2016年10月26日(水)
「永六輔 大往生」 [私の好きな人]
2014年10月15日、「大往生一座旗揚げ公演」があった。
「大往生一座 旗揚げ公演 72歳高石ともや×永六輔81歳
小林啓子、なぎら健壱、笠木透ら出演 歌と語りに『我』を込めて」
ということで、ヨメさんと参加させてもらった。
その2か月後の12月22日、笠木透さんが大往生。今年7月7日には永六輔さんが大往生。あとは、高石ともやさんだけか・・・。
そう思っていたら、「永六輔 大往生」という公演が企画されていた。特別永さんのファンであったわけではないが、その永さんが大好きだった高石ともやさんが今どんなだろうという思いで、またヨメさんと参加させてもらった。
6時前、府立文化芸術会館に到着。
入口で絵葉書を配っておられた見知らぬ男性から声をかけられた。
「藤井さんですよね。」
「はい。」
「私、三宅誠孝の息子です。」
「あっ、そうだったんですか。」
「母が体の具合が悪く、代わりに来ています。」
「それはそれは、ありがとうございます。」
元京都市会議員で、引退後は高石ともやさんのマネージャーもされていた三宅誠孝さん。このブログにも何回も登場していただいています。亡くなられてもう7年になるが、今でも「一番好きな人」です。(その年の「みかた残酷マラソン」は三宅誠孝さんの遺影を前後に張り付けて完走。「第17回みかた残酷マラソン〜追悼・三宅誠孝さん〜」)
三宅誠孝さん、息子さんに私のことを話してくれてはったんかなあ。それとも、ランナーでもある奥様が息子さんに話してくれてはったんかなあ。どちらにしても、意外な方から声をかけていただき、もうこれでここに来た甲斐があったというものです。
公演のほうは、永六輔さんファンにとってはうれしい内容だったのでしょう。ただ私たちは、高石ともやさんの歌がたくさん聞けると思って出かけたのでちょっと・・・。
それでも、ピーコさんのお話、神田山陽さんの講談、永さんのお孫さんの育乃介さんの朗読、みんなよかったです。私は公演開始前の高石ともやさんの「ボブ・ディランの話」が一番よかったんですが・・・。
9時前に公演終了。
出口では高石ともやさんはじめ、永さんの次女・麻里さん(1985年に軽部さんや三宅さんと同時入社した元フジテレビアナウンサー)、孫の育乃介さんもごあいさつされていた。
2年前の「大往生一座旗揚げ公演」の写真が展示されていたので、その前で記念写真。私たち夫婦にとって「謎のアロハシャツの渋い爺さん歌手」だった笠木透さんがなつかしい。
ヨメさんは、この数時間前に髪の毛をばっさり切ってきた。フジテレビ・山崎夕貴アナを意識してということらしいんですが・・・。
私たちも、三宅誠孝さんの息子さんたち「世話方会」の方々にお礼のごあいさつをし帰り道に。
今回は期待していた歌が少なく、ちょっと消化不良。
「大往生一座」は早くも旗おろしと言っておられたが、高石ともやさんが大往生するまでは続けるべきですね。こちらも大往生するまではずっと見に来ますので。
ねっ!
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【今日のきく】
今日は9時半から、「ファファファファーン」。
朝のお散歩が短かったんかなあ。
おっ、怪しい人影。
絵を描いておられる方でした。
ちょっとだけ、きくちゃんにかまってくれはりました。
長いお散歩に行けて満足顔のきく。
夜もちゃんと行きましたよ〜ん。
なんぼでも歩き、なんぼでも走るきくでした。
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2016年10月14日(金)
生前贈与−兵庫・ゆめさき舎にてー [私の好きな人]
遺産になるもんて、なんにもないなー。強いて言えば、未開封の中島みゆきの『夜会』ビデオ。これは、なんとしても兵庫のまっちゃんにもろてもらわんなん。」
「思い出の地巡礼」シリーズの次は、「思い出の人にお別れ」シリーズですか。栄えあるその第1弾は、兵庫・ゆめさき舎のまっちゃん。
まっちゃんに会えたのはもちろんうれしかったが、この作業所のオリジナルメンバー(AKBかい!)のMI君が「「パオパオさん・・・」と言いつつ不気味に近寄ってきてくれたのがうれしかった。
午前中に15km走り、きくのお散歩をしてからシャワー。さっぱりして着替えて、レトルトカレーの昼食。
12時45分自宅出発。兵庫県姫路市夢前町の「ゆめさき舎」へ。
以前松本さんから、「前のようにのんびりした雰囲気がなくなってきて、いろいろと大変です」と聞かされていた。それを聞いて、私のような完全部外者がひっかきまわしに行くのはどうかと訪問を自重していた。そのため、今回は約2年ぶりの訪問ということになる。今はもうそんなことゆうてらませんから。どんどん時間がなくなっていくようで・・・。
上賀茂神社前でやきもちを買い、おみやげに。
シュッと寄れて、シュッと買って持っていけるので便利。
京都南ICから中国道・福崎ICへ(3230円)。
運転しながら今後のことを考えた。
「20日の検査は3時間ほどかかるって。きついなあ・・・。」
「31日に今後の治療方針が決まる。これが第2宣告日ちゅうことやなあ。」
「そうそう、その日がI医師とのお別れの日になるんや。『いい先生にお会いできてよかったです』ってゆわなあかんな。」
そう思ったら、涙があふれそうになった。
「あかんあかん。そんなまじめなセリフはボクには似合わん。笑ってお別れできるあいさつを考えよう。」
ゆめさき舎」に着いたのは3時すぎ。
もう、通所者のみなさんを送って行かれるところだった。
玄関におられた松本さんは、私の顔を見てびっくりされていた。
「動けるうちに、お世話になった人に直接会ってお礼をゆうとかなあかんと思って・・・。」
「いやいや、そんな・・・。」
「現時点では、首が苦しいだけでほかはどっこも悪くないんです。今日も午前中に15km走ってきました。そこそこのスピードで。
でもこれがだんだんとゆっくりしか走れへんようになって、次は走れへんで歩くようになって、その次は立つこともできひんようになって、寝たきりになって、死ぬんですかねえ・・・。」
「いやいやいや・・・。」
あかんあかん、これは「死ぬ死ぬハラスメント」や。大事な友だち、まっちゃんを困らせてどうすんねん。
「ボクの唯一の遺産、中島みゆきのビデオを松本さんにもらってもらいますわ。『生前贈与』です。未開封やし、めっちゃレア物ですよ。ヨメさんが、『ネットオークションに出したらけっこうな値が付くでー』ゆうて惜しがってたけど。」
「ありがとうございます。12月に兄貴の作ったみそ持っていきます。」
ビデオがみそに。ここのみそ、めっちゃおいしいんですわ。12月が楽しみやわー。その時、入院してたら味わえんけど・・・。
無認可が認可になって、役所関係の方の訪問なども多いようだ。
「前みたいに写真撮ったり、それをブログに載せたりしたら問題でしょ」とお聞きすると、「全然だいじょうぶですよ」とおっしゃってくださった。私は「好意をもって」ブログに載せさせてもらっているが、それを「悪意をもって」と取る人もいるかもしれない。
「だいじょうぶ」と太鼓判を押してもらったので、私がこの先元気だったらまた来ます。その時もし問題起こしてしまったら、守ってくださいね。
帰りに東側から「ゆめさき舎」の写真を撮った。
「おー、なんてこったい! 『ゆめさき舎』に『ゆめ』がない。それはあかんやろー。ゆめが見えるようにしてくださいね。」
しゃべる時間があまりなく、「死ぬハラ」もエスカレートせずよかった。
私の病気話を聞いた方は、たいてい「どうゆうてええか・・・」と言葉に詰まられる。どうもせんでも、「ふつう」でええのに。みんなに気を使わせてしまっては、私も動きにくくなる。今まで通り「ふつう」でお願いしますね。
「ゆめさき舎」にいたのは30分ほど。3時35分に帰路に。
帰りは、高速代がもったいないのでR372でゆっくりと。
帰りは、私の遺書案を考えた。なんでも早め早めにね。
頭の中にあるパソコンに打ち込んでみる。
まずはヨメさんに・・・。
あれもこれもそれもどれも・・・。死ぬのにそんないっぱい書いてどうすんねん。そう思ったら、最終的には31年もしんぼうしていっしよにいてくれたことへの感謝しか残らない。
廉にはあのことは書いておきたいなあ・・・。
真樹にもあのことは書き残しとかんと・・・。
でもそんなん残したら重すぎるかも・・・。
けっきょく、子どもらにも感謝の気持ちしか残らない。
きくちゃん・・・。
きくちゃんは人間の言葉がちょっとだけ分かる。でもオッサンがおらんようになっても、「また一人減ったんか」くらいで終わってしまうんかなあ・・・。
やっぱり、きくちゃんにも感謝感謝。
オリンピックのメダリストのコメントがワンパタ−ン。「私を応援してくださったり支えてくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいです。」
もうちょっと気の利いたことゆえる奴やつはおらんのかと思っていたが、感極まったら感謝しかない。私もウルウルきながら、頭の中のパソコンを打ち込んでいた。
こないだヨメさんに言っていた。
「一番好きな人と結婚できて、かわいい息子と娘に恵まれて、かわいい犬もネコもいっぱい飼えたし、なーんにも思い残すことはないわ。」
「そうやろ。」
あとねえ・・・。
姉や兄にはいらんな。
あっ、おとちゃん(父)忘れてた。まさかもうすぐ95歳になる父より先に行く可能性があるとは・・・。
「おとちゃん、ごめん。ボクはおとちゃんとおかちゃんを笑わすために生まれてきてん。ほかのしっかりした兄弟とちごて、アホなこといっぱいしたしおもしろかったやろ。でも、もう笑わせられへんかもしれんねん・・・。」
あかんあかん、涙あふれてきて前が見えん。事故起こしそう。
打ち直しや。
いやいや、父には全部内緒にしてもらった方がいいのかも・・・。
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【今日のきく・2】
夜のお散歩。
いつも行く大きな公園にゴムボールが。
なんにも言ってないのに、自分で遊びだした。
あー大暴れ。
きくもこれだけ遊んだらすっきりしたみたい。
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2016年03月05日(土)
下山さんに会いに [私の好きな人]
今日は明日の「篠山マラソン」の準備もあり、バイトは休ませてもらった。
それに来週の日曜は、「かつしかふれあいランフェスタ」がある。普通の車イスランナー・下山さんが今年もハーフにチャレンジされる。さあ、私も助っ人に行く準備をしなくては。
去年の10月24日、下山さんからメールがあった。
「来年3月13日の『かつしかふれあいRUNフェスタ』について、既に事務局と話合いが完了しました。2名の伴走をつけるように言われていて、取り急ぎハーフマラソンのエントリーを行いました。(笑) 伴走については、1名が決定。2人目は現在探しているところです。(汗)」
私の返事。
「一応、来年3月もスケジュー ルは空けてあります。伴走者がどうしても見つからなかったら、私がやりますよ。ただし、私は前回のように個人的に申し込んで、下山さんの数十メートル前を告知しながら走る役のほうが適任かもしれません。『接触事故を未然に防ぐ』という意味で、お役に立てていたように思いますので。」
最終的にはもうお一人の伴走者が見つかり、私の出番はなくなった。しかし、もうずっと前から伴走するつもりでいましたから・・・。なんちゅうたって、私のパソコンのディスクトップのバックが去年の「かつしか」のゴール写真ですから。
去年は、土曜の高速夜行バスで東京へ。それは、毎年夜行バスで金沢へ来て、フルマラソンに挑戦されていた下山さんを真似て。
でも、もう私も60歳。無理をせず、今回は新幹線で行くことにした。新幹線往復とホテルのセットで安くなる。調べてみると、往復のぞみで朝食付きホテル(池袋)をセットして26300円。せっかく行くのだから、朝早いのぞみに変更して29300円。ところが、この時期5000円分のクーポンが出ており、24300円なり。
正規の価格だと、新幹線往復だけで27820円になる。それに朝食付きホテル代(正規だと7000円くらいでしょうか)をプラスしたら、34000円以上になりますやん。10000円以上のお得感。
これなら体も楽だし、経費としても安上がり。
さあ、来週は下山さんのオヤジギャグを聞きに行くぞー!
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【RUN】
2.2kmアップジョグのあと、1000m1本。
4分00秒。
今日はスピードが乗らなかった。こんな日もあります。
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【今日のきく】
今日は、明日の「篠山マラソン」出店の準備。
ヨメさんはテスト勉強があり、きくを連れて先に帰ってしまった。
家に帰ると、2週間ぶりの廉ちゃん。
きくは、私のときとちがって廉のことはしっかり覚えていたらしい。
廉も私も今日は花粉症がひどかった。
廉が東京に遊びに行ったときのおみやげ。
もうすぐ仕事が始まり、どんどん余裕がなくなっていくと思うが、家族のことは忘れずに。時々は帰って来てね。
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2016年01月14日(木)
山田哲人と大家志津香 [私の好きな人]
今日は寮の管理代行。
朝6時半から夜11時半までの17時間。「ながっ!」
前の24時間勤務よりはましなような、朝早いからかえってしんどいような・・・。
今日ヒマな時間に、ヤクルトの山田哲人のことを考えていた。
「2億2千万の中からちょっともらえへんかなあ・・・。もらえるはずないか。」
今、男で一番のファンは山田哲人やなあ。女のほうは大家志津香か・・・。
ややや、この二人って、顔似てるやん!
なんやかんや言いつつ、私はけっきょく顔で選んでるんですねえ。
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◎大家志津香のツイッターより
恋愛とか仕事で悩んだらすぐ連絡してきて、年下のくせに志津香とか生意気に呼んでくる弟的な存在ほしい。
そしていつの日か彼女ができた報告を受けて悶々とし、HYのNAOを聴いて、わたしだ…とか言いながら泣きたい。
さらに気持ちを伝えたがゆえに疎遠になって
30歳くらいにふとその人を思い出して空を見上げたい。
そんな自分を想像したらきしょすぎたんでやっぱり弟的な存在はいいや😂
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今日の寮の夕食。
いつものごはんの量の倍食べている。
体重が心配だったが、家に帰ってお風呂の前に測ったら、昨日と同じ62.2kg。やっと61kg台が見えてきた。去年の今ごろは59kg台だったんですが・・・。
「めざせ、59kg台!」
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2016年01月06日(水)
久しぶりのナリケン [私の好きな人]
昼すぎ、ヨメさんより電話。
「ナリケンから電話あったでー。」
「おー・・・。」
ナリケンは、真樹の中学時代の同級生。今まで何回も書いてきたが、いなかの小さな小学校から大きな中学校に入って不安だった真樹を楽しませてくれたヤツ。今でも本当に感謝している。
ナリケンとしゃべったのは、静岡に引っ越すことになったとき。「家は駅から徒歩3歩」とふざけたことを言っていたナリケン。家は知らなかったが、お別れを言いたかったので探してみた。「徒歩3歩」は大げさだったが、駅のすぐ近くで見つけることができた。そのときにちょっとしゃべって以来だから、7年ぶりかな。ほんとにうれしい。
去年誕生日プレゼントを送ったのと、今年の年賀状のお礼で電話をしてきてくれたようだ。律儀やねえ。
急いでこちらからかけ直し。
「ナリケン君ですか。」(ナリケン君ておかしいやろ。)
「パオパオさんですか。」(パオパオさんもおかしいやろ。)
ナリケンは今京都に帰って来ており、○谷大の3年。アメフトをがんばってやっているらしい。
「今おうても分からんやろなあ」と私。
「いえ、中学のときとほとんど変わってないと思いますよ。ちょっと太りましたけど」とナリケン。
「今何キロあるん?」
「身長175で、体重100キロです。」
「おー、100キロもあるんかいな。そら、おうても分からんかも知れん。」
「真樹は沖縄でがんばってるし、いつか遊びに行ったって」とお願いしといた。
「シューズがほしいんで、お店に行かせてもらいます」とまたうれしいことを。できれば私がヒマなときに来てくれればうれしいんですが・・・。
そのあと、○谷大アメフト部のホームページを見ると、なななんとナリケンはアメフト部主将。そうか、そんなこともあって律儀なんですね。
「ナリケンの出てる試合、見に行くわ」と最後に約束。
ほんまに行くでー。待っといてくれよー。
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2015年11月17日(火)
「理容きゃん」の初子オバア [私の好きな人]
沖縄旅行の締めはいつも、名護市宮里の「理容きゃん」さん。
初子オバアの息子さんはランナーなので話が合う。今日も私が訪れると、いきなり「中部トリムですか」と聞かれた。「いえ、今回はじめて与那国島マラソンに行って来たんですよ。」
こんな言い方は失礼かもしれないが、初子オバアは散髪の腕がいい。ここでサッパリして京都に帰る。なんとも言えんええパターンですわ。
(注)もうちょっと、続きます。
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