2014年08月01日(金)
峠の向こうに父がいる [家族]
久しぶりにいなかへ。
主な用事は、恒例の墓そうじとうちの庭の草刈り。それともう一つ、私の92歳の父との対話。
峠下にはたいそうなアピール看板が。トンネルができると、凍てつく冬の運転が楽になるんですよね。
京都市内はもう直すような道路が無いので、実現不可能なことでもないらしい。父が生きているうちにトンネルが通るといいのに・・・。
まずはうちの家に寄り、窓を全部開けて部屋の空気の入れ替え。布団も干したかったが、もう日が陰っていたのでダメ。
父の家に行くと留守。勝手に倉庫から鎌や鍬などを借りて墓そうじに。
お地蔵のさんの後ろにちょろちょろと流れていた水は、今年はもうかれていた。これでは、墓を磨く水を汲みにだいぶ向こうまで行かんならん。たいへん。
草はほとんど生えていなかったが、後ろが崩れ、お墓がだいぶ埋まっていた。一番大変だったのは、私の母の仮のお墓。普通の石だから見落としそう。頭がちょっと出ているだけだった。これなら、あんもちゃんの墓のほうが立派に見える。
もう一度父の家に行くと帰ってきていた。
「どこ行ってたん?」と聞くと「交流の森で会議」とのこと。92歳の爺さんの意見を聞く会議ってどんなん?
父からは一番に真樹のことを聞かれた。
「沖縄で元気にしとんのか?」
「元気、元気。元気どころか、もう運転免許とって車こうて、毎日車で通学しとんにゃで。」
「ほー。」
父はビックリていた。
こないだJA名護で買った9個750円のミニマンゴー。どうしても父に食べてもらいたかったので、皮をむいて小さく切って出してあげた。
そしたら「あまったるいなあ」って。そう言いつつ、全部食べてくれたけど。
そのうち兄夫婦も帰ってきて、草刈機を出してもらった。
そこへ、近所に住む私の甥の子がこまめちゃんを連れて散歩に来た。
「こまめちゃんは何キロ?」
「10kg。」
「そっかー。うちのきくは17kgほどあるねん。ええなー、細くて。」
うちの庭の草刈り前。
草刈り後。
これで、夏に避暑に帰っても落ちつける。
草刈機を返しに行こうとして道路に出ると、なにやらすばしこく横切る生き物。
アップにした写真を兄に見てもらうと「テン」とのこと。
「こいつは凶暴やでー。金網くらいやったら食いちぎって入ってくるで。」
もう一度父とおしゃべり。
私は全然感じなかったのだが、毎日世話をしてくれている兄夫婦によると日に日に衰えは隠せないらしい。そりゃそうやわ。92歳やからね。
にいちゃん、じゅんさん、いろいろとたいへんやと思いますが、どうか父をよろしくお願いします。
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【RUN】
せっかくいなかに帰ってきたので、ちょっとだけ走ることにした。歯医者さんからは止められているのだが、薬が効いているのかまったく痛くない。(ほっぺたは腫れてますけど・・・。)
いつもなら峠まで往復8kmを走るのだが、今日は少なめにしておこう。
とりあえず峠方面へ。
「喫茶・カウベル」さん前で1km、6分13秒。
山の中に入って2km、12分29秒(6分16秒)。
「旧道別れ」前で2.5km、15分半くらい。
ここで折り返し。あとはずっと下り。
「花背山の家」前まで来ると、家まであと400m。
ゴール5km、30分ちょうど。下りは気持ちいいわ。
歯医者さんにだいぶビビらされたけど、走ったあとも傷が痛むということはない。
「ほっ!」
夜は、うちから唯一歩いて行ける食堂「紅華」さんへ。
調子に乗って、歯医者さんに止められているビールもいただきました。
明日えらいことになるのかしらん・・・。
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2014年07月31日(木)
○山君の思い出 [学校]
今日は5時半起きで、6時半から3時まで寮の管理代行のバイト。そして、そのあと続きで歯医者さんへ。
今日は大変な手術で、鼻と口以外のところをビニールで隠されて1時間半ほど。その間ヒマなのでボーっとしていたら、昨日偶然通った家に住んでいた○山君のことを思い出した。
○山君が小3で私が担任(当時30歳)。○山君はかなりむちゃくちゃな子で、私もめちゃくちゃ怒ったのだが、それでもいつも「せんせ、せんせ」と言って私にひっついてきた。
あれがもう28年前。と言うことは、やんちゃな○山君も、今37くらいか。今出会ったとしても、「せんせ、せんせ」と言ってひっつきに来てくれるかなあ。そう思うとじわっと泣けてきた。治療のためにかぶせたビニールの下で、私が泣いているなんて歯医者さんも思ってもみられなかっでしょうね。
○山君との一番の思い出はこれ。
○山君が隣の子に嫌がらせのようなことを続けていた。あんまりしつこいので、「もうええ」と言って、○山君の机・いす・かばんと本人を廊下に放り投げた。「ガラガラガシャン」と音がするくらいに。(今なら私はクビでしょうか。)
しばらくして見に行くと、○山君は何事もなかったかのように机・いす・かばんを整え、きちんと座って勉強するふりをしていた。そして私の顔を見て、「せんせ」とにっこり。これには私も思わず笑ってしまった。
今から思えば、お父さんのいなかった○山君はわざと私を怒らせ、自分を思いっきり𠮟りとばしてほしかったのかもしれない。
そんなむちゃくちゃだけどかわいい○山君を、前担任は「大変ですよ」、次の担任は「大変だったでしょう」と言う。私は「何をおっしゃってるんだか」という感じ。「あんたら、そんなしょうもないこと言うために教師になったんですか。そんな子とどう向き合うかが、教師の腕の見せ所とちゃうんですか」と言いたかった。
とかなんとかかっこいいこと言ってますけど、実は私は○山君といっしょになってむちゃくちゃなことを楽しんでいただけかも。今から思えば、ええかげんなことばっかりやってたのに、ようクビにならんかったちゅう話やね。ラッキー!
上賀茂小から待鳳小に転校した○山君。今、どこでどうしてるのかな。会いたいな。
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【RUN】
危機!
今日の歯の治療で、またもや運動・風呂・アルコール禁止。そして、痛みのピークは3日後とのこと。3日後って、北陸マスターズ陸上の日じゃないですか。痛み止めの薬をたくさん出してくださったが、薬を飲んで走るとドーピング?いや、それ以前の問題か。
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2014年07月30日(水)
はらっぱでやり投げ練習 [私の陸上競技]
今度の日曜、北陸マスターズ陸上大会(福井)に申し込んでいる。
本命3000mSC、対抗やり投げ、穴1500m。
どれもまったく練習できていない。
ハードルや水濠跳び越せるんかいなー。
やり、しっかり投げられるんかいなー。
とりあえず、やり投げの練習をしておかなくては。
私のホームグランドである(?)たんぼは、現在稲の育成中。でも、近くに特養建設予定地でなぜか建設の始まらないはらっぱがある。そこで練習しよっと。いつもののぼり用のポールを使って。
午後4時半ころその原っぱに行くと、小学生がサッカーをして遊んでいた。こりゃまずい。でも、すぐに雨が降り出し子どもたちはいなくなった。
片道で4投。それぞれ10〜15m。最初は私の悪いくせ、腕が横に出てしまって困った。これでは遠くまで飛ばない。真上から投げるイメージで。
雨はますますきつくなるがお構いなし。子どもたちがいないときにしっかり練習しなくては。4投を6往復で全48投。最後のほうはまあまあ納得のいくスローになった。
後で聞くと、このとき廉が自転車で横を通ったらしい。
「何で声かけてくれへんにゃなー。」
「そんなもん、赤の他人のふりしとかなー。雨の中で棒投げとるオッサンはあやしすぎる。」
「どういうこっちゃー!」
昨日私が沖縄から帰ってきたときも、「パオパオがおらんときは、おかずが豪華やった」とか、「パオパオがおらんときは、きくがものすごかしこかった」とか・・・。
「そんなにパオパオがおらんほうがええちゅうんかー!」と投げやりにならず、やり投げの練習をがんばるパオパオでした。
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【RUN】
雨の中でやり投げの練習をして、体はびちゃびちゃ。シューズもびちゃびちゃ。ゆっくり走るんやったらこれでいいか。
いつもの5km。
また、最初の1kmが6分12秒もかかる。今日こそ5km30分を超えるかと思ったが、なんとか29分24秒。雨にぬれてかなり重たくなったシューズで走った割にはそこそこ走れた。
1kmダウンで合計6km。
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【今日のきく】
雨上がりで、ちょっとすずしい。
でも調子に乗って歩きすぎると、やっぱり暑い。
「きくちゃん、カマキリ!」
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2014年07月29日(火)
沖縄〜京都、8時間半 [沖縄]
今日、真樹の授業は2限から。10時半からなので、朝のうちにJAまで送ってもらった。昨日買ったミニマンゴーが抜群においしかったので、おみやげに買っていこうと思って。
さすがに、昨日のおつとめ品6個で150円はなかった。その次に安いのを選んだのだが、来たときみたいに荷物の総重量が10kgを超えそうだったので1袋だけにしておいた。
ガソリンスタンドでタンクを満タンに。リッター14kmくらいの計算になった。これで400kmほどだいじょうぶ。
私は名護市役所11時のやんばる急行バスに乗る。真樹は10時すぎ、初めて一人での運転で大学へ。「あせらず、周りをしっかり見て」安全運転をたのみます。
うらの2ひきのネコちゃんは健在。
10時半になったので、余裕を持って出発。
市役所に行く途中、玉城さんにごあいさつ。
ネコちゃんが見当たらなかったが、子猫がいると教えてもらった。ところが、カメラを向けるとあわてて逃げていった。残念!
「しょーがない、ネコちゃんの代わりに玉城さん撮っときます。」
途中からこのブログを見てくださった方は、私と玉城さんとの関わりがよく分からないでしょう。玉城さんの息子さんが北山高校駅伝部OBで、私が北山高校駅伝部を応援する記事を書いたところ、それが玉城さんの目に留まりコメントを入れてくださってからのご縁ということになります。
名護では、比嘉増美さんご一家の次に頼りにさせてもらっている方です。今後もよろしくお願いいたします。
11時6分、ちょっと遅れてバスは来た。
乗ってビックリ。整理券とかはなく、運転手さんがどこで乗りどこで降りるかをメモしておられた。西表島のバスでは乗ったときにどこで降りるかを聞かれたが、それに似ている。
バスの中から名護の景色を撮る。
あの山が削られているあたりに部間タイヤさんがある。
次はいつ来れるかなあ。
予算の都合で当分は無理のような・・・。
バスの中から見える景色はどこもきれい。
1ヶ月前、「一人沖縄平和ラン」のスタートラインにした那覇市役所。
那覇空港LCCターミナルには出発の40分前に到着。ピーチはジェットスターとちがって、ウェブチェックインが出来ないのでせわしない。搭乗まで時間がなかったので、おにぎりとさんぴん茶のお昼ごはん。
今回は素通りで入れるかと思いきや、手荷物検査のところに重量計。私の荷物は2つ合計で「10.00kg!」
危なかったー。ミニマンゴーもう一袋買わんでよかったー。
ピーチは貨物ターミナルからですもんねえ。
お店もたいしたものがない。
13時40分発のピーチは満員。もうちょいで乗れるというところで長く待たされ、炎天下でたいへん。でも、機内の冷房はそんなにきつくなくてよかった。
けっきょく20分ほど遅れて、16時ちょうどくらい着。16時16分発のはるかの指定席とってあったんやけど・・・。
飛行機から降りると、前を行くランナー・・・じゃなくてお客様を次々と追い抜き連絡バスに・・・乗り遅れ。JR改札口に16時16分。もう一つ前のバスに乗ってたら間に合ったのになあ。
次のはるかは30分後。その日の自由席なら普通に乗れる。
お腹が減ったのでうどん屋さんへ。かけ並にエビフライをのせて610円。
うどん屋さんの前にあるショップを見て、大事なことを思い出した。行きしにこの店を見つけ、帰りに必ずピカチュウを買おうと思っていた。はるかに乗り遅れてよかった。帰りは急いで素通りしてしまうところだった。
ピカチュウ人形は廉へのおみやげ。毎回廉へのおみやげは不評だが、今回は自信あり。
16時46分関空発のはるかは18時02分京都駅着。地下鉄、京都バスと乗り継ぎ、家に着いたのは午後7時前。
名護の真樹のアパートを出たのが10時半なので、今回は8時間半かかったことになる。お疲れお疲れ。
荷物を置き、急いで「京都キャロット」へ。
入り口前にきくちゃんがいた。
しっぽ、ぶんぶんぶん。
「おー、きくちゃん。今回はおぼえてくれてたかー。」
ところが横からヨメさんが、「きくちゃん、知らんオッサンや。あっ、こわ!」とか言う。
そしたらきくは、尻尾を巻いてぶるぶるふるえる。
ヨメさんに写真を撮ってもらったが、きくはめっちゃ緊張していた。
「なんでやねん!」
でも、「おちゃんぽ行こか」と言うときげんは直った。
巻いていたしっぽもピーン!
夜ももう一回お散歩。
きくはお散歩があるときげんがいい。
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2014年07月28日(月)
エッセ対エッセ [沖縄]
いつもは歩いて行っている「きっと屋キッチン」さん。
今日は駐車場に停める練習を兼ねて、真樹の車で。
きっと屋キッチンさんは、メニューが1種類しかないという変わったお店。それでも、真樹も私もお気に入りのお店です。
ここ何日かは「ホーの日」。
真樹は、2月に雲ケ畑の女子が来てくれた時に一度食べたそうだ。私は初めて。
これはおいしい。そして、体によさそうのものばかり。
「今回はマラソンじゃないでしょう」と店長のテンコさん。
「はい。娘がやっと免許取りまして、那覇の近くまで中古車を取りに行くのに付き合ってきたんです。」
「えー、免許取ったの。こないだ原付に乗ってたよね」とテンコさん。
そんなに何回もこのお店に来ているわけではないのに、ヘルメット姿でよく分かってもらえたものだ。ヘルメットかぶってもとってもおんなじような頭やからかな・・・。
「表においてある車・・・。」
「はい、私の車です」とテンコさん。
「やっぱり。うちの子も同じエッセなんです。」
「何色ですか。」
「赤です。」
「赤・・・。赤はなかなか手に入らないんですよ。赤だけ特別色で値段が高いんですよ」とテンコさん。
「そうなんですか。エッセといえば黄色やクリーム色が圧倒的に多いですよね。赤をめったに見ないと思ったら、そういうわけがあったんですか。」
「そうですよ。エッセは小さいけどすごく乗りやすい車ですよ」とテンコさん。
テンコさんも一押しのエッセということで、真樹も喜んでいた。
毎度おなじみのヤモリ君。
今日はかなり小さいヤモリだった。
「エッセヤモリか?」
テンコさんもめずらしいグリーン。
このあたりで赤エッセが走っていたら真樹、緑エッセが走っていたらテンコさんと思っていいかもしれない。
いいエッセ仲間ができて、よかったね。
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猫様のお告げ [沖縄]
「こっちじゃ、こっちじゃ」と猫様の呼ぶ声が聞こえる。
私は犬猫の出すテレパシーを感受する能力がある(と勝手に思い込んでいる)。
1か月前の「一人沖縄平和ラン」の応援に来てくださった玉城さんの職場が、私が急いで撮ったネコちゃんのところだという。
ヒント少なすぎますよね。
入口が段になっていて、グリーンの足ふきマットと鉄製の砂落とし。
「これでは分からん。」
昨日も何回もこの通りを車で通ったのだが、全く分からず。ネコちゃんの写真を撮ったことは覚えているのだが、その場所は記憶にない。
そして今日、せっかくおみやげを持ってきたのでゆっくり歩いて探すことにした。そこで「こっちじゃ、こっちじゃ」のネコテレパシー。
玉城さんがコメントを入れてくださったように、だいぶやせ細ってしまったけれど、ひと月前のネコ様にまちがいない。
「よう教えてくれたね、ありがとう」と言うと、「あっ、こわこわ」という感じで逃げてしまった。
中におじゃますると、お仕事中の玉城さんがおられた。もっとビックリされるかと思いきや、意外と普通のお出迎え。今日もネコちゃんおらんかったら素通りしてたとこやのに。
いろいろとお話しさせてもらった中に、大変な情報が。私の大好きな女優のK.Mさん。名護出身であることは知っていたが、なんと玉城さんの町内の同じ班だそうだ。まー、びっくり。(だからといって、なにかできるわけでもないが・・・。)
とにかく、1か月前のお礼がきちんと言えてよかった。
帰るとき入口を見ると、あのネコちゃんが戻ってきていた。
「シャー、っていいますよ」と言われたが、シャーしてもらいたかったなあ。
あとは、比嘉さんと小橋川さんにお礼を言わんとね。
帰り道、「前田食堂・名護店」の文字が目に留まった。前田食堂って、大宜味村の口にある牛肉そばで有名な・・・。
おお、まちがいない。
あったあった、牛肉そば!
デーンと出ました牛肉そば。牛肉よりもやしがいっぱいですけど・・・。
このボリュームだと、晩にビールといっしょに食べたいところだがそれはなさそうだった。
またもやお腹パンパン。昨日せっかく走ったのに、これでは元も子もない。
このあと、部間タイヤさんへ。
ほんとうは真樹といっしょに行きたかったのだが、部間タイヤさんは5時までなのでそれは無理。比嘉増美さんは、真樹がバイトしている喫茶店にも行ってくださり声をかけてくださったそうだ。(残念ながら、その日真樹は非番。)
真っ黒に日焼けした雄也さんもおられ、1か月前のお礼が言えた。
あとは小橋川さんだけだが、今年は私は日程が合わず「久志20kmロードレース」には来られないし、当分お会いできそうにない。どうしましょうかねえ。
増美さんが気を使われて、またいいものをいただいた。ドラゴンフルーツを5個も。
いつもすみません。さっそく冷やして、今日真樹と食べることにします。
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2014年07月27日(日)
陸上競技犬・花火・真樹のバイト [沖縄]
夜7時に名護市陸上競技場へ。
いくらなんでもお腹出過ぎ。少しは走ってへっこまさなくては。
到着してビックリ。芝生になんか転がってるじゃありませんか。
近寄ってよーく見ると、3びきのワンちゃん。
「走りながら犬が見られるなんて、サイコ―!」と思うのは私だけでしょうか。何とか捕獲されないように、上手に生きていってほしい。
真樹のところから競技場まで1.1kmジョグ。
ここで、(1000+200)×3本。
1本目、3分55秒。
2本目、3分56秒。
3本目、4分01秒。
今はこれで精一杯。
ナイター設備もあって走りやすい。
それよりも、いぬ!
真ん中のきくに似たガラのワンちゃんは、芝生を走りまわっていた。
白いのんは、ビロビロになって寝てたくせに、近寄ると「わんわんわわん!」
「あんたの芝生とちゃうやろう。みんなで仲良く使いましょう」と説得したらしぶしぶ納得したようだ。
親子に見えた2ひきは、競技場横のお墓へ。
「ははーん、お墓が本宅で、競技場の芝生が庭やと思っとるな。」
そのあとも。犬連れの人に向かってほえたりしていた。
「あかんちゅうねん。あんたの家ちゃうって。そんなんしてたら、捕まるって。」
ああ、この3びきが心配。
競技場内を2.5kmジョグ。真樹のところまでまた1.1km。
これで、合計8.3km。
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練習が終わってさあ帰ろうというとき、「バーン!」
さっきから、どう見ても陸上競技に無縁なオジイオバアが場内に来られているのが不思議だった。花火を見に来られていたのだ。
すっと帰るつもりが足が止まった。
昨日よりずっと見やすい場所だった。
でも真樹との約束があったので、半分くらいのところで背を向けて帰宅。
もし来年も見に来れたら、陸上競技場は穴場です。
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「絶対、来んといて」と言われると思っていたのに、「来てくれる?」とは・・・。
どういう心境なんでしょうね。まあ、素直に喜んでおきましょう。
真樹の今日の喫茶店のバイトは、午後4時から9時。
「8時ころ晩ごはんを食べに来て、いっしょに帰ったらいいやん」とのこと。うれしいこと言ってくれるじゃないですか。
お店に入ると、満島ひかりさんのようなかわいい子が案内してくれた。あとできくと、真樹と同じ大学の同学年の地元沖縄の子。
真樹を探すと、ホール内で他のバイトさんと何やら照れくさそうに話している。
「私のおとうさんが・・・」とか?
お店はちょうどお客様が途切れた時のようだった。
「しゃべりにでもきたらいいのに・・・」と思っていたら、私が注文したカレーとコーラを持ってにこやかに現れた。
「写真撮ってもいい?」
「ダメダメ。」
「いやー、その制服、かあちゃんに見せたかったのに・・・。」
まあ、それはまた今度。
真樹がしっかり働いているところが見られたし、仲間の方たちからも仲良くしてもらってるみたいで、これで満足。
あっ、カレーもおいしかったよー。また行くねー。
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笑味の店・ベルパライソごんた・ゆうらんせん [沖縄]
今日、真樹は午後4時からバイト。それまでに運転の練習をしたいということで、遠くまでお昼ごはんを食べに行くことにした。
名護市の北隣の大宜味村へ。
「るるぶ・やんばる」に紹介されていた「笑味(えみ)の店」。本部出身の金城笑子さんが営む料理店。ご自身が栽培されている野菜をふんだんに使った料理が自慢のお店。
大宜味村役場のちょっと北。
信号がほとんどないので、思っていたより早く着いた。
まだ12時前だったので、客は私たちだけ。
真樹の大好きな、ちょっとずつがたくさんワンプレートに乗っている「まゕちくみそれ(おまかせください)定食」。
ごはんがもち米系なので、お腹パンパン。
でも、二人ともしっかりいただきました。おいしかったです。
こんなことでは、「お腹ポッコリ」がいつまでたっても改善されない。
「今日は走ろうっと。」
12時すぎから次々とお客様が入ってこられ、真樹の車の両脇にも車が停まった。
「さあ、真樹の腕の見せどころやでー。」
このお店はちょっと変わっていて、国道沿いが裏口で、玄関は一筋奥の通り沿い。
無事抜け出し、裏通りからぐるっと回って国道へ。
次は、お楽しみ今帰仁村の「リゾートホテル・ベルパライソ」へ。
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「笑味の店」からベルパライソもすぐだった。
ホテルのスタッフさんに「★のさんは来ておられますか」と聞くと「来てるけど、今用事で出かけてます。3時ころ戻ります」とのこと。
「ごんちゃんは?」
「えーと、どこかにはいるはず・・・。」
どこかといえば、あこ。桟橋の下の日かげ。
「ごんちゃん、おやつ持ってきたよー」と呼びかけると、桟橋の下の一番奥から砂を掘りながら這い出てきた。
おやつをもらうたんびに日かげまで持って行って食べるごんちゃん。
「ごんちゃん、かしこいなあ。」
「へへへへー。」
ほめてもらってうれしいごんちゃん。
ちょっと固めのおやつは、腰を据えてゆっくりとむしゃむしゃ。
「ごんちゃん、ありがとね。また来るね。」
3時まで待っていると真樹のバイトが遅れそうなので、これでお別れ。
おやつの残りと京都のお菓子を、スタッフさんにことづけさせてもらった。
次は、今帰仁の知り合い「兼次家」へ。
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真樹の小学生時代にPTAでいっしょだった春美さんのご実家。今はオバア一人で住んでおられるのだが、1年前と同じくまたもやお留守。
真樹が名桜大学に合格したとき、「うちに空き家があるから、そこから通えばいいさー」と言ってくださったやさしいオバア。
またもや会えなくて、残念!
2軒隣の息子さん(春美さんのお兄さん)のところに、おみやげだけことづけさせてもらった。
「そしたら、本部まわって帰るかー。」
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帰り道で、「360°大パノラマカフェ」の看板発見。
「ぜんざい食べたかったとこや。行こー。」
めざせ、アイスクリームカフェ「夕覧舟(ゆうらんせん)」。
これがまた、運転の練習にはぴったり。
何回もカーブを曲がり、細い山道に入り、周りに何もない山の中にそのカフェはあった。
こんな分かりにくいところなのに、お客さんはけっこう多い。
屋上の「360°大パノラマ」には行く時間がなかったが、2階の窓から見る景色でも十分満足。私たちの席からは瀬底島が見えた。
私たちが注文したのは「ふわふわスノーアイスぜんざい(750円)」。
おいしかったけど、量が多すぎたかな。
それでも真樹は残さずペロリと食べきった。冷たいものが苦手なかあちゃんとはちがうみたい。
「真樹、これからはやんばるの時代やで。沖縄のマリンスポーツに飽きてきた人がこっちに来やはるで。やんばる専門エコツーリストになったら・・・。」
3時半には家に戻り、4時からのバイトに間に合った。
真樹の運転は、今日は約90km。
「手汗はましになったけど、肩がこって・・・」ということでした。
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