2008年04月13日(日)
京都ランナーズ例会(4月第2日曜)+定期総会 [ランニング]
今日は、御所一般公開の最終日。だいぶ前、この日に車で行って駐車場に入れられず、路上駐車で違反切符を切られたことがあった。そのため、今日は叡電で行くことに。精華大前から出町柳まで17分。便利。
4月の第2日曜は、例年、山梨の「南アルプス桃源郷マラソン」に出張販売に行っていたのだが、近年ランニング用品店の乱立で今年より撤退した。遠い割りに、もうけが出なくなってしまった。
今日の申込用紙に名前を書いていると、「こんにちは」の声。何の気なしに、「こんにちは」と返事して、顔を見てびっくり。
「生きてはったんですか?」
「生きとるわいな。」と谷村さん。
脳内出血で倒れて4年。やっと復活してきましたね。一時は歩くことも難しかったのに。昔からの知り合いが復活してくれることは、心からうれしい。
そこらをうろうろしていると、話かけてこられる女性が。
「篠山で20kmのあたりまで、ついて走らせてもらいました。」 (いやま、早そうな人。)
「へー、そうやったんですか。気、つきませんでした。どこで抜かれたんでしょうね。ゴールはどれくらいで?」
「4時間4分くらいです。」
「いやー、ボクより12分も早いですやん。後半がんばらはったんや。」
前からうわさの増馬さん、発見。
「増馬さん、ブログに載せたいんで写真撮らせてください。あのー、篠山は、結局どれくらいでゴールしやはったんですか。」
「もう、ぜんぜん。3時間32分かかりました。」
「ひえー、そんなに。」
ハーフのベストの3倍近く。どうなっとるんじゃー。
次回のフルが楽しみ。また、結果を聞き出そう。
さて、スタート。今日はまあまあ多いほう。
谷村さんも、一周に挑戦。超久しぶりらしい。
4年前、ゴルフ中に突然頭の中の血管が切れ、左半身不随に。そのころは、ジョギングとかはしていなかったそうだ。いろいろなリハビリを続け、ゆっくり歩くところから始め、最近やっとジョギングができるようになった。
谷村さんと言えば、20年以上前の私ライバルである。
30kmまでのレースはすべて私が上回っていた。ところが、フルだけは大惨敗だった。
私のベストが3時間11分、谷村さんは2時間51分。
20分も早い。
サブ3も、合計4回。「なんで、こんなおっさんに負けんねん。(谷村さんは、私の7歳上)」と不思議でしょうがなかった。
本人いわく、「タイミングがよかっただけや。」そうあっさり言われると、よけいくやしい。
今日はデジカメを持って走ったので、いっぱい写真を撮ろうと思ったが、とにかく人が多い。歩道がきゅうくつで、写真どころの話ではない。
2周目ゴールの時、前を見ると、外峯さんと小外峯さんらしき人。これはうれしい。まず写真を撮って、それからゴール。(36分45秒くらい? よう、わからん。)
外峯さん、今日はお子さん連れで来られたんですね。
小外峯1号ちゃんは、小3。
小外峯2号ちゃんは、ぴかぴかの一年生。
二人とも、お母さんに似て美人です。
こんな子たちも、ゆっくり楽しく走れるような企画も考えたいなあ。
こないだの大阪城公園4時間走に出ていた家族は、楽しそうやった。競技志向の高い京都ランナーズでは、無理かな。
場所を御所の中に移し、定期総会。
冨田会長のあいさつで、「スポーツは平和とともに」を強調されていたのがよかった。冨田さんも、やっと私のブログを読んでくれはったそうだ。
「藤井さんが、『スポーツは平和とともに』と書いてくれてたから、プリントアウトしてほかの人にも配っときました。それにしても、藤井さんのブログは長い。」
そんな真剣に読まんでもいいのに。もっと、軽く。
三宅誠孝さん(元京都市議、元京都ランナーズ相談役)の話。
「私は、ガンで、昨年8月までの命と宣告を受けました。それがちょびちょび伸びて、12月のホノルルマラソンも走ることができました。今も生きていますが、もう医者はいつまでの命とは言わんようになりました。」
衝撃です。
三宅誠孝さんは、いつもおだやかで、話もわかりやすく、誇張や嘘がない信頼できる人です。どうかその調子で、ちょびちょび長生きしてください。
もし、三宅誠孝さんのことを悪く言う人がいるとしたら、その人のほうに問題があるのではと私は思ってしまいます。酷かもしれませんが、命の続く限り、どうかもう少し私たちにいろいろなことを教えてください。
子どもがいると、それだけでその場が明るくなります。
今日のようにたくさんお子さんが来てくれていると、なにかこの子たちもいっしょに楽しめることができないかと思う。
御所の中を使ったミニリレーとか、ミニ時間走とかはどうでしょう?
定期総会、懇親会が終わろうとしている時、かわいいワンちゃんを見つけた。上品な老夫婦が飼われているそのワンちゃんの名は「ろく」。メスにはめずらしい名前だと思っていたら、前に飼っておられて死んじゃったワンちゃんが「ごろう」だったのでそうつけたそうだ。
前のワンちゃんが死んだ時、悲しくてもう飼うまいと思っていたのに、知り合いが次々と紹介してくださったらしい。「ろく」ちゃんは、ちょっとだけシェパードが入っている雑種だそうだ。
「お近くですか。」と聞くと、「いいえ。近くに散歩させるいい所がなくて、ここまで車に乗せて来てるんです。」とのこと。
京都迎賓館を強行建設されたおえら方。こんな人の調査まできちんとやりましたか。一般庶民のささやかな幸せまで制限してしまう迎賓館は、いったいナニ?
老犬と老夫婦の息のあった歩みを目で追いながら、心が暖まり、また一方にはムカムカ。
「今度は、どっちが先に行く(死ぬ)のやら。」とおっしゃっていましたが、そんなこと言わず、またここでお会いしましょう。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 1 )
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コメント
早速訪問させていただきました。
ハニカミ王子の母、ランナーズ角南です。
とても内容の深い立派なブログですね。
面白いです!
私もブログ書いてるのでもしお暇があれば遊びにきてください。
今度またレースでお会いしたら声かけますね。