2019年10月11日(金)
教えをたれる [ランニング]
「峨山道トレイルラン」のホームページに、写真を載せてもらいましたよー。
「峨山禅師の高徳を偲ぶ」というのが大会の趣旨なので、この修行僧スタイルがたくさんおられるのかと思ったらそうでもなかった。私の知る限りでは、去年も今年も一人もかぶっていなかった。
おもしろいことがあったんです。
「教えを乞う」の反対は「教えをたれる」でいいんかな。
50kmでリタイアして、ゴール地点まで運んでもらい、山越・内田のエリートペアと歓談していたときのこと。
その時、私の方につかつかと近寄ってくる青年あり。
「あのー、教えてもらいたいことがあるんですが・・・。」
「はい。」
「そのかっこうでトレイル走れるんですか。」
「走れますよ、普通に。」
「バッグは?」
「ああ、私バッグは苦手なんでこのウエストバッグで。」
「えっ、これに食べ物入ります?」
「これで十分です。食べたんはビスコだけで、ほとんどあまってしまいましたわ。」
「そうなんですか。」
「ぜひ、今度はこの修行僧スタイルで出てください。」
その青年は半ば呆れたような表情で帰って行かれた。
そのあと、内田さんの解説。
「あの人、ダントツ1位で入られた板垣さんです。2位と30分近く離れてたんじゃないかなあ。」
「えっ、そんな人が私に・・・。」
あとで調べると、8時間24分18秒で優勝された板垣渚選手(滋賀)。2位とは27分差でした。
たぶん、私の半分以下の年齢でしょう。
そんな方に「教えをたれる」とは、ちょっといい気分。
私は「峨山道トレイルラン」の名物ジイサンになれるかも・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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