2018年07月18日(水)
胆のう炎終結 [病院]
今日の午前10時、無事退院いたしました。
今日の題を「胆のう炎卒業」にしようかと思ったが、学校に行っていたわけじゃあるまいし、何でもかんでも「卒業」はやめましょう。「終結」で十分。
手術してくださったN医師も、「心配することは何もない」と太鼓判。一時はどうなるかと心配だったが、すべてが順調に進んでよかった。約2年にわたった胆のう炎も、これにて終結ということでいいでしょう。(あと1回は外科で診てもらわんなんのですけど。)
ちょうどヨメさんの親友・くーちゃんが京都に来ており、これから二人でモーニングサービスに行くということで、私の退院をお祝いに来てくれました。
そのあとお支払をし(実費587700円→支払64040円)、部屋の片づけをしてからナースステーションへ。今回は看護師さんとあまりしゃべれなかった。ただお一人だけ、「3月にも入院してられましたよね」と声をかけてくださった方があった。私は優良患者だったんでしょうか、なんて思ったりして・・・。
けっこう楽しませてもらった隣のじいさんに声をかけたかったが、また「にいさん、あまいもんくれー」と言われそうだったのでやめておいた。(あくまでフィクションです。)
ヨメさんが病院まで乗って来てくれた車に乗って家まで。
「外は暑い、暑い」とみんなからビビらされていたが、これが京都の夏ですやん。何もビビることはなかった。ただし、今晩ぐっすり寝られるかなあと心配。
11時ごろ家に到着。
きくは、廉の部屋の板間にべったり寝込んでいた。
「きくちゃん、オッサン帰ってきたでー。」
「オッサンて、だれ?」
不審者を見る目でしたね。
「きくちゃん、オッサンと写真撮ろう。」
「気やすう、さわってくれるなー。」
とりあえず、きくは自分の身を守る体制を崩さなかった。
「早う、思い出してくれー。」
入院中に病院からネット注文していた作務衣が、昨日届いていた。
さっそく着てみたら、似合いますやん。
これを着て「峨山道トレイルラン73km」を走る予定。禅宗の僧侶に見えるかな。
早くお腹の痛みがなくなって、走れるようになったらいいのになあ。
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2018年07月17日(火)
「あまいもんくれー」 [病院]
(注) 以下の記事はあくまでフィクションとしてお読みください。現存する病院とは一切関係ありません・・・か?
「寝られますか」と看護師さんが横を指さしながら気を使って聞いてくださる。
「気にしないようにしてますので」とお答えすると、ほっとした表情になられる。
「だいじょうぶ?」とヨメさんも私に聞く。
「数年後の自分やと思ったら、腹も立たんわ。」
「そやなー。」
お隣のじいさんは、もう入院3週間目になるらしい。
私が入院した日から、ナースコールを使わず「おーい、あまいもんくれー」の連発。「そうか、あまいもん中毒患者で、今禁断症状が出てるんやな」と理解していた。(そんな中毒あるんかいな。)
中毒患者につきもの幻覚症状もあるようだ。
私のスペースとの間には仕切りのカーテンがあるだけで、ベッドどうしは10cmほどしか離れていない。そこに魔の手が忍び寄る。
昼間はどうってことないのだが、寝ているときにその魔の手が越境してくる。私の体に当たったり、私のベッドの横枠をトントンと叩かれたり。もちろん私は目が覚める。
こないだなんか気配を感じて夜中目を覚ましたら、仕切りのカーテンが20cmほど開き、じいさんの寝顔が見えた。こわいちゅうねん。もう寝られへんちゅうねん。でも、その顔が数年後の自分に見えた。よけいこわいちゅうねん。
このじいさんが人を呼ぶときは二通りのみ。「ねえさん」か「にいさん」。現在看護師さんは全員女性なで「ねえさん」。医師は全員男性なので「にいさん」。
私もお箸を洗うときにじいさん前を通る。
「にいさん、あまいもんくれー。」
あかん、目に留まってしまった。どう対応していいのやら。どうしようもないので、黙って自分のスペースに戻る。
ところが、じいさんの向かいのじいさんの対応がすばらしかった。
「あまいもんくれー。」
「ない!」
このじいさんも入院されて長いようで、声が出にくいようだが的確な対応。勉強になりますねえ。
ずっとこの「あまいもんくれー」が続いていたのだが、昨日なぜか「あまいもんちょうだい」というのがあって笑ってしまった。「じいさん、弱気になっとるがな」とちょっと心配になったりして・・・。
もっともっと笑い転げそうなこともあったのだが、いくらフィクション仕立てと言ってもこれ以上は書けない。
まあ、退屈な病院生活も人間観察していたらそこそこおもしろいということ。
明日退院予定です。
昨日は一日痛み止めの薬なしで行けると思っていたら、夜に横になってから下腹が痛みだした。11時15分、耐えられなくなって薬をもらって飲んだ。30分後くらいから効きだして、12時半くらいには眠りにつけたと思う。
今日も昼間はしんぼうしたが、夜寝れないと困るので痛み止めの薬をもらった。今のこの痛みは、「ボディブロー」を受けたような痛みでしょうか。体の中心がじわじわー、じわじわー・・・。
甲状腺を切った時は息苦しかっただけで、退院してすぐに走り出したけど、今度は無理やわ。腹切っとるからなあ。あーあ。
今日の朝食。
パンが暖かくておいしかった。
スープが欲しいところですね。
今日の昼食。
なすびのケチャップ煮かな。
なすびの色が悪く、おいしくなかった。
そのせいかどうか分からないが、食後3時間くらいにお腹ゴロゴロ。
今日の夕食。
味付け海苔、おいしかったなあ。もうすぐヨード制限食開始で、海のもんが食べられんようになる。
ここの病院食はだいたいおいしいのだが、めったに汁が出て来ない。毎食汁系が欲しい私にとっては、「あまいもんくれー」じゃなくて「おつゆくれー」ですね。
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2018年07月16日(月)
お世話になり過ぎ [病院]
肩の痛みはだいぶ治まり、お腹の切ったところの痛みも薬なしで耐えられるくらいになってきた。
ただし、相変わらず歩くのはトボトボ。お腹に力が入ると、まだかなり痛い。走るのは当分無理ですね。何とか、7月29日の「大文字ランニング」で復活できればいいんですけど・・・。ちょっと無理かも。
今日もほとんどすることなし。古い新聞を何回も読み返したりして。
夕食を食べた後、BSで「DeNA対ヤクルト」をやっていたのでそれを見ていた。テレビカードが残り少なく、CMのたんびに消したりつけたりしながら。
そこにひょっこり現れし姉夫婦。
「あれ、今回は入院するってゆってへんのに・・・。」
「まきこさんから聞いてん。」
「そうかー、まきこさん、ボクのブログ見てくれてはるんやったなあ。」
まきこさんは姉夫婦の次男・まなぶちゃんの奥さん。まあ、私が選ぶ「親族一同の中のピカイチ美人」です。
姉にはいつも心配かけてばかりなので、今年になってからの入院の保証人には廉になってもらっている。今回も知らせてなかったのに、また心配して顔を見に来てくれた。ありがとうございます。
そして、またまたお見舞い金をもらった。
「知らんかったことにしときな」と固辞したが、「カンパ、カンパ」と笑って言いながら帰って行った。ほんまににすんません。正直言って、すごく助かります。
8歳上の姉には、私が小さい時から世話になってばっかり。何のお返しもできていない。
ずっと共働きだった姉が、長男が風邪をひいて保育所を休んだ時に一回か二回だけ面倒を見に行ったことがある。私が高校生の時のこと。45年ほど前のことなのに、それをいつまでもいつまでも感謝してくれている。
ええ姉でしょ。
私にできることは、ほかの兄弟に出来ないようなマラソンとかに行って、楽しいみやげ話をすることくらいでしょうか。父はそんな話を喜んで聞いてくれていたけれど、姉や兄はどうなんでしょうね。興味ないかもねえ。せめて、おいしいおみやげを買うてこんとあかんね。
今日の朝食に、出ましたー!
たまごとマヨネーズ!
胆のう炎に最も悪いとされている食品の1位2位。
いやいやいや、もう胆のうあらへんやん。
食べてもだいじょうぶやん。
お昼にはスイカ。
うれしいねえ。
それに、ここから普通のごはん。
おかゆよ、さらば。
夜のメニュー、ついこないだとまったく同じような気がするんですが・・・。
まあ、気にすなってことですかね。
いつも姉といっしょにお見舞いに来てくれる、弘にいさん、ありがとうございます。
お見舞いに来てもらったおかげか、8回裏まで0−1で負けていて9連敗を覚悟していたのに、ヤクルト逆転勝ちしましたわ。
もう広島はほっときましょ。弘にいさんのファンの巨人と私のヤクルトとで2位争いしときましょ。
対広島には二線級のピッチャー出しといて、他の4チーム相手とは必死に戦うという手もあるねえ。これ、どうですか。きたないかなあ。
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2018年07月15日(日)
肩ガチガチ、お腹ブヨンブヨン [病院]
入院4日目、手術後2日目。
手術当日は麻酔や薬などが効いていたようで、痛いことは痛いがこんこんなものかと観念していた。
ところが昨日朝起きると、お腹はもちろん痛いが、それ以上に左肩がちぎれるかと思われるほどの痛み。「痛い時はすぐに言ってください」とおっしゃってくださっていたので、すぐに痛み止めをもらいに行った。
寝ているのはしんどいので、ロビーのイスに座り、自分で左肩付近をもんでいた。
すると1時間もたたないうちに、肩の痛みもお腹の痛みも治まってきた。痛み止めの薬って、こわいほど効くんですねえ。
昼間はまあまあ楽だったのだが、また夜になると肩もお腹も痛み出してきた。また痛み止めの薬をもらい、1時間もせずうちに効果あり。夜もよく眠れた。
そして今日の朝。
「また、肩がちぎれそう!」
いつの間にか、切ったお腹より肩の痛みのほうがひどくなっている。
「この肩の痛みはなんじゃいな。」
看護師さんに言ってみても、「手術やそのあとの寝ている姿勢が悪かったんですかねえ」と。そうかもしれんけど、痛みがきつすぎて、またしつこすぎる。
昨日の朝とまったく同じ。痛み止めの薬をもらって、自分で肩をもんでいたら次第にましになってきた。
9時過ぎにはヨメさんも来てくれたので、入念にマッサージをしてもらった。ヨメさんはプロですから、自分でもむより10倍くらい効き目がある。ありがとうございました。楽になりました。
でも、この変な痛みが続くようだと早期退院は無理かもねえ。
今日の朝食。
出ました、リンゴジュース。なんで、ほかの味のジュースを出してくれんかなあ。
今日の昼食。
私より早く食べ終わる人(年上)がいてビックリ。
今日の夕食。
これで、食事再開後5連続おかゆ。
入院中はずっとおかゆなんかなあ。
久しぶりのお腹ブヨンブヨン。
「手術のところが腫れてるんですか」と看護師さんにお聞きすると、「それはない」とのこと。ということは、おかゆで太ったんかー。
今年に入って60kgを超えたことはほとんどなく、お腹ブヨンブヨンも見たことがなかった。いったい何が入っているんでしょうね。
今日体重測定の日で、服を着たままで58.7kg。全然太ってへんがなー。おかしいなあ・・・。
こりゃ当分走れへんし、ブヨンブヨンは戻らんぞ。悲しい。
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※今日することもなかったので、放置されていたブログの記事を埋めました。
「第6回一人沖縄平和ラン・前半」 6月23日
「第6回一人沖縄平和ラン・後半」 6月24日
「今帰仁でまったり」 6月24日
豪華(?)三部作、よろしければ見てください。
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2018年07月14日(土)
今までで一番痛い [病院]
昨日は朝9時から12時まで手術。
12時過ぎに病室に戻され、そこから夜の12時までほとんど動くことなくベッドで寝ていた。眠いのだが、お腹が痛くて10分おきくらいに目が覚める。全然寝た感じがしなかった。
夜12時に看護師さんが見回りに来られた時、「寝がえりしてもいいですか」と聞いてみた。「お手伝いします」とのお返事。横に寝がえりしたあと、肩や腰もマッサージしてくださった。こんなことなら、もっと早く言えばよかった。
今日の朝、あんまり痛いので痛み止めの薬をもらった。
そしたら、10分おきに起きるということなく眠ることができた。
そのすやすや眠っている最中に、お見舞いに来てくださった方がある。メモを置いて行ってくださった。すいません、ありがとうございました。
朝食は抜きで、今日の昼食が一日半ぶりの食事。
味わっていただきました。
午後3時ごろ、廉とヨメさんが来てくれた。
廉は東京単身赴任でしんどい目にあっているのに、すまんなあ。
夜も、夕食を食べたくらいから痛みが増してきた。たぶん、朝の痛み止めの薬が切れてきたんでしょう。また同じ薬をもらいに行った。
体全体はそんなにしんどくないのだが、とにかくお腹が痛い。そら、腹切ったんやからね。
走るなんてとんでもない。トイレまでの10mほどをとぼとぼと歩くだけでもたいへん。
早く、痛みがなくなったらいいのになあ。
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2018年07月13日(金)
タンテキ終了 [病院]
代筆です(毒ヨメ)
忙しい言うてるのにどうしてもブログアップしといてくれと・・・
うざうざです。
←こんなん
「はい」って
術後いきなり看護師さんわたさはってもねぇ・・・
はっ?っていうたら
胆石です
って
術後の経過も何も聞いてないのに・・・
お笑いの域です
無事です。肩痛いとか、なんたらかんたら言うていましたがまったく大丈夫です。皆様御心配ありがとうございました
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