2014年08月01日(金)
峠の向こうに父がいる [家族]
久しぶりにいなかへ。
主な用事は、恒例の墓そうじとうちの庭の草刈り。それともう一つ、私の92歳の父との対話。
峠下にはたいそうなアピール看板が。トンネルができると、凍てつく冬の運転が楽になるんですよね。
京都市内はもう直すような道路が無いので、実現不可能なことでもないらしい。父が生きているうちにトンネルが通るといいのに・・・。
まずはうちの家に寄り、窓を全部開けて部屋の空気の入れ替え。布団も干したかったが、もう日が陰っていたのでダメ。
父の家に行くと留守。勝手に倉庫から鎌や鍬などを借りて墓そうじに。
お地蔵のさんの後ろにちょろちょろと流れていた水は、今年はもうかれていた。これでは、墓を磨く水を汲みにだいぶ向こうまで行かんならん。たいへん。
草はほとんど生えていなかったが、後ろが崩れ、お墓がだいぶ埋まっていた。一番大変だったのは、私の母の仮のお墓。普通の石だから見落としそう。頭がちょっと出ているだけだった。これなら、あんもちゃんの墓のほうが立派に見える。
もう一度父の家に行くと帰ってきていた。
「どこ行ってたん?」と聞くと「交流の森で会議」とのこと。92歳の爺さんの意見を聞く会議ってどんなん?
父からは一番に真樹のことを聞かれた。
「沖縄で元気にしとんのか?」
「元気、元気。元気どころか、もう運転免許とって車こうて、毎日車で通学しとんにゃで。」
「ほー。」
父はビックリていた。
こないだJA名護で買った9個750円のミニマンゴー。どうしても父に食べてもらいたかったので、皮をむいて小さく切って出してあげた。
そしたら「あまったるいなあ」って。そう言いつつ、全部食べてくれたけど。
そのうち兄夫婦も帰ってきて、草刈機を出してもらった。
そこへ、近所に住む私の甥の子がこまめちゃんを連れて散歩に来た。
「こまめちゃんは何キロ?」
「10kg。」
「そっかー。うちのきくは17kgほどあるねん。ええなー、細くて。」
うちの庭の草刈り前。
草刈り後。
これで、夏に避暑に帰っても落ちつける。
草刈機を返しに行こうとして道路に出ると、なにやらすばしこく横切る生き物。
アップにした写真を兄に見てもらうと「テン」とのこと。
「こいつは凶暴やでー。金網くらいやったら食いちぎって入ってくるで。」
もう一度父とおしゃべり。
私は全然感じなかったのだが、毎日世話をしてくれている兄夫婦によると日に日に衰えは隠せないらしい。そりゃそうやわ。92歳やからね。
にいちゃん、じゅんさん、いろいろとたいへんやと思いますが、どうか父をよろしくお願いします。
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【RUN】
せっかくいなかに帰ってきたので、ちょっとだけ走ることにした。歯医者さんからは止められているのだが、薬が効いているのかまったく痛くない。(ほっぺたは腫れてますけど・・・。)
いつもなら峠まで往復8kmを走るのだが、今日は少なめにしておこう。
とりあえず峠方面へ。
「喫茶・カウベル」さん前で1km、6分13秒。
山の中に入って2km、12分29秒(6分16秒)。
「旧道別れ」前で2.5km、15分半くらい。
ここで折り返し。あとはずっと下り。
「花背山の家」前まで来ると、家まであと400m。
ゴール5km、30分ちょうど。下りは気持ちいいわ。
歯医者さんにだいぶビビらされたけど、走ったあとも傷が痛むということはない。
「ほっ!」
夜は、うちから唯一歩いて行ける食堂「紅華」さんへ。
調子に乗って、歯医者さんに止められているビールもいただきました。
明日えらいことになるのかしらん・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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