2009年10月04日(日)
京都走ろう会例会・10月第1日曜 [ランニング]
10時10分過ぎ、出雲路橋をスタート。
700mほど南下したところにある葵橋のたもとで、かわいいワンちゃん発見。でも、まだスタートしたところやし、立ち止まるのはもったいない。また折り返して戻ってくるので、そのときに写真撮らせてもらおう。
そう思ったのが大まちがい。丸太町橋を折り返して戻ってきたのは、その約20分後。ワンちゃんはどこにも見当たらない。「しもたー、あーあ」
しかし、しかし、北大路橋を過ぎたところで、見覚えのあるワンちゃん発見。「よかったー」
「すいません、ワンちゃんの写真撮らせてください。」
あとは、だいたいいつものバターン。名前と性別、年齢を聞き、お礼を言って追い抜いていった。
ところが、走っているうちに名前を忘れてしまった。「私たるものが、なんということを!」
「しゃーないな、名前は?でブログに載せさせてもらうか」と思いながら御薗橋を折り返してくると、なんと、対岸にあのワンちゃんの姿が。
よっぽど、「ワンちゃんの名前、なんでしたっけー」と大声で聞こうと思ったが、今日も大勢の人がおられたのでやめておいた。
対岸を見て見て、見て見て、出雲路橋ゴール。
川にジャブジャブ入って対岸に渡りたいくらいだったが、出雲路橋を渡り北上。やっと、再会できました。
「すいません、さっきワンちゃんのお名前お聞きしたんですけど、走ってるうちに忘れちゃって・・・。ブログに載せたいので・・・」
「あらー、・・・名前は『ラン』です。」
「どうもありがとうございました。」
そのあと、私は出雲路橋に戻り、橋の上からゴールしてくる会員さんの写真を撮っていた。
「あのー、なんというブログに載るんでしょうか。」
先ほどのワンちゃんの飼い主さんが、わざわざ聞きに来てくださったのだ。
「あっ、うち『京都キャロット』っていうランニング用品店してまして、そのホームページの中の『雑用係のブログ』というのを見ていただいたら・・・」
「わかりました。」
「私が入らせてもらっている『京都走ろう会』の練習会がここでありまして、いつもその様子をブログに書いてるんです。私、犬が好きなもんで、かわいいワンちゃん見つけたら必ずブログに入れてるんですよ。」
「そうだったんですか。」
「お近くの方ですか。」
「いいえ、堀川一条の近くから来てるんです。」
「ああ、それはそれは。ワンちゃんのお散歩のためにですよね。」
「そうなんです。どうもありがとうございました。」
いつも思うことだが・・・。
京都市の市街地で安全に走れるところといえば、ここ鴨川と御所くらい。それは、犬の散歩も同じこと。
今日のように、ランナー、ウォーキングの方、犬の散歩に来ておられる方でにぎわってる様子を見ると、もっともっとこういったことに予算を使ってほしいと思う。
ランナーと犬の飼い主さん、手を取り合って安全な散歩道を増やしていきましよう。
さて、話は元に戻り・・・。
今日もビブレの駐車場に車を置き、出雲路橋に向かう。
第1日曜なので、「賀茂川パートナーズ」のランナーとたくさん出会った。
今日は、ほかにもいろいろとランニングイベントがあるようだ。ぶつからないように、みなさん気をつけてほしい。
広がって走っている小学生の団体がいたので、「広がらないように、ぶつかるから!」と注意しておいた。引率者らしい大人(先生)は、ついておられない。
速く走ることの前に、社会の一員としてのマナーを学んでいってほしい。ただ走るだけの小学生は、全く無意味です。(バッサリ!)
集合場所、エノキの木陰には、もうたくさんの方が集まっておられた。
「今日、運動会のところが多いはずやのに、ぎょうさん来てはりますなあ。」
「もう、私らの歳になったら、運動会はお呼びでないしね。」
「そうそう、もし呼ばれたとしても、短距離は無理ですね。」
「そう、こけてケガがおちです。」
10kmのスタートは、暑さよけのため、橋の下からになった。ここがすべてのコースのゴールになるため、計測担当役員さんは1時間以上立ちっぱなし。いつも、お世話になります。ありがとうございます。
10kmは、全部で12、3人かな。
スタート直前、珍しい人(高校生)にばったり。いなかで、廉の2年下真樹の1年上だった川勝九平君。今日は、スキー部の対抗駅伝に来ていたようだ。いろいろとたいへんやろうけど、花背第一中の出身者としてスキー部がんばってね。(写真は撮るヒマがなかった。)
丸太町橋を折り返し出雲路橋に戻ったところ(約4.8km?)で、25分24秒。
足を痛めている割にはいいタイムじゃないでしようか。
先にゴールされた3.1kmの部の方や役員さんの写真を撮って、後半へ。
対岸を激走される、「賀茂川パートナーズ」のお二人。たしか、さっきも撮らせてもらったペアですよね。
今日は、珍しい方が「復活ラン」をしておられた。
村瀬洋子さん。
私より会員番号が若いので、かなり前からの会員さんです。
最近は役員さんとしてはよくお見かけしていたのですが、実際に走られているところを見るのは、超久しぶりのような気がします。
これが「京都走ろう会」のいいところ。
一時走れなくなったとしても、またゆっくりでも走りたくなる。なぜかそういう気持ちにさせてくれる、あたたかいフンイキにつつまれているクラブです。
そういえば、一時ばったりと姿をお見かけしなかった金辻賢次郎さん(一つ前の写真)も復活され、最近は前と同じように例会で走っておられます。「うれしい!」
私のゴールは、53分13秒。
右足の痛みと相談しながらのランだったが、まずまずのタイムにまとめました。
出雲路橋の上からの写真。
こちらは、東側。
ここから西側に戻って、今度は京都走ろう会例会のゴール前を「パチリ!」。
今日も元気な塚本政琉さんとりんちゃん。
「塚本さんの走ってはるとこ、見たいなあ。」
「そら、無理やなあ。」
「いっぺん見てみたい、塚本さんの必死の激走。」
最終走者を待っているとき、大勢のランナーが北上していった。
「これはなんですかね。」
「ああ、これね、『京都鴨川おこしやすマラソン』ですわ。」と私。
「ほー、それはどこがやってるんですか。」
「Fランさんていうインターネットのランニングクラブが始めはったみたいですよ。そやから、出てはる人も若い人多いでしょう。」
「なるほどね。今はインターネットですか。京都走ろう会も、もうちょっと若い人が入ってきてほしいね。」
「ほんまですわ。でもね、いつ来ても、必ず知ってる人がいてくれはるんはうれしいですよ。」
「わしら、京都走ろう会ができたときからのメンバーやからね。まだ、生きとるんかいなと思われてるやろな。」
「そんなことないですって。」
なかなか奥の深い会話でした。
「京都鴨川おこしやすマラソン」の一行の中に、女優・由美さん発見。どこかで折り返して戻ってこられるはずなので、写真を撮らねば。私ら親子のブログファンと言ってくれてはる人やから。
北大路橋まで戻り対岸に渡り、戻ってくるランナーを待ち構えた。
ところが、待っても待っても由美さんは来ない。
私の集中力は30分まで。
「いや、キャロットさん!」
気がつけば、目の前に由美さんが立っておられた。
「待ってたんですよ。」
「えー、私が出ることなんで知ってはったん。」
「さっき、出雲路橋の下、通らはりましたやん。」(私は、女優・由美様のストーカーではありません。)
「いや、そうやったん。」
「写真、撮りまっせー。」
「あっ、ちょっと待ってね。私のこと、『女優』って書いてくれてはるみたいやね。」
「そうですよ。」
「まあ、女優にもいろいろあって、○○さんも女優やし・・・」
これ、ひょっとして、由美さんの「決めポーズ」。
私には、ウサイン・ボルトのポーズに見えてしまうんですけど・・・。
「ブログの感想は、またゆっくり口で言わしてもらうわね、口で。」
はい、よろしくお願いします。顔を洗って、お待ちしています。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
ランちゃんの飼い主さん、コメントありがとうございます。
川の対岸に、ランちゃんたちを見つけたときは本当にうれしかったです。「たのむし、曲がらんと出雲路橋まで戻ってきてくれー」と願いながら走っていました。
ひとつおもしろい話を書き忘れていました。
御薗橋を折り返してから、ランちゃんを探していて、似ているワンちゃんに出会いました。連れておられる方が男の方だったので、まさかとは思いましたが念のため聞いてみました。
「さっき、写真を撮らせてもらった8歳のワンちゃんじゃなかったですかね。」
「いえ、ちがいます。」
「ワンちゃんのお名前は?」
「たろうです。」
「そっか、男の子か。たろうちゃん・・・」と呼んで、手を出したとたんに「ガウガウがウ」。もうちょっとでかまれそうでした。
「うちの犬もこんなんですねん。」
ほんとにうちの「きく」は、女の子なのに気性が荒いんです。ランちゃんみたいな穏やかなワンちゃん、いいですね。
でも、あとでよく考えたら、かなりの距離の散歩でしたね。あんなに長い時間、嫌がらずによく歩くワンちゃんなんですね。
また、お会いできればうれしいです。
トップの犬の飼い主です。
この度は、ブログに載せていただきありがとうございました!
マラソンがんばってください。