2021年06月29日(火)
「みるく世の謳(うた)」 [沖縄]
◎琉球新報 2021年6月12日
2021年度沖縄全戦没者追悼式 平和の詩 「みるく世の謳」全文
みるく世の謳(うた)
宮古島市立西辺中学校二年 上原 美春
12歳
初めて命の芽吹きを見た。
生まれたばかりの姪は
小さな胸を上下させ
手足を一生懸命に動かし
瞳に湖を閉じ込めて
「おなかすいたよ」
「オムツを替えて」と
力一杯、声の限りに訴える
大きな泣き声をそっと抱き寄せられる今日は、
平和だと思う。
赤ちゃんの泣き声を
愛おしく思える今日は
穏やかであると思う。
その可愛らしい重みを胸に抱き、
6月の蒼天を仰いだ時
一面の青を分断するセスナにのって
私の思いは
76年の時を超えていく
この空はきっと覚えている
母の子守唄が空襲警報に消された出来事を
灯されたばかりの命が消されていく瞬間を
吹き抜けるこの風は覚えている
うちなーぐちを取り上げられた沖縄を
自らに混じった鉄の匂いを
踏みしめるこの土は覚えている
まだ幼さの残る手に、銃を握らされた少年がいた事を
おかえりを聞くことなく散った父の最後の叫びを
私は知っている
礎を撫でる皺の手が
何度も拭ってきた涙
あなたは知っている
あれは現実だったこと
煌びやかなサンゴ礁の底に
深く沈められつつある
悲しみが存在することを
凛と立つガジュマルが言う
忘れるな、本当にあったのだ
暗くしめった壕の中が
憎しみで満たされた日が
本当にあったのだ
漆黒の空
屍を避けて逃げた日が
本当にあったのだ
血色の海
いくつもの生きるべき命の
大きな鼓動が
岩を打つ波にかき消され
万歳と投げ打たれた日が
本当にあったのだと
6月を彩る月桃が揺蕩(たゆた)う
忘れないで、犠牲になっていい命など
あって良かったはずがない事を
忘れないで、壊すのは、簡単だという事を
もろく、危うく、だからこそ守るべき
この暮らしを
忘れないで
誰もが平和を祈っていた事を
どうか忘れないで
生きることの喜び
あなたは生かされているのよと
いま摩文仁の丘に立ち
私は歌いたい
澄んだ酸素を肺いっぱいにとりこみ
今日生きている喜びを震える声帯に感じて
決意の声高らかに
みるく世ぬなうらば世や直れ
平和な世界は私たちがつくるのだ
共に立つあなたに
感じて欲しい
滾(たぎ)る血潮に流れる先人の想い
共に立つあなたと
歌いたい
蒼穹(そうきゅう)へ響く癒しの歌
そよぐ島風にのせて
歌いたい
平和な未来へ届く魂の歌
私たちは忘れないこと
あの日の出来事を伝え続けること
繰り返さないこと
命の限り生きること
決意の歌を
歌いたい
いま摩文仁の丘に立ち
あの真太陽まで届けと祈る
みるく世ぬなうらば世や直れ
平和な世がやってくる
この世はきっと良くなっていくと
繋がれ続けてきたバトン
素晴らしい未来へと
信じ手渡されたバトン
生きとし生けるすべての尊い命のバトン
今、私たちの中にある
暗黒の過去を溶かすことなく
あの過ちに再び身を投じることなく
繋ぎ続けたい
みるく世を創るのはここにいるわたし達だ
(県平和祈念資料館提供)
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6月23日「沖縄慰霊の日」、糸満市の平和祈念公園では毎年五千人規模の追悼式が行われている。しかし新型コロナの影響で、昨年は約160人、今年はさらに縮小されてとり行われた。
毎年県内の学校の児童・生徒から「平和の詩」を募っている。今年も1500点の中から、宮古島市の中学校2年の上原美春さんの作品が選ばれた。
「みるく世ぬなうらば世や直れ(平和な世がやってきて、みんなの暮らしが良くなりますように)」。祖父の奏でる三線と歌が大好きで、詩では宮古民謡の「豊年の歌」の一節を引用した。
私もいつかは三線をしっかりマスターして、平和の礎の前で弾いてみたい。
上原美春さんが朗読していたのは午前11時過ぎ。
そのころ、私は読谷村に入ったばかり。1945年4月1日、米軍が上陸した場所の近くを走っていた。
私は走ることくらいしかできないので、毎年沖縄慰霊の日には「平和・憲法九条」ののぼりを背負って沖縄を走る。
上原美春さんが言うように、「みるく世を創るのはここにいるわたし達だ」という思いを込めて。
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2021年06月28日(月)
第138回勝手に国労応援ラン [ランニング]
今月はJRの駅まで走る余裕がない。
こういう時は、電車仲間(?)の叡山電車で代用。
午後4時50分スタート。
バッグを背負っているのは、帰りにアイスを買ってこようと思って。
うちから200mのところにあるねむの木。
花が満開。
北稜高校生に会うかなあと思ったが、まだ下校時間には早かったみたい。
線路に沿って東へ。
ジャングル柄の電車に会うと「ラッキー!」という気分。
岩倉駅で約2.3km。
ここを右折すると洛北中学校。
ちょうど下校時間だったようで、たくさんの中学生とすれちがった。
同志社小学校の横を通って宝が池通りへ。
ここらはひっそりしていた。
宝が池通りまで来ると、人通りが多くなる。
まあ、ここが岩倉で一番にぎやかなところですから。
白川通を南下し、宝ヶ池駅へ。
ここまで4.25km、29分。
ここで折り返し。
宝が池通りの直線。
人がいませんねえ。
地下鉄・国際会館駅。
「あれっ」と思うくらい人がいない。
お目当ての「シャトレーゼ」に到着。
ここまで6.42km、44分半。
パッパッパッと買って、バッグに詰め、再スタート。
帰りに会った電車はシンプルなデザイン。
これはこれでめずらしい。
またねむの木の花を撮る。
変わった花ですね。
「シャトレーゼ」から家まではちょうど2km、14分。
またまた町内猫パトロール。
今日の門番はぷーぷー。目細いね。
もっといっぱい買いたかったが、今日はこれだけ(710円)。
次に行くときは、いっぱいいっぱい買おうっと。
今日は鍼灸のお客様が夜7時からということで、6時20分ころから早い晩ごはん。
ヨメさんは短時間でちゃちゃっと作ってくれた。
私の好きなもんばっかりで、おいしかったー。
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順番逆ですけど、午前中にもちょっと走った。。
JA、郵便局、銀行に用事があったので、バッグに通帳や振込用紙や現金を詰めて。
まずは、JA市原野。
ここで医療共済の振り込み。
川を渡って、郵便局へ。
叡電・市原駅に、ちょうど電車がとまっていた。
まだ崖崩れが治っていないので、ここが終点になっている。
郵便局で、税金や健康保険料を振り込み。
銀行にはもう振り込むお金がなくなり、通帳記帳だけ。
いろいろ引かれてました。
普通に帰ったら4kmほどにしかならないので、遠まわりして帰る。
これで5km。
背中に汗びっしょり。
バッグを背負って走っている人をよく見かけるが、こんなに汗をかくときついですね。私には無理かなあ。
今日は、午前に5km午後に9.4kmで、合計14.4km。
月間走行距離も300km突破。何年ぶりでしょうね。
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2021年06月27日(日)
5km以下から10km以上へ [ランニング]
薄底のシューズが好き。
そんなシューズで、5km以下の短い距離をぶっ飛ばすのが好き。
でも、そんなことばっかり言ってるからウルトラの関門に引っかかるんですよね。
上半期は、主にトラック5000をがんばった。
下半期は、12月に復活が期待される「沖縄100K」の完走を目指す。
そのためには、厚底シューズでできるだけ長い距離を走る練習をしなくては。5km程度の練習ではどうにもならん。せめて10kmくらいは普通に走らないとね。
ウルトラ仲間のねこ4さんは、毎週末に一人で30km走をされている。キロ8分ペースとおっしゃっていたので4時間ほど。
これは、私にはとてもまねのできないこと。その代わりに長い距離のレースなどを探して、練習のつもりで出るしかない。
そうしよう、そうしよう。
今日は静原へ。
午前11時前スタート。
日曜なので車が多い。
「西陣織ネクタイ協同組合」のあたりからは歩道もないので、気を付けて走らなければならない。。
静原の最初の方の空き家らしきところで、私の猫センサーがピピッ。
前もここで猫ちゃんを見たが、空き家なのに誰がエサをあげているのだろう。
「ほっとする里 静原」ポール前で5km、31分47秒。
6分21秒ペース。
ずっと上りなのに、もうこれくらいで走れるまで回復した。
ここで折り返し。
下りは5分半ペースくらいで行けるかな。
二ノ瀬トンネルとの分かれ道で7.5km。
家まであと2.5km。
家まであと500m。
長代川に沿って走る。
我が家到着10km、59分10秒(27分23秒)。
帰りの下りは、キロ5分28秒ペースで行けた。
また町内猫パトロールへ。
何びきかに会ったのだが、家の庭とかで見たので写真は自重。
アジサイ前で自撮り。
青Tシャツは、白に比べると細く見えるみたい。
これからは、できるだけ10km以上走るようにしよう。そして、時々20km以上も行けたらいいな。
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2021年06月26日(土)
多田・デーデー馬単に1000円 [陸上競技]
◎毎日新聞 2021/6/25 23:57
デーデー・ブルーノ大健闘「2番はうれしい」 男子100m決勝
陸上の東京オリンピック代表選考会を兼ねた日本選手権は25日、大阪市のヤンマースタジアム長居で男子100メートル決勝があり、デーデー・ブルーノ(21)=東海大=が10秒19で2位に入った。
学生アスリートが並み居る9秒台の選手らを相手に大健闘した。10秒19の自己ベストで2位に食い込んだデーデー・ブルーノは「目標は5番以内だったので、2番に入ったのはすごいうれしい」と喜んだ。
多田修平(住友電工)が先行したが、「中盤から自分が抜けてきているイメージができていた。焦らず力まず、楽に走れた」と振り返った。
ナイジェリア出身の父を持つ21歳は東京五輪参加標準記録(10秒05)を突破しておらず、この種目での五輪代表の座は極めて厳しいが、次代を担うホープとして名乗りを上げた。【新井隆一】
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昨日の夜、「日本選手権・男子100m決勝」をテレビ観戦。
「結局、桐生君とサニブラウンかなあ」とヨメさん。
「いやいやいや、ここは多田・デーデー馬単に1000円」と私。
「なんでもかんでも競馬みたいにしたらあかんわ」とヨメさんが憤慨していた。
8時40分ころ、スタート。
「行け―、デーデー!」
「あー、多田1位。デーデー、ほんまに2位に来よったー。万馬券か!」
ヨメさんは、なんでも「おちょくる」のが大嫌い。私の競馬のような予想が、ズバリ的中しても「あほやなあ」みたいな顔をして見ていた。
私の経験浅い勝ち馬投票は、まずは一番に好きな馬を選ぶ(騎手も重視。)
好きな理由はなんでもよろしい。
また、迷ったときは「実績よりも昇り馬を選ぶ」のが鉄則。
今回出走した中で一番のお気に入りは、正体不明のデーデーブルーノ。最初見たとき、カール・ルイスの親戚かと思いましたわ。
騎手(?)は、あの高野進氏。
人気薄なので、上位に食いこむと高配当(?)が狙える。
1位は無理でも2位には来るかもしれないとひらめいた。
本命は山縣か多田。(桐生、サニブラウンは初めから外していた。)
末續さんは、多田が準決勝のゴール前で力を抜いて流したことをマイナス評価されていた。最後まで力を抜くことなくゴールした山縣選手を本命に押されていた。
でも私はその正反対。
いつもゴール前でかわされて2位が多かった多田選手が、自信たっぷりの表情でゴールした。「今までの自分とは違うんだ」と言わんばかりに。
これで私は山縣を捨て、多田を本命にした。
1着多田2着デーデーの馬単1点買い。
そのたった一つだけの組み合わせが、見事的中して自分でも怖かった。
8頭立ての2番人気と6番人気くらいの組み合わせやから、これは高配当。
えーと、1000円が最低でも50倍くらいで50000円くらい・・・。
このバチあたりめ―!
この先、デーデー選手が走るのを何度も何度も見てみたいと思った。
※馬単(うまたん)とは「選んだ2頭の馬が、1着、2着で(指定した順番通りに)ゴールすれば的中」という買い方です。正式名称は「馬番号二連勝単式勝馬投票法」と言います。
選んだ2頭が、1,2着と着順通りにゴールしなくても組み合わせだけ当たればよい「馬連」に比べて、配当は高いものの当てにくいため、いきなり初心者が買うには少しハードルの高い馬券です。
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【今日のきくみー】
火曜日に休ませてもらったので、今日は臨時バイト。
そこに、ヨメさんがきくちゃんのかわいい写真を送ってきた。
今日は、車いすなしでぎょうさん歩いたらしい。
この写真は、昨日私が撮ったもの。
きくちゃんは、ほんまにかわいいモデルさんです。
これは、昨日ヨメさんが撮ってくれたみーちゃんの写真。
ちゅーるに誘われて、初めて私のヒザの上に乗りました。
もうちょい、もうちょい。
これは、今日私が出かける時。
朝6時前から、みゃーみゃーゆうてます。
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【RUN】
これも昨日のこと。
ちょっとだけでも走ろうと、夜9時前に町内コースへ。
今日はお腹を引っ込めて・・・、上手に撮れたかな。
1kmアップのあと、町内2kmを12分40秒(6分36秒、6分09秒)。
そこそこ走れるようになってきた。
もう1周したとき、黒猫ちゃん発見。
暗くてよく分からなかったけど。
車の下にも猫ちゃんが。
だれやったっけなー。
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2021年06月25日(金)
第9回一人沖縄平和ラン・続き [ランニング]
朝5時半起き。
着替えて、バナナ食べて、バス停へ。
起きたときはかなり降っていたが、家を出る時は小降りになっていた。
5時56分のバスが時間通りに到着。これはめずらしい。
走るかっこうのままなので、バスの冷房はこたえた。
バスの中でパン2個を食べた。
県庁北口に時間通り、7時27分に到着。
雨がまたきつくなっていたので、ビニールのカッパをはおる。
雨のせいか人通り少なく、ちょっとさびしいスタートになった。
当初の予定では初めから「900ラン+100ウォーク」で行くつもりだった。しかし、午前中は雨で午後から晴れる予報。これなら、涼しいうちに走れるだけ走っておいた方がいい。
県庁前から泊港へ。
ここからはずっと国道58号線。
赤信号によくかかってしまったが、だいたいキロ8分ペース。
スタートして最初の米軍基地。
島の中に基地があるというよりも、基地の中に島があるという感じ。
米軍基地の写真はもう撮りあきた。
小降りなってきたので、10kmを過ぎたらビニールカッパを脱ごうと思っていた。ところが、10km過ぎたあたりでまた雨がきつくなってきた。
カッパは脱げん。
15km、北谷のあたりでは大雨。
だんだん雨がTシャツにしみてきて、寒いくらい。
まあこの涼しい間に、きっちり距離を稼いでおく。
20kmまでは休けいなしで、2時間37分。
せっかくマスクをして走っているのに、雨のせいか全然人に会わない。
21kmを過ぎて、初めての休けい。
背負っていたのぼりを初めておろす。
あったかいコーヒーとチンしてもらったカレーパン。
うまかったー。元気出てきたー。
13分も休んでしまった。
あまり休み過ぎると、次に走り出すのが億劫になってしまう。
やっと小降りになってきた。
でもまたきつくなるかもしれないので、もうちょいカッパは着たままで。
思い出のファミマ。
第1回で小橋川さんが待っていてくださったところ。
今回はここには立ち寄らず。
柴犬、秋田犬の2頭立て。
かわいいので写真を撮らせてもらった。
沖ハムのぶーちゃん。
ここは必ず写真を撮るところ。
走っていると、こういうのがけっこううれしい。
かかしが立っていてもうれしいくらいですから。
正午になるので、いったん止まって黙とう。
藤井勘六さんが戦死したと思われる南の方角を向いて。
そのちょっと先、琉球村の入り口で30km。
ここまで4時間16分なら、いつもより速いのでは?
もうカッパを脱いでもだいじょうぶでしょう。
持ってきていたジェル系食品を補給。
また14分も休んでしまった。
これを10分くらいに縮められるといいんですけど。
海が見える元気が出てくる。
自転車のお兄さんが声をかけてきた。八重瀬町から名護まで行く予定だそうだ。
「私も毎年『慰霊の日』に走ってるんですよ」と言うと、「がんばってください」と言って走って行かれた。
そのちょっと先で車がとまり、「楚辺ポーポー」の差し入れ。
めっちゃうれしい。
恩納村の「おんなの駅」で34kmちょっと、5時間03分。
ここらで予定の半分は超えたはず。
旧国道とバイパスの分かれ道。
今年は旧国道をゆっくり行くつもりだったが、割と元気だったので殺風景なバイパスをチョイス。
そしたら、ごほうびのかわいい猫ちゃん。
のぼりを背負って走っている変なオッサンなのに、こわがらなかった。
いい猫ちゃんです。
休けいした時間を除くと、だいたいキロ8分弱のペースで走れている。
こんな立派なホテル、去年はなかったような・・・。
今、沖縄のホテルはコロナで大変でしょうね。
この何もないところを走るのは精神修行みたいなもん。
心の力が付きます。
名護まで、あと28km。
ということは、沖縄県庁からの総距離は67kmくらいになる。
海が見えると、心が和む。
遠くに伊江島タッチューもかすかに見えている。
今年は車の数もかなり少ない。
平和アピールランとしては、ちょっと残念。
次のバイパスはやめておいた。
旧国道の方へ、左折。
フルマラソンの距離42.195地点で6時間13分くらい。那覇マラソン、おきなわマラソンの制限6時間15分クリアです。
左折して初めての自販機前で休けい。
去年はここらでもうフラフラだった。それに比べれば、今年は何倍も元気。
自販機が置いてあるのは小さな町工場前。
私が地べたに座って休んでいると、その町工場のおじさんが自販機のコーヒーを買ってられた。「自分とこのコーヒーを自分で買ってはるんやなあ」と見ていたら、私の方に近づいてこられ「どうぞ」と。
こういう何気ない心遣いが「しみる」。
ありがとうございました。
陽射しが出てきたので、百均で買った日よけを装着。
軽くてそんなに気にならないので、これは買って正解だった。
ここから、「900ラン+100ウォーク」開始。
おっ、猫ちゃんも応援。
ちょっときつい系の顔やけど、三毛やから女の子ですね。
「がんばって走るわー。」
45kmまで来た。あと22km。
日が照ってきたが、むし暑さはない。
いつもの年よりずっと走りやすい。
まっ、お決まりのきれいな花の写真も撮ったりして・・・。
真樹から「応援に行く」ラインあり。
「切ってある果物、持ってきて」と頼んでおいた。
「お菓子御殿」前通過。
この先がバイパスとの合流点。
気持ちよく走れる道。
ずっとこんな道が続くとありがたいんですが。
真樹と真樹友のけいすけ君、到着。
頼んでおいた「パイナップルの切ってあるやつ」を持って。
これはうまい。
これは食べやすい。
これは力が出る。
ありがとね。
3人で記念写真。
ヘロヘロになっていないパオパオの姿を見て、真樹も安心したでしょう。
第1回の時に、SOS状態になってしまったみゆきピーチ前。
今年は元気ですよー。
日よけも活躍。
前からこれをしていたら、ヘロヘロ度も少しはましだったかも。
恩納村立安冨祖小学校前。
子どもたちの絵を見ていると元気が出る。
かりゆしビーチ前で55km。
ここを過ぎると恩納村から名護市になる。
あと12km。
この少し先で、比嘉増美さんからライン。
応援に来てくださるみたい。
また元気が出る。
頭がボーっとしていたら、人と見間違うイルカ像。
毎回毎回見間違うって、私もアホですね。
58km地点あたりでサプライズ!
軽自動車を運転しながら手を振る女性あり。
最初は「応援してくれてはんにゃ」くらいに思っていたが、あの車には見覚えがあった。ひょっとして・・・。
なななんと、「きっと屋キッチン」店長のテンコさん。まさか、まさか。
南向きに車をとめたあと、道路を横断して追いかけてきてくださった。
「パンを食べてもらおうと思って、持ってきました。」
「えっ、わざわざ。ありがとうございます。」
「飲み物もいりますよね。」
「どこかで買います。」
そう言ってお別れしたのだが、しばらくして今度は飲み物を買ってきてくださった。
9年前からの知り合いとは言え、私は年に数回利用させてもらっているだけのただのお客さん。こんなにしていただくとは夢にも思いませんでした。
「一人沖縄平和ラン」のことを毎年報告していたのがよかったのかな。ほんとうにほんとうにありがとうございました。
高速道路の出入り口の手前で60km。
いつもなら、ここらで暗くなる。
しかし、今年はまだ午後5時半にもなっていない。
「あかるーい!」
高速道路の高架下で、テンコさんのパンをいただいた。紅イモあんのあんぱん。おいしかったー。
そのちょうどお向かいに、かわいい猫ちゃんが2ひき。
「残り7km、しっかり走るでー。」
また比嘉増美さんからラインがあったので、「高速出口です。あと7キロがんばります」と返しておいた。
太陽がまだあんなに高い。
9回目にして、「明るいうちにゴール」が確実になった。
湾岸沿いの道路では何名かのランナーに会った。
かわいい中学生らしき子たちも走っていた。
市街地に入り、残り2kmくらいのところで比嘉三雄さんが迎えに来てくださった。
フクギの並木で車道を走る車からの応援も期待薄のところなので、これは心強くなった。三雄さん、ありがとうございます。
市役所向かいのゴール前には、比嘉増美さんと仲村さんが待っていてくださった。
「うちの庭に咲いていたひまわり。さっきとってきたばかりです」と増美さん。
そのひまわりを持って走っているところを仲村さんに撮ってもらった。
去年も同じところにゴールしたのだが、誰もいない暗い所にゴールだった。
今年は大ちがい。
ひまわりを持って笑顔のゴール。
ちょうど67km、10時間55分56秒。
あぐー豚像前で、増美さんが用意してくださったスイカをみんなで食べながら歓談。
3人で記念写真。
増美さんは恥ずかしがって入ってもらえなかった。残念。
「車で送りましょう」と言ってくださったが、「歩いたほうが足のためによさそうなので」とご遠慮させてもらった。
増美さんからいただいたおみやげを持って、真樹のところまで1.4km。
お疲れさんでした。
はんぺんのお出迎え。うれしいねえ。
真樹が「完走祝い」のお寿司を買ってきてくれた。
「セットの中にいいのがないなあ」と昨日ぼやいていたら、ウニ、イクラ、甘エビを別注してくれていた。うれしいねえ。ありがとね。
来年は「一人沖縄平和ラン」10周年。
南部は一度も走っていないので、糸満市の平和の礎をスタートして名護まで走りましょうかねえ。
いったい何キロになるんかねえ。
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2021年06月24日(木)
一夜明ければ [沖縄]
67km走って、一夜明ければ・・・。
今年は今までで一番体調が悪かったのに、ダメージは一番少なかった。
ゴール前にいただいたひまわりの花。
真樹が、焼酎のビンにさして飾ってくれた。
きれいやねえ。かわいいねえ。(写真も真樹が撮ってくれた。)
「慰霊の日に『平和・憲法九条』ののぼりを背負って走るのは9年連続です」と言うと、「新聞社などに取材に来てもらばいいのに」とおっしゃる方があった。
いやいやいや、取材してもらうために走ってるわけじゃないんです。
一番は、私の実家の本家の藤井勘六さん(父のいとこ)が沖縄戦で戦死されたので、それに対して何かをしたいと思ったこと。
次は、私が走ってるのを真樹が喜んでくれていると思ったこと。
これくらいなんです。
これでは取材のし甲斐がないですよね。
たぶん「ただ走りたかっただけです」と口走って、ヒンシュクを買ってしまうのがオチです。まっ、当たらずといえども遠からず。
昨日走っている途中でいただいた3個のパンが食べきれなくて、2個を腰にぶら下げてゴールした。それを真樹と半分こして今日の朝食。おいしかったー。
はんぺんはリラックス。
でも、はんちゃんぺんちゃんとは仲良くなるヒマがなかったなあ。
当分沖縄には来れそうにないしなあ。また一からやね。
バイバイ。
今日は真樹のバイトがない日だったので、JAと道の駅・許田まで送ってもらった。
JAではマンゴーの小さいやつ、道の駅ではサーターアンダギーがお目当て。マンゴーはいいのが見つかったが、サーターアンダギーのお店は定休日。ガックリ!
真樹は「空港まで送ったげる」と言っていたのだが、そこまでは気の毒なのでここで帰ってもらった。
私はここからやんばる急行バスで空港へ。
道の駅が改修中で、バス停がとんでもないところに移動。
「こんな周りに何にもないとこはきついなあ」と思っていたら、突然の雨。急いで持ってきていた折りたたみ傘をカバンから取り出したが、もうすでにビチョビチョ。小さい傘だったので、そのあとも降り続く雨で私もカバンもえらいことになってしまった。
11時53分のバスが9分遅れで到着。
「屋根がなくてずぶぬれになりました」と運転手さんにクレームを。
「今、改修中なんで・・・」で終わり。
空港についてもまだ雨が降り続いていた。この時期だからまだよかったものの、体が冷えてカゼをひくところだった。
昨日走っている途中でいただいた「楚辺ポーポー」。ありがとうございました。今日のお昼ごはんにさせてもらいました。私の好きな黒糖味で、おいしかったー。
思い返すと、この4日間ずっと雨。めずらしいこと。
まあ、涼しくて過ごしやすかったですけど。
神戸空港から、午後5時ちょうどのポートライナーに乗れた。
2時間くらいで帰れるかと思っていたが、乗り継ぎがあまりうまくいかず、家に着いたのは7時25分ころ。
道の駅・許田から7時間半。名護から京都に帰るのは一日仕事です。
私が家に着き、玄関で荷物の整理をしているとき、みーちゃんがずっと待っていてくれたらしい。
かわいいねえ。
今日の晩ごはんは、私が沖縄で買って来た中味汁ともずく。
ヨメさんがおいしく作って出してくれた。
ごちそうさまでした。
デザートもおいしかったー。
愛情やね。
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【RUN】
「バイト日以外は走る」と決めているので、夕食後にちょっとだけ。
痛いところもあるが、ゆっくりなら走れる。
キロ8分ペースで2kmだけ。
体重かなり減ってるのに、お腹ポッコリに写ってる。
おかしい。
写真を撮るときは、スラリと写るように気を付けよう。
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