2019年08月28日(水)
行くぞ、与那国! [ランニング]
最近、病院ネタばっかりで若干暗い。
今日は、明るい明るい沖縄のマラソンネタ。
4年前に出場した「与那国島一周マラソン」。
スタートの写真にしっかり写ってましたねえ。右から3番目の「ランナーズ9の会」のユニフォーム姿。
日程の都合で、次は5年後と思っていた。ところが、今年に行けることになった。
またヨメさんに怒られるかもと思ったが、真樹と真樹彼の廉君もいっしょに行くということになり、これで円満に参加できることになった。ヨメさんは真樹のうれしそうな顔に弱いからねえ。
今年は11月9日(土)開催。
真樹はフリーターで真樹彼の廉君は大学生なので、二人ともお金がない。3人分の旅行費用を捻出しなければならない。ああ、たいへん。でも真樹が喜んでくれたら、こんなにうれしいことはない。なんとかしょー。
私は60歳代優勝をめざす。4年前の、25km2時間09分なみに走れたら優勝も見えてくる。
真樹廉ペアは、3時間40分のゴール関門制限以内の完走が目標やね。二人でなんやかや言いながら走ったら、なんとかなるんちゃうん。
4年前は暑かったで―。真夏と変わらんくらい。
暑さ対策をしっかりして、目標めざしてがんばりましょうね。
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【今日のきく】
水曜は、17時間バイトから帰ってのきくのお散歩。
いつも、ちゃんと玄関で待ってくれている。
散歩途中、階段を下りるのをちゅうちょしているきく。
首のかしげ方がかわいいねえ。
家に入ろうとしないきく。
このごろ、このポーズがはやってますにゃわ。
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2019年08月27日(火)
収益と被曝 [病院]
今日は京大病院・放射線治療科へ。
本来N医師の外来診療のない日なのだが、私の都合で特別に診察してくださった。
地下の物置のような長い長い廊下の先へ。
元々は想定してなかった3年連続のアイソトープ治療。二つの病院の担当医の意見が一致しているのだから、もう迷うことはない。
私は退屈な監禁生活に耐えればそれでよい。今の関心事は、どのパンツを捨てるかとどの長編小説にチャレンジしようかということくらい(去年の入院時には、加賀乙彦の「高山右近」を読了)。
大変なのは、ヨード制限食を2週間も続けなくてはならないこと。和食系の食べ物はほぼ全滅なので、またヨメさんに苦労かけることになる。
「常に殺意を持ち続けているが思いとどまっている」らしいますみさん、どうかよろしくお願いいたします。
今日N医師と、「どうして、アイソトープ治療の予約はいっぱいなのにその施設が増えないのか」という話になった。
「収益が上がる治療とは言えないし、私たちも被曝しますからねえ」とのこと。「ふにゃふにゃふにゃ」とごまかされるかと思ったら、あまりに正直すぎてビックリ。私はそういう医師のほうが信頼できる。
今日もあることが抜けていてちょっと心配になったりもしたが、こちらの要望に臨機応変に対応してくださっていた。
アイソトープ治療は、大きな効果のある人とそうでもない人とかなり差があるらしい。
3度目の正直ということで、これで終わりにできたらいいんですけどね・・・。
京大病院の駐車場が一律1000円になってから、一度も車をとめていない。しかし、今日は雨が降りそうだったので車で。
京大病院に到着すると、タダだったときと変わらず車が道路まであふれていた。中に停められるまでかなり時間がかかりそうだった。
「有料化してもいっしょかいな!」
近くのコインパークを探しておいてよかった。
丸太町通に面したところに、「30分200円」とまあまあ格安なところが空いていた。
胸部エックス線や心電図をとっていたのと、いつも通りの支払いまでの待ち時間とで全部で2時間近くかかってしまった。これで800円。まあ病院の中に停めるより200円だけ安かったけど。
「次こそ走って行かなあかん」と思ったが、次に来るのは入院日前の10月20日、「花脊トレイルラン」終了後。お尻にタイロゲン注射をせんならん。
花脊交流の森から直通で車で向かわならん。
汗臭いお尻にブスッと!
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◎甲状腺がん.jpより
■タイロゲンによるアブレーション
アブレーション(残存甲状腺組織の破壊)について
甲状腺がんの治療は手術が基本となりますが、手術で甲状腺を取り除いても、微量の甲状腺組織がのどに残っていることがあります。これをそのままにしておくと、がんが再発するおそれがありますが、手術後に、放射性ヨウ素を内服してからだの中から放射線を当てることで、残っている甲状腺組織を攻撃して完全に取り除くことができ、この治療法をアブレーションと言います。
放射性ヨウ素を十分に甲状腺組織に取り込ませるためには、甲状腺刺激ホルモン(TSH)を増やす必要があり、タイロゲンを用いることで甲状腺ホルモン薬の服用を中断せずにTSHを増やすことができます。
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コインパーキングの横に貼ってあったポスター。
あまんきみこさんの童話のような、谷山浩子の歌の世界のような・・・。
仕事じゃなかったら、行きたかったなあ。
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【今日のきく】
午後からずっと雨。
今日も私は走れなかった。
私のランは休んでも、きくのお散歩は休めない。
きくも初めは嫌がっていたが、途中から調子が出てスタスタ歩き出した。
オバサンがタオルを持って玄関に来てくれたが、なぜか固まってしまったきく。
拭いてもろたら、気持ちええのに。
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2019年08月26日(月)
サイログロブリン値2.25 [病院]
今日は鞍馬口医療センター・耳鼻科へ。
「ごめんなさい。京大病院に血液検査の結果を送るのを忘れていました。」
宝塚男役のようなI医師から、初めにそう言われたら文句も言えない。
あらためて見せていただいた鞍馬口での血液検査の結果は、サイログロブリン値2.25。
「京大病院の検査より上回っとるやないかーい!」
これで、I医師が言われるであろう言葉が予想できた。
「私も(京大病院N医師と)同じ考えです。」
自分では、今年はもう隔離室に入らなくてもいいと思っていたのに・・・。
京大病院のアイソトープ治療室の予約は、今年度末まですべて埋まっていた。ところが10月にキャンセルが出て、そこだけ空いているそうだ。ここに入らなければ、あとは4月中旬以降になる。
なんか、お年寄りをだます詐欺の手口みたいやけど・・・。
そんなことゆうてられん。鞍馬口のI医師も、「先延ばしせず、10月に入院された方がいい」と強く勧められた。
決定やね。
10月21日(月)から25日(金)まで京大病院に入院。
放射線が抜けきらずに退院延長にならないように気を付けなければ。10月26日(土)から諏訪湖マラソンに出張やからねえ。ああせわしな。
鞍馬口医療センター7階に入院している父のお見舞へ。
何回も呼び掛けてみたが、ぐっすり眠っていたのですぐに帰った。
「昨日は点滴もなしになった」と兄から聞いていたのに、また点滴の針が刺さっていた。体調の良しあしの上下が激しいみたい。
おとちゃんのニコニコ顔、見たかったのになあ・・・。
午後は支払などのために銀行めぐり。
夕方、散髪をしようと北大路ビブレへ。
私の散髪は、12月2月4月6月と沖縄に行くたびに「理容きゃん」さんでお願いしていた。でも、8月とか10月には行く予定ないんですよね。仕方なくこの2回は「千円散髪」へ。(今や値上がりして1200円ですが。10月からどうなるんでしょう。)
5時過ぎに入ると、私は待ちの8番目。それでも3人の理容師さんがフル回転状態だったので、おとなしく待つことにした。
ところがところが、一向に進まず。40分待った時点で4人分進んだだけ。これでは私の番が回ってくるのはさらに40分以上。そこから散髪してもらって帰れるのは1時間後か!
キャンセルさせてもらい出てきた。
ちょうどお米が切れそうだったので、1階のスーパーへ買いに行った。
値段を見てビックリ。一番安い徳島産で1980円。いつも買ってる京都や滋賀のものでももっと安いのに。やーめた。
4階の本屋さんで本を買って、ギリギリ1時間で駐車場を出た。
帰りに御薗橋近くのスーパーで岩手産米を購入。1680円。おいしかったらええんやけど。徳島産よりはおいしそうな気もする。
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【今日のきく】
「ますみちゃん、さっきのきくの写真、パソコンに送っといてな。」
「はあ?」
「さっき抱っこして連れて来たやろ。あの写真。」
「・・・。こうじさん、だいじょうぶか。きくちゃん抱っこしてたん昨日やで。昨日のことをさっきと思うって、ボケるにもほどがある。」
「ほんまや、ほんまや。」
きくちゃんも、オッサンのボケぶりにあきれていたんでしょうか。
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2019年08月25日(日)
四者会談 [家族]
みき江(71)、優三(70)、多鶴子(67)、廣司(63)による四者会談。
よく考えてみると、四兄弟(姉妹)揃って話し合ったのは史上初。
みき江姉の家に集い、姉夫婦が用意してくれたちらし寿司を食べながら話し合ったのは父・善一(97)の今後について。
病気の治療をする一般的な病院には、父はもう置いてもらえないらしい。父の場合は老衰による体調不良なので、残された道は二つ。「介護老人福祉施設 花友はなせ」に戻るか、「療養型病床群併設病院」に入るか。
父は元気な時に、「将来、たくさんの管につながれてまで生き延びたくはない」と言っていたそうだ。そうは言っても、子どもとしてはできるだけ長く生きていてほしいと思うし、・・・むずかしいところです。
父はもう固形物は食べられないが、いまだに食欲は旺盛。その食欲を、この先も少しでも満たせてあげたいという意見で一致。兄弟(姉妹)がみな同じような考えでホッとした。
先日病院にお見舞いに行ったときは、上機嫌でニコニコしていた。そんな日が一日でも多くあればうれしい。そのためには、何ができるのかなあ。
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2019年08月24日(土)
第20回ひろしまクロスカントリー [ランニング・出張販売]
レース結果は、「三瓶」に比べれば持ち直したものの惨敗に変わりなし。
でも、今年も広島の清水さんと高知の細川さんからおみやげいただいちゃいました。毎年毎年、どうもありがとうございます。
清水さんからは、「毎日ブログを見るのを楽しみにしています」というありがたいお言葉。細川さんからは、「おたがいがんばりましょう」といつもの少年のような笑顔。
こんなお友だちに会えるのが一番の楽しみです。
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2019年08月23日(金)
真樹25 [家族]
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サイログロブリン値2.10 [病院]
◎ヨミドクターより
放射性ヨウ素内用療法…甲状腺がん再発予防
千葉県の60代女性は2009年、甲状腺がんと診断され、甲状腺を全て切除した。肺に1センチ前後の転移が3か所あり、10年2月、慈恵医大病院(東京都港区)で、医療用の放射性ヨウ素を服用する治療(内用療法)を受け、2回の治療で肺の転移は消えた。
◇
甲状腺がんは、進行が遅く、おとなしいタイプが多い。ただし声帯を動かす神経やリンパ節に広がる場合もあり、東京女子医大内分泌外科教授の岡本高宏さんは「1センチ以下では手術をしない選択肢もあることを伝え、患者と話し合う」と説明する。
がんが甲状腺の左右どちらかにとどまれば、片側の切除で済む。5センチより大きい場合や転移があれば、甲状腺全体を手術で摘出する。同大病院では10・7%が進行がんだという。
放射性ヨウ素の内用療法は、画像検査では見えないがんの再発予防や、リンパ節や肺などへの転移を治療するのが目的だ。
甲状腺にはヨウ素を取り込む性質があるのを利用し、放射線を発するヨウ素が入ったカプセルを服用する。小腸から吸収された放射性ヨウ素は、血液を通して甲状腺の細胞や、甲状腺からできたがんに集まる。放射性ヨウ素が発するベータ線が届くのは約1ミリの範囲であり、周囲の臓器への被曝(ひばく)は抑えられる。
治療の4週間前から甲状腺ホルモン薬の服用をやめ、1〜2週間前にはヨウ素を多く含む海藻などを食べるのは控え、放射性ヨウ素を取り込みやすい状態にしておく。
転移がなく再発予防のために行う場合は、通院で、1回で済む。治療後3日程度は、微量の放射線が出ているため、出勤を控え、家族とは別室で就寝する。
再発や転移がある場合は、3倍以上の放射線量を服用するため、専用の病室に、3日から7日程度入院する。慈恵医大病院放射線治療部准教授の内山真幸さんは「半年から1年ごとに受ける患者は多い」と話す。
治療には保険がきき、患者負担は通院で約2万〜8万円、入院は3日で約10万5000円(3割負担の場合。上限を定めた高額療養費が適用になる場合も)。
患者の排せつ物や、汗なども放射能を帯びるため、トイレなどからの排水が規制値を下回るまで貯水するタンクなどを備えるなどの施設条件がある。日本核医学会の調べでは、治療用の病床は全国で139床(10年)。茨城、神奈川など7県では病床がない。
患者の平均待機期間は5・2か月。慈恵医大では毎週2人が入院治療しているが、「診療報酬が設備運営費に見合わず、ギリギリの状態」(内山さん)。このため、治療できる病院は年々減っているという。
転移がある患者が手術から半年以上、内用療法の開始が遅れると死亡率が上がるとの研究もある。同学会理事で金沢大教授の絹谷清剛さんは「国に診療報酬の増額を要望している」と話している。(渡辺理雄)
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甲状腺
のど仏の下にある器官で、チョウが羽を広げたような形をしている。海藻や野菜に含まれるヨウ素を取り込んで、体を活発にするホルモンを作り、分泌している。
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◎隈病院ホームページより
サイログロブリンとは
・血中に分泌される甲状腺ホルモン(T4=サイロキシン)の直前の物質のことです。
・甲状腺組織の中で合成され大量に貯蔵されています。
・正常の状態では血液中にはわずかにしか出てきません。
甲状腺に病気が出現した時に血液のサイログロブリン値が高い値を示します。
・その値は血液中の濃度で表現されます(正常値46ng/ml以下)。
サイログロブリンは甲状腺の血液検査でしばしば測定されるもので、Tgと記されています。
血中サイログロブリン値は、
・甲状腺の腫瘍がサイログロブリンを産生する時
・甲状腺を刺激する物質で甲状腺が刺激された時
・甲状腺の炎症で甲状腺組織が破壊された時
に高い値を示します。甲状腺乳頭癌、甲状腺濾胞癌などの甲状腺の腫瘍マーカーとして使用されることがありますが、良性の甲状腺腫瘍、やバセドウ病、慢性甲状腺炎などでも値が高くなり、必ずしもがんの存在を示すものではありません。
甲状腺乳頭癌や甲状腺濾胞癌になった方は、甲状腺全摘術の後に腫瘍マーカーとしてサイログロブリンの測定を行います。もし低下していた血中サイログロブリン値が高くなった時は、頸部のリンパ節の再発、遠隔臓器への転移、たとえば肺転移や骨転移などが考えられます。
サイログロブリンの値が高いだけでは、甲状腺癌の確定診断はできません。血液のサイログロブリン値では甲状腺腫瘍の良性悪性の鑑別は不可能です。良性悪性の鑑別には超音波検査、細胞診などを行います。
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さあ、今日は運命の日。
血中のサイログロブリン値が2以下にとどまっているか、それとも2を超えているか。
いつもは車で寮2まで行くか、走って行っていたのだが、今日は京都バスで。
9時1分、洛北病院前から出町柳駅前まで35分、230円。
出町から京大病院まで歩き。
意外と遠く、ちょうど20分かかった。
受付に滑り込み、10時の予約に何とか間に合った。
7分待って診察室へ。
「半年ぶりですね。その後血液検査はされましたか」とN医師。
「あれっ? 先週鞍馬口で血液検査をしてもらって、それをこちらに送ってもらうことになっていたんくですが・・・。」
何かの手違いで届いてなかったようだ。
仕方なく、こちらの病院で血液検査。
血を抜かれるのはどうってことないのだが、費用が二重にかかってしまうのが痛い。
京大病院の採血室はすごい。12か所もある。
検査結果も、1時間ほど待てば出るらしい。
待ち時間に、置いてある本を読んだ。
名作「車のいろは空のいろ」。
私の小学校教諭時代、クラスの学習発表会の劇にさせてもらった。
あまんきみこさんのデビュー作らしい。1968年初版だった。(あまんさん37歳、私13歳。)
もう1冊を読みだしてしばらくすると、診察室から呼び出し。
「サイログロブリン値が少し上がってますね。」
「2.10ですか。微妙なところですね。」
「TSHの値が下がっているのに、サイログロブリン値が上がってきているのが気になります。」
「TSHを素人にも分かりやすく説明してください。」
「TSHというのは甲状腺刺激ホルモンと言って、『甲状腺ホルモンを出せ』と脳が命令した時に出るものです。TSHが高いとそれに引っ張られてサイログロブリン値も高くなることがあります。今はチラージンを飲んでられるので、甲状腺全摘でもこの値は低くなるはずです。」
「ありがとうございます。よく分かりました。」
「アイソトープ治療自体は副作用もほとんどなく、体への負担も少ないので、やっておけばよかったと後悔されるよりは、都合がつくならやられた方がいいと思います。」
「月曜に鞍馬口に行きますので、I先生と相談してみます。それから決めるということでよろしいでしょうか。」
うーん、悩ましい・・・。
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