2009年12月16日(水)
「国会前54日連続フルマラソンアピール行動」・46日目 [ランニング]
「昨日ね、私のブログに『今日本で一番すごい人』って、中野さんのことを紹介しときました。」
「あー、それはそれは。でも、『日本で一番変な人』のほうがあたってるかもしれませんよ。そんな私といっしょに走るために京都から夜行バスで来た藤井さんは、もっと変な人かも・・・。」
「うまい!」
うれしいじゃないですか。私は自分への評価で、「変な人」とか「変わってる」と言われるのが一番気に入っています。
やっぱり、変な人?
9年ぶりの夜行バス。
京都駅前11時50分発だったので、地下鉄「国際会館前」まではヨメさんときくに送ってもらった。
東京に行くことは、ぎりぎりまで黙っていた。また、ヨメさんに怒られそうだったので・・・。
でも、何をしに行くかをきちんと説明したら、最後は気持ちよく送り出してくれた。
最初の休けい場所、土山SA。
バスから降りるとすごい冷え込み。
バスの座席は一番前だったので寝やすいだろうと思っていたが、タイヤの真上のようで振動がモロに感じられた。
寝られたんか寝られてへんのか。知らん間に時間がたっていたので、少しは寝られたんでしょう。
夜中に、「静岡付近、工事による渋滞のため、国道に迂回します」のアナウンス。「東京到着は、予定より40分遅れる予定です。」
あらま、「喫茶店でモーニングサービスのトーストとコーヒーをゆっくりと」と思っていたのに・・・。
東京霞が関に着いたのは、8時5分前。
バスの運転手さんにお聞きすると、国会議事堂は見えているとのこと。教えてもらった方向に歩き出した。
坂を上っていくとはっきりと見えました、国会議事堂。
しかし、喫茶店どころかコンビニも一軒もなし。こんなところだとは思ってもみなかった。
国会議事堂のお向かいに、イスを並べたり幕を張っておられる人発見。
「京都の藤井です。昨日の夜、中野さんにお電話させていただきました。」
その方は、この「アピール行動」を支えるスタッフの方だった。
そのスタッフさんに一番近いコンビニを聞くと、「少し先の自民党本部の横」とのこと。急いで食料の買い出しに行った。
国会開会中ではないせいか、人影まばら。官庁街にお店はないと聞いてはいたが、ここまでひどいとは・・・。
中野さんとは、まったくの初対面。
しかし、前の晩にお電話させてもらってピーンと来た。「この人とは、きっといろんなことが話せるはず。」
心配だったのは、中野さんがこの時点で45日連続フルマラソンを走っておられること。ゲッソリとしておられたらどうしよう。
しかし、それは案ずることはなかった。私がごあいさつすると、元気な笑顔が返ってきた。
「わざわざ仕事を休んで来てくださったんですか。」
「いえ、うち『京都キャロット』というランニング用品店をヨメさんがやってまして、水曜が定休日なんです。私はそこの雑用係ということで・・・、はっきり言って、ヨメさんに食わしてもらっている身です。」
まっ、いきなりからこんな話です。
忘れる前にと思い、店からこそっと持って来たゼリーやドリンク類、それと「ゆめさき舎」特製「寅の絵馬」を渡した。
「私、寅年なんです」と中野さん。ちょうどよかった。喜んでもらえて。(うちのヨメさんと同じえとですね。)
国会の周囲約1.33kmを32周する(約42.56km)。ただし、4周(約5.32km)ごとに休けいを入れる。
「5kmを8本走ると思ってください」と、中野さん。
9時スタートの予定だったが、7分ほど前にスタート。そのせいか、最初は中野さんと私の2人だけだった。
空は曇り空。気温は5度くらいだろうか。
中野さんは、最初は暖かめのスタイルでスタートされた。私は暑がりなので、半そで。下はさすがにロングタイツにしておいた。珍しく手ぶくろをはめてスタートしたが、それもすぐ暑くなり2周目ではずした。
1周走って戻ってくると、もうおひとり待機されていた。
久下さん、国労OBの方らしい。新幹線の関係の職場におられたようだ。
年齢をお聞きしてびっくり。70歳だそうだ。すごく若々しい走りだった。
何周目が忘れてしまったが、もうおひとり。
池田さん、38歳。なんと、サブスリーランナー。
私たちのペースが遅すぎるのか、「寒い、寒い」を連発しておられた。私は暑くて仕方なかったのに・・・。
前日は、最初から最後まで中野さんおひとりで走られたようだ。やっぱり、こういったアピール行動は人数が多いほうがいい。
途中で4人の記念撮影。
私とほかの3人が向いている方向がちがいますよね。これは2台のカメラで同時に撮っているから。私だけ、私がお願いした自分のカメラのほうを向いています。
ここは、第1コーナーを曲がった下り坂、「ぐみ坂」。
北向きなのか、前から冷たい風。しかし、下り坂なので足はスッスッと出る。
国会議事堂の周りは警備の方がいっぱい。
日の丸といっしょに、緑の見たこともないような旗があちこちに飾られていた。どこかの国のえらい方が来られているのだろうか。
第1コーナーから第2コーナーにかけてはゆるやかな下り。そこから第3コーナーにかけてゆるやかな上り。そして、第4コーナーまではややきつい上り。
初めはこの坂も気にならなかったのだが、後半はボディブローのようにきいてきた。
(注)後半に続く。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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