2010年09月10日(金)
第62回学園祭 〈文化祭〉 [学校]
今日、真樹の高校の文化祭を見に行ってきました。
1年は、「ドミノ倒しコンクール」でした。
今年の真樹の夏休みは、「沖縄旅行・バイト・ドミノ」で終わりました。暑い中、クーラーをつけてもらえない教室でドミノ作りに励んでいました。続けてずっと準備に来ていたのは、クラスの中の数人だけだったそうです。
でも、がんばって準備した人ほどやり遂げた時の喜びは大きいんちゃうん?
「人の写真を勝手に載せてはダメ!」と真樹にきつく言われているので、載せられる写真は上のとおりです。
一番下の写真は、とっても元気のいいカメラウーマンさん(業者の方)です。もう、声がかすれていました。プロの方が撮られた「ドミノ倒し」の写真を見せてもらうのが楽しみです。
昨日は3年生の「仰げばパレード」も見せてもらいました。私が写真を撮ろうとするとこっちに向かってポーズをとってくれたり、「ありがとうございます」と言ってくれた子らが印象的でした。(それらの写真も載せてはいけないんですよね。)
今の子は今の子なりに、しっかり楽しくやってますよ。そんなに心配することはないのかも・・・。
--------------------------------------------------------------------------------
※ 一枚だけ、「仰げばパレード」の写真で顔の写ってないものがありました。↓
府立病院の前あたりを南に向かっています。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2010年09月09日(木)
第12回9の日平和ラン [ランニング]
〜私のブログの大ファン・牧子さんへ〜
牧子さん、ご出産おめでとうございます。8月15日に出産されたそうですね。夫の学ちゃんが、そのすぐあと海外出張だったらしく大変でしたね。
前にも言ったけど、学ちゃんは私の甥姪の中でいっちゃん好きなやつです。私は学ちゃんのあの「あやしさ」にひかれてしまうのですが、牧子さんはどこがよかったのかな。いっぺん聞いてみたいです。
今日、私の姉夫婦の家に寄りました。(牧子さんにとっては、舅姑ですね。)
「おとーさん、こうじが来てんでー。今日は9月9日やし、憲法9条を守ろうとアピールする日なんやてー。写真撮るんやてー。アンタも一緒に走りー。」
「おお、そうか。ちゃんと靴はくわ。」
おにいさんは、つっかけからジョギングシューズに。家の前をちょっとだけ一緒に走っただけやけど、本当にうれしかった。
学ちゃんと牧子さんの結婚式の時にも言わせてもらったけど、私からあげられるものは何もありません。でも、「憲法9条を守る大切さ」だけは伝えていこうと思っています。
お二人の間に生まれたあかちゃんにも、平和のすばらしさを伝えていきたいですね。
今日、お祝いをことづけてきました。手に取ると、ズシッとくる・・・。札束か金の延べ棒か、それは明日のお楽しみ。へへへー。
姉夫婦の話によると、牧子さんは私のこのブログを楽しみにして見てくださっているとか。ほんまにありがとね。
牧子さんは、最近よくテレビに出ているカーリングのマリリンにほんとによく似ています。今のところ、善一一族の中ではピカイチの美人です。(ごまごますりすりごますりすり・・・。)
戦争を絶対せず平和を守るために自分ができそうなことは、どんな小さなことでもしていきましょうね。
それでは、あやしい学ちゃんとかわいいあかちゃんにもよろしく。またね。
今日は、自身初の「単独のぼり持ちラン」に挑戦。
最も気をつけることは、絶対に通行人に迷惑をかけないこと。
9月9日9時9分にスタートといきたかったのですが・・・、結局家を出たのは9時19分。このあたりが私のええかげんなところ。まあ、そんなにこだわらんでもよろしい!
走る距離も毎回9kmか9.9kmにしていたが、正直に言ってもうあきた。
そんなに、「キューキュー」言わんでもええか。
今日は、京産大→府立大→工繊大の3大学めぐりをすることにした。
まずは産大。我が家から約1km。この大学と京都精華大学はうちから歩いて通えます。
御薗橋でちょうど3km。20分弱。なかなかいいペース。
昨日から右後頭部がガンガンしている。肩もガチガチにこっている。原因不明。こんなときはスローペースで。
今日は、新しいシューズ「NB・MR967R」を初めて使用。できるだけくわしいレポートをしなければ。
走りだしてすぐに気付いたこと。「アシックスのゲルニンバスにそっくり」。
ゲルニンバスは、GT2000シリーズやゲルカヤノシリーズとちがって、アシックスのトレーニングタイプのシューズの中ではアッパーがやわらかい。足全体をやさしく包み込んでくれるような感じのシューズである。「MR967R」は、そのあたりもよく似ている。
御薗橋から北山大橋までは河川敷の土道を走ったのだが、ソールのパターンが大きめですべったりすることもない。
そして何よりも重要なことは、335gもあるように感じない。「バランスよく作られているシューズは、実際の重さより軽く感じられる」とよく言われるが、このシューズもその部類に入るといってよい。
一度はいただけで言うのは早いかもしれないが、今のところお勧めできるシューズと言っていいと思います。
北山大橋から東へ。地下鉄・北山駅前交差点から南下。京都府立大学の正門前をめざす。
すると、脇の道路から、7、8人のランナー集団。
先頭を引っ張っているのは、「廉!」
気付いてカメラを取り出した時は、はるかかなたまで進んでしまっていた。望遠にしてなんとか撮ったのが上の写真。残念ながら廉の背中も写せませんでした。
あとで廉に聞いてみると、府立大・工繊大陸上部長距離パートの合同練習。あのあと鴨川に出ていったそうだ。
「あれ、キロ4分切るペースとちごた?」
「なんでやねん、4分半より遅かったかも。」
「へー・・・。」
ますます息子の背中は遠ざかる・・・。
一旦、北大路通りへ。
一応「アピールラン」なので、人通りの多い通りをよって走らなければ意味がない。
「のぼりを持ってのランニングは危険」と言われる方があるが、それは実践で検証してみなければならない。
まずスピードであるが、私の場合キロ7分ペース。これは、車の徐行運転に近い。歩道を走って来る自転車のほうがよっぽどこわい。
人と対面する場合はこちらもよりスピードをゆるめるので、「危険」とまでは言えないと思う。同じ方向に進む人の場合は、早いランナーが後ろから追い抜こうとする場合以外は安全である。ここでも、音もなく後ろから近づく自転車だけは「危険」だと思った。この場合、「自転車ももっと気つけえよ」と言い返したい。
正直に言って、「危険」かどうかというより、のぼりを持って走っている「うさんくささ」のほうが心配だった。
今日の目標の3大学目、京都工芸繊維大学に到着。
ここまで遠回りをしたので7.5kmくらいでしょうか。およそ50分。キロ7分ペースをキープできています。
ここまで来れば、帰りは姉夫婦の家へ。
のぼりを持って走っている写真も撮ってもらわねば。
私の8歳上の姉が撮った写真。
風でのぼりがはためきすぎたけど、バッチリの写真です。
こちらは、おにいさんとの2ショット。
次は、もうちょっとたくさんいっしょに走ってくださいね。
博愛会病院前の温度計は28℃。
2日前までなら、確実に30℃は超えていた。昨日の台風の影響の雨から、空気が入れ替わった感じがする。
走っていて3組のご夫婦に遭遇した。
その3組のご夫婦はみなご高齢だったのだが、私の走る姿を見た反応がみな同じで笑ってしまった。
「あなた、『9の会』とかいたのぼりを持って走ってらっしゃるわ。『9の会』ってなんでしょう?」
「さあー、なんやろね。」
みんなこんな感じ。奥様は興味津津。だんなさんはあんまり。
いちいち説明したかったのだが、元々私が人見知りなのと、そのご夫婦が道路の反対側におられたりとかで素通りしてしまった。このあたり、私の今後の課題です。
岩倉自動車教習所あたりでクラクションを鳴らして追い抜く車あり。「古村ショップ」の古村正昭さん。なんでかしらん、この辺走ってると必ず会う。またまたいつもの説明。
「今日は9月9日で、憲法9条を守りましょうというのを広める日なんです。そやし、こうやってのぼり持って走ってるんですわ。」
「藤井君、若いな。」
そんな一言ですまさんとやね・・・。
その先のおうちの日陰に、見覚えのあるワンちゃん。
「いっやー、レオ君やん。日陰すずしいか。」
1年半ぶりのご対面やのに、ちょっと迷惑がってたかな。
北稜高校前も通ったが、授業中のようで人影なし。
よく考えると、三つの大学前を通ったが、今大学は夏休み中。そちらも人影まばらだった。せっかくいいアピールランになると思ったのに、時期が悪かった。
最後に自宅前で、ええ気なもんでセルフ写真。
全部で約13km、1時間46分。
こんな変なオッサンが、のぼりを持って暑い中を13kmも走れるだけでも平和といえる。
「これからも、続けるでー。」
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2010年09月08日(水)
廉、引退! [家族]
「えっ! 廉君が引退? 半年前に入ったばかりの陸上競技部を?」
いえいえ、ご安心ください。最近やや伸び悩んでいるとは言え、陸上長距離はまだまだたっぷり楽しむつもりのようです。
廉の今までの人生で、ただ一つ全国レベルまで上りつめたもの。それは、「ポケモンカードゲーム」です。
テレビゲーム禁止だった我が家では、カードゲームが流行。一時は、私、ヨメさん、廉、真樹と4人そろって大会に出場したこともある。
そのポケモンカードゲームを始めて3年目、廉が小6の時、地区大会で優勝。新潟県苗場で行われた全国大会に招待された。ここで優勝すると、世界大会にも行けたのである。
その結果は7位。ちなみに、翌年からは全国大会自体がアメリカで行われることになった。ああ惜しかった。
そのあと中学生になってもポケモンカードゲームは続けていたが、高校に入ったくらいから実質引退状態だった。しかし、大量に買って保管していたカードはそのままになっていた。それをやっとのことで一括処分する気になったようだ。ネットで希望者に販売するらしい。(本人いわく、カードの数は5000枚以上。)
廉が小学生の時、ポケモンカードゲームで中心になって活躍していたのは大学生。当時の廉は、その強い大学生を倒すことに燃えていた。カードゲームのいいところは、ルールさえ知っておれば年齢性別関係なく対戦できるところである。
ひょっとしたら、廉も大学生になっても続けてるのかなあと思っていたが、ついに「完全引退」を決意したようである。
「ポケモンカードゲーム」に関しては、家族そろって大会に出場したり、友だちといっしょに名古屋や広島や高松の大会に遠征したり、滋賀県のショップ主催の大会に何度も参加させてもらったりとさまざまな思い出がある。
覚えの悪いパオパオに根気よくルールを教えてくれた廉には、今も感謝している。ほんま、おもしろかったよなあ。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2010年09月07日(火)
NB・MR967R NN(ナイトネオン) [ランニング用品]
サロマニアンブルーメンバーである中野勇人さん絶賛の「ニューバランスMR967R」に新色が出た。オレンジ系とピンク系の2色。新色というだけでなゆく、アッパー部分にリフレクター(反射素材)が多く使われている。(その分、旧色より定価で1000円高。)
「サロマ湖100kmウルトラ」を10回以上完走している人のゆわれることだから、試して見る価値はある。なんせ、100kmウルトラ13連敗中の私ですから・・・。
まずはカラー。
中野さんがはいておられるRMC(レッドマルチカラー)も目立つ色だが、こちらNN(ナイトネオン)はオレンジ系なので少しおとなしい感じ。まあ、キャロット色とでも言いましょうか・・・。
次に手に持った感じ。
意外に軽い。メーカー発表は335g(27.5)ということだが、そんなにあるとは思えない。(私がはいたものが26.5のせいもあるが。)
はいてみると・・・。
足がシューズの中で左右に動く。それをヨメさんに言うと、「アッパーがやわらかいから」とのこと。アシックスはアッパー部分がかっちりと作られているが、NBはやわらかいらしい。これは好みの問題なので、どっちがいいということでもないらしい。ただ私のように今までほとんどアシックスをはいていた者は、慣れるまで時間がかかるかもしれないとのこと。
足入れ感はたいへんよろしい。足全体をやさしく包み込む感じ。アウトソールは厚いが、重いという感じはしない。私が選んだのはEEワイズだが、4E、Gも出ているのでいろいろな足幅のランナーに対応できる。
ただし、私のように右足より左足のほうがだいぶ大きい者はどうしたらいいんでしょう。右足はくつひもがだいぶ余ってしまうのに、左足はほとんど余らない。くつひもで調節するしかないみたいですね。
真樹も近々走ってみるらしいのでこのシューズがどうかと勧めてみたが、底がぶ厚過ぎるということで不採用。それなら真樹とかぶることはないので、私はこのシューズをもらうことにした。
後は実際にはいて走ってみることですね。また、それからレポートします。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2010年09月06日(月)
第27回聖湖マラソン・続き [ランニング・出張販売]
「おばーちゃん、おばーちゃん、写真撮らせてもらいます。」
「民宿高木」さんとこのおばーちゃん(奥様方の)と、美人三姉妹の末っ子さんです。
残り2km足らず。高木さんのご自宅前。
去年は、ご主人方のおばあちゃんと美人三姉妹の長女さん。
ここで応援してもらうと、ほんとにあとひと踏ん張りという感じでうれしくなる。
高木さんの娘さんにお願いして、おばーちゃんとの2ショット。
おばーちゃんは、2時間もずっと外で応援してくださっていたのかな。
「あと1km」の表示のあるあたりから、マラソン会場である「八幡高原191スキー場」の「N型」の滑走コースが見える。
ここらあたりは、5年前真樹が小5の時は私がその手を引っ張り、4年前小6の時はその手を振り払われた場所。子どもといっしょに走っていると、その成長ぶりが本当に「手に取るように」分かる。
小5の時は、5km小学生女子で3位、小6では2位に入った。商品のリンゴをいただいて喜んでいたものだ。
今は「もう、パオパオといっしょに走ることはありえへん」と言っているけど、まあそんなこと言わんでも・・・。
スキー場入り口の最後のカーブの手前で、「藤井さーん」と呼ぶ声。なんと、高木さんが軽トラで巡回しておられたよう。「わー、高木さーん」。(反対方向に行かれたので写真は撮れず。)
ここを曲がると残り200m弱。
ゴールゲート前で立ち止まり、他のランナーの迷惑にならないように端により1枚パチリ。
ゴールタイムは、1時間54分18秒。
先週の「神鍋」より7分半ほど縮められた。(1kmあたり20秒短縮という計算になる。)
「京都キャロット」の出店テントに戻り、記念撮影。
今日は、たくさん水をかぶった割には「頭ペッタン」がまし。
特筆すべきは、この大会の記録計時システム。
毎年毎年改良を重ねておられるのだが、今年はついに最善版といってもいいシステムになっていた。ナンバーカードの裏にぐるっと張り巡らした細い針金型の発信機。これだとほとんど気にならない。そして、回収の必要なし。
今、大手のところが、鉄板プレートを針金でシューズに装着するシステムを広めようとしている。そこは何十年とランナー相手の仕事をしておられるところなのに、ランナーの気持ちが分かっているとは言い難い。大きめのカチカチ鉄板をシューズに針金で固定するなんて!
それに比べて、この大会のシステムの快適なこと。たぶんこの会社は、これで満足しておられず、まだまだ改良を重ねていかれることでしょう。(この大会の記録計時は、「アクティブライフ」(長野県諏訪市)さんが請け負っておられます。)
うちの出店テントのすぐ横には、今はやりの「ドッグラン」施設。まわりの垣根は、全部使い古しのスキー板。
ワンちゃん連れのランナーも結構おられたので使えればよかったのだが、今日は閉鎖されていた。
今日も暑かったのだが、いつも通り私の苦手な帽子はなし。その代わり、これも暑い時のいつも通り首巻きタオル。長らく行方不明になっていた「ゲイター(ふくらはぎサポーター)」をヨメさんが見つけてくれたので、久しぶりに装着。足はかなり楽なような気がした。
シューズははきなれた「サロマレーサーST」。快調です。
このスタイルで、2週間後の「丹後100kmウルトラ」も行こうと思っているんですがどうでしょう。
今日第一日曜は、高速道路のサービスエリア内が2割引きの日。そのため、お腹がへっているのをしんぼうし「安佐SA」へ。中途半端な時間に入ったので、お客はうちだけ。
「秋の山の幸御膳」1100円が880円に。ちょっとだけ得しました。
相変わらず、「高速・乗用車のみ土日1000円」の影響か大渋滞。それに加えて、高速道の運転に慣れていないドライバーが事故を起こす。
「もう、ええかげんにしてくれ! うちらみたいに正規の料金を払っている車は、優先レーンでも作ってもらわなたまらんわ!」
クタクタになって家に着いたら、真樹が作ったかわいいクッキーのお出迎え。クッキーを食べながら、「渋滞の原因を作った事故を起こしたドライバーもかんにんしたろ。ひょっとしたらケガとかしてはるかもしれん」。まあ、そんなもんですなあ。
サービスエリアできくに似たぬいぐるみ発見。
「今日はがんばって働いたから・・・、買ってもいい?」
「何もがんばってへん!」
「今日は、せっかく2割引きの日やから・・・。」
「うーん、しゃーないなー。」
レジ係は、「HeySay7」の山田君みたいなおにいちゃん。おしゃれな高校生に見えたけど、受け答えもきっちりしており好感が持てた。きくに似たぬいぐるみは、1890円が1512円に。
家に帰って、ちょうど1年前の2割引きの日に買った先代ぬいぐるみと並べてみた。真樹は、去年のちっちゃいほうがきくに似ていると言う。でも、今年のでっかいほうも、もらって来たころのきくに似ているような・・・。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2010年09月05日(日)
第27回聖湖マラソン [ランニング・出張販売]
「ますみちゃん、給水所にな、天使がおったわ。」
「はあ?」
「ほれ、見てみ。」
ゴールしてすぐの私のデジカメの画像を見て、ヨメさんも納得した。
「ほんまになあ、こんなかわいい子が水渡してくれたらほっとするでー。」
「そうやろなあ。」
前日、「民宿高木」さんの奥様が笑いながら言っておられた。「この歳になっても下がなかなかいないから、ずっと『若手』のままなんです。」
確かに。給水所にもあまり若者は見かけなかった。それは地方では当たり前で仕方のないこと。それなら、こんなかわいい子たちに、なんとか手伝ってもらえないものか。いろいろとむずかしい面もあると思うが、少しでも子どもが入っていると大会の印象は大きく変わって来る。
朝5時20分起き。
夜中ずっと、「猪脅し」ならぬ「熊脅し」の鉄砲音が何分か置きになり続けていた。ここらでは、稲穂目当てに田んぼに熊が出てくるらしい。
あの鉄砲音で何度か目がさめたが、地元の人はもう慣れてしまわれたのだろうか。
「民宿高木」さんの美人三姉妹の末っ子さんが、会場のテントまでお弁当を持ってきてくださった。これをしっかり食べておかないと、真夏のハーフは走れません。
ハーフのスタートは10時半。
この大会は定員制のため、ハーフ、10km、5kmともに各1000人。
いつも一番左の内側に並びカーブの内側でつまっていたので、今年は大外の右側はしに並ぶことにした。
今日の目標は、とりあえず2時間切り。
ここ広島の「聖湖」は先週の兵庫「神鍋」とよく似た感じ。スキー場近辺の高原を走る。ただし、「神鍋」が日陰がほとんどないのに比べると、「聖湖」は木立の中を走る部分も多く、その分タイムは短縮できそうだ。
「あっ、キャロットさん。走られるんですか。」
「はい。どこかでお見かけしたような・・・。」
「兵庫の大会によく出てるんですけど、キャロットさんもよく来られてますよねえ。」
「はい、ここが西で一番遠い出張販売なんです。カメラ持って走ってますし、折り返しで見つけられたら写真撮らしてもらいますわ。」
「ありがとうございます。」
スタート直前に少しお話させてもらったのは吉田さんという方でした。
5km地点手前の給水所で、「天使」に遭遇。こんなかわいい男の子は見たとないです。
お墓も地方によってさまざま。まわりを飾っているものにはどんな意味が込められているのだろう。
去年も写真を撮った場所。
ここからコースに戻ると、「ウォウォウォーン!」
観察役員さんが連れてきておられたワンちゃんが、ビックリしてほえた声でした。
折り返しは、ちょうど56分。
帰りは下りが多いので、2時間切りは確実。ここまでくると、1時間50分にも色気が出てくる。
折り返してしばらく行くと、ゴール地点でお話させていただいた吉田さん発見。
「よしださーん。写真撮りますし、ここだけでもしっかり走ってください。」
そこはちょうど上り坂。吉田さんにはちょっと気の毒だったが、力強い走りの写真を撮ることができた。
「また、送ってくださーい」と言いながら走り去っていかれたが、今日初めてお話させてもらった方なのでどこへ送ったらいいのやら。(もしこのブログを見られたら、ご連絡お願いします。)
ダムの上は風があって気持ちいい。
渡りきったところで、男女二人のカメラマンがバチバチ写真を撮っておられた。私もしっかり写っているかな。
さっき脅かしてしまったワンちゃん。
「さっきはごめんね。写真撮らせてねー。
ワンちゃん、お名前なんて言うんですか。」
「サリーです。」
「サリーちゃんかいな。女の子ですね。歳はいくつですか。」
「7歳です。」
「サリーちゃん、7歳。まだまだ若いなあ。」
そういって手を出すと、ペロペロとなめてくれた。
最後の給水所の手前が、残り5km地点。
もうここで、ゴール1時間50分は無理であることが分かった。
それならさっきの「天使」みたいな子としゃべっていこう。
「ボク、えらいね。みんなにお水渡してくれてるんや。」
「・・・。」
「何年生?」
「・・・。」
「ショー君、聞いておられるよ。」と、おとなりの女性が。
「でも、5さいやのに・・・。」
「えっ、なんですって?」と私。
「5さいやのに、って言ってます」と、その女性。
「そっかー、5歳やったん。おっきいし、小学生やと思ったわ。がんばってお水渡してね。」
ちょっとだけでもしゃべれてよかった。
さあ、残り5km。しっかり走ろうぜ。
(注)レース終盤に続く。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
【 過去の記事へ 】