2012年01月07日(土)
京都マラソンダブル落選 [マラソン評論]
◎京都新聞1月7日朝刊
「京都マラソン 追加当選2000人」
京都マラソン実行委員会は6日、3月11日開催の「京都マラソン」で、昨年12月16日の期限までに参加料の入金がなかった出場者をキャンセル扱いとし、2千人に追加の当選通知を送った。
マラソンには約5万人の応募があり、昨年11月の抽選で定員の1万5千人を選んで当選通知を送った。しかし、1万500円の参加料を入金しなかった人が相次いだため、落選者の中で再抽選を行った。追加当選した人にはメールか郵便で伝える。入金締め切りは1月13日。
同実行委は「各地の大会でも1割程度のキャンセルはあり、2千人が特別多いとは感じていない」としている。
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「おー、なんてこったい!」
追加抽選が2000人も。でも、うちの親子はまたもやダブル落選。
みなさーん、実行委員会からメールが来てないか急いでチェック。もし追加当選していても、入金締め切りは来週中。これは厳しい。
また、2000人中何人が入金することか。どうしても15000人にしたいのなら、もうょっと追加当選増やしておいてもよかったのでは ( 10500円×2000=2100万円!)。
ねえ。
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2012年01月03日(火)
箱根駅伝フリーク2 [マラソン評論]
何を隠そう、私も真樹に劣らず「箱根駅伝フリーク」。
ただし、私は日体大のプリンス・大塚正美選手の時代からの箱根駅伝ファン。大塚選手は1980年から4年連続区間賞を取った選手で、あの谷口浩美選手の同級生です。
あんまり好きで、このブログにも取り上げたくらい。
「大塚正美さん」 2009年2月5日
だから、いまだに箱根駅伝と言うと、日体大と順天堂大の対決を思い浮かべてしまう。
今日はヨメさんがお出かけ。
真樹のバイトはお休み。廉のバイトも4時から。
ということで、スーパーで買ったお寿司を食べながら、3人で箱根駅伝往路のテレビ観戦。
今日のうち的話題は、「東洋大・設楽(弟)選手と明治大・鎧坂選手の起用はあるか」と「東洋大の復路優勝はあるか」ということくらい。
朝確認すると、設楽(弟)選手は7区、鎧坂選手は10区二起用されていた。双子は体の調子もシンクロすると聞いたことがあるが、兄が絶好調だったので当然の帰結でしょう。ただ、鎧坂選手は故障中と伝えられていたのでちょっと心配。
レースは東洋大が圧倒した。
去年21秒差の2位だったチームが、なんと2位に9分差をつけて優勝。10区間で9分差ということは、各区で1分近く差をつけたということ。すごい!
レースを見ていて思ったが、今年は追いつかれてもやすやすと抜かれてしまう選手が少なかった。反対に、そこから突き放す選手が多かった。この現象を、うちでは「山本る」と言う。これは、3区で早大・矢沢選手に追いつかれてもまた突き放した東洋大・山本選手から思いついた言葉。私もいつか「山本れる」ような選手になりたーい。
それから、またアナウンサーが語る選手のエピソード。
ある選手は、去年の元旦から取ってもいない新聞が配達されてきたそうだ。それは、その前年に亡くなってしまったお母さんの仕業。箱根駅伝に出る息子の記事をいっぱい読めるように、元旦から配達されるように契約されたらしい。お母さんに見せたかったやろうねー、箱根駅伝を走る姿。
真樹は、全選手がゴールしたあと、さっそく来年のメンバーについて考察していた。一番の注目は、東洋大・柏原選手の抜けた5区を誰が走るかということ。真樹の一押しは、今回10区を走った斉藤選手。私は、1年で4区に起用され区間賞を取った田口選手なんかおもしろいと思いますけど・・・。
真樹は、今年、東洋大・山本選手を見に箱根駅伝に行きたかったらしい。でも、鳥区間に起用されるか当日しか分からないようでは、そう気安く行くわけにはいかない。
山本選手は4年なので箱根はおしまい。来年は元旦の実業団駅伝に走るのかな。真樹よー、群馬まで山本選手見に行くかー。
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【RUN】
今日はちょっと長め。
1kmジョグのあと、江文峠越え。
まず野中橋まで2.4km、14分17秒。
このあと、江文峠を越え6km地点を往復。
1km 5分52秒
2km 12分08秒(6分16秒)
3km 18分19秒(6分11秒)
4km 24分29秒(6分10秒)
5km 31分28秒(6分59秒) 江文峠へのきつい上り。
6km 37分00秒(5分32秒) 大原側への下り。
7km 34分21秒(7分21秒) 江文峠への上り。
8km 39分29秒(5分08秒)
9km 44分59秒(5分30秒)
10km 50分31秒(5分32秒)
11km 56分06秒(5分35秒)
12km 1時間01分33秒(5分27秒)
野中橋から自宅まで2.4km、14分49秒。
合計16.8km、1時間40分46秒。
このあと1kmダウンジョグ。アップ1kmと合わせて、今日の合計18.8km。
箱根駅伝最短区間・4区18.5kmは何とか上回りました。
これが私の練習の距離の限界です。これ以上は故障を誘う。
明日はビシッとスピード練習でもしようかな。
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2012年01月02日(月)
箱根駅伝フリーク [マラソン評論]
「もし『箱根駅伝検定』があったら、真樹は1級合格やな。」
どういうわけか、真樹は箱根駅伝情報にくわしい。以前はそれほどでもなかったが、去年からすごく興味を持ち始めたようだ。箱根駅伝ガイドブックも隅から隅まで読んでいる。
去年は、うちの姉の同級生の息子さんである藤井勘太選手(東海大)が10区に出場。私は当日の朝オーダー変更のないことを確かめてから、急きょ神奈川まで応援に向かった。
そのとき藤井勘太選手の写真を撮ったのだが、緊張して失敗。しかし、その前に通過した東洋大10区の山本憲二選手の写真はうまく撮れた。彼こそ、真樹の一押し選手だったのだ。
ところが、今年はその山本選手が補欠扱いになっていた。真樹はがっくり。それでも、箱根駅伝は当日の朝のオーダー変更が4人まで認められている。今日の朝テレビをつけて東洋大のオーダーを確認すると、山本選手は3区に入れられていた。よかった。
冬休みはいつも遅くまで寝ている真樹を起こし、テレビ観戦。
もう一人、気になっていた兵庫・ゆめさき舎のまっちゃんのいとこの子・赤松宏樹選手(神奈川大)。こちらは残念なことに、1区に予定されていたのだが当日別の選手にオーダー変更。でも、まだ1年だから来年以降に期待しよう。
今日の往路の様子については、ほとんどの方がテレビを見ておられたと思うのでもうくわしく書かなくてもいいでしょう。
東洋大3区の山本選手が、早大・矢沢選手に追いつかれてもまたそこから引き離し、東洋大4区の田口雅也選手(1年)が区間賞の走りで突き放す。あとは、5区の柏原竜二選手が・・・、もう言うことなしですね。
2位と5分7秒差って・・・。
去年の東洋大の往路新記録を、さらに5分5秒上回る新記録って・・・。
最後の注目は、最下位東農大の津野浩大選手。5区山登り23.4kmの半分も行かないところで大ブレーキ。フラフラで白目になっていた。これは久しぶりの途中棄権になるのかというところで、真樹は郵便局のアルバイトへ。
この津野選手に注目が集まっているとき、アナウンサーの解説があった。
津田選手は去年も5区を走ったそうだ。しかし、その起用を告げられたのは前日・元旦の午後3時。すぐに高知の実家に電話。ご両親とおじいさんは車に布団を積み、徹夜で箱根まで応援に来られたそうだ。
当日オーダー変更が認められるのは、長い距離を走る駅伝ではしょうがないかもしれないけれど酷。去年の私や津野選手のご家族のように、それに振り回されてしまう人も出てくる。
真樹がバイトから帰ってきたとき、東農大の津野選手のことを気にしていた。
「めっちゃ時間かかったみたいやけど、ゴールしたらしいで」と言うと、ほっとした顔をしていた。
(津野選手は、1位東洋大のゴールから41分17秒後にゴール。区間記録は、東洋大・柏原選手とは30分10秒差の1時間46分49秒。)
これぞ箱根駅伝フリーク。自分の好きな選手や大学だけを応援するのではなく、「箱根駅伝」全体を見て楽しめるファンでないとね。
真樹が、往路全記録を見て復路の分析をしたり、さらに来年の分析までし出したのは当然と言えば当然。なんせ「箱根駅伝フリーク」ですから。
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【RUN】
今年も、自宅→コーナン往復5kmコース+1kmダウンジョグが基本になってしまいそう。
行き12分59秒、帰り13分16秒で26分15秒。
同じコースはあきるので、新コースを開発する必要がありますね。
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2011年11月25日(金)
京都マラソン抽選結果 [マラソン評論]
今日のお昼12時半ごろ、京都マラソン事務局よりメール。
1ヶ月遅れの抽選結果発表。
私も廉も落選。
競争率3.3倍と聞いていたので、親子どちらかは当たると思っていたのに・・・。残念!
さて、来年の計画を練り直し・・・。
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2011年11月08日(火)
京都マラソンの政治利用? [マラソン評論]
「藤井さん、どうなった京都マラソン。やっぱり中止か。」
「いや、それボクに聞かれても・・・。」
先週の火曜の続き。バイト先の火曜ジジィグループ(私、Uさん、Aさんの3人)が、1週間前の話の続きをし出した。最初に話かけてこられたのは、私より歳上のUさん。ご自身は走られてないのに、マラソンには興味を持っておられるようだ。
Aさん「今さら中止にするゆうことはでけんやろう。なんぼなんでも。」
私 「そらそうですよね。」
Uさん「やっぱり警察か。」
私 「たぶん。それとお寺・・・。」
Uさん「みんな通り過ぎたらすぐ規制解除になるんやろう。なんやたいそうにゆうとるんやなあ。」
私 「いやいや、それがね、ゴール付近になったら2時間ちょっとでゴールする人と6時間超える人と出てくるわけですわ。そやし、岡崎あたりでは最大5時間近く通行止めになりますねん。」
Aさん「それはきついわなあ。宅配の仕事してるもんは泣くで(Aさんは、夕方宅配のバイトをしてはります)。」
Uさん「こないだ藤井さんがゆうてたみたいに、コース変更とか制限時間の変更とかしてやりよんのかなあ。」
Aさん「いや、ワシ思うんやけど、規模を縮小するんちゃうか。定員15000人と発表しましたが、京都府警からの強いご指導により今年は定員5000人に変更します、とか。」
私 「なーるほど。その手があったか。全部京都府警のせいにするちゅうやっちゃね。『警察の指導』とかゆわれたら、文句言いにくいもんね。でも定員3分の1にしてしもたら、3.3倍ゆうとった競争率が10倍になってしまいますやん。」
ランナーじゃない人とマラソンの話をするのはいい勉強になる。まあ、おおかたがお人よしと言っていいランナーに比べ、ランナーじゃない人はマラソン大会の中にもきな臭さをすぐに嗅ぎとられる。
UさんやAさんは、「どうせやるんやったら、見てるみんなも楽しめるお祭りみたいなマラソン大会にしたらええのに」という考え。「でも、京都は地形も街並みも東京や大阪とは全然ちがうんやから、同じようにしようと思っても無理がある」とも言われる。「大規模なマラソンて、知事や市長の人気取りでやってるようなとこもあるんやろう。そら無理して無理してゆうとこもあるやろし、大変やな。」
以上が今日のジジィグループの結論です。
それにしても、「定員の縮小」なんて荒業は思いもつかんかったなあ。それも、責任を全部京都府警に押し付けるなんて・・・。(と言っても、以上全部ジジィの想像から出た話ですが・・・。)
「京都マラソンの政治利用」と言えば、先日の京都新聞に気になる記事が載っていた。
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学校や業界団体を通じて「京都マラソン」当日のマイカー自粛に協力する署名を求めたアンケート用紙
◎京都新聞11月3日朝刊
「小中高などに署名36万枚」
京都マラソン、車自粛で実行委 市民団体 市長に中止要求
来年3月に開催される「京都マラソン」当日の渋滞緩和策として、京都市などでつくる実行委員会が、市内の小中高や各業界団体などを通じて36万枚のアンケート用紙を市民に配り、マイカー利用の自粛に賛同する署名を集めていることが2日、分かった。市民からは「なぜマイカー自粛の要請に署名が必要なのか」との反発も出ており、市民団体は同日、門川大作市長に署名活動を即時中止するよう申し入れた。
実行委は、大会当日に緊急車両や公共交通の円滑な通行を確保するには、市街地を走る車50万台のうち「17万台(35%)の抑制が必要」としている。
その一環で9、10月に市教育委員会を通じアンケートを実施。市立幼稚園や小中高校278校の保護者に配ったほか、商工団体や観光、建設業界など約250団体の関係者にも署名を求めた。
アンケートでは、マイカー自粛の協力と、歩行者と公共交通を優先する「歩くまち・京都」への賛否を聞き、氏名や住所、家族構成、車の所有台数、自粛を依頼できる友人数などの記入を求めた。学校に配布した用紙には、校長とPTA会長の連名の依頼文も添えられていた。
これに対し、来年2月に予定される市長選に立候補を表明している弁護士の中村和雄氏が事務局長を務める市民団体「市民ウォッチャー・京都」は「市の特定政策の賛否を問う行為は個人の思想・信条の自由を侵害する」として署名集めの中止を求め、「(立候補の意向を固めている)門川市長の事前運動にもなりかねない」と批判している。
実行委事務局の市スポーツ振興課は「どの地域でどれだけ協力が得られるかを把握するために氏名や住所をお願いした。署名はあくまで任意なので思想・信条の侵害には当たらない」と説明する。
市は各自治会に対しても回覧板で同様の署名を集めており、同団体が回覧に要した費用の返還を求める住民監査請求を起こしている。 (広中孝至)
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「この記事にピーンと来たら110番・・・、じゃなくてピーンと来た人は選挙活動の経験のある人でしょう。私自身はその経験がないのですが、人から聞いた話。
自分が応援している候補者の政策に関わるような話をそれとなくする。話の中で手ごたえがあれば、さりげなく選挙の話に持っていく。応援してもらえそうだと確信したら1票ゲット!
そして、「協力してもらうそうなお友だち、紹介してもらえません?」
たぶん、これが世にゆう「投票前の票読み」ちゅうやつでしょうね。私の想像ですけど・・・。
このとき一番困るのが、まったく同じ人を何回も何回も「票読み」してしまうこと。それを防ぐには、住所氏名をきっちり把握すること
ほほほー、そういう予備知識を持ってこの記事を読むとおもしろいですね。
「アンケートでは、マイカー自粛の協力と、歩行者と公共交通を優先する『歩くまち・京都』への賛否を聞き、氏名や住所、家族構成、車の所有台数、自粛を依頼できる友人数などの記入を求めた」ですって。選挙活動する人がほしがっている個人情報満載ですね。
「あくまでも任意なので」なんてゆうか。町内会は表向きは任意でも「入りません」とは言いにくいし、市立小中学校通学も任意扱いですか?
まあ、現職がその立場を利用して選挙違反スレスレの事前運動的なことをするのはよくあること。だれも、そんな細々としたところまでつつく気はない。しかし、今回のように町内会組織を利用したり、小中学校にまで手出しするとなると話は別。
私は個人的には、「市教組(京都市教職員組合)、なにしとってん!」と言いたい。
「アンタら、みんなあの人の手先かい!」
ああ情けなや。アンケート用紙をなんとも思わず配ってしまった先生も、「選挙違反スレスレ」と疑われてもしょうがないんじゃないですか。
あっ、それとも京都市も「命令に3回違反したらクビ」という条例案用意しとんのかなあ。校長のロボット化に成功したので、次は教師のロボット化を狙ってるんですかね。
今回、このアンケート用紙が全市立小中学校で配布されたのなら、教師の完全ロボット化の日も近いですね。
「もの言わぬ教師、もの思わぬ教師」をいっぱい作り出した先にくる世界がどんなものかを、みんな真剣にに考えてほしいです。
今日、もうひとつ「京都マラソン」関係の記事が京都新聞に載っていた。
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◎京都新聞11月8日朝刊
「なぜ10月異動、無責任」
京都マラソン事務局へ小中教員4人 市教祖「年度途中なのに・・・
来年3月11日の「京都マラソン」開催に向けた事務局強化で、京都市教育委員会が小中学校教員4人の人事異動を年度途中の10月に行ったことに対し「子どもに無責任だ」と疑問の声が上がっている。市教職員組合は7日までに、2度にわたって市教委に抗議した。
市教委によると、異動は10月1日付。小学校教員2人、中学校教員2人を市教委体育健康教育室と京都マラソン担当の市スポーツ振興課との併任とした。異動はマラソン実行委の要請だったといい、大文字駅伝など陸上関連行事に関わった経験のある教員を選んだという。4人とも担任は持たず、副教頭や体育担当だった。
市教組は、同マラソンが1年以上前から計画されていたことから「教育は子どもとの人間関係で成り立つのに、年度途中の異動を行う緊急性がない」と批判。先月11日、異動撤回を求める文書を市教委に提出。同26日にも口頭で抗議した。
市教委は「異例の異動だが、全市態勢で臨む事業だけにやむを得ない。事前に学校へ打診したうえ、講師補充で影響が出ないよう配慮した」としている。 (鈴木雅人)
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「市教組、ちょっとピントずれてへんかい?」というのがこの記事を見た人の一般的な評価じゃないでしょうか。
市教委がおっしゃっているように「講師補充で影響が出ない」と太鼓判をおしておられるのなら、どうってこともないのかも。ひょっとしたら、当の本人は喜び勇んで異動要請に応じられたかもしれないし。
ただし、「大文字駅伝などの陸上関連行事に関わった経験のある教員を選んだ」という市教委の感覚はもっとずれている。それが、大規模都市マラソンの運営に役に立つとはとても思えない。
私なら、「各地のマラソン大会、中でも大規模フルマラソンを何回も完走している教員」を選びますけど・・・。要請に応じるかどうかは別として、私が知っているだけでも何人もおられますよ、そうゆう先生。年度途中じゃなくて、4月初めからということできちっとお願いしておいたらよかったのに。
実行委員会も実行委員会でモタモタ、市教委も市教委でモタモタ。
あー、京都マラソンの行く末やいかに・・・。
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2011年11月01日(火)
「そら中止やな、京都マラソン」 [マラソン評論]
「そら中止やな、京都マラソン。」
今日の早朝バイト。早く仕事が終わると、定時の8時半まで少し休けいしながらおしゃべり。先の言葉は、今日のメンバー中最年長(60くらい?)のUさんの結論。
Aさん(私の少し歳下)「藤井さん、大阪マラソンは出んかったん?」
私 「申し込みしてませんねん。」
Aさん「京都マラソンは出やはんにゃねえ。」
私 「申し込みはしたけど抽選やから・・・。」
Uさん「へー、マラソン出るのに抽選かー。」
私 「そうですねん。それもね、抽選結果の発表が10月下旬ゆうとったんが1ヶ月も延期になったんですわー。」
Uさん「なんやなあ、それ。やる気あるんかいな。」
Aさん「抽選なんか、パソコンでも一発でできるんちゃうん。」
私 「なんかうわさなんですけどね、京都府警がよっぽどきついらしくて、まだまだコース変更とか制限時間とか変更があるんちゃうかーゆう話ですわ。」
Aさん「そうらしいなあ。京都は昔からゴチャゴチャゆう人がぎょうさんおるからなあ・・・。」
私 「そんで、京都は高校駅伝から女子駅伝から車イス駅伝まで、冬はしょっちゅう交通規制でしょう。そら警察かて、『もう、かんにんしてくれ』と思いますわ。」
Uさん「ほんまにそうやな。コースは高校駅伝やらとおんなじコースか。」
私 「それがね、スタートはおんなじ西京極なんですけど、そっから桂川出て、渡月橋の手前から広沢の池通って、山際走って鴨川出て、そっから・・・。あー、京都のもん同士でも説明すんのん大変ですねん。このややこしいコースも警察との関係でそうなったみたいですよ。」
Uさん「なんじゃ、そら。大阪マラソンみたいにええとこは走らせてくれんわけやな。」
Aさん「最悪、『今年はやめときます』ゆう発表になるんちゃうやろな。」
Uさん「そら中止やな、京都マラソン。」
以上、バイト先の火曜ジジィグループの結論です。
「大阪マラソン」は関西のニュースとしてテレビでも大きく取り上げられていたので、ふだんマラソンにあまり関心のない人の話題にも上っているようだ。その中でも「おもしろそう」と思われている要素は、「仮装・ハイタッチ・タレントランナー」。
それに比べて、今のところ「京都マラソン」の話題は「抽選結果発表1ヶ月遅れ」に集中している。ああ情けなや。
でもでも、よく考えると、京都市は「いかさま抽選」で訴訟にまでなったところだ。( くわしくは、パオパオだより今年の3月8日の記事「八百長」を見てください。)
事件当時の京都市教育長が現市長だもの。そのあとも数々の訴訟を起こされ、多くの損害賠償命令が出ているし・・・。
「京都府警との折衝が・・・」というのは表向きの理由で、実はまた「いかさま抽選」たくらんでるのとちがうでしょうね。
なんてお気楽なことを考えていたら、今日の毎日新聞に見過ごしてはならないニュースが。
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◎毎日新聞11月1日朝刊
「学校で署名活動に反発 京都マラソン マイカー自粛求め」
来年3月に初開催される「京都マラソン」大会当日のマイカー自粛への賛同を求め、京都市が市民からの署名を集めている問題で、同市が全市立幼稚園・小中学校(278校園)の保護者を対象に同様の署名を集めていることが分かった。「なぜ学校を通じて市の施策への賛否を聞かれるのか」と反発の声が上がっている。
大会は市を中心とする実行委員会の主催で、1万5000人が参加する。交通規制による渋滞が予想され、市は当日を「ノーマイカーデー」にし、交通量を通常の65%程度に抑えることを目指す。
市は10月以降、校長会やPTAを通じて、マイカー自粛への協力の可否と、市の施策「歩くまち・京都」への賛否とともに、氏名、住所を記入する「アンケート用紙」を各校に配布。保護者からの回収を依頼した。
ある小学校は校長名で「一人でも多くの保護者のご協力が必要な状況とのことです」などの説明文を添付。「提出時、封筒に入れたり、記入面を内側にしてホチキス留めしても構いません」としている。
保護者の一人は「子供を通して政策について問われるのは違和感があった」と話し、提出していない。他の保護者の中にも「何か変だね」と首をかしげる人がいたという。
同市は9月以降、自治会の回覧板で署名集めを行い、市民団体が「回覧板で施策への意思を聞くのはおかしい」として用紙代などの返還を求める住民監査請求を起こした。
市スポーツ企画課は「校長会やPTAにも了解を取った。氏名や住所を聞くのは、回覧板での署名との重複分を除くため」と説明している。 【古屋敷尚子】
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最低!
そして、ショック!
子どもたちを疑心暗鬼にさせるような「アンケート用紙」まで配布回収してまでやるもんですか、京都マラソンて。
このニュースについて、うちのヨメさんが言っていた。
「回覧と同じ内容やとすると、車の保有台数まで書くわけやろ。家に車のない子の気持ちはどうなんねん。」
低学年の子なら、学校から配られたプリントは絶対提出せんなんと思い込んでるやろし・・・。
これが、あの人が常日頃自慢している「京都の教育」ですか!
今やリモコンロボット化している校長さんら、278人もいて、だれ一人「これはおかしい」と抗議されなかったんですか。
子どもを守るべき現場の先生方、どうして配布の前に子どもたちの気持ちまで考えが及ばなかったんですか。
9月に急きょ増員された12人の実行委員の中には、学校現場から引き抜かれた方もある。今回の件には直接関わってはおられなかったかもしれないが、今からでも「学校を利用(悪用)するな」という声を上げてください。お願いします。
個人的には、先日の「抽選発表1ヶ月遅れ」より今回の「学校悪用」のほうが数段胸糞悪い。
もえ、ええわ。
「中止やな、京都マラソン。」
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