2012年11月02日(金)
屋台に腰掛けラーメンあなたも好きだった [昔話]
「ひとりの冬なら来るな」
(一番、二番略)
通りを悲しく過ぎる チャルメラ悲しく過ぎる
屋台に腰掛けラーメン あなたも好きだった
白い湯気にうつる 恋の物語 冷えた空の中に 淡く消えてく
淋しい冬なら来るな わびしくなるから来るな
春まで待つには寒い ひとりの冬なら来るな
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昨日、「京都キャロット・産大前店」に行くと・・・。
「元ふきのとうの人のコンサートがあるんやて。さっき、FMでゆってたわ」とヨメさん。
「えっ、細坪基佳?」
「知らんがな。」
「まさか、山木康世とちゃうわなあ・・・。」
ヨメさんはほとんど興味なし。そらそうやわ。1974年9月「白い冬」でデビューということは、私は18歳でヨメさん12歳。まあ、お子ちゃまにはふきのとうのよさは分からんわなあ。
でも、私の大好きな名曲「ひとりの冬なら来るな」は1982年10月やから、私27歳ヨメさん21歳なんやけどなあ・・・。
私がこの曲を好きなのにはわけがある。この曲が流れると必ず思い出す場面がある。
たぶん私が27か28の冬。私は18歳からひとり暮らしなので、10回目の「ひとりの冬」を迎えたころのこと。そのころ、ほとんど自炊はせず外食ばかりしていた。
寒い冬の日の夜。出町広場の屋台のラーメンを食べに行った。そのラーメンは私好みののびのびラーメンで、わざわざ柊野の家からちょくちょく食べに行っていた。
その日の客は、私と男子大学生2人連れ、そしてもう一人スーツ姿の疲れたサラリーマン風の中年男性。中年男性が一番に食べ始め、次に私、大学生は出来上がりを待っていた。
そのとき、男子大学生同士がひじを突き合ったりし出した。何事かとそちらを見ると・・・。
なななんと、中年男性はこっくりこっくり、ひざに乗せたラーメンどんぶりから男性の股間に汁かダラダラと・・・。男子大学生は「起こしたげんとあかん」と思ったのだろう。しかし、時すでに遅し。ラーメンの汁はほぼ全部中年男性の股間へ。それでもその男性はこっくりこっくりを続けていた。ああ恐ろしや!
この曲の思い出が、彼女と食べに行った屋台のラーメンやったらよかったんですけど。残念ながら、私にはそんなロマンチックな思い出はありません。でも、あの男子大学生の顔(表情)は今も覚えてるんですよね。
この話、たぶん私が死ぬまで語り継ぐでしょうね。爺さんの昔話として。どうってこともないような話やけど、私にとっては映画の中の一場面のようでした。
この翌年か翌々年、私は結婚しやっと「ふたりの冬」を迎えることができた。そして、その6年後には「三人の冬」、9年後には「四人の冬」を迎え現在に至っている。
眞寿美さんに出会わなかったら、きっと今年は39回目の「ひとりの冬」を迎えてたんでしょうね。あー・・・。(私がふきのとうを好きなのを、ヨメさんが覚えてくれていただけでも喜ばなくては。)
11月4日は婚姻届を出した日。(結婚記念日は、一応8月20日。)
さて、眞寿美さんはおぼえているでしょうか。
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【RUN】
今日は兵庫の氷ノ山で初冠雪。去年より19日も早いらしい。寒いはず。
夕方1.5kmジョグ、1kmジョグのあと1000+1000。3分54秒、5分49秒。1kmスロージョグをプラスで、今日は5.5km。下りは3分50秒切りたかったなあ。
明日の「丹波ロードレース」5kmで20分を切れるでしょうか。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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