パオパオだより

2013年11月01日(金)

大文字駅伝北上支部予選会 [学校]

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 「パオパオの的確な指示で、上賀茂は10秒は速なったな。それが予選通過の決め手になってたりして・・・。」
 「それはない!」とピシャリ。 

 そらそうや。一度も見たことのない変なおじさんに、突然コース横からわめかれても・・・、「なんのこっちゃ」ですよね。
 実力を十分に発揮して本戦出場を決めた上賀茂小学校さん、おめでとうございます。これからは無理な練習にならないように細心の注意を払い、大文字駅伝を笑顔で走りきれるように盛り上げていってください。

 昨日の予選会は見ごたえがあった。
 たくさんの写真を撮らせてもらったが、原則本人の承諾なしに公開してはならない。ただ私は1区を走った直磨君の応援に行ったので、そこだけは公開させてほしい。(どうか、苦情が出ませんように。)

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 「スタートからバンバン行きー」と言っていたとおり、直磨君はすばらしいスタートを切った。
 ストライドがぐっと伸び、小柄な直磨君がすごく大きく見えた。

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 今日あらためて昨日の写真を見て、昨日のレース展開で勘ちがいしているところが多いことに気づいた。(昨日の記事を一部書き直しました。)

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 直磨君のお母さんが言っていた「今の直磨の精一杯」、それは私にも十分伝わった。これだけ走れたら、もう何もいうことはない。

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 かわいいワンちゃんがいたので写真を撮らせてもらった。
 震災被災地からの預かり犬だそうだ。 
 「クイーン・メス・年齢不詳」

 「うちのにせシェパードも見てください」ときくの画像を見てもらった。
 「本当にシェパードに見えます」と大うけだった。

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 ワンちゃん連れで応援に来られていた方も多かった。

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 上賀茂小が2位でゴールしたとき、私もだいぶ並走したので心臓バクバク。
 それでも直磨君のお母さんのおかげで、心から応援できてほんとうによかった。

 さあ、2月の「大文字駅伝」に向けて・・・。
 今年と同じ2月第2日曜開催だと応援に行けるんですが・・・。

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【RUN】

 夕方7時「京都キャロット」閉めるのを手伝いに行くと、お客様が。

 「こうじさん、こちらがやり投げの・・・。」
 「あー、京大のー。やっとお会いできました。ヨメさんからはいつも聞いていたんですけど・・・。」
 「いえいえ、やり投げといっても高校大学でやったきりで、そのあとはずっとやってませんから。」

 Nさんとおっしゃるその女性は、今も京大の関連施設にお勤めのようだ。「今はもうやってないので・・・」と何回も断られたのだが、私があんまりしつこく質問するのでぼちぼちと教えてくださった。
 助走から投げる瞬間までの一連の動き。投げないほうの左手の使い方。最後のクロスステップからの足の動かし方など、いろいろと教えてくださった。

 「いっしょにマスターズの大会出ませんか」とお誘いしたのだが、「練習できないので」とのおこたえ。「ボクみたいに、よそのたんぼにボンボン投げ込むわけにいきませんもんね。」

 その代わりというわけでもないのだろうが、Nさんは今はマラソンをがんばっておられる。私も逆にNさんに何か教えてあげられることがあればいいんですが・・・。走るのは特別なテクニックもいらないし、だれだってできますもんね。
 でも、これでまたやり投げをがんばる理由ができた。ちょっとでも記録が伸びだら、Nさんに報告しようっと。

 「めざせ、30m!」

 今日は店往復1.3kmのあと、コーナン往復5km。
 行きが約13分、帰り約12分で25分06秒。
 後半にスピードアップして終わるほうが気分いい。
 1kmダウンのあともう一度店往復1.3kmで、合計8.6km。

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2013年10月31日(木)

続・清水さん [学校]

 今日は寮の管理人代行のバイトの日だが、もう一人の方に時間を融通してもらった。これで、大文字駅伝の支部予選会を見に行ける。

 「しっかり! 直磨君!」

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★☆★☆★ やりました! 上賀茂小、予選会2位通過! ★☆★☆★

 ただ今夕方5時過ぎ。ついさっき、バイト先に着きました。
 時間を融通してくださったバイト仲間のKさんのおかげで、清水さんの「泣いて泣いて・・・」が見られてよかった。(たぶん、小学校時代の清水さんは泣き顔を見せたことないぞ。)

 直磨君の写真掲載はOKをもらっているが、他の子の写真は不用意には載せられない。その点むずかしいが、想像力を働かせて読んでください。

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 北大路橋東詰北側河川敷についたのは3時前。すぐに清水さんを見つけた。
 「いや、先生、来てくれはったんや。バイト先に怒られませんか。」
 「うん、どうしても応援したくてなあ。もう一人のバイトさんにお願いしてきたわ。」

 そのあと、清水さんは直磨君の担任の先生や引率の先生に私を紹介しまくり。「私が小6のときの担任の先生です」って、それなら今頃どっかの校長さんやろ。紹介された先生も、「見たことないなあ」という感じで戸惑っておられた。清水さんにとって、私はちょっとは自慢できる先生だったんでしょうか。

 直磨君にあいさつすると、ほとんど緊張はしてない様子。月曜に「京都キャロット」で買ってくれたシューズをはいてくれていた。
 スタート直前の直磨君にひと言声をかけたかったのだが、その前にまず北大路橋から北山大橋までコース下見。すると、土の部分と草の部分の境目に溝が出来ている個所があった。
 もう整列が始まっているところにスーと近寄り、「直磨君、土の所と草の所の境目が掘れてるから、端っこ走ったらあかんで。できるだけ真ん中走り。」
 「はい!」
 まあほとんどどうでもいいことやけど、緊張をほぐすのに役立ったかな。

 3時20分過ぎ、8チームがスタート。このうち2位以内に入らないと本番の「大文字駅伝」には出場できない。清水さん情報によると、1校だけ飛び抜けて速く、上賀茂小ともう1校がどっこいどっこいの2位争いらしい。その予選会の1区を直磨君が走るというのに、どんなことをしてでも応援に行かないでどうする。

 1区は各校の男子のエース。直磨君は積極的に飛び出していった。。この時点でお母さんもキュンとなっていただろうが、私も同じだった。しかし最初は、応援の声が出せなかった。
 上流を折り返して帰ってきた時点で、H校の選手がダントツ。そのあと直磨君を含む3選手が団子。

 「直磨くーん、ここから追い込めー! 最後までしっかり!」

 土手の上の「半木(なからぎ)の道」を並走。走っての応援は禁止されていたらしいが、私は知りませんでした。
 下流を折り返して中継地点へ。3校が団子状態でタスキ渡し。そこから僅差の4位で直磨君。

 「ようがんばった。あとに続く子が『よっしゃ、抜くぞー』と思えるちょうどいいくらいの差や。ねばったな。しっかり走ったね」と言ってあげたい。

 思った通り、2区の女子選手ががんばり2位に浮上。そのあと3位チームとの差は縮まったり開いたり。5区で追いつかれほぼ並んだので、6区の女子選手に声をかけた。

 「いいリズムで走れてるよ。そのままのリズムで最後まで行こう。」

 その選手は、まったく知らないおじさんから大声で呼びかけられ驚いていたがこちらを見て小さくうなずいた。この区間が、今日のキーポイントだったような気がする。7区にタスキが渡るとき、3位チームとはかなりの差がついていた。

 そして9区の男子から10区アンカーの女子選手へ。
 「清水さん、10区の子の名前教えて。走りながら声をかけ続けるわ。」
 「み○○ちゃんです。お願いします。」

 中継点から400mあたり。
 「み○○ちゃん、気持ちで負けたらあかんで。自分の力を信じて。」

 折り返して戻ってきたときには、3位チームとの差が半分に縮まっていた。
 「力を出し切れー。前をしっかり見て、腕を振って・・・。」

 そのあとの下流折り返しは、土手の上を全部並走。
 残り100mほどになる地点では10mほどの差。追う側絶対有利のパターン。
 「み○○ちゃーん、み○○ちゃーん・・・」
 もうここまで来たら、名前の連呼しかできない。

 追いつかれること必至・・・、と思いきや最後にみ○○ちゃんが底力を発揮。見事に2位でゴール。

 急いで清水さんの所へ。清水さんはワンワンと泣いていた。(いや、ゴーゴーか?)
 「清水さん、直磨君ほめたってや。ほめてほめてしたってや。」
 「ありがとうございます。あれが今の直磨の精一杯なんです。」
 「すごいがんばったって。直磨君のあの走りがあったから、この結果につながったんやから。ほめてほめてほめてやで。」
 「ありがとうございます。また、お店に行かせてもらいます。」

 上賀茂小にちょっとかすっているだけの変なおじさんを、ワクワクドキドキさせてくれてありがとう。
 直磨君、ゆっくり足のケアをして本番はもう一段ステップアップしようぜ。早く痛みが取れるといいね。
 清水さん、「ほめてほめて」やで。そして、お姉ちゃんと妹のことも忘れずにね。(あっ、ついでにダンナさんも・・・。)

(注)「清水さん」は、現在の姓は「清水」ではありません。でも、昔の呼び名で呼んでいます。
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【RUN】

 午前中に時間ができたので、ひとっ走り。
 昨日8.1kmがだいじょうぶだったので、今日は久しぶりの仏大グランド往復10km。

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 行き26分09秒、帰り23分24秒で49分33秒。 
 帰りは思い切ってスピードアップしてみたが、左ヒザはだいじょうぶだった。
 もう当分長い距離を走る予定はないので、これからは前のように普通に練習していいんかな?

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2013年10月30日(水)

第46回勝手に国労応援ラン〜また「やんちゃ村」さんから〜 [ランニング]

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 「『やんちゃ村』ってゆうから、チョイ悪オヤジでも出てくるんかと思ったら、『どっこも悪ないオヤジ』が出てきたなあ。」
 「うまい!」

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 先月に続き、JR奈良線シリーズ。今回はヨメさんがついてきてくれた。

 まずは「やんちゃ村」さんのランチセットで腹ごしらえ。
 私はハンバーグセット。

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 ヨメさんはパスタセット。

 「このガーリックはちょっときつい。このあと浮気しに行かんなんのに、この口では・・・。」
 「なんてー!」

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 デザートのケーキと飲み物もついて1300円。
 これはお勧め。

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 コーヒーがすごくおいしかった。
 高台からゆったり景色を見下ろしながら飲むコーヒーは、最高。

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 今日しゃべっていて、やんちゃ村奥様がうちのヨメさんの大学の後輩であるということが判明。30年前の薄れ行く記憶をたどって、二人が盛り上がっていた。

 奥様は、2週間前に足を骨折。トレイルコースの下見として山を走っておられるときに「グギッ!」と来たらしい。そんな状態でも休まず働いておられる。
 「大変でしょうけど、がんばってくださいね。」

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 ここから夫婦別行動。
 ヨメさんを伏見大手筋商店街へ送り、私はJR黄檗駅へ。

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 JR黄檗駅の近くのコインパークに車を入れ、3時過ぎスタート。

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 宇治川を越え・・・。

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 まず、めざすはJR宇治駅。

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 駅手前には、茶団子をバラ売りしてくださるお店が。
 宇治川マラソンの帰りにいつも買っているお店。

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 JR宇治駅到着。ここで、ちょうど3km。 

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 こんな茶壷のポストがあった。

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 「満寿美、ますみ、・・・そう言えば、うちの父はヨメさんのことを『眞寿美』ではなく『満寿美』と勘ちがいしてたなあ。」

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 JR小倉駅到着。 
 迷走も含め、ここまで5.5km。

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 この先からさらに迷走。
 「線路があったー」と喜んだら、それは近鉄。
 「わしゃー、どこを走っとるんじゃー!」

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 「よかった。交番があった。」
 「近くにJRの駅ありますか」とお聞きすると、なんとこのすぐ近くがJR新田駅だった。

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 JR新田駅は、大通りから入った目立たない場所にあった。しかし、高校生がたくさん降りてきた。小さいが活気のある駅だった。

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 ここまで約8.1km。55分45秒。

 「今日はこれくらいでかんにんしたろ。」

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 JR新田駅から黄檗駅へ。

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 「(元国労の)中野さんは、こうじさんがそんなことしても何も喜んではらへんやろう」とヨメさんは言う。 
 「なんやかんや理由つけて、ただ走りたいだけやしー。」
 「そうか、それやったらええ。」

 なんやよう分からん夫婦ですわ。

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2013年10月29日(火)

続・いりえゆかさんに聞け! [私の好きな人]

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 「いりえゆか門下に入らせていただきます。」
 「えー、そんなそんな。」
 「ウルトラのかみさまー」と手を合わせて拝む。
 「えー、そんなそんな。」

 去年は「諏訪湖マラソン」の日程変更のため出店できず、いりえゆかさんには会えなかった。まるまる2年ぶりの再会。以前は体の痛みでゴール後にまっすぐ立てず、動きもできないくらいだったいりえゆかさんなのに・・・。(今でも「いりえゆかさん」と言えば、諏訪湖マラソンゴール後に痛みで固まってしまったあの姿を一番に思い出す。)
 しばらく会わないうちに、初ウルトラ100kmでサブ11のランナーになられているとは。何がどうなっているのかさっぱり分かりません。もうここまで行くと、私から見れば神の領域。いりえ門下に入れてもらって、一からウルトラをやり直したいという気持ちもあります。でも、「そんなそんな・・・」ですから、無理ですね。

 思い当たることと言えば・・・。
 私は若いころトライアスロンをやっていて、当時出場に際し義務付けられていた負荷心電図をとってもらっていた。そのときお世話になったW先生(女医さん)は、ご自分の医院に負荷心電図をとりにきた十数人のデータを分析し、講演で発表された。
 その講演を聞いていた私は笑ってしまった。
 スイム3.9km、バイク180km、ラン42.195kmの「第1回びわ湖トライアスロン」の完走者でW医院にかかったランナーの最大酸素摂取量が表にまとめてあった。ほとんどの選手が一般成人の平均を大きく上回っていた。しかし一人だけ飛びぬけて低く、一般成人の平均さえ下回っている選手がいた。
 「なんちゅう低さ。笑ってしまうねー。これで完走とはある意味すごいねー・・・、ってそれボクやん!」

 結論。
 私は元々フルもウルトラも無理。そんなん適してないんです。それに反して、いりえゆかさんはめっちゃ最大酸素摂取量が多いにちがいない。1kmのスピードで100kmを走りきってしまうランナー。そうゆうことですね。

 「どうしたら短い距離も速くなりますか」といりえゆかさん。
 「いや、何をやってもほとんど効果ないと思いますよ。ボクが何をやってもウルトラが完走できなかったのと同じで、いりえゆかさんには短いのは向いてないんですよ。」
 「えっ、そうなんでしょうか。」
 「いいことばっかり続くより、よくないこともあってまたいいことがあるほうが楽しいじゃないですか。」

 でも初ウルトラ100kmサブ11で、この上にまだなにがしたいんかなあ。そこをもうちょい聞いとけばよかった。また、ブログ「ラスティックなひとりごと」をしっかり読むことにしましょう。

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 手作りケーキ、ありがとうございました。
 すごくおいしかったです。
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【RUN】

 昨日も走らなかった。
 今日は久しぶりにコーナン往復5km。28分27秒。
 左ヒザも痛くならず、しっかり走れた。でも、今度は右ヒザがちょっと気になる。
 1kmをプラスして今日は6km。 
 これから少しずつ距離を伸ばしていこう。

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 夜は外食。すぐ近くの中華料理店。
 安くていいのだが、消費するエネルギーと摂取するエネルギーのバランスが崩れている。はっきり言って、今の私はデブです。あーあ。

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2013年10月28日(月)

清水さん [学校]

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 「清水さん!」
 「先生!」
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 夕方6時、店にいるヨメさんから電話がかかってきた。
 「ちょっと、店おいで。」
 「なんで?」
 「何でもええし、おいで。」

 店に入って振り向いた顔・・・、というよりあの吸い込まれるような目ですぐに分かった。私が28年前に担任として小学校を卒業させた中の一人、清水さん。
 ヨメさんは、「28年ぶりやのに、ひと目見てよう分かったな」と言う。そら分かりますがな。清水さんは、当時そのクラスの人気ナンバーワン女子ですもん。
 どこがよかったのかと聞かれるとその評価は分かれるかもしれないが、私は「頼りがい」を一番に上げる。清水さんはさっぱりとした性格で、男子からも女子からも頼りにされていた存在であった。(ついでに、クラス担任の私からも。)
 それと、相手の目をしっかりと見て話す話し方。これは、自信もなく相手をしっかり見ずに話すことが多かった私にはグサッときましたね。

 私が清水さんの小5の担任になる前の年、ヨメさんが講師で同じ学校の小4の担任をしていた。ヨメさんは清水さんの担任ではなかったが、同じ学年だったので清水さんのことはよく知っている。その清水さんが来店してくれたので、私を呼び出しくれたのだ。

 小さな山の学校から街の大きな学校に移り、最初に担任させてもらったクラスは男女の仲があまりよくなかった。「次こそは男女仲のいいクラスにしたいなあ」と思っていた。そしたら頼りがいのある女の子がたくさんいてくれてたおかげで、5クラスあったその学年で一番の仲良しクラスになった。清水さんは、そんな仲良しクラスづくりに大きく貢献してくれたメンバーの一人である。

 私自身みんなが仲のいいクラスにしたかったのだが、具体的にどうすればいいのか分からなかった。そんな時、本気で「男女みんなが仲のいいクラスが一番いいクラス」と思ってくれている子がたくさんいることが分かった。
 「どうしたらみんな仲良くなれるかなあ。」
 私はいつも、そんな子らに聞いてみた。そして、その子らが出してくれるさまざまなアイデアを次々と採用。子どもたちの発想は大人よりずっと豊かです。そのアイデアのたいていがうまくいきました。本当にいい勉強をさせてもらいました。

 その清水さんも、いまや中2女子・小6男子・小3女子の3人の子の母。その2番目の子が、大文字駅伝の予選会に出ると言う。あちこちのスポーツ用品店でシューズを探したがいいのが見つからず、そこで「京都キャロット」を思い出してくれたらしい。ありがたいことだ。

 当時は1クラス45人近く。私のようないい加減な先生をどうしても許せない子もいれば、「先生に頼らず、自分たちで楽しいクラスにしていこう」という子もある。清水さんは後者だった。

 清水さんは、その小6の息子にいろいろな話をしてくれているようだ。
 「不幸の手紙が来たら自分に出してくださいってゆわはった先生?」と小6息子。
 「そう、でもそれはそんなことしたらあかんっていうことを教えてくれはったんやで」と清水さん。
 「そんなことゆうとったなあ。『不幸、大好き』とかわけの分からんことゆうとったなあ」と私。

 「車のナンバーに『4』と『9』が入ってた先生?」
 「そう、でも『9ろうな4』やからええねんって言ってはったなあ。」
 「そんなこともゆうとったなあ。」
 
 「藤井先生のとき、まっつんとおんなじクラスやったんやで」と清水さん。
 「まっつんて、お母さんが好きやった人やんなあ」と小6息子。
 「なにー、そんなことまで息子にゆうとるんかい!」と私。

 「雪降ったら、必ず鴨川に遊びに行きましたよねえ。」
 「教科書の最後まで行ったことないですよね。」
 「遊んでばっかりでしたね。」

 あー、とんでもない担任でした。でも、清水さんはそんな話を息子たちに自慢げに話したり、元担任のヨメの店にもこだわりなく来てくれる。あー、ありがたやありがたや。

 「この店はヨメさんが社長で、その稼ぎでおっちゃんは食わしてもろてるわけや」と小6息子に説明。これは必ずゆわなあかんとヨメさんから念を押されているから。でも、小6息子はポカンとしていた。
 「帰ってから、お母さんにしっかり説明してもらいなさい。」

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 長男の直磨君と次女の杏奈ちゃん。来てくれてありがとう。かわいい二人を見ているだけで、幸せな気分なれたよ。長女の祐奈ちゃんにも会いたいな。お母さんにすごく反抗してるって。ああそのバトル、見たいなあ。たぶん、横にいるだけでビビリまくりやと思うけど・・・。

 一応、帰り際に直磨君にアドバイス。
 「とにかく落ち着いてね。落ち着きすぎても1500mくらいやったらアッと言う間に終わってしまうからあかんけど・・・。一番あかんのは、走ったのかどうなんだか分からんままに終わってしもたってゆうやつ。それやったら、最初からバンバン行ったほうがええで。自分の持ってる力を100パーセント出せるよう、しっかり走ってな。」

 末っ子の杏奈ちゃん、お兄ちゃんのシューズを買いに来るのに付き合わされて退屈だったでしょう。ときどきお母さんから「ダメッ!」とかきつく言われたりしてね。おっちゃんは、お母さんの「ダメッ!」に杏奈ちゃん以上にビビッてましたよ。
 名前の漢字を聞いたとき、分かりやすくくわしく説明してくれたね。「きー書いてくち書いて、奈良のな」。もうそれだけで「いい子」と思いました。また来てね。待ってるよ。

 北上支部の予選会は今度の木曜の午後。直磨君の応援しに行こうと思ったら、バイトの日やん。何とかならんもんかなあ。直磨君の劇走、見たいなあ・・・。

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【今日のきく】

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 今日は店でちょっとはしゃぎすぎて、ヨメさんに怒られましたー。

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 こんなかわいいミニシェパードなのに・・・。

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2013年10月27日(日)

第25回諏訪湖マラソン [ランニング・出張販売]

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 前日宿泊は、諏訪インターすぐ近くのビジネスホテル。
 うちの車は日産キャラバンのスーパーロングなので、他の車の出入りの邪魔にならないように一番奥の一番端に停めに行った。すると、そのすぐ横にかわいいワンちゃんが。 
 尻尾たれたれでかわいそうだったが、ちょっとさわらせてもらった。

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 今日の朝5時半、真っ暗な中ガレージへ。 
 すると、お隣りの車のワンちゃんの飼い主さんがもう来られていた。
 「おはようございます。」
 「おはようございます。」
 「昨日、ワンちゃん、勝手にさわらせてもらいました。」
 「そうでしたか。」
 「京都からですか。」
 「そうです。」
 「マラソンですか。」
 「はい。初めてなんですけど。」
 「うちも京都からなんです。会場でランニング用品の店を出してるんで、見に来てください。」
 「あっ、京都キャロットさんですよね。私も北区なんで、またお店に行かせてもらいます。」
 「ありがとうございます。ぜひ来てください。」

 「なな・メス・9歳」
 京都から長野まで、大変やったね。でも、連れてきてもらってうれしそうやったね。

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 「諏訪湖マラソン」は、私が出張販売に行って唯一出場しない大会。その一番の理由はトイレの問題。もうだいぶ前なるが、スタート前のトイレの列がすごく長くて、あきらめて最後尾に並んだ。
 スタート地点に到達するのにだいぶかかり、そのあとも前が混雑していて抜けず。お腹はちゃぽんちゃぽん。地獄の苦しみで、5km地点あたりにあったトイレまで走った経験がある。もうそれ以来出るのがいやになった。

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 明け方の気温が6℃くらいまで下がる予報だった。しかし朝方は無風だったため、予想していたほど寒くは感じなかった。
 「これなら、そんなにトイレ行きたくならないかも・・・。」
 ただ、去年より1000人増えて8000人が一斉スタート。トイレに行っていて、この最後尾に並ばせられるとえらいことになりそう。

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 10時スタートのあとは静けさが戻る。私はたいていレースに行くので、ヨメさんはこの時間が退屈らしい。一人だと出店テントを離れるわけには行かないし。

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 「諏訪湖マラソン」はハーフの距離あわせのため、湖畔一周の前に長方形に走ってまたスタート地点に戻ってくる。ここで4km。
 さすがに男子トップは12分ちょっとで通過。

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 18分過ぎに、観客から「オー」という歓声。

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 「にしおかすみこさーん!」
 「○×△・・・。」

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 ファンからの呼びかけに手を振る余裕。

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 それにしても、キロ4分半ペースなのに楽そうに走っておられた。
 そのままで行けたら、ゴールは1時間35分!?

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 毎年出場されているペンション「ラスティック」のいりえさんご夫妻の写真を撮ろうと待ち構えていたのだが、見つけられなかった。来年は4kmの看板前で待っていますので、ポーズを決めてくださいね。

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 前日の雨でグランドが心配だったが、その点はほとんどだいじょうぶだった。これなら、走り終えたランナーのみなさんもまた見に来てもらえそう。

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 男子トップは2連覇の牛山選手。1時間6分26秒。

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 女子トップは五味選手。1時間24分28秒。

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 いいなあ、優勝者インタビュー。
 いつか私も・・・???

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 にしおかすみこさん、1時間38分45秒。 
 先日の私の「舞鶴」のタイムとわずか1分差。かなり走りこんでおられるようだ。
 走っておられる姿はすごくかっこよく、取り巻きが多くなるのも無理はない。その分、こちらは写真が撮りにくかったけど・・・。

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 あんまりいい天気なので、ちょっとだけでも走ってみようという気になった。

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 4km地点すぎから湖畔をジョギング。

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 まるまるとふとったカモさんが・・・。

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 今日は大勢のランナーがお騒がせしてすまんかったね。

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 お昼過ぎからだんだん風がきつくなり、体感温度は下がっていった。早目にゴールしたランナーはよかったが、時間のかかるランナーは体が冷えてきつかったかもしれない。

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 2kmほど走ったところで折り返し。今日は4km弱のジョギング。この程度なら、左ヒザは全然だいじょうぶ。
 今年からコースが陸連公認になり、400mほど短かったらしい旧コースに距離あわせの「出べそ」みたいな往復コースが加えられたらしい。
 これで陸連公認の部を前からスタートさせてくれたら、また出てみたいなあ。(ひょっとして、もう公認の部あるんかなあ。)

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