2009年10月05日(月)
ドッキリ、27年! [家族]
今、テレビ番組の改変期で特番が多い。
中でも、ドッキリ系の番組が目に付く。「弱い者を追い詰めて楽しむ」という制作姿勢は、心からは笑えない。しかし、途中で笑ってしまうタレントを見ていると、これも「やらせ」なんかなと思う。
今日も廉がテスト期間中で昼に帰ってくるので、3人で食べに行った。「Indo Asia Dining」
毎度のことながら、嫌がられながらもなんやかんやとヨメさんにかまう私。
「もう、ええかげんにしいや。きしょくわるいっちゅうねん。」
「ますみちゃん、実はな、今までのことは全部『ドッキリ』やねん。もうじき、『ドッキリ』って書いた看板持った人が入ってくるし。」
「ちょっと、それ、長すぎるんちゃうん。20何年?」と廉。
「えーと、ますみちゃんと知り合って、27年か。」
「はー」と廉のため息。
でも、よくある話。
夫は蒸発、子どもたちは独立。気がつけば、自分ひとり。
「夫は蒸発」は願ったりかなったりとしても、「自分ひとり」はちょっとね。
星新一のショートショートで、こんなんありましたよね。
家族だと思っていた人々が、ある日突然「お疲れ様でした」と解散してしまう。みんな、長い長い間、家族を演じていただけというもの。
「まさかそんなこと・・・」と思うが、でもそれはそれでありえる恐怖ですね。
家に帰れば、きくがガウガウ。
アホな犬のふりしてるけど、実はこれも「ドッキリ」やったりして・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=614