2018年12月20日(木)
第3回沖縄100Kウルトラマラソン・後半まとめ [ランニング]
「どうされたんですか」と糸満高校生。
「写真撮りに来たんや。一番元気に応援してくれてたし。」
糸満市役所のちょっと手前で、ずっと旗を振って大声で応援してくれていた彼女。往路で写真を撮り忘れ、復路でも写真を撮り忘れ、距離合わせのループから戻ってきたときわざわざ道を渡って近づいて行った。
日焼けを気にしてかジャケットを頭からかぶっていたが、まさしく「私が選ぶ今大会ナンバーワンかわいい子」です。
こんな「沖縄100K」の楽しみ方は、邪道でしょうか。
---------------------------------------------------------------------------------
エイド横で、ずっとアナウンスされていた女性がおられた。
「糸満高校ダンス部の子たちが、みなさんのお世話をしています。どうか声をかけてやってください。」
たぶん、ダンス部顧問の先生でしょう。
この折り返し点で、毎年20分ほど使ってしまう。しかし、今年はギュッと短縮。
写真を撮ってもらい、少し食べ物を補給して再スタート。
自分が持って来たコムレケア、ガストール、マグオンなども投入。
この間、5分くらいでしょうか。
「暑い中、ありがとう。」
「暑い中、ありがとう。」
かわいい子に声をかけただけで、また走る力がわいてくる。
私が距離合わせのループに入ると、向こうから「ナンバーカード・50」が。
「井上さーん、しっかり!」
ちょっとしんどそうに見えたけど・・・。
川沿いの公園にトイレあり。その入口を見ると、かなり高いところまで開いている。
「おー、これはのぼり外さんでも入れるやん。」
用を足したあと、トイレの手洗い場で記念撮影。
何しとんねん!
さっき撮り忘れた元気女子を撮りに。
こういうロスタイムはうれしいロスタイム。
52.7kmの第19給水所。
12時近くになり、気温はグングン上がっていく。
京都の5月くらい、体がまだ暑さに慣れていない時に無理して走ると倒れそうになる。そんな感じ。
55km、7時間07分41秒55km、(48分56秒)。
5分休みを差し引いても、キロ8分50秒ペース。かなり落ちてきている。
かわいいワンちゃん発見。
さわりに行きたかったけど、のぼりを背負ってるもんで。たぶん、近寄ったらこわがるでしょう。
私設エイド。
今日は気温がかなり上がっているので、遠慮なくいただいた。ありがとうございました。
私のブログを見られて声をかけて来てくださった、福井の女性ランナーさん。
うちのヨメさんに似た丸顔のかわいい方。私は元々丸顔の女性が好きなのか、ヨメさんが丸顔なのでそれに似た人をかわいいと思ってしまうのか。このあと、そんなことを考えながら走っていた。哲学的やなあ・・・、ちがうか!
56.8kmの第20給水所。
福井の女性ランナーさんに追いついたので、また話しかけようと思ったがさっさと行ってしまわれた。これから制限時間との闘いになるので、その気持ちは分かります。
私の好きな景色。
ここの写真は毎年撮っている。
第3関門の平和創造の森駐車場。
59.5kmを13時30分までに。私はまだ45分ほどあった。この貯金をできるだけ減らさないように・・・
59.8kmの第21給水所。
このちょっと先が60kmのチェックポイント。
チェックポイント上で腕時計の写真を撮ろうとしたら、そのすぐ横に・・・。
「井上さん、どしたん?」
「・・・。」
この写真は公開してほしくなかったでしょうね。
でも、「同じ失敗を繰り返す」ところがあまりにも私と似ていて。かわいすぎる。
若いんやから、何べんも何べんも失敗したらええやん。
私の60km、7時間51分02秒(43分20秒)。
何とか許容範囲内。
61.8kmの第22給水所。
ここでもちょっとだけ糸満高校生としゃべらせてもらった。
64.9kmの第23給水所。
65km、8時間40分12秒(49分09秒)。
ずいぶんかかってしまった。せめてキロ9分ペースで行かないと、貯金がどんどん減ってしまう。
68.2kmの第24給水所。
ここは第4関門の南の駅やえせ。
14時40分まであと30分。
70km、9時間28分31秒(48分18秒)。
このペースを維持出来たら、まだ時間内完走は可能。
この先の上り坂をしっかり進まなければ。
70.9kmの第25給水所。
ワンちゃんの鳴き声が聞こえたので写真を撮りに行ったら、鳴き声が5倍くらいの大きさになった。ごめんね。
抜いて行く人の背中のコメントは必ず見る。
そこに、「走る大工」の文字。
「びせさーん!」と大声で呼びかけた。
備瀬さんは最初ビックリしておられたが、「第1回の時にしゃべらせてもらいました」と言うと、すぐに「娘さんが名護におられる・・・、お名前は忘れてしまいましたけど。」
「藤井です。去年もスタート地点で備瀬さんを探したんですよ。」
そこからしばらくしゃべりながら。
備瀬さんはお父さんと中間点まで走られ、その先はスピードアップされたようだ。私より後ろにいても、後半をしっかり走られたら完走確実です。うらやましい。
74.3kmの第26給水所。
心配していたこむら返りは完璧に克服できている。しかし、予想外の吐き気がひどい。もうなにも食べる気にならない。ただ脱水症状になってはいけないと、無理してスポーツドリンクや水はとっていた。
75km、10時間25分35秒(53分03秒)。
上り坂を全部歩いてしまうとこんなタイムになる。5km42分が基準なので、この5kmで貯金が11分も減ってしまった。
奥武島をまっすぐ北に上がったところの交差点。
奥武島のきれいな景色を見て気分転換。
しかし、胸のムカムカ感はずっと続く。
77.1kmの第27給水所。
79.8kmの第28給水所。
このあたり、もうスポーツドリンクも気持ち悪くなり水のみ。
80km、11時間19分44秒(54分08秒)。
この5kmも貯金を12分も使ってしまった。
81.5kmの第29給水所。
ここは第6関門のつきしろ公民館。係の方が「関門2分前です。でも、次の関門まで30分しかありません。」
この先は下りなので、休まず進む。
「あら、寄っていかないのー」と地元のご婦人。
「時間がないんで、すいません。」
そのちょっと先には沖縄刑務所があった。
ここなら冬でも寒くないですね。
前も後もランナーが見えなくなったので、自撮りに挑戦。
「休まんと行く」ゆうとったんとちゃうんかいと自分に突込みつつ・・・。
このトンネルを超えるとニライカナイ橋。
「次の関門、間に合いますかねえ」と尋ねられたので、「休まず走り続けたら行けるかもしれません」と答えた。
いつもは風がビュンビュン吹き、のぼりが持っていかれそうなのに。今年はほとんど無風。
この下りをガンガンに飛ばしたら・・・。
85km、12時間02分22秒(42分37秒)。
次の第7関門まで、あと1km、2分45秒。これは超一流ランナーのスピード。
「無理じゃー!」
信号にも引っ掛かり、第7関門の久手堅公民館(86km)に着いたのは、12時間10分14秒。12時間05分制限なので、5分以上足らんかった。
2年前、応援に駆けつけてくれていた真樹といっしょに写真を撮った場所で記念撮影。
ああ、こんなことになるとは・・・。
このすぐ前に収容バス。
腕は吹き出した塩分で真っ白。
乗り込んでからメールをチェック。ちょっと前に真樹がメールを送ってくれていた。
「パオパオがんばっていますか まきはハコニワおわりました これからファミマにいってきます 帰り気をつけてね!」
「メールありがとう。残念ながら、5分ほど前、第1回と同じ86キロの関門でアウトです。2年前よりは元気です。ゆっくり帰ります。」
ヨメさんにも報告しておかなくては。
「86キロ関門アウト。残念でした。暑さにやられました。」
「お疲れ様です。気をつけて帰ってください。」
意外や意外、なんとやさしいお言葉。「あっほー」と言われると思っていたのに。
「民宿・芭蕉布」さんにもメール。
「藤井です。今日はお忙しいのに応援に来てくださり、本当にありがとうございました。
残念ながら2年前と同じ86キロ関門でアウトです。
一応暑さのせいにしていますが、年々体力が落ちているんだと思います。
悔しいので、また出たいです。その時はよろしくお願いいたします。」
「藤井さん、お疲れ様です。今年は暑かったですね。間違いなく、暑さのせい。きっと暑さのせい。やっぱり暑さのせい。(笑) 来年お待ちしています。」
バスに乗って、こむら返りはだいじょうぶだったのだが酔って酔って。「これは会場まで持たんぞ」と心配だったが、なんとか持ちこたえた。
ゴール手前でコースを見ると、なんと去年私と最下位争いを演じたデカ鳥頭さんが通過。
「なんでやねん、まだ12時間47分やで。1年で1時間以上も速くなるかー。」
バスから降りて、Tシャツとバスタオルをもらった。真樹がお気に入りで使ってくれている買い物バッグは今年はなかった。
車のところに行こうとしたところに、デカ鳥頭さんが横切った。知り合いでもないのに馴れ馴れしく話しかけてだいじょうぶかなあと思いつつ、やっぱり話しかけてみた。
「あのー、この鳥頭さんの中身は去年とおんなじ方ですか。」
「そうですよ。」
「私、去年最下位争いをさせてもらってたもんです。」
「ああ、あの時の・・・。」
「今年、12時間台ってすごいじゃないですか。」
「へへー、実は50km。」
「あー、そうやったんですか。私は86kmの関門でアウトでした。また、来年もよろしく。」
「はい、こちらこそよろしく。」
去年は、ゴール後も普段と変わらないくらい元気だったのに。今年はゲロゲーロ。
すぐ運転は危ないと思い、20分ほど寝た。(駐車代は300円。)
そして、名護まで運転。途中でもPAでゲロゲーロ。しんどかった。
名護のかねひででネギトロ丼とチキンラーメン購入。
真樹のアパートについて、おふろに入ってからゆっくりと食べた。
体重は約3kg減の59.6kgになっていた。これが維持出来たらいいんですけど。
10時半過ぎに、真樹がコンビニバイトから帰宅。
これでみんな揃ったので、はんぺんも入れて「反省会」。
はんぺんは、なぜかそれほど私から逃げ回らなくなった。
「沖縄の冬の暑さに勝つにはどうしたらええんかなあ。」
真樹もはんもぺんも「分からんなあ・・・。」
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2018年12月19日(水)
第3回沖縄100Kウルトラマラソン・前半まとめ [ランニング]
奥武島では、菅笠二人が抜きつ抜かれつ・・・。
この写真だけを見ると、何の大会なんだか分からなくなる。
ただしもう一人の菅笠ランナーは裸足で、たぶんふんどし。
私よりさらにハードだったかもしれない。
奥武島の「民宿・芭蕉布」の古波蔵さん。貴重な写真をどうもありがとうございました。実物よりかっこよく撮っていただきました。
-------------------------------------------------------------------------------
朝3時10分起き。
「民宿・芭蕉布」さんを出発したのは3時半。
今までは海岸沿いに与那原まで行っていたのだが、カーナビが内陸を通る近道を案内してくれた。このおかげで、なんと18分で到着。早く着きすぎた。
それにしても、今年から有料駐車場。18000円の参加費を払っているのだから、駐車場無料くらいのサービスがあってもいいように思った。
今までは中間点での着替えなどを預けていたので、4時20分ころまでには着かなくてはならなかった。しかし、今年は預けないことにした。着替える時間がもったいないので。
スタート時の荷物もすべて車に入れておけるので、これも預けない。レンタカーのカギだけ身に着けて走る。
スタートまで1時間ほどあったので、しばらく車の中で休んでいた。
今回一番心配なのが気温。
第1回は完全に暑さにやられた。去年の第2回は一転涼しくなり、そのおかげで制限時間内完走ができた。今年は予報によると、第1回並みの暑さになるとか。
こむら返り対策がやっとできるようになったのに、今度は「沖縄の冬の暑さ対策」。ウルトラには厚い厚い壁がありますね。
「平和・憲法九条」ののぼりを背中にセットし、「作務衣・菅笠」スタイルでウロウロしていたら、誰か知り合いが声をかけてくれるかなあと思ったが、だーれも。
4時40分くらいに整列場所へ。
のぼりが当たって迷惑かけるといけないので、いつも通り最後尾へ。
そこに話しかけてきてくれたのが、大学生の井上さん。
「沖縄らしくない名字やね。」
「よく言われます。」
でも顔は、ゴツゴツ系の沖縄顔ではなく、まつ毛の長いかわいい系の沖縄顔だった。
「練習なしでウルトラに出て、60kmで沈没」という話が、自分のことのようでおかしかった。
「前半は人につられて早く走ってしまいがちやけど、抑えて抑えてね。」
これは井上さんに向かってというより、自分への戒めとして。
5時スタート。
いつもの場所からではなく、少し歩かされて駐車場のようなところからのスタートだった。
スタートライン通過まで52秒。
参加者が増えたとおっしゃっていたが、たぶんそれは「50kmの部」ができたからで、「100kmの部」は去年と同じく500名くらいだと思う。そうでないと、最後尾が1分以内にスタートラインを通過するなんてありえない。
「あっ、あわもり君。たしか、去年はレースに参加されていたはず・・・。」
今年は応援に回られた模様。
ついさっきまで逃げ回っていた口の黒いワンちゃん。
かわいいねえ。
2kmほど進んだころ、何か背中にイヤーな空気を感じると思ったら・・・「最後尾車!」
毎年走り始めたら後ろに20人くらいはおられるのに、今年は正真正銘の最後尾になってしまった。ここらで不本意ではあるが、ちょっとだけスピードアップ。
5km、37分55秒。
スタートラインまでの52秒を引くと、キロ7分25秒ペース。
いいんじゃないでしょうか。
ここで3分歩きを挟む。
これで「また最後尾になるかも」と不安になったが、「最後尾車」に追いつかれることはなかった。
7.5kmの第1給水所。
給水係さんに敬意を表して、全部の給水所の写真を撮るつもり。
9km過ぎのコンビニの駐車場に簡易トイレが4基。
ここで毎年用を足す。4基あれば待つこともない。お腹がグルグル言ってもここまで辛抱すれば何とかなる。
私がトイレから出て来て、のぼりを背中にセットしていると、かわいいネコちゃんが不思議そうに見てくれていた。たぶん、この横のコンビニに居ついているネコちゃんやろうね。
10km、1時間17分16秒(39分20秒)。
3分歩いて、トイレで4分ほどロスした割にはいいペース。
また3分歩いて、ちょっと走ったらもう次の給水所。
10.6kmの第2給水所。
6時20分過ぎなので、まだ真っ暗。
12.5kmの第3給水所。
少しだけ明るくなってきたような・・・。
その先の海岸で、きれいな朝焼け。
足元には白いネコちゃん。
「写真とるでー」と言ったらこちらに近づいてきた。
沖縄のネコはたいてい逃げない。
人懐っこいのが多い。
15km、1時間54分15秒(36分58秒)。
ここから知念岬を折り返す。
「井上さんに会えるかも」と期待したが会えなかった。「井上さん、スピード抑え切れとらんな。」
いつもこのきれいな景色をバックに写真を撮ってもらっている。
今まで2回ともきつい風が吹いていたのだが、今年はほとんど無風。のぼりを背負っている身には、これはありがたい。
15.3kmの第4給水所。
スタートしてちょうど2時間。そろそろお腹が減ってくる。私はここでカロリーメイトを投入。
18kmの第5給水所。
そのちょっと先でみなさんコースを外れられるので何かと思ったらで、こんなきれいな朝日。
しばらく海岸沿いを走るのだが、ごく一部砂地のところもあった。シューズに砂が入り、具合が悪い。なんでここだけ砂地なんでしょう。
20km、2時間30分31秒(36分15秒)。
きちっと3分歩きを挟んでいるのに、この5kmはキロ7分15秒ペース。
もう少しゆっくりでもいいような・・・。
20.8kmの第6給水所。
ここも周りに何もなく風がビュンビュン吹くところなのだが、今年は無風。
22.6kmの第7給水所。
きつい坂の途中。
24.2kmの第8給水所。
私の第一目標である奥武島まであと2kmほど。
25km、3時間05分05秒(34分33秒)。
下りもあったので、この5kmはキロ6分55秒ペース。もうちょっと抑えないと。
着きました、奥武島。
この短い橋を渡れば、古波蔵さんが・・・。
やったー、今年も応援に出てくださってました。
夕べいっぱいしゃべらせてもらったヒサエさん。
今年もしっかり応援していただきました。
ここから奥武島を右回りに一周。
ここは、初の私設エイドかな。
モズクスープ、おいしかったです。ありがとうございました。
26.9kmの第9旧水所。
ここは第1関門でもある。8時50分ということは、スタートから3時間50分。ヒサエさんから聞いた話によると、毎年この関門に引っ掛かるランナーがけっこういるとのこと。
この公園にはネコちゃんがいっぱい。
ねこ好きランナーは、ついつい食べ物をやってしまいます。
「お腹こわさんようにね。」
ソフトバンク犬も応援してくれてますね。
潮干狩りができそうな広い干潟。
釣りをされている方もありました。
食堂前のネコちゃんたち。
去年のネコちゃんも元気かな。
「なにっ」と振り返る見返り美猫。
小さい島なので、あっという間に一周。
ここでも写真を撮っていただきました。
「完走できるように、がんばってきます。」
菅笠のセンパイ(?)に付いて行こうと思ったが、彼は上り坂をスイスイ。
ただし裸足なので、走るところを選び選び走っておられた。砂利を固めたような歩道も多かったので、裸足は大変だと思った。
30km、3時間44分58秒(39分42秒)。
ペースは若干落ちたが、「5km42分以内」が目安なのでまだだいぶ速い。
30.5kmの第10給水所。
まだ9時前なのに、かなり暑い。
「ほー、ここが向陽高校かー。なんか聞いたことあるな―。」(八重瀬町にある進学率の高い県立高校でした。)
33kmの第11給水所。
去年はここらで、fukikoさんご夫妻と抜きつ抜かれつやったなあ。
35km、4時間25分52秒(40分53秒)。
初めての5km40分超え。でも3分歩きを挟んでいるので、これが適正ペース。
35.5kmの第12給水所。
37kmの第13給水所。
ここでトップと対面。
こちらが37kmということは、トップは63km。私の倍近いスピードで走ってるってことですね。
女子のトップは、全体の5、6番手。
なんぼほど強い人やねん!
39.3kmの第14給水所。
40kmの計測マットは、車道ではなく狭い歩道上。
40km、5時間01分05秒(35分12秒)。
あかん、これは速すぎる。
第2関門の平和創造の森駐車場。
42.3kmを10時50分までに(5時間50分)。
私は35分ほど余裕があった。
「去年も撮らせてもらいましたー。」
「ナイスラン! 笑顔が一番!」
めっちゃ速い「にんじんさん」。
牛さんがたくさん。
応援に出てくれるとうれしいんやけど・・・。
42.8kmの第15給水所。
暑すぎて、頭から水をかぶっているランナーが多かった。
44.6kmの第16給水所。
45km、5時間41分20秒(40分14秒)。
これこれ、これが適正ペース。
47.6kmの第17給水所。
折り返しの糸満市役所まで、あと2.4km。
もう少しで糸満市役所というところで、対向の歩道に「菅笠センパイ」。
そんなに差はついていない。追わねば!
49.8kmの第18給水所って、なかったよな。
糸満市役所のエイドのことなんかなあ。
第3関門の糸満市役所。
50kmを12時までに(7時間)。
私は50km、6時間18分44秒(37分23秒)。
たしか去年は6時間20分だったので、ほぼ去年並み。ただし、今年は「初めから歩きを挟む村松流走法」を徹底した。ずっと「5km走って3分歩く」。それで去年と同じタイムで中間点まで来れたので、上出来。
さあ、今年は着替えなし。休けいも最小限にして再スタート。
これで後半は余裕を持って走れるはず。
(注)後半に続く。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2018年12月18日(火)
ローラがゆうてんのに、せんわけにはいかんやろう [沖縄]
◎BuzzFeed Japan 12/18(火) 12:09配信
「みんなで沖縄をまもろう!」 ローラがインスタで呼びかけた理由
タレントのローラさんが12月18日、自身のインスタグラムのストーリーに「みんなで沖縄をまもろう!」と投稿した。「たくさんの人のサインが必要なんだ」と呼びかけたのは、ホワイトハウスに向けた「辺野古の埋め立て中止」を求める嘆願書への署名だ。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】
■辺野古の埋め立てとは
沖縄県宜野湾市にある米軍・普天間基地の移設先とされる辺野古をめぐっては、政府と、埋め立て工事に反対する沖縄県の間で対立が続いている。
10月の県知事選では、辺野古への移設に反対を掲げた玉城デニー知事が当選。その是非を問う「県民投票」が開催されることになった。しかし、政府は12月14日に沖合の埋め立て工事を始めた。
今回の嘆願書では、来年2月24日の県民投票実施まで埋め立ての停止を求めるとともに、県知事選の結果を踏まえた判断をするよう、トランプ大統領に求めている。
1ヶ月で10万筆が集まれば、アメリカ政府がその内容を検討し、60日以内に何らかの返答をする仕組み。
署名は12月8日から始まり、18日午前11時半の段階ですでに9万5千筆が集まっている。
■ローラさん「ホワイトハウスに届けよう」
ローラさんのフォロワーは520万人。国内では渡辺直美さんに次ぐ人数で、影響力は大きい。自身のストーリーでは、以下のように呼びかけた。
「美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。名前とアドレスを登録するだけでできちゃうから、ホワイトハウスにこの声を届けよう」
嘆願書をめぐっては、沖縄出身のタレント・りゅうちぇるさん(フォロワー120万人)も自身のストーリーに地元紙の署名に関する記事を紹介していた。
署名は13歳以上であれば居住地や国籍を問わず誰でもできる。サイトで名前とメールアドレスを入力し、受け取ったメールのURLをクリックするだけだ。1月7日まで。
サイト:https://petitions.whitehouse.gov/petition/stop-landfill-henoko-oura-bay-until-referendum-can-be-held-okinawa
---------------------------------------------------------------------------------
ホワイトハウスに向けた「辺野古の埋め立て中止」を求める嘆願書への署名が始まっていたのは知っていたが、なかなか自分で実行とまでは行かなかった。
署名が10万集まると、何らかの返答があるらしい。これが最低目標で、さらに多ければ多いほどいい。
「10万超えるまでには署名せんとな」と思っていたが、そこにちょうどローラのニュース。これを見て、すぐにしましたがな。
◇ ◇ ◇
※注:Sign Nowをクリックするだけでは署名したことになりません。必ず届いたメールの”Confirm your signature by clicking here.”(ここをクリックして署名を確認)をクリックして、署名登録完了画面が表示されるのを確認してください。
◇ ◇ ◇
この最後のポチッが一番大事。
辺野古新米軍基地建設地の埋立強行に納得がいかない人、ぜひ嘆願書への署名をお願いします。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2018年12月17日(月)
はんぺんからきくへ [家族]
「年賀状には『家族が増えました』って書いといてや」と真樹。
「はんとぺんねえ・・・。」
ネコ好きの人にはOKだが、それ以外の人には「何の家族やねん!」かも。
「はんとぺんと真樹がかわいく写っている写真がないとなあ。」
「パオパオが撮った写真は、みんなブサイクに写ってるしなあ。」
「ほんまやなあ。ええ写真が撮れたら送ってな。」
今日の朝、はんとぺんを一枚の写真に撮れたのだがブサイクですかねえ。真樹がかわいく撮って送ってねー。
パオパオをこわがって、いつも変な顔に写ってしまうはんちゃん。
これは、まあまあかわいく撮れているんじゃないでしょうか。
真樹が作ってくれた朝ごはん。
「簡単なもんだけやでー」と言っていたが、これで十分。
真樹は出勤前の「猫吸い」。
ぺんちゃんはすぐ捕まるので、よく吸われているようだ。
「はんちゃんはどこ?」
土曜から2泊3日で借りたレンタカーは4900円。那覇・名護間の高速バスが2190円なので、レンタカーはかなり安い。
11時に名護出発。
「基地と観光産業は共存できない」
いつオスプレイが落ちてくるか分からないようなところで、楽しむ気にはなれないですよね。
豊見城には12時前に到着。ガソリンを入れてレンタカー屋さんに行っても、12時10分にもなっていなかった。
早めの返却をすすめるものだから、那覇空港で2時間ほど余裕ができた。
何か食べようと思ったが、空港はなんでも高くて。
目の前にパン屋さんがあったので、パンを食べることにした。3つで799円。おいしかったけど、これもけっこう高くついてしまった。
帰りのピーチは時間通りの搭乗案内。
「これは早く帰れる」と喜んでいたら、滑走路横で35分も待機。うまいこと行かんもんですねえ。
しかし関空第2ターミナルでは荷物が一番に出て来て、リムジンバスにもほぼ待ち時間なしで乗れた。京都駅に着き、地下鉄乗り場に下りるとすぐに「国際会館行き」が到着。このあたりはうまくいった。
国際会館前から7時28分発のバスに乗ろうとしていたら、ヨメさんからメール。
「お迎えに行きます。」
きくちゃん付きのお迎え。
最初、きくは私を見つけてしっぽブンブンの大喜び。
しかししばらくして冷静になると、「どなたでしたっけ?」
いつもの「野菜自販機からの散歩」で思い出してくれんかなあ。
ヨメさんは、私の留守中は節約して1日100円くらいの生活をしていたらしい。
しかし今日は焼き魚や煮ものなど、おいしい晩ごはんを作ってくれた。すまんねえ。
きくはあきません。
ずっと、しっぽタレタレです。
私がなでると、体が固まってますがなー。
「夜の長い長いお散歩に行ったら、思い出してくれるか知らん。」
せっかくいっしょに写真撮ったのに、きくちゃん横向いてますやん。
知らんオッサンとのお散歩は疲れたんかなあ。
5日留守にしたら、戻るのに5日かかるんかなあ・・・。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2018年12月16日(日)
第3回沖縄100Kウルトラマラソン [ランニング]
「あーあ、あかんかった。」
自分なりに2年連続完走を目指してがんばっていたつもりだが、第7関門(86.0km)閉鎖時刻に間に合わず。
第1回が第7関門通過、第2回が13時間58分05秒で完走だったので、今回が最低。
この敗因は一応「暑さのせい」ということにしたいのだが、私的にはこないだから気になっている「老化」かなあとも思う。
完走はできなかったが、いろいろな人とのふれあいがあった。短い距離をぶっ飛ばすレースではこれはない。
ウルトラで大事なものは、「参加者同士の交流」かも。
スタート前の整列で、私は最後尾に。
その時、「ブログを書かれてますよね」と話しかけてくる青年あり。
「はい、書いてますよ。」
なんでこんな速そうな青年が最後尾に?
「ブログはすごく参考になりました。」
「それはよかった。」
「ほとんど練習もせずに壱岐ウルトラに出たんですけど、60kmでダメだったんです。それでこれにも出ようと思って・・・。」
「ほとんど練習せず」というところが私にそっくり。気に入った。
その好青年・井上さんは、沖縄本島中部の出身で、現在は福岡の大学に在学中。この大会に出場するために沖縄に帰ってきたらしい。
スタート前はすることがなく退屈なものだが、私のブログの読者から声をかけてもらい楽しい時間を過ごせた。
南城市の奥武島(27〜28km)でいつも応援してくださっている「民宿・芭蕉布」の古波蔵さんご夫妻。今日も宿泊客があり、お忙しいだろうに申し訳ありません。
ここが私の第一目標。
この応援のあと、糸満市役所折り返しまでの20数キロは楽々。
糸満市役所を折り返して56km地点あたり、「パオパオさんですよね」と声をかけてくださる女性あり。
「生のパオパオさんを初めてみました。ブログはいつも見させてもらってます」と。
丸顔のかわいい方は福井の◯◯さん(お名前はお聞きしませんでした)。「京都キャロット」の出張販売を通して知ってくださったのかと思ったら、「大会の情報が知りたくて、ネット検索して」とのこと。
私のブログのアクセス数が多いのは、それが理由だったのか。
74km地点あたり、「がんばりましょう」と声をかけ、私を抜いて行くガッチリ男性。背中ゼッケンのコメントを見ると「走る大工」。
「びせさーん!」
すぐ思い出してもらえた。「第1回沖縄100K」のレース中、少しお話しさせてもらった。
「去年の参加者名簿にも載ってたんで、スタートの時さがしたんですよ。でも、来ておられなかったんですよね。」
「そうなんですよ。出るつもりだったんですけど、急に仕事が入って。今年も昨日まで出られるかどうかわからなかったんです。」
備瀬大介さんは名護の大工さん。マラソン大会には、いつも私と同世代のお父さんと出場されている。
「去年私の背中コメントは『ライバルは走る大工』だった」と言うのを忘れてしまった。ここ大事なとこやのに。
しばらく並走し、先に行ってもらうように言った。
その時備瀬さんが手を差し出し、固い握手。その指は、私の2倍くらいの太さだった。
人としゃべるとシャキンとする。
備瀬さんとしゃべって、「残り25kmくらいやから、何とかなるやろう」と思えてきた。
(注)まだまだ、続きます。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
2018年12月15日(土)
【 過去の記事へ 】