2018年06月10日(日)
第26回みかた残酷マラソン・ますみきく編 [ランニング・出張販売]
朝7時半ころ、着ぐるみを着た中学生がアンケートを取りに。
「『どうしてそんな痛いかっこうをしてるんですか』って聞きに来たんか」と言うと困っていた。
「写真、ブログに載せてもいい?」と聞くと、また困っていたが最終OK。孫でもいける歳の差です。
スタート地点に写真を撮りに行くと、ちょうど雨がきつくなってきた。走る人たちには恵みの雨だが、出店しているものにとっては涙雨。コスプレランナーにとっては、やっぱり恵みの雨でしょうね。
ピカチュウますみは、先頭から5分後くらいにスタートラインを通過。
練習が全然できていないのと、心臓が痛むのが心配。不安の中のスタートだったが、最初は大勢の人にまみれて走れるので、まあまあ楽に走れるでしょう。
スキー場への上り口が、たしか6km地点くらい。
きくを連れて応援へ。
9時半ころから待機して、知り合いの応援。
きくは飽きてきたのか、ランナーにお尻を向けてすわってしまった。
大会実行委員長・久保井洋次さんも通過。
9時50分過ぎ、やっとピカチュウますみの姿が。
前にも後にもランナーの気配なし。
最後尾独走ですか?
笑顔できくちゃんに近づくピカチュウますみ。
きくちゃんは無反応。
誰かよく分からなかったみたい。
「どこかで聞いたような声とニオイ・・・。」
「ちょっと走り!」と促すと、「走らせてもらいまっさー。」
「しっかり走ってねー」と見送った。
きくをテントにつないでいると、隣の出店のおねえさんがかまいに来られた。
「すいません、かむんですー。」
「こんなかわいい顔してるのに・・・。」
「そうなんですよ。犬好きの人はみんなだまされて、えらい目にあってはるんです。」
そう言っても、そのおねえさんはあきらめずにチャレンジされていた。
そしてついに、「ガウガウがウ!」
おねえさんはのけぞって、後ろに倒れそうになっておられた。
そんな目にあわされても、上着で自分の手を覆ってきくを触ろうとしておられた。そこまでしてくれはるかー、という感じだった。
犬好きの人を選んで噛みちゃちゃくるきくは罪深い。もうそろそろ落ち着いてくれんかなあ、13歳(人間の60代らしい)。
今回ヨメさんは携帯を持って走っているので、何度も電話した。全然つながらなかったが、12時半くらいにやっとつながった。その時に19km地点。残り5kmを30分は絶対に無理。心臓も痛いと言っていたので、「時間は気にせんとゆっくりかえって来ー」と言っておいた。
1時10分ころ、やっと残り1km地点くらいまで来れたとのことで、きくとお迎えに行くことにした。
「残り500m」の標識を過ぎたあたりで、やっと坂を下りてくるピカチュウますみを確認。
「きくちゃん、きくちゃん、オバサン、オバサン・・・。」
そう言いながら走ったので、きくもちょっとは分かったかな。
しっぽタレタレじゃなかったし。
そこからきく連れラン。
ヨメさんが最後尾かしらんと思っていたが、まだまだ後ろにたくさんのランナーが。
きくも最初はうれしそうに走っていた。
あとも500mもあるよーん。
「ざんこく、ざんこく・・・。」
「すいません、後ろから噛み犬が来ますんで、気を付けてください。」
アジサイ前で、さわやかで軽快な犬連れラン。
きくは時々走るのを嫌がっていた。
それでも引っ張っていくピカチュウますみ。
きくは去年もここは走ったし、記憶がよみがえってへんかなあ。
きくはまたちょっと嫌がっていたが、ピカチュウますみはラストスパート。
ゴール前は、ピカチュウますみもきくもいい笑顔。
ゴールは4時間24分23秒。
去年より25分以上遅くなったけど、よくがんばって帰ってきました。
きくちゃんも自慢の飼い主です。
4時間の制限時間を超えると、印刷の完走証はもらえない。手書きの完走証になるので、だいぶ待たなければならない。でも、走り切ったので値打ちがあります。
久保井さんに完走のご報告に。
制限時間を超えたランナーにも、トマトなどもちゃんと残してあったようだ。
恒例、高石ともやさんの「京都キャロット」の訪問。
きくちゃんもともやさんは噛まない。まあまあ好きなおっちゃんなんかなあ。
私は、前から一度ともやさんに聞いてみたいと思っていたことを話してみた。
「ともやさんの故郷って、雨竜町ですよね。死ぬまでにいっぺん行きたいと思ってるんですけど・・・。」
「何にもないとこだよ。ただしお米はおいしい。」
そのほかもいろいろとお話ししていただいたが、ともやさんのご家族の個人情報もたくさん入っているので省略。
ともやさんとゆっくりお話しできるのはこの時だけなので、毎年楽しみ。コンサートも行きたいんですけど、二人で15000円かかるので現在思案中です。
2時ごろから後片付け。
しかし、ヨメさんはついにダウン。
私も若いころはよくこうなったもんです。今はそこまで力を出し切ることもないですけど。
きくがオバサンを心配してか、横でずっと添い寝をしていたのがかわいかった。
ヨメさんはだいぶ寝込んだあと、やっと「よいこらしょ」っと起き上がった。
でも、きくはゴロンとねたまま。おもしろい犬やねー。
4時前に、村岡ファームガーデンへ。
「完走出来たら肉」という約束だったので、私は「牛焼膳」(1650円+税)、ヨメさんは「牛丼」(1000円+税)。
私はパクパクと食べたが、ヨメさんはしんどくて半分も食べられなかった。
でもとにかくゴールしたのだから。
もし来年も走るなら、今度はバクバク食べられるようにできたらいいね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=4170
コメント
ますみさん、完走おめでとうございます。凄すぎです!でも、ますみさんの体も心配です。どうぞゆっくり体を休めてください
ますみさんは凄いです。
えらいなあ、と思って読んでました。
お体、大切に。