2018年12月19日(水)
第3回沖縄100Kウルトラマラソン・前半まとめ [ランニング]
奥武島では、菅笠二人が抜きつ抜かれつ・・・。
この写真だけを見ると、何の大会なんだか分からなくなる。
ただしもう一人の菅笠ランナーは裸足で、たぶんふんどし。
私よりさらにハードだったかもしれない。
奥武島の「民宿・芭蕉布」の古波蔵さん。貴重な写真をどうもありがとうございました。実物よりかっこよく撮っていただきました。
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朝3時10分起き。
「民宿・芭蕉布」さんを出発したのは3時半。
今までは海岸沿いに与那原まで行っていたのだが、カーナビが内陸を通る近道を案内してくれた。このおかげで、なんと18分で到着。早く着きすぎた。
それにしても、今年から有料駐車場。18000円の参加費を払っているのだから、駐車場無料くらいのサービスがあってもいいように思った。
今までは中間点での着替えなどを預けていたので、4時20分ころまでには着かなくてはならなかった。しかし、今年は預けないことにした。着替える時間がもったいないので。
スタート時の荷物もすべて車に入れておけるので、これも預けない。レンタカーのカギだけ身に着けて走る。
スタートまで1時間ほどあったので、しばらく車の中で休んでいた。
今回一番心配なのが気温。
第1回は完全に暑さにやられた。去年の第2回は一転涼しくなり、そのおかげで制限時間内完走ができた。今年は予報によると、第1回並みの暑さになるとか。
こむら返り対策がやっとできるようになったのに、今度は「沖縄の冬の暑さ対策」。ウルトラには厚い厚い壁がありますね。
「平和・憲法九条」ののぼりを背中にセットし、「作務衣・菅笠」スタイルでウロウロしていたら、誰か知り合いが声をかけてくれるかなあと思ったが、だーれも。
4時40分くらいに整列場所へ。
のぼりが当たって迷惑かけるといけないので、いつも通り最後尾へ。
そこに話しかけてきてくれたのが、大学生の井上さん。
「沖縄らしくない名字やね。」
「よく言われます。」
でも顔は、ゴツゴツ系の沖縄顔ではなく、まつ毛の長いかわいい系の沖縄顔だった。
「練習なしでウルトラに出て、60kmで沈没」という話が、自分のことのようでおかしかった。
「前半は人につられて早く走ってしまいがちやけど、抑えて抑えてね。」
これは井上さんに向かってというより、自分への戒めとして。
5時スタート。
いつもの場所からではなく、少し歩かされて駐車場のようなところからのスタートだった。
スタートライン通過まで52秒。
参加者が増えたとおっしゃっていたが、たぶんそれは「50kmの部」ができたからで、「100kmの部」は去年と同じく500名くらいだと思う。そうでないと、最後尾が1分以内にスタートラインを通過するなんてありえない。
「あっ、あわもり君。たしか、去年はレースに参加されていたはず・・・。」
今年は応援に回られた模様。
ついさっきまで逃げ回っていた口の黒いワンちゃん。
かわいいねえ。
2kmほど進んだころ、何か背中にイヤーな空気を感じると思ったら・・・「最後尾車!」
毎年走り始めたら後ろに20人くらいはおられるのに、今年は正真正銘の最後尾になってしまった。ここらで不本意ではあるが、ちょっとだけスピードアップ。
5km、37分55秒。
スタートラインまでの52秒を引くと、キロ7分25秒ペース。
いいんじゃないでしょうか。
ここで3分歩きを挟む。
これで「また最後尾になるかも」と不安になったが、「最後尾車」に追いつかれることはなかった。
7.5kmの第1給水所。
給水係さんに敬意を表して、全部の給水所の写真を撮るつもり。
9km過ぎのコンビニの駐車場に簡易トイレが4基。
ここで毎年用を足す。4基あれば待つこともない。お腹がグルグル言ってもここまで辛抱すれば何とかなる。
私がトイレから出て来て、のぼりを背中にセットしていると、かわいいネコちゃんが不思議そうに見てくれていた。たぶん、この横のコンビニに居ついているネコちゃんやろうね。
10km、1時間17分16秒(39分20秒)。
3分歩いて、トイレで4分ほどロスした割にはいいペース。
また3分歩いて、ちょっと走ったらもう次の給水所。
10.6kmの第2給水所。
6時20分過ぎなので、まだ真っ暗。
12.5kmの第3給水所。
少しだけ明るくなってきたような・・・。
その先の海岸で、きれいな朝焼け。
足元には白いネコちゃん。
「写真とるでー」と言ったらこちらに近づいてきた。
沖縄のネコはたいてい逃げない。
人懐っこいのが多い。
15km、1時間54分15秒(36分58秒)。
ここから知念岬を折り返す。
「井上さんに会えるかも」と期待したが会えなかった。「井上さん、スピード抑え切れとらんな。」
いつもこのきれいな景色をバックに写真を撮ってもらっている。
今まで2回ともきつい風が吹いていたのだが、今年はほとんど無風。のぼりを背負っている身には、これはありがたい。
15.3kmの第4給水所。
スタートしてちょうど2時間。そろそろお腹が減ってくる。私はここでカロリーメイトを投入。
18kmの第5給水所。
そのちょっと先でみなさんコースを外れられるので何かと思ったらで、こんなきれいな朝日。
しばらく海岸沿いを走るのだが、ごく一部砂地のところもあった。シューズに砂が入り、具合が悪い。なんでここだけ砂地なんでしょう。
20km、2時間30分31秒(36分15秒)。
きちっと3分歩きを挟んでいるのに、この5kmはキロ7分15秒ペース。
もう少しゆっくりでもいいような・・・。
20.8kmの第6給水所。
ここも周りに何もなく風がビュンビュン吹くところなのだが、今年は無風。
22.6kmの第7給水所。
きつい坂の途中。
24.2kmの第8給水所。
私の第一目標である奥武島まであと2kmほど。
25km、3時間05分05秒(34分33秒)。
下りもあったので、この5kmはキロ6分55秒ペース。もうちょっと抑えないと。
着きました、奥武島。
この短い橋を渡れば、古波蔵さんが・・・。
やったー、今年も応援に出てくださってました。
夕べいっぱいしゃべらせてもらったヒサエさん。
今年もしっかり応援していただきました。
ここから奥武島を右回りに一周。
ここは、初の私設エイドかな。
モズクスープ、おいしかったです。ありがとうございました。
26.9kmの第9旧水所。
ここは第1関門でもある。8時50分ということは、スタートから3時間50分。ヒサエさんから聞いた話によると、毎年この関門に引っ掛かるランナーがけっこういるとのこと。
この公園にはネコちゃんがいっぱい。
ねこ好きランナーは、ついつい食べ物をやってしまいます。
「お腹こわさんようにね。」
ソフトバンク犬も応援してくれてますね。
潮干狩りができそうな広い干潟。
釣りをされている方もありました。
食堂前のネコちゃんたち。
去年のネコちゃんも元気かな。
「なにっ」と振り返る見返り美猫。
小さい島なので、あっという間に一周。
ここでも写真を撮っていただきました。
「完走できるように、がんばってきます。」
菅笠のセンパイ(?)に付いて行こうと思ったが、彼は上り坂をスイスイ。
ただし裸足なので、走るところを選び選び走っておられた。砂利を固めたような歩道も多かったので、裸足は大変だと思った。
30km、3時間44分58秒(39分42秒)。
ペースは若干落ちたが、「5km42分以内」が目安なのでまだだいぶ速い。
30.5kmの第10給水所。
まだ9時前なのに、かなり暑い。
「ほー、ここが向陽高校かー。なんか聞いたことあるな―。」(八重瀬町にある進学率の高い県立高校でした。)
33kmの第11給水所。
去年はここらで、fukikoさんご夫妻と抜きつ抜かれつやったなあ。
35km、4時間25分52秒(40分53秒)。
初めての5km40分超え。でも3分歩きを挟んでいるので、これが適正ペース。
35.5kmの第12給水所。
37kmの第13給水所。
ここでトップと対面。
こちらが37kmということは、トップは63km。私の倍近いスピードで走ってるってことですね。
女子のトップは、全体の5、6番手。
なんぼほど強い人やねん!
39.3kmの第14給水所。
40kmの計測マットは、車道ではなく狭い歩道上。
40km、5時間01分05秒(35分12秒)。
あかん、これは速すぎる。
第2関門の平和創造の森駐車場。
42.3kmを10時50分までに(5時間50分)。
私は35分ほど余裕があった。
「去年も撮らせてもらいましたー。」
「ナイスラン! 笑顔が一番!」
めっちゃ速い「にんじんさん」。
牛さんがたくさん。
応援に出てくれるとうれしいんやけど・・・。
42.8kmの第15給水所。
暑すぎて、頭から水をかぶっているランナーが多かった。
44.6kmの第16給水所。
45km、5時間41分20秒(40分14秒)。
これこれ、これが適正ペース。
47.6kmの第17給水所。
折り返しの糸満市役所まで、あと2.4km。
もう少しで糸満市役所というところで、対向の歩道に「菅笠センパイ」。
そんなに差はついていない。追わねば!
49.8kmの第18給水所って、なかったよな。
糸満市役所のエイドのことなんかなあ。
第3関門の糸満市役所。
50kmを12時までに(7時間)。
私は50km、6時間18分44秒(37分23秒)。
たしか去年は6時間20分だったので、ほぼ去年並み。ただし、今年は「初めから歩きを挟む村松流走法」を徹底した。ずっと「5km走って3分歩く」。それで去年と同じタイムで中間点まで来れたので、上出来。
さあ、今年は着替えなし。休けいも最小限にして再スタート。
これで後半は余裕を持って走れるはず。
(注)後半に続く。
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2018年12月18日(火)
ローラがゆうてんのに、せんわけにはいかんやろう [沖縄]

◎BuzzFeed Japan 12/18(火) 12:09配信
「みんなで沖縄をまもろう!」 ローラがインスタで呼びかけた理由
タレントのローラさんが12月18日、自身のインスタグラムのストーリーに「みんなで沖縄をまもろう!」と投稿した。「たくさんの人のサインが必要なんだ」と呼びかけたのは、ホワイトハウスに向けた「辺野古の埋め立て中止」を求める嘆願書への署名だ。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】
■辺野古の埋め立てとは
沖縄県宜野湾市にある米軍・普天間基地の移設先とされる辺野古をめぐっては、政府と、埋め立て工事に反対する沖縄県の間で対立が続いている。
10月の県知事選では、辺野古への移設に反対を掲げた玉城デニー知事が当選。その是非を問う「県民投票」が開催されることになった。しかし、政府は12月14日に沖合の埋め立て工事を始めた。
今回の嘆願書では、来年2月24日の県民投票実施まで埋め立ての停止を求めるとともに、県知事選の結果を踏まえた判断をするよう、トランプ大統領に求めている。
1ヶ月で10万筆が集まれば、アメリカ政府がその内容を検討し、60日以内に何らかの返答をする仕組み。
署名は12月8日から始まり、18日午前11時半の段階ですでに9万5千筆が集まっている。
■ローラさん「ホワイトハウスに届けよう」
ローラさんのフォロワーは520万人。国内では渡辺直美さんに次ぐ人数で、影響力は大きい。自身のストーリーでは、以下のように呼びかけた。
「美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。名前とアドレスを登録するだけでできちゃうから、ホワイトハウスにこの声を届けよう」
嘆願書をめぐっては、沖縄出身のタレント・りゅうちぇるさん(フォロワー120万人)も自身のストーリーに地元紙の署名に関する記事を紹介していた。
署名は13歳以上であれば居住地や国籍を問わず誰でもできる。サイトで名前とメールアドレスを入力し、受け取ったメールのURLをクリックするだけだ。1月7日まで。
サイト:https://petitions.whitehouse.gov/petition/stop-landfill-henoko-oura-bay-until-referendum-can-be-held-okinawa
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ホワイトハウスに向けた「辺野古の埋め立て中止」を求める嘆願書への署名が始まっていたのは知っていたが、なかなか自分で実行とまでは行かなかった。
署名が10万集まると、何らかの返答があるらしい。これが最低目標で、さらに多ければ多いほどいい。
「10万超えるまでには署名せんとな」と思っていたが、そこにちょうどローラのニュース。これを見て、すぐにしましたがな。
◇ ◇ ◇
※注:Sign Nowをクリックするだけでは署名したことになりません。必ず届いたメールの”Confirm your signature by clicking here.”(ここをクリックして署名を確認)をクリックして、署名登録完了画面が表示されるのを確認してください。
◇ ◇ ◇
この最後のポチッが一番大事。
辺野古新米軍基地建設地の埋立強行に納得がいかない人、ぜひ嘆願書への署名をお願いします。
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2018年12月17日(月)
はんぺんからきくへ [家族]
「年賀状には『家族が増えました』って書いといてや」と真樹。
「はんとぺんねえ・・・。」
ネコ好きの人にはOKだが、それ以外の人には「何の家族やねん!」かも。
「はんとぺんと真樹がかわいく写っている写真がないとなあ。」
「パオパオが撮った写真は、みんなブサイクに写ってるしなあ。」
「ほんまやなあ。ええ写真が撮れたら送ってな。」
今日の朝、はんとぺんを一枚の写真に撮れたのだがブサイクですかねえ。真樹がかわいく撮って送ってねー。
パオパオをこわがって、いつも変な顔に写ってしまうはんちゃん。
これは、まあまあかわいく撮れているんじゃないでしょうか。
真樹が作ってくれた朝ごはん。
「簡単なもんだけやでー」と言っていたが、これで十分。
真樹は出勤前の「猫吸い」。
ぺんちゃんはすぐ捕まるので、よく吸われているようだ。
「はんちゃんはどこ?」
土曜から2泊3日で借りたレンタカーは4900円。那覇・名護間の高速バスが2190円なので、レンタカーはかなり安い。
11時に名護出発。
「基地と観光産業は共存できない」
いつオスプレイが落ちてくるか分からないようなところで、楽しむ気にはなれないですよね。
豊見城には12時前に到着。ガソリンを入れてレンタカー屋さんに行っても、12時10分にもなっていなかった。
早めの返却をすすめるものだから、那覇空港で2時間ほど余裕ができた。
何か食べようと思ったが、空港はなんでも高くて。
目の前にパン屋さんがあったので、パンを食べることにした。3つで799円。おいしかったけど、これもけっこう高くついてしまった。
帰りのピーチは時間通りの搭乗案内。
「これは早く帰れる」と喜んでいたら、滑走路横で35分も待機。うまいこと行かんもんですねえ。
しかし関空第2ターミナルでは荷物が一番に出て来て、リムジンバスにもほぼ待ち時間なしで乗れた。京都駅に着き、地下鉄乗り場に下りるとすぐに「国際会館行き」が到着。このあたりはうまくいった。
国際会館前から7時28分発のバスに乗ろうとしていたら、ヨメさんからメール。
「お迎えに行きます。」
きくちゃん付きのお迎え。
最初、きくは私を見つけてしっぽブンブンの大喜び。
しかししばらくして冷静になると、「どなたでしたっけ?」
いつもの「野菜自販機からの散歩」で思い出してくれんかなあ。
ヨメさんは、私の留守中は節約して1日100円くらいの生活をしていたらしい。
しかし今日は焼き魚や煮ものなど、おいしい晩ごはんを作ってくれた。すまんねえ。
きくはあきません。
ずっと、しっぽタレタレです。
私がなでると、体が固まってますがなー。
「夜の長い長いお散歩に行ったら、思い出してくれるか知らん。」
せっかくいっしょに写真撮ったのに、きくちゃん横向いてますやん。
知らんオッサンとのお散歩は疲れたんかなあ。
5日留守にしたら、戻るのに5日かかるんかなあ・・・。
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2018年12月16日(日)
第3回沖縄100Kウルトラマラソン [ランニング]
「あーあ、あかんかった。」
自分なりに2年連続完走を目指してがんばっていたつもりだが、第7関門(86.0km)閉鎖時刻に間に合わず。
第1回が第7関門通過、第2回が13時間58分05秒で完走だったので、今回が最低。
この敗因は一応「暑さのせい」ということにしたいのだが、私的にはこないだから気になっている「老化」かなあとも思う。
完走はできなかったが、いろいろな人とのふれあいがあった。短い距離をぶっ飛ばすレースではこれはない。
ウルトラで大事なものは、「参加者同士の交流」かも。
スタート前の整列で、私は最後尾に。
その時、「ブログを書かれてますよね」と話しかけてくる青年あり。
「はい、書いてますよ。」
なんでこんな速そうな青年が最後尾に?
「ブログはすごく参考になりました。」
「それはよかった。」
「ほとんど練習もせずに壱岐ウルトラに出たんですけど、60kmでダメだったんです。それでこれにも出ようと思って・・・。」
「ほとんど練習せず」というところが私にそっくり。気に入った。
その好青年・井上さんは、沖縄本島中部の出身で、現在は福岡の大学に在学中。この大会に出場するために沖縄に帰ってきたらしい。
スタート前はすることがなく退屈なものだが、私のブログの読者から声をかけてもらい楽しい時間を過ごせた。
南城市の奥武島(27〜28km)でいつも応援してくださっている「民宿・芭蕉布」の古波蔵さんご夫妻。今日も宿泊客があり、お忙しいだろうに申し訳ありません。
ここが私の第一目標。
この応援のあと、糸満市役所折り返しまでの20数キロは楽々。
糸満市役所を折り返して56km地点あたり、「パオパオさんですよね」と声をかけてくださる女性あり。
「生のパオパオさんを初めてみました。ブログはいつも見させてもらってます」と。
丸顔のかわいい方は福井の◯◯さん(お名前はお聞きしませんでした)。「京都キャロット」の出張販売を通して知ってくださったのかと思ったら、「大会の情報が知りたくて、ネット検索して」とのこと。
私のブログのアクセス数が多いのは、それが理由だったのか。
74km地点あたり、「がんばりましょう」と声をかけ、私を抜いて行くガッチリ男性。背中ゼッケンのコメントを見ると「走る大工」。
「びせさーん!」
すぐ思い出してもらえた。「第1回沖縄100K」のレース中、少しお話しさせてもらった。
「去年の参加者名簿にも載ってたんで、スタートの時さがしたんですよ。でも、来ておられなかったんですよね。」
「そうなんですよ。出るつもりだったんですけど、急に仕事が入って。今年も昨日まで出られるかどうかわからなかったんです。」
備瀬大介さんは名護の大工さん。マラソン大会には、いつも私と同世代のお父さんと出場されている。
「去年私の背中コメントは『ライバルは走る大工』だった」と言うのを忘れてしまった。ここ大事なとこやのに。
しばらく並走し、先に行ってもらうように言った。
その時備瀬さんが手を差し出し、固い握手。その指は、私の2倍くらいの太さだった。
人としゃべるとシャキンとする。
備瀬さんとしゃべって、「残り25kmくらいやから、何とかなるやろう」と思えてきた。
(注)まだまだ、続きます。
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2018年12月15日(土)
2018年12月14日(金)
第111回9の日平和ラン〜辺野古で誕生日〜 [ランニング]
◎朝日新聞DEGITAL12/14(金) 14:33配信
「政府は国民の親でないのか」翁長氏妻、ゲート前で憤る
米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古への移設工事を進める政府が海への土砂投入を始めた14日午前、故翁長雄志(たけし)・前県知事の妻樹子(みきこ)さん(63)も辺野古での抗議活動に参加した。「居てもたってもいられなくてここに来た。翁長もここに一緒に立ってくれていると思う」と語った。
翁長さんの死去後、樹子さんがゲート前に来るのは初めてという。後継の玉城デニー知事が当選し、「デニーさんが頑張っている。そこに翁長の名前が出るのは邪魔になるかもしれない」と考えたためだ。「翁長雄志の女房というよりは一県民として来た。今日、辺野古に行かないと、一生後悔すると思った。黙っていられないというか、あまりに情けない。こんなやり方ってありますか」
現場では報道陣に問われて、「強権的」な政府への憤りがあふれ出した。「安倍さん(晋三首相)や菅さん(義偉官房長官)たちは、ご自分の地元の方たちが、地元の土地を(新たな米軍基地に)使わせてくれと言われたら、納得するんですか。こんなにも軽んじられる民意って何なの。沖縄だけ許されるの。あり得ないでしょう。沖縄で起こることがこれから先どこでも起こるってことですよ」
樹子さんはこうも語った。「翁長は沖縄の父でありたいと思い続けた。政府は国民の親ではないのですか」(伊藤宏樹)
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11時ごろのニュース速報。「辺野古土砂投入」
ついにやりよったか。私の誕生日だというのに。
何もせず、ぼーと生きてたらあかんね。
「平和・憲法九条」ののぼりと「作務衣・菅笠」スタイルで辺野古に行こう。
今月9日は仕事で「9の日平和ラン」がまだできていないので、今日のこれを「9の日平和ラン」ということにしよう。
真樹のアパートから辺野古まで13kmくらい。2時間弱ですね。
2時20分ごろスタート・・・。
この時期の沖縄にしては涼しい方でしょうか。
曇り空で風もほとんどなく、気持ちよく走れる。
ただし菅笠にポールがコンコンと当たり、首に負担がかかる。これは改善しなくては。
私をいつも応援してくださる玉城さんの勤務先が市役所の近く。前を通った時に中をのぞいてみたがお留守のようだった。しかしそのちょっと先で、「ふじいさーん」と呼ぶ声。どこかに出られていて帰ってこられたようだ。今回も心強い応援をいただいた。
ヒンプンガジュマル前で3km。
途中何度もポールを調節したりしていたので、25分近くかかった。
この少し先のスーパー前で、近づいて来られる女性あり。
「どちらまで行かれるんですか。」
「辺野古まで。」
「ありがとうございます。がんばりましょうね。」
沖縄では「がんばってください」ではなく、「(いっしょに)がんばりましょうね」です。
名護東道路の入り口付近で5km、38分42秒。いいペース。
ここから5分ではなく3分歩き。
二見入口で10km、1時間18分07秒(39分24秒)。
ここでまた3分歩き。3分歩いてもいいペースをキープできている。
対向車の何台かからクラクションを鳴らしてもらった。
これがうれしい。
いい看板があったので記念撮影。
道路中央のポールにカメラを置いての自撮り。かなり高度な技です。
きついきついと思っていた上り坂が意外と早く終わり、坂を下っていくと大浦湾が見えてきた。
キャンプシュワブ第2ゲート前。
ここにも先回りして駐車している車から、応援していただいた。
ありがとうございます。
車両出入口に向かうまっすぐな上り坂。
ニュースでは大型ダンプの列がすごかったのに、今はひっそりしている。
キャンプシュワブゲート前到着。
約13.7km、1時間44分47秒。(平均キロ7分40秒ペース。)
向かいにわたって、残っておられた方に状況を聞いてみた。
今日の搬入作業はすべて終わり、抗議行動の人たちもすでに撤収されたそうだ。
うーん、だいぶ出遅れた。
せっかくなんで、キャンプシュワブゲート前で記念写真。
地元の方としゃべってられた旅行者の方にお願いして撮ってもらった。
バスの時間までまだ少しあったので、行けるところまで走って戻ることにした。
「絶対にまた来よう」と思いつつ、帰り道についた。
二見入口まで約3.3km、22分17秒。
ずっと上りだったが、「バスに追い抜かれる」と思って走ったらキロ7分を切って走っていた。
けっこういなかなのに、バスはだいたい1時間に2本ある。
のぼりをたたまなまずいかなあと思ったが、たぶんすいているでしょう。
このままで乗せてもらうことにした。
バスは10分遅れで到着。
必死で走らなくても余裕で間にあったみたい。
乗客は5名。そのうち二人はセーラー服。遠距離通学をしているようだ。
整理券を取ると、私は48番。「いったいいくつ停留所があるねん」と思った。1番の料金を見ると1800円とか。運転手さん、たいへんですね。
名護バスターミナルまで430円。第二辺野古から570円だったので、走った分だいぶ安くなった。
家に帰ると、ネコちゃんのお出迎えなし。
「ずっとかくれてたんか?」
ぺんちゃんは、「信用ならん」という顔。
はんちゃんはペッタンコのまま。
「1ミリも動いてへんのんかいな。」
シャワーを浴びて、「理容・きゃん」さんに電話。
この時間からでもだいじようぶということだったので、走って行った。
前は真樹のアパートからすぐ近くだったが、今のところからはちょうど1kmくらい。
またマラソンの話をしながら、散髪をしてもらった。
その続きに「きっと屋キッチン」さんへ。
お昼にのぞいた時はお客様でいっぱいだったが、この時はすいていた。
ほかのお客様に気兼ねなく、いっぱいしゃべれてよかった。
今日はカレーの日。
3種類のカレーがすこしずつ。辛いのんやら甘いのんやら。本当はそれを混ぜながら食べるのがおすすめだが、私はそれぞれの味を楽しみながら食べた。「からー」とか「あまー」とか思いながら食べたのでおもしろかった。
ネコちゃんの話も盛り上がった。
なつかないネコには、絶対に手を出さず、瞬きをぱちぱちさせながら「だいじょうぶ、だいじようぶ」と繰り返せばいいそうだ。それがうまくいったということなので、私も帰ったらさっそくはんぺんにやってみよう。
ここからも走って帰る。
車がなくても、走れたら何とかなるもんですね。ちょこちょこ動けるから、かえって体にいいのかも。
「理容・きゃん」さんはうまい。
ピンボケになってしまったけど、だいぶ「おっとこまえ」に変身しています。
さあこの先も、辺野古新基地強行建設阻止に向けていっしょにがんばりましょうね。
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【RUN】
「辺野古ラン」の前に、午前中あちこち走り回った。
まずは名護市陸上競技場へ。
トラックも走ってみたかったが、今はスピード練習は必要ないのでスルー。
この近くに、名護の友人・玉城さんの勤務先。ちょっと寄っておしゃべり。
北山高校男子駅伝部の沖縄大会の話を中心に。今年はアクシデントがあり、全国大会には届かなかった。北山が出たら応援に行こうと思っていたのに。残念!
「きっと屋キッチン」さんはお客様でいっぱい。
お昼をここでと思っていたのだが、スルー。
パチンコ・ルクソール前を通過。
このちょっと先に100円ショップがあり、そこで自転車ロープを買おうと思ったがなかった。今ポールを固定しているロープがきつすぎるので。
さらにその先の「さくもと」にも行ったが、いいのがなし。けっきょく、イオン内の100円ショップへ。ここでやっといいのが見つかった。
出入口に「あおい輝彦」の立て看板。
ああなつかし。私の歳以上の人しか、誰か分からんやろうね。
「昼は我部祖河食堂の中味汁定食にするか」と思い、走って行ったら「金曜定休日」。知らんかった。
仕方がないので、前田食堂へ。
肉そば(700円)+半ライス(50円)。
もやしでお腹ポンポンになりましたー。
ここからこまた走っ帰って、全部で7.2km。
今日は、7.2(名護グルグル)+17(辺野古ラン)+2(散髪・夕食ラン)で合計26.2km。あさってへのいい練習になった。明日はゆっくりしよう。
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