2011年12月15日(木)
90歳の野心 [家族]
私の父は1921年12月5日生まれ。
先日90歳の誕生日を迎えた。
昨日、恒例の東華菜館洛北店へ。
「えー、今日はおいそがしいなか、私の56歳の誕生パーティーにご出席いただき・・・」
「ちゃうちゃう!」
「えー、そうや、こうじ、14日やったなー」と姉。
今日の主役は、もちろん90歳になった父。
でも私も便乗で「合同誕生パーティー」ということに。
今日のメンバーは、父とうちの家族4人、それに姉夫婦。
このメンバーで東華菜館洛北店に来るのは4年連続。
去年ちょっと弱っていた父は、今年は元気。
ますみさんも、ビールと紹興酒でベロベロに。
お腹いっぱい食べたあとに杏仁豆腐。
これは別腹。
そのまたあとにバースディケーキの登場。
「90」の文字のろうそくをたてたのだが、ちょっと分かりにくかったかな。
みんなで記念写真。
父のうれしそうな顔。なによりです。
「おじいさん、このろうそくの火が消せんようになったら終わりやで。」
「これくらいできるわい。」
廉と真樹がケーキを切り分けて配ってくれた。
「えー、そしたらそろそろ終わりに近づいてきたし、おじいさんにひと言ずつお祝いの言葉ゆうことにしましょうか。まずパオパオから言います。
おじいさん、90歳おめでとう。まあ90歳はきりがええといえばええんやけど、もうこれでええわと思わんと95歳、100歳をめざして元気に生きていってください。
こないだ、『101歳のアスリート』という本を読みました。それは、岩手の下川原さんという方が書かれた本です。98歳からやり投げと円盤投げをやり始め、99歳で初めてマスターズ陸上に出られたんです。
下川原さんは、『いくつになってもどこまでやれるかやってみたいという野心がある』と書いておられました。『野心』という言葉がそんな歳の人から出てくるなんてびっくり。
残念なことに、下川原さんは3月の大震災の津波にやられて亡くなられました。104歳です。今年から105歳以上の部でマスターズ陸上に出られることを楽しみにしてはったやろうに。でも、下川原さんは最後の最後まで野心を持ったまま亡くならはったと思います。
だから、おじいさんも『ここまで生きたからもうええ』とは絶対に思わんと、これからも野心を持って生きていってほしいと思います。」
私のあと、順番にひと言ずつお祝いの言葉を言ってもらった。
でも、私は人の言葉はしっかり聞いていないのでおおかた忘れた。ただ、父がひと言ひと言しっかり聞いて反応していたのがよかった。父はまだまだぼけません。
最後に父のお礼の言葉。
去年は精神的にも弱っていたのか、感極まったあいさつになった。しかし、今年は落ち着いたいいあいさつだった。
毎年ひとついい話がある。今年はこれ。
「なんぼえらいもんになったかてな、自分の親をバカにしたことをゆうようなもんはあかん。」
そのとーり。
でも、うちはその点ちょっとあぶないかも・・・。
父は去年、このお店の階段の上り下りも四苦八苦していた。ところが、今年は杖もつかずスイスイと。
今父は、1kmほどのウォーキングを続けているらしい。診療所の先生からも「あと5年は保障する」」と言ってもらったらしい。顔色がよさそうに見えたのはそんなことも影響してるのかな。
そうそうその調子。その調子でまた来年もね。
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【RUN】
今日も5kmコース。
行き13分24秒、帰り13分25秒で26分50秒。
もうこのパターン、あきてきたなあ。
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2011年12月14日(水)
「アー」で始まる誕生日 [家族]
今日は私の誕生日。
おとついの「きく逃走事件」があったので、今日の朝の散歩は首輪と胴輪がつながっているのを装着して出かけた。これなら絶対に抜けない。
でもやっぱり、あと100mくらいというところで「帰りません」。無理やり引っぱったら「ガウガウガウ・・・」。これは近所で評判になっているらしい。
「藤井さんとこのワンちゃんは・・・(ああ、ここには書けません)。」
またヨメさんにSOS。
さあ、これでひと安心と思ったら・・・。
「アー!」
絶対抜けないはずの首輪をスッと抜いて、きくが逃走。
「これぞ、イリュージョン!」
そんなことゆってる場合ですか。
いったん車が多い道に逃げていたがすぐに戻ってきた。
そして、ヨメさんの粘り強い説得に応じ首輪再装着。大事に至らず。
ヘタしたら、悲しい悲しい誕生日になってしまうところだった。
さすが、ますみ様様。
朝起きたら、真樹。
「パオパオ、誕生日おめでとう。」
サンタさんの靴下に入っていたプレゼントは、「スカルプD」。
「ありがとう、前からほしかってん。
しばらくして、廉。
「パオパオ、誕生日おめでとう。」
「えー、覚えてくれてたん?」
「フフフ・・・(まだ半寝半起き状態)。」
「これはてぶくろかなあ。」
「フフフ・・・。」
「いやー、ありがとう。これはきくの散歩の時に役に立つわー。」
「スカルプD使用前の写真撮っとかなあかん」ということで、上からの写真。
ほんま、薄くなってます。
ケイタイメールをチェックしたら、今年もナリケン(真樹の中学時代の同級生)から「誕生日おめでとうございます」。
ありがとね。返事をかえしとかなくては。私にとっては39歳下の大事な友だちです。
今日で真樹の期末テストが終わり。
お昼は、高校の近くの「びっくりドンキー」へ。
熱々のハンバーグがおいしかった。
「真樹は、パオパオかなんほうから5番目なんやて。ますみちゃんは?」
「うーん・・・、2番目か。」
「アー。」
食後のコーヒーは120円。
ファミレス系のコーヒーではここがダントツにおいしいです。
家に帰ると「すねすねきくちゃん」。
「あーあ、おもんねー。」
「きくちゃん、今日は夜におじいさんの誕生パーティーやから、また留守番やでー。すまんなー。」
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【RUN】
3時半過ぎ、いなかから父が出てくる。バス停まで迎えに行かなくてはならない。
でも、その前に30分ほど時間があったので3kmコースを走ることにした。16分12秒。
ちょっと前まで今日は雨の予報だったのに快晴。気持ちよく走れた。
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2011年12月13日(火)
「101歳のアスリート」 [書評]
■内容紹介
101歳の昨年、シニア陸上100歳以上の部でやり投げの世界記録を樹立。101歳にもかかわらず、お酒もたしなめば、散歩もし、毎日笑って暮らしている。健康でいきいき長生きするにはどうすればいいのか。その秘密を101歳のアスリートが明かす。
■内容(「BOOK」データベースより)
98歳からはじめて、マスターズ陸上100歳以上で、やり投げと円盤投げの世界記録を樹立した体力と気力!毎朝、寄り道散歩に、夜な夜な、ただ酒ざんまい…すべてを笑い飛ばして愉快に生きるスーパー101歳の健康で長生きの秘密。
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最低月に1冊は本を読もうと思っていたのに、また私の悪いクセが・・・。1冊読み終わらないうちにまたちがう本を読み始め、その本を読み終わらないうちにまたちがう本を・・・。
とりあえず最後まで一気に読める本を、と思い手に取ったのが「101歳のアスリート」。今年の東日本大震災の津波で亡くなられた下川原孝さんが3年前に出された本。
私が滋賀の太田君子さんにマスターズ陸上を勧められたのが今年の3月6日。そこから私のマスターズ陸上が始まった。
マスターズ陸上の宝・下川原さんが亡くなられたのは、その5日後だった。ご存命であれば、今年の全日本マスターズ陸上(和歌山)でお会いできただろうに・・・。ただただ残念です。
死ぬまでずっと走り続けたいと思っている人は必読です。私も下川原さんを見習って、せめてあと10年は走り続けたいと思っています。
すごくいい「あとがき」を紹介します。
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あとがき
ほんとうに今日までよく生きたなと自分でも思います。
もういつ死んでもいいという気持ちも持っていますが、年寄りというのは、いったいいくつぐらいまで動くのか、そのあたりに興味はあります。
ここまで生きてきたのだから、自分の体でそれを試してみたい。そんな好奇心も持っています。
102歳になる今年2008年の秋に開催されるマスターズ陸上は九州の宮崎県で行われます。昨年は、山口県の下関市でしたから、さらに遠くなるわけです。
出場したい気持ちは持っていますが、実際に出場するかどうかは、まだ決めていません。
さすがに九州まで行くのはやめておきなさいととめる人もあれば、ここまできたのだから死んでも行ったほうがいいですよと、はっぱをかけてくれる人もいます。人によって意見が違うのが面白い。
どちらも私のことを気遣ってくれているのは間違いないので、うれしい。
行けば行ったで友だちもできるし、また楽しみが増えるのがいい。昨年も沖縄の人とか、地元の岩手県の人で86歳になる人と友だちになりましたし。
「また来年、会おう」
そう言って別れた人も何人かいます。
しかし、80歳や90歳にもなって、また会えたねと手を握りあって喜んでいるのだから、はたからみたらおかしな光景だと思います。
いずれにしても参加するとなったら、記録がどうかということより、健康を維持することに特別に気を使わなければいけません。
そして、それこそが高齢で参加する者の意義だし、使命なのだと思います。
元気な姿で、まっさらなゼッケンをつけて、グラウンドに立つ。
その姿を今年も見せること。それが、記録よりも、100年以上生きてきた人間の正しい姿でしょう。
私は99歳からマスターズ陸上に参加してはじめて、どこまでやれるかやってみたいという野心があって、それで今までやっているわけです。
今は午前中と午後では体の力が全然違います。午後になると力が落ちます。そういう自分の体をよく知って楽しくやりたい。そう思っています。
また今年、競技場のどこかで皆様にお会いできたら、ぜひ声をかけてください。人と話すのは何よりの楽しみですから。
老人の戯言(ざれごと)を最後までお読みいただきありがとうございました。
最後になりましたが、一緒に暮らしている長男の徹と嫁の秀子、それに釜石市の関係者の方々に感謝申し上げます。それから立派な写真を撮っていただいたカメラマンの斎城卓さん、編集の労をとっていただいた、今年101歳の誕生日を迎えられるおじいさんがご健在の朝日新聞出版の桑原渓一さんに感謝申し上げます。
そしてみなさま、どうぞ、どうぞ楽しく長生きしてください。人生は、いろいろ面白いことが多いものです。
2008年6月吉日
下川原 孝
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「どこまでやれるかやってみたいとう野心があって」という言葉は私の胸に「ビシッ」ときた。
「野心」、いいですね。私もそれを持ち続けています。
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【RUN】
今日は午前中に5kmコース。
やっぱり明るい時に走るほうがいい。
行き13分51秒、帰り13分58秒で27分49秒。
足はまだまだ重い感じ。ビューンと飛ばしたいなあ。
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2011年12月12日(月)
9時3分、逃亡犯身柄確保 [わんこ・にゃんこ]
今日も、真樹の電車の時刻に合わせてきくの散歩。真樹は今テスト期間なので、8時5分の電車で間に合う。
駅で真樹を見送ったあと、いつもの散歩コース。○ンコもちゃんと出たし、さあ家に帰ってきくの朝ごはん・・・。
あとちょっとで家というところで、きくは首をブルンブルン。抜けないはずの首輪がスポッ。
「逃げろや逃げろー。」
こんな時は追いかけてはいけない。粘り強い説得が大事。
「きくちゃん、おなかへってるやろ。家に帰って朝ごはん食べよう。」
「きくちゃん、帰り道分からんようになるで。みんな待ってはるし、はよ帰ろう。」
そんな言葉にお構いなし。きくはチョビチョビ逃げる。交通量の多いバス通りを横断。ちょうど車が来ていない時でよかった。
地球研の敷地に入り、さらに奥へ。ついにその裏山のきつい斜面を一気に登っていってしまった。この小さな山を越えると、向こうは京都産業大。もう見つけるのが大変になる。
いったん家に帰り、ヨメさんにSOS。
二人ですぐ元の場所に戻ったら、きくは下まで降りてきていた。ちょっとは心配になったのかな。
しかし、ヨメさんが呼んでも戻ってこない。じっとこっちを見ているだけ。
「ほっといて帰るふりしょうか」と言って歩き出したら少し近づいてきた。
そのとき、バス停から地球研の建物に向かって歩いてこられる女性が。きくはそれだけでビビってしまったようだ。
体が固まってしまったところを身柄確保。
「9時3分、犯人の身柄確保!」
逃がしてしまった私はお気楽で・・・。
でも、車にひかれないかが一番心配だったのでほんとうによかった。
○バハン刑事のお手柄です。
真樹を見送ってからまる1時間。長い長い散歩になってしまった。
次から、絶対に抜けない首輪で散歩に行こう。
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【RUN】
夕方6時過ぎから、いつもの5kmコース。
行き15分10秒、帰り14分39秒で29分49秒。
さすがに昨日の疲れで足が上らず。
昨日の「高蔵寺弾薬庫一周平和マラソン」のことを書いておられるブログを発見。「16kmということだが実際は15.2kmほど」と書かれていた。ショック!
少しは短いかもとは思っていたが、まさか800mも短いとは・・・。こんなふうに書いておられるからには根拠があってのことだと思うし・・・。(この方もゴール後、私と同じように左肩に異変が・・・。なんという偶然か。)
1時間8分でゴールと思っていたのは実質1時間11分30秒ですか。ガックリ。
いや、まあこんなことはローカル大会ではよくあること。元旦の「亀岡ロードレース」は陸連公認コースなので、そこで10km41分台をねらおう。
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2011年12月11日(日)
第28回高蔵寺弾薬庫一周平和マラソン [ランニング]
「さがしましたわー、ランナーズ9の会。やっと見つかりました。」
「あっ、おはようございます。毎年何人か出ていますよ。」
「そうでしょう。去年の写真見たら写ってたんで、これは絶対さがしてお話せんなあかんと思って・・・。あのー、ニックネームは?」
「私はスローライフと言います。」
「あっ、聞いたことありますわ。掲示板のほうにも何度か出ておられますよね。今日は16kmですね。私も16kmなんで、よろしくお願いします。」
「京都キャロット」の店の名前と、いっしょに撮らせてもらった写真を載せるブログ名は説明したのだが、肝心の自分の名前を名乗るのを忘れてしまった。このブログを見てくださったらいいんですけど・・・。
「私はパオパオこと、京都の藤井廣司です。」
スタート前にもうお一人見っけ。
「あなたがかの有名な『うたごえ娘』さん。おうわさはかねがね・・・。」
今日は、1周8kmの部に出場されるそうだ。
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「高蔵寺ニュータウン」 (ウイッキぺディアより)
高蔵寺ニュータウン(こうぞうじニュータウン)は、愛知県春日井市東部の丘陵地帯に建設されたニュータウン。千里・多摩と並ぶ黎明期のニュータウンの一つである。
高蔵寺ニュータウンは、名古屋市の中心部から北東17kmに位置する、東西約4km・南北約4kmに渡るニュータウンで、名古屋市のベッドタウンとして開発された。1968年に入居が開始された、日本で二番目に古い大規模ニュータウンである。 設計は津端修一。 ニュータウンの中心部には航空自衛隊高蔵寺分屯基地がある。高蔵寺ニュータウンの計画はこの基地の移転を前提にしたものだったが、移転候補先で反対運動に合い、移転計画が頓挫してしまった。そのため高蔵寺ニュータウンは、基地を抱えたまま現在に至っている。同基地が移転せずその部分が未だに開発されていない分だけ、計画よりも人口が少なくなっている。同基地は今なお航空自衛隊の弾薬庫として機能しており、有事の際のリスクは高い。
そのニュータウンの中心部に、アピタ高蔵寺店を中核としたサンマルシェと呼ばれるショッピングセンターがあり、このショッピングセンター周辺がニュータウンの中核施設群「センター地区」となっている。また、ニュータウン周辺には郊外型の店舗が多数進出している。
ニュータウンの最寄り駅である高蔵寺駅からは、JR中央本線で名古屋市内に20〜30分で、愛知環状鉄道線で瀬戸市に10分で行く事が出来る。
他の大規模ニュータウンと違って、ニュータウン内を鉄道が通っていないが(桃花台線がその役割を担う予定だった)、ニュータウンから高蔵寺駅までは名鉄バスが、ニュータウンから春日井市民病院まではかすがいシティバスはあとふるライナーが、ニュータウン内にはサンマルシェ循環バスが走っている。また、車の所有率も高い。
名古屋市のベッドタウンであるため、名古屋市への勤務者がきわめて多い。また、他のニュータウン同様、高齢化が深刻な問題になっており、一時は学区統廃合の議論も起こった。現在は初期入居者の子供たちのUターンにより、ある程度人口は持ち直しを見せている。
このニュータウンが丘陵地帯を開拓して作られた事にちなみ、地名には「台」の文字が付けられている。
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今年は6月にアキレス腱を痛めてしまい、「反核平和の火リレー・大阪」と「反核平和マラソン・神奈川」をキャンセルしてしまった。平和マラソン系で参加できたのは、8月の「反核平和の火リレー・徳島」だけだ。
何かもう一つくらい・・・、と思っていたらこのマラソンが見つかった。住宅地のすぐ近くにある自衛隊の弾薬庫の周りを走るマラソン。これは、「おもしろくてためになる」マラソンだ。
自宅を6時45分発。
そのときの気温は2℃。明け方冷え込んだら昼はいい天気になる。ただ、風が出ないか心配。それによって走るときのウェアが変ってくる。
愛知県春日井市の会場には8時45分着。ちょうど2時間で来れた。このとき、やっと7℃。
会場の宮前公園は、春日井ICから約5km。JR中央線・高蔵寺駅からすぐのところだった。車でも電車でも来やすいところと言える。
(高速代・ETC割引で片道1800円、コインパーク45分100円)。
受付が9時からだったので、車でコースの下見をすることにした。
1kmも行かないところから上り。そして急な下り。
2.5kmの部のゴールあたりから延々と続く上り。このコースはかなりタフ。この2kmほど続く上りをどう走るかが問題だ。コースを見た限りでは、16km1時間8分切りはかなりむずかしそう。
受付を済ませトイレに行こうとしたが、公園は小さなトイレ。更衣室として借りられている近くの公民館も、トイレは一つだけ。高蔵寺駅が近くだったので行ってみたら、トイレはガラガラだった。
会場近くに高蔵寺があったので、見に行った。なかなか風情のあるいいお寺だった。
上り坂も走っておこうと思い、弾薬庫の近くまで走っていった。坂の上から、かわいいワンちゃん2ひきをつれて下ってこられるご夫婦が。
「甲斐犬ですかー。」
「いえ、雑種です。」
「いや、でもきれいなシマ出てますやん。」
「でも、こっちのが生んだんですよ。」
「えー、これがお母さん? お座敷犬のでっかい版みたいな・・・。」
「そうでしょ。捨てられてたんですよ。」
「えっ、親子で?」
「いえ、こっちを拾ってからどこかで妊娠してこれが生まれたんです。父親は分かりません。」
「そうなんですか。ということはこっちの歳しか分かりませんよね。
「はい。息子のほうは8歳です。」
「ということは、おかあさんは10歳以上ですね。それにしても変わったワンちゃんですよねー。こんなん見た事ありませんわ。」
どう見ても甲斐犬しか見えないカイ君。
こんなワンちゃん見たことないベンちゃん。
この2ひきに会えて、遠く京都から来た甲斐があった。
マラソンもがんばろうっと。
スタートはJRの線路の南側。
1周の部はぐるっとまわって、線路の下をくぐって公園にゴール。
2周の部は1周目は線路をくぐらずもう1周。2周目に線路をくぐって公園にゴール。
2kmジョグと長めの流し2本。これでウォーミングアップは万全。
みんなで準備運動をしっかりして・・・。
ほとんどの方が重ね着。
暑がりの私は、けっきょく地肌にランシャツランパンということに。日差しがあり風もなかったので。
「うたごえ娘」さんの激励をもらってスタート地点へ。
16kmの部は200人ほど。
スタートのとき、「9の会、がんばれー!」との叫び声。
うたごえ娘さん、ありがとうございます。
1周目。
2.5km過ぎから始まる上り坂の途中で、女子のトップに追い抜かれる。しかし、「くっそー」と思って足を出したらスイスイスイ。あっという間に抜き返し、差を広げることができた。
1周目8km、32分50秒。目標を上回っている。しめしめ。
2周目。
またもや同じ地点でさっきの女性のトップに追いつかれる。しかし、また抜き返す。ただし、今度は1周目のようにスイスイと足が出ない。下りに入ったところでスッとその女性に置いていかれてしまった。
1周目は気にならなかったのだが、やはり痛めている左足が上らない。1周目はどんどん前を行くランナーを抜いていたのだが、2周目に例の女性に抜かれてからは最後の下り2kmはだれも抜けずだれにも抜かれなかった。
2周目は、最後に公園の外周を半分ほど回ってゴール。1時間8分切りギリギリかという感じでゴール。ストップウォッチは、1時間08分03秒(2周目8kmは、35分13秒)。
「あーん、4秒届かずか・・・。」
でも、大きな上り下りが2ヶ所(2周で4ヶ所)もあるコースでこのタイムなら合格としよう。
ゴール後の体はガタガタ。
木につかまってソックスを脱いだのだが、左肩がはずれたかと思うくらい痛かった。いつものことながら、かがめない。腰が砕けている。
左足がヤバイ。ガチガチに固まっている。
その様子を見ながらゆっくりダウンジョグ。
高蔵寺の正門からの写真も撮って・・・。
最後の線路下はこんな感じ。
ここをくぐって、上った先の公園の周りを半周すればゴール。
今年は史上最高の600人の参加だったそうだ。
交通規制もなく、ゴールタイム計測も手動。結果発表はかなりあと。そのため、入賞者が表彰の時にはほとんど帰ってしまわれている(うたごえ娘さんも2位入賞だったのにおられませんでした)。
そんな時代遅れのような大会だったが、なぜかホッとするいい大会でした。これ以上参加者が増えると困りますが、私のお勧め大会です(なんと言っても参加費が900円!)。
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2011年12月10日(土)
宝ヶ池暗闇ラン [ランニング]
明日、愛知県に遠征。
春日井市で行われる「高蔵寺弾薬庫一周平和マラソン」の16kmの部にエントリー。ハーフ1時間半切りへのステップとして、16km1時間8分切りをねらいたい。
廉に聞くと、レースの前日の練習は1000m1本でいいらしい。
5時半ころ、宝ヶ池へ。もう真っ暗。
街灯の数は同じはずなのに、今日はいやに暗いような気がした。
最初にゆっくり2周。3km、16分05秒。
続けて1000m。足元が暗く、走りにくかった。できるだけ大きなフォームになるように心がけて走った。
200mごとの標識の前でラップタイムを確認したかったが、暗くて見えず。4分切れなかったらもう1本と思いながら必死で走った。
1000mの標識前でストップウォッチを押すと、3分57秒。
「合格!」
このあと2kmダウンジョグ。12分ちょっと。いい感じで終わることができた。
明日の16kmは、同じところを2周して16km。距離が正確なら、1周目33分20秒(キロ4分10秒)、2周目34分40秒(キロ4分20秒)をねらいたい。
この大会の趣旨は、「太平洋戦争の開戦日である12月8日の一番近い日曜日に開催して28回目の開催実施となります。平和であってこそスポーツを楽しむことができることを感じて走っていただきます」とのこと。
だから、本当はゆっくり走ったほうがいいのだけれど、とりあえず今回は全力で。
がんばるでー。
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