2020年03月30日(月)
店じまい終了 [雑用]
「京都キャロット」が京都産業大学の正門の近くに引越してから13年。
13年前は店長45歳、私51歳、廉15歳、真樹12歳、きく2歳。
ほえー、そんなたったんや。
借りていたお店を出ることになり、きれいさっぱりと片付けなくてはならなくなった。最盛期に比べると、すでに商品の量は10分の1くらいに減っていた。ただし、商品以外の物がいっぱいいっぱい。
先日から知り合いの方に助けてもらって、大物は処分できたのだが、まだまだ処分するものが残っていた。
「あとは倉庫に置いていた家庭ごみやから、クリーンセンターに持ち込もう。」
いなかに帰り、父の形見ともいえる軽トラを借りてきた。
1回目に重そうなものばかりを積んでいくと、200kgを超え4000円。それでも積んでいったものは全部処分できた。
2回目は「あかんと言われるかもしれんけど、持っていくだけ持って行ってみよう。」
結果、全滅の出戻り。
「しょうがないし、いなかの家に持って帰ろう。」
重いものもあったので、橋を渡って家の真ん前まで。
荷物を降ろして、兄の家に軽トラを返しに行こうとすると、草で滑ってタイヤ空回り。
「この軽トラ、おじいさんが乗ってたやつやから4WDのはず。切り替えスイッチって、どこやったかいなー。」
ところがなんぼ探しても見つからない。
兄の家まで走って行って聞いてみると、「シフトレバーの頭についている赤いスイッチ」とのこと。
戻ってみたら、すぐに分かった。
4WDに切り替えたら、楽勝。滑る草の上もスイスイ。
父がこの車を買って間もない時のことを思い出した。
ある冬の日、街に出て帰ろうとした父が「車が雪で滑って峠を上がれん」と言ってきた。ここでなぜか「ますみ救助隊」が出動。
父もやっぱり、4WD切り替えスイッチが分からなかっただけだった。それでも、ヨメさんは「私がおじいさんを助けてきた」と自慢していた。
いい思い出です。
これで3月最終日に1日の余裕をもって、店じまい終了。
13年間(通算32年間)、ご苦労様でした。
さて、次はなにをしましょうかねえ。
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【今日のきく】
今日も坂を元気に駆け下りるきく。
下りは強い。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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