パオパオだより

2012年11月06日(火)

イメージトレーニング [ランニング]

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 私が勝手にライバルと思っている人たちと、私との一番大きなちがいは練習量である。私の現在の月間練習量は平均150kmほど。「毎日5km走って意味ある?」と聞かれてしまう練習量だ。たぶん、マスターズの伊神さんも、大学生のみずぽんも、高校生のあーちゃんも女子ではあるが私の倍以上練習していると思う。
 でも、三重の林さんが言ってくださったように、「藤井さんは効率のいい練習ができている」のかも。練習が少ない割には、最近はそこそこのタイムをたたき出している。その理由は・・・。

 思いつくのはイメージトレーニングでしょうか。
 私のスタンダードコースは、家から北稜高校前の真っ直ぐな道を通るもの。行き2.5kmがゆるやかな下り、帰り2.5kmがゆるやかな上り。ふつう帰りの上りが遅くなると思うのだが、たいてい帰りのほうが速くなる。これは、走るたびに同じことを思い出すからだ。
 「関西馬が強いのは、栗東トレセンの坂越えコースで練習しているから。」
 これは、30年以上前8チャンの競馬中継で聞いた言葉。まだ福永洋一さんが元気だったころの話です(圧勝惨敗をくり返す逃げ馬・エリモジョージ、好きやったなあ)。
 「そうや、坂越えコースは力つけてくれるんや」と思いながら走ると、自然とペースが上がる。このコースを走っているのが最近速くなってきた理由の一つかもしれない。
 ついでに言うと、「競走馬は首が上がったら終わり」という言葉もよく思い出す。それを思い出したらぐっと首を下げる、競走馬のように。そうすると上体も起き上がらず、やや低い姿勢で攻めて行ける。
 「わしゃー、馬かー。」

 長距離は身体能力より精神面の要素が大きい。短距離が速くないのに長距離になると次々と逆転するという人も少なくない。私もそっち系だ。
 以前は、きっと最大酸素摂取量が平均より上回っているのだと思っていた。ところが、だいぶ前の話だがトライアスロンに出たときに測ってもらったら「なななんと、平均以下!」。調べてくださったお医者さんが、首をひねっておられた。「こんな低くて、フルトライアスロンが完走できるなんて・・・。」

 ここまで来ると「わけ分からん」の世界です。
 ただ、トラックレースの中盤から終盤にかけて苦しくなったら「廉のがんばり」を思い出す。ラスト数100mは前で八田さんが「藤井さん、ついてきー」と言ってくださっていると思って走る。そういうイメージ化はうまいほうだと思う。

 もうここまで来たら、こっちの道を極めることやね。
 できるだけ実際に走る量を減らし、イメージトレーニングのバリエーションを増やす。これやと故障の心配もないし、ええでー。
 さあ、こんな甘い練習計画でタイムは縮まっていくでしょうか・・・。
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【RUN】

 今日も同じ5kmコース。
 行き13分11秒、帰り13分03秒で26分15秒。
 やっぱり帰りが速くなった。
 1kmスロージョグをプラス。
 
 こんな練習だけでいいんでしょうか。

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