ミリシーベルトあるいはそれ以上」と定義しています。
甲状腺の被曝線量が100ミリシーベルトを上まわる福島の子どもはまずいませんから、「検査をいないことを推奨する」が当てはまることになります。
次回は、前立腺がんにおける過剰診断を取り上げます。
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「おー、なんてこったい!」
甲状腺がんの検診は「無駄」というより、「しないほうがよい」だと!
でも私の甲状腺低分化癌は、たしかに喉元の左側がポッコリと膨らんでいたしなあ。
たしかに「一生甲状腺ホルモンの薬を飲む」のはたいへん。今でもけっこうボケてんのに、これ以上ボケたら、毎食後に薬を飲むなんて無理になっていくでしょう。
そうそう、京大病院放射線治療科のN医師が、「アイソトープ治療は利益が出ませんから、どの病院も積極的にやろうとはしていません」とおっしゃっていた。病院の利益のために、私に「甲状腺低分化癌」の診断を下したわけではないだろう。
ヨメさんはよく、「甲状腺癌は症例が少ないし、アンタは実験台に使われてんにゃわ」と言う。それならそれでもいい。
せっかくめずらしい病気になったんやし、同じ病気で苦しんでいる人のなんかのお役に立てればいいのになあと思う。
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2019年10月25日(金)
帰りたい→帰れた [病院]
昨日夕方の放射線測定では、退出可能限界30ミリシーベルトに対して、私の値は8ミリシーベルト。国際放射線防護委員会の定めた基準の3分の1以下ということで、晴れて退院許可が下りました。
この点に関しては、私はいつも優等生。たしか去年も一桁の値だった。今年同時期に入院されていた患者さんに聞いてみると、「15って言ってました」と。
「勝ったー!」(勝ち負けちゃうって。)
今までの2回とちがい、今年は何度も「早く家に帰りたい」と思った。
やっと帰りました。
Facebookにコメントを入れてくださった小原さんと内田さん、ありがとうございました。
ブログの中に「パオパオさん」と何気なく入れてくださったまっちゃん、ありがとうございました。
さあ、しっかり仕事しよう。
(注)もうちょっと、続きます。
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2019年10月23日(水)
持ち込み可か? [病院]
「全部捨てる」はむずかしい。
パジャマは借り物なのでいいとして、パンツと靴下は毎日捨てる。
タオルは、バスタオル2枚を半分に切って4日分。切ったところから糸くずが出て、病室が散らかってしまった。しょうがないですよね。
一昨年と去年は、夏の入院だったので桃を持ち込んだ。毎日それを食べるのが楽しみで。
今年は10月入院になってしまったので、桃はなし。スモモでもないかなあと探したが、それもなかった。その代わりにブドウ(巨峰)とミカン。
あと、ヨメさんが桃の入っている缶詰を持たせてくれた。
「ますみちゃんの『愛が試されるとき』やね」とか言いながら・・・。
お茶2リットルとミカンジュース1.5リットル。(ミカンジュースとミカンがかぶっとるがな。)
それと、医師の許可が出るかどうか分からないがビールも持って来た。ヨードは入っていないが、「病院でアルコールってどうよ」ちゅう話です。
ビール飲んだら、どんどん○ッコと共に放射線が体外に出て行ってくれるのになあ。
「お菓子がいっぱい!」
アホやと思われるかもしれませんが、こんなことしか楽しみないんですよー。
自分ではだいじょうぶと思ったものを厳選したつもり。でも医師に見てもらわないといけません。
また量が多すぎるので、食べきれる量だけ持ち込む。残ったら全部「捨てる」ですから。
あとは本。
いろいろ考えるヒマもなく、枕元に置いたままで読んでいなかった本を持って来た。
「死刑囚 永山則夫」 佐木隆三著 講談社
1994年7月の初版本で、当時でも1900円もした。
473ページもあるので、1日200ページのペースで読まなければ、未読了のままで「捨てる」ことになってしまう。
「しっかり、読むでー!」
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