2024年11月05日(火)
「速く走れないけど、長く走れます」 [ランニング]
先日の「小田原〜東京100kmウオーク」はショックだった。
「困ってる人に『一緒に走りましょ』っていつでも言えるように、普段から鍛えてんねん」と豪語していたのに・・・。
頼まれてもいないのに、勝手に伴走(伴歩)を買って出た私が67kmでリタイア。そこから残りの33kmを、暗くて寒かったのにもめげず、普通の車いすで完歩された下山さん。
「パオパオさん、京都からさわざわざなにしに行ってんだか」と思われた方も多いと思う。ホントにその通り。
「こんなことしかできないのなら、もう走るのもやめたほうがいい」と真剣に考え始めた。
そんなときに、うれしいお知らせ。
私の小学校教師時代の最後の教え子のちいちゃんから、「初ハーフ! 走りました!」と。思わず「どうなったー?」と聞いてしまった。
11月3日の「淀川市民マラソン」のハーフを、3時間ちょっとで完走したらしい。前日の大雨で田んぼのようになったところも走り、制限時間との闘いだったとのこと。
「朝週2で走っているのを週3にしたら、もうちょい伸びるかなー」とか言ってる。
「出勤前ランに付き合いましょか。」
「朝5時半とかです。」
「なんぼ早起きやねん! まだ暗いんちゃうん。」
そのあとも、家庭の事情とか、暗闇でこけたこととか、血豆の処置についてとか、いろいろなやり取り。
そして、最後の言葉にジーン・・・。
「先生は速く走れないけど、長く走れます、って聞いたのが今でも残ってて、いまがあります。」
そうなんや。
33年も前の私の言葉を、今も忘れずに・・・。
やっぱり、もうちょっと走ろう。
こないだ(100kmウォーク)はほとんど役に立てなかったけど、私が走ることで、人を喜ばせたりほっこりさせたりできることがあるかもしれん。
そうやんなあ、ちいちゃん。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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