2024年06月22日(土)
中抜き計画 [ランニング]
今日は、「理容・きゃん」さんで散髪。
去年、沖縄慰霊の日に「健児の塔」に行ったのにきゃんさんと会えなくて残念だったという話から始まった。私が行ったときにきゃんさんもおられたはずなのに、不思議です。
「どなたが?」
「夫の一番上の兄です。夫は男ばかりの10人兄弟の8番目。終戦の時3歳でしたが、兄は師範学校の学生でした。そして、沖縄戦で亡くなったんです。」
そうだったんですね。「健児の塔」は「ひめゆりの塔」の男版と思えばよかったんですね。
前からきゃんさんが「健児の塔」に参られていることは知っていたが、一体どなたなのかがわかっていなかったのだが、これでスッキリした。
私も、父のいとこの藤井勘六さんが沖縄戦で戦死したお話をさせてもらった。遺骨どころか遺品は何も残らず、名札だけがいなかの家に送られてきたという話もした。
そして、娘の真樹が小6の時に「平和の礎」にお参りに行き、「藤井勘六」と刻まれた墓標も見てきた。そんな話を、きゃんさんはしっかり聞いてくださった。
いろいろお話していて、きゃんさんの旦那さんが伊平屋の出身ということが分かった。
「うちの娘が、『伊平屋ムーンライトマラソン』走りに行きましたわ。」
「そうですか。それはうれしい。伊平屋には立派な松があるんですけど、見てきてくださったかねえ。」
「新日本名木100選」にも選定!伊平屋のシンボル −念頭平松−
伊平屋島の北部・田名地区にある「念頭平松」は国指定の天然記念物。
久米島の「五枝の松」とともに沖縄県の二大名松として有名な念頭平松は
まさに伊平屋のシンボルです。
高さ8m、最長幅28m、幹の太さ4.5m、樹齢はおよそ300年のリュウキュウマツ。
といわれても実際に見てみないとその美しさは分かりません。
最大の特徴は地面に着くほどに伸びた枝々が美しい樹形を成していること。
見る角度によっても違った表情を見せます。
枝肌がキレイに見え、その枝ぶりの美しさが際立ちます。
空の青と松の緑のコントラストがなんとも言えません。
1990年に「新日本名木100選」にも選定されたのもうなずけます。
300年も生きているときっといろんな困難もあったかと思います。
幾度となく台風に見舞われたこともあるでしょう。
そのため、時には葉が風で飛ばされ、スカスカの状態になることも…。
それでも、その度に青々とした葉をつけてくれる念頭平松は村民の自慢でもあり、
心の拠り所でもあります。
これからも元気な姿で島の暮らしと歴史を見守っていってほしいです。
記者:叶雅美(伊平屋村)
奄美大島出身。
大学卒業後、田舎や島をフィールドに地域づくり事業に携わる。
2012年、沖縄県最北端の有人離島・伊平屋村へ移住。
観光コーディネーター・地域コーディネーターとして村の振興に関わる。
「明日は、那覇から名護までですか。」
「ええそのつもりだったんですけど、6月の初めに肉ばなれを起こしてしまってしっかり走れないんです。真ん中はバスで中抜きしようかと考えているところです。」
「そう、それでいいですよ。無理しない方がいい。」
きゃんさんは、私が11年前に「一人沖縄平和ラン」を始めたころからのことを知ってくださっているので、心強い応援団です。
また次にお会いときに、いい報告ができるようにがんばりましょうねえ。
サッパリしました。
これで、明日バリバリ歩こう。
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Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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