2021年06月18日(金)
自分好み [雑感]
◎京都新聞6月18日 「凡語」
「あなた好みに・・・」なんて聞くと昭和の歌謡曲みたいだが、一人一人の好みや要望に合わせるオンデマンドのサービスが身近に広がっている▼好きな時に選んで見られる映像配信や、お薦め商品が次々に提案される通販サイトが代表例だろう。過去の視聴や買い物の傾向を自動解析し、昔なじみの料理屋や衣服店のように自分用があつらえられる▼ただ、好み優先の弊害も無視できなくなっている。ニュースアプリ「グノシー」は今年から、社会性の高い重要ニュースを選定して全利用者に配信し始めた。好みに従うだけでは特定分野に偏るからだという▼懸念されるのは、自分と同じ考えばかりネット上などで見聞きするうち、それだけが正しいと思い込む「エコーチェンバー」現象だ。違う考えの人と意思疎通をしなくなり、社会の分断を深めていると指摘されている▼米国では、保守派とリベラル派の記事を読み比べられるアプリも登場した。多様な意見を認めて比較、検討し、一致点を探るという民主主義の基盤が揺らいでいるとの危機感からだろう▼日本の言論の府も、自説ばかりを繰り返し、異論や批判に耳を傾けようとする姿勢を欠いているようにみえる。政治家と支持者の間で「自分好み」の主張をキャッチボールするだけでは理解は広がらない。
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京都新聞の第一面の下に、「凡語」という欄がある。毎日新聞なら、「余録」。
ここはおもしろいので必ず読む。今日もええことが書いてあった。
短く言えば、「自分の好きなことばっかりはあかんでー」ってこと。
私のことを左翼と勘違いしている方があるが、ほんま、左翼が笑う。
私のヤフーニュース欄に頻繁に登場するのは、政治的なことはほとんどなく、「ランニング」と「ヤクルト」と「犬・猫」、ときどき「ゆりやんレトリーバァ」。これのどこが左翼やねん!笑笑
ヨメさんが、「前は、走るのもヤクルトもそれほどでもなかったのになあ。このごろきつなってきたなあ。なんか、中身変わったん?」とか言う。
たぶん何も変わっていない。歳とってしもて、いろんなところに興味が向かんようになっただけでしょう。
今の自分にできることが、走ったり、ヤクルトを応援したり、犬や猫をかまったりすることくらいになってしまったということですね。
「そんなヒマがあったら、私が喜ぶようなことを考えんか」とヨメさんが嘆く。
そうやね。
「自分好み」ばかりではなく、ますみちゃんが喜ぶことを、ひと月に1個でもせなあかんね。
真剣に考えよう。
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【今日のきくみー】
今日、きくちゃんは車いすを使って野菜自販機まで往復したらしい。
後ろ足はかなり弱ってきたけど、まだ前足はしっかりしている。
できるだけ自分の力で歩いたほうがいい。
がんばって!
今朝、私がバイトに出かけるときのみーちゃん。
このあとカリカリ入れのふたが開いていたようで、ヨメさんが起きてくるとカリカリカリカリと食べていたらしい。
きーつけなあかんな。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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