2015年12月08日(火)
私は恵まれすぎている [ガードマン]
おととい、「京都キャロット」の常連客様のNさん(私のやり投げアドバイザー・女性)が「パオパオだより」の愛読者であることが分かった。「綾部に家族旅行で行かれたんですね」と、亀岡ハーフの会場で話しかけてこられた。
昨日、廉の彼女さんが「パオパオだより」の愛読者であることが分かった。「家族同士の顔合わせは、ホテルとかでないとあかんのかなあ」と気にしているらしい。
「こんなしょーもないブログ、なんで見る人がおるんかなあ」とヨメさんは不思議がる。なんにしても、1日4000アクセスのブログをあなどったらあかんで。
確かに今年の2月以来、記事の半分がガードマンネタになっているのでしょーもないといえばそのとおり。普通こんなブログは見んわなあ。ガードマンの仕事に興味のある人って聞いたことがないし。どんどんアクセス数が落ちていくと思っていたのに、そうでもない。ありがたいことです。なんか知らん、「パオパオだより」を応援してくださる方が多いようです。私は恵まれすぎていますね。
今日は○ナート。
まず最初に川端搬入口。
私の前を横切った乳母車の小さな女の子が、どんぐりの笠みたいな手編みの帽子をかぶっていた。思わず「あらー、かえらしい帽子」とつぶやいた。それを耳にされたお母さんが、振り返って「ありがとう」みたいにこちらに会釈された。私も「微笑返し」。
前を通り過ぎられたあと、女の子にかけていた小さな毛布が下に落ち、乳母車のタイヤに巻き込まれてしまった。助けてあげたかったが持ち場を離れられず、ただ心配そうにその親子を眺めるだけだった。
お母さんはなんとか巻き込んだ毛布を取り、またこちらに向かって「ありがとう」の会釈。「いや私ただ見てただけで、何のお役にも立ててませんけど・・・。」
そのお母さんがまたかわいいお母さんで、もうこれ以上の愛情はないというくらい愛情がにじみ出ているような方でした。
私は恵まれすぎている。私は、赤の他人さんの小さな愛情を感じることことができるかもしれない人間だと思う。だから、まあまあひねくれずに今まで生きてこられたのかもしれない。
愛された経験の乏しい人は、自分と相容れない人を徹底的に攻撃して一生生きていかなくなてはならない。そう、大阪のあの人のように。ああはなりたくない。反面教師ですね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
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コメント
リュウさん、コメントありがとうございます。
リュウさんも「パオパオだより」愛読者様でしたね。いつもありがとうございます。ブログを始めたのは7年前の2月で、1月分はさかのぼって放り込みました。もうすぐ8年になりますね。
アクセス数に関しては、うちのヨメさんは「カウンターが狂ってるだけ」と言っています。12月6日には1日で「13915」アクセスを記録していますので、確かに狂っているのかもしれません。
リュウさんのブログ「湖周ランニングでサブ3.5」もいいじゃないですか。ほかの人には書けないレア情報が得られます。私はリュウさんのところとは宗派は違いますが(曹洞宗)、死んだらリュウさんにお経を読んでもらおかしらんと思っているくらいです。えーっと、お葬式のランナー割引ありますか・・・。
1日4,000アクセスは、相変わらず驚異的です。
ブログ画面右の検索カテゴリーでは『2008年1月』が
始まりとなってますが、ブログ始められたのは7年前?
パオパオさんのブログは、商売に直結するからええですね。
ワイのは全く関係ないしー。。。
あんぱんまんバイキンマンさん、コメントありがとうございます。
他人の「仕事のはなし」はおもしろくないと思っていましたが、「がんばろうって気持ちになる」と言っていただくとうれしいです。
それに、お昼の弁当もしっかり見てくださっているんですね。私は毎回「おいしい、おいしい」と言いながらありがたくいただいているんですが、若い子らには評判よくないみたいです。炊いたようなもんばっかりでは物足りんのかなあ。
とにかく寒くなってきて、外に立ちっぱなしの仕事がつらくなってきました。でも、ときどき心が温まるようないいことも起こるのでもうちょいがんばります。
仕事のはなしがいいんです。がんばろうって気持ちになりますから それから 昼の弁当が たのしみです。