2010年01月02日(土)
江文峠越え10kmラン [ランニング]
二日続きの雪。
きくは、ちょっとうれしそう。
昨日「一年の計など特にはない」と書いたが、去年の暮れにいろいろと考えるところがあった。
そのうちの一つは・・・。
「練習なしでウルトラ完走」の看板をはずす。
「丹後ウルトラ」の9年で分かった。練習なしで行けるのは85kmまで。
今年は「丹後」も10年目。もう、完走しないとね。
「練習、する!」
去年、「とかしき島マラソン10km」優勝をめざして走った江文峠越え10km。結果は3位に終わってしまったが、超久しぶりに純粋な気持ちで走ることができた。
あの純粋さよ、再び!
市原から静原に向かう途中にある鬼谷大橋。ここをスタートして4kmで江文峠。1km大原側に下り、折り返し。ここから戻って鬼谷大橋で10km。
「さあ、走るぜ!」(ただし、今日はゆっくり。)
どうでもいいことでしょうが、せっかくラップをとったんで・・・。
? 5分45秒。
?11分54秒(6分5秒)。
?17分56秒(6分1秒)。
?24分54秒(6分58秒)。 (江文峠への上り・静原側)
?30分37秒(5分42秒)。 (大原側への下り)
?37分16秒(6分38秒)。 (江文峠への上り・大原側)
?42分40秒(5分24秒)。
?48分23秒(5分42秒)。
?54分04秒(5分41秒)。
?59分43秒(5分39秒)。
1時間くらいで走れたらいいかと思っていたので、これで上出来。
こんな重装備で走ったのは初めて。こんなんも汗が出ていいんかな。
走り終わって家に帰ったら、もぬけのから。みんないなかに帰ったみたい。
きくちゃんもいないので、「さびしいです!」
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2010年01月01日(金)
第28回亀岡元旦ロードレース [ランニング]
「すんませーん、ワンちゃんの写真撮らせてください。今年初めて会ったワンちゃんなんで・・・。」
お母さんと娘さんらしき二人連れが、かわいいかわいいワンちゃんを散歩させておられた。
「亀岡ロードレース」の駐車場近く。
「いっしょの写真、撮りましょか」と、お母さん。
「あっ、すいません、お願いします。」
チョッパーちゃん、まだ生まれて4ヶ月なもんで、あちこち気になるものばかり。全然正面を向いてくれない。
何べんも撮ったんですけど・・・。
けっきょく、いちばん最後に撮った写真が唯一の正面向いた写真になった(トップ写真)。
「チョッパーがうちに来たのは、1週間前のクリスマスなんです。捨て犬が産んだ犬で、能勢町の愛護団体の『アーク』というところに保護されてたんです。」
「そうなんですか。それはよかった。今、あちこちで捨て犬の殺処分をなくしていこうという運動されてますし・・・。熊本市なんか、もうほとんどゼロになっているらしいですよ。」
今日のトップ写真もいろいろと悩んだが、一年の始まりはやっぱりワンちゃんで!
おかげさまで、この「パオパオだより」も3年目をむかえることができました。
一年の計は・・・、特にはないですかね。しいて言えば、家族の一員として役に立てるよう、今年こそがんばらねば。
うちら辺(左京区市原)は、朝から雪。
それでも御薗橋あたりまで出ると、雪はまったくなかった。
亀岡運動公園までは1時間足らず。
受付が9時までなので、割とゆっくりできる。
10kmのスタートは10時。
競技場のスタート地点で、朝日啓介さん発見。ついこないだ、「万博クロカン」でごいっしょさせてもらったばかり。
「ブログ見せてもらいました。写真載せてもらってありがとうございます。返事せんならんと思ったんですけど、やりかたがわからなくて・・・。」
「はい。ファックス見せてもらいました。」
「ブログに書いてありましたね。息子さん、大学に合格されたんですね。おめでとうございます。」
「ありがとうございます。」
「両親が苦労して育てられたから、いい子に育ったんですね。」
「いやー、母親はものすご苦労してますけど、父親は何にもしてません。」
「そんなことないでしょう。『市川マラソン』の寒い寒いところに、ちっちゃい時から連れて来られて・・・。親の一生懸命働く姿を見てたんですよ。」
「一日も休まんと、まじめに学校通ってたのが評価されたんちがいますかねえ。」
さて、今日の私の目標は・・・。
去年44分8秒だったので、45分くらいで走れたらいいのになあ。
4km付近で、もう折り返した先頭集団が帰ってきた。
私のブログにも何回か登場してもらっている、ハチマキ姿の橋本猛志さん。
しっかり撮ろうと思っていたのに、ちょっと早くシャッターを押してしまい、よく分からない。
「はしもとさーん!」と大声で声かけしたけど、気づいてもらえたかな。
そのちょっとあとに、柿原貴次さん。
あの柿原さんも50歳になられ、私と同じ部門です。
柿原さんは、写真を撮っている私に気づいてくださった。
折り返し点で、24分ちょうど。
中間点がよくわからなかったのだが、たぶん24分40秒くらいかな。去年よりだいぶ遅い。
約束していた朝日さんの写真。
逆光でちょっと見づらいですが、朝日さんは本当にランニングフォームがきれい。
最後らへんは、私なりにちょっとはがんばったかな。
46分57秒。50歳以上の部、第29位。(去年より3分近く遅くなってしまった。)
そや、もう一人、写真撮らんなん。
「ランナーズ9の会」のがんちゃん。
私が折り返した直後、上り坂を本当に「岩」のようなフンイキで上ってこられた。すれちがいざま、片手タッチ。
ゴール前の写真をしっかり撮ろう。
集団で帰ってこられたので「内側によって」と合図をしたら、ちゃんと写真を撮りやすい位置に動いてくださった。
がんちゃんのゴール後、たくさんお話させていただいた。
「いつもブログ見せてもらってます。」
「しょーもないことばっかり書いてるのにすいませんねえ。」
「いえいえ。『ゆめさき舎』のこと書いておられたでしょう。実は、私も福祉関係の仕事をしてるんです。」
「そうなんですか。知的障害のほうの関係ですか。」
「いえ。そのほかのさまざまな障害も含め全部ですね。」
「それはたいへんですね。いっぱい勉強せんならん。」
「そうなんですよ。もう、追いつけなくて・・・。」
「私もそういう施設との接点がまったくなくて、『めさき舎』のまっちゃんと知りあえてよかったです。ブログに書くことも相談させてもらったんですけど、『今の実態を知ってもらう』ことが一番大事やろうということで、見たまま聞いたままを書かせてもらいました。」
「そうですね。あるがままの姿をみんなに知ってもらうこということが、なかなかできませんからね。
今、私は精神障害の方との接触が多いんですよ。」
「そうなんですか。私も、『精神』っていう映画を見て初めていろいろと分かりました。精神障害の方って自殺願望がきつくて、それを阻止するのが施設職員の主な仕事みたいで・・・。」
「そう。でもね、ずっとその中にいると、そっちのほうに引っぱって行かれるようなこともありますね。」
「そうですか。たいへんや。私らほんまに何にも知りませんし。私らにできることは、その実態を少しでも知ることですね。」
がんちゃんは、今日はご家族そろって参加されているとのこと。
上のお姉ちゃん(写真左から2人目)は、桂高校陸上部。今日は、5km一般女子の部で見事優勝。
陸上部の仲間といっしょの写真を撮らせてもらいました。
もう一回、朝日さん。
競技場の周囲の道路を、最後の力を振り絞って駆け上がってこられる朝日さん。かっこいい!
私のタイムはもひとつやったけど、今日は朝日さんとがんちゃんの二人としゃべれたし、いい元旦になりました。
--------------------------------------------------------------------------------
(おまけ)
今年初の・・・。
今年初の、「黒猫あんも必殺パンチ!」
今年初の、「小屋ごもりタロちゃん!」 (ご近所イケメン犬です。)
今年初の、「おとぼけきくちゃん!」
目、ちっちゃ。
今年初の、「にせ香里奈!」 (かなり、無茶ぶり。)
私が亀岡で走っているころ、ヨメさんと廉と真樹の3人は福袋を買いに行っていたそうです。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2009年12月31日(木)
2009後半を振り返って・家族編 [振り返って]
今日で、2009年も終わり。
家族のことも振り返って書きたいのだが、ブログに家族のことを書くとヨメさんがカンカンになって怒る。それは、たぶん、書いてあることがすべて真実だから。
「なんでもかんでも書いたらええっちゅうもんちゃうでー!」
ということで、今回はセーブして・・・。
眞寿美さんには、あやまらなかん。
今年も一年ふがいない夫でした。(「夫なんて認めへん」と言われるんやろね。)
「きのうな、『ますみさん、こうじおっちゃん捨てても餅つきには来てな』って言われたわ。」
だれじゃい!そんなうまいこというやつは!わしゃー、じいさんの餅つきにも顔だせんようになるんかい!
せめて一年に一回でも、ヨメさんをほっとさせたいな。
廉には、あやまらなあかん。
何の頼りにもならん父。(「うちに父はいません」て言うんやろな。)
あんまり賢くない父親から賢い子が生まれたりするんやね。もう、勉強系では何も教えてあれげられることはない。最後の砦の「英検」も、来年廉が2級に合格したら負けー。
今からでも廉に勝てそうなことさがそうっと。
真樹には、あやまらなあかん。
真樹が困っているとき、助けてあげることがでけへんかったね。いつも、いっしょにオロオロしているだけで・・・。
でも、こんな変なオッサンでも、それなりに楽しそうに生きているといういい見本(?)にはなれたかな。
にっこりできる時間がもっともっと増やせるよう、あちこち見回してみような。
きくちゃんには、あやまらなあかん。
きくのこと、勝手に「琉球ミニシェパード」って呼んでたけど、一回はあかちゃん産んでほしかったなあ。
具合が悪くなってしまって、とうとう手術。もう、あかちゃん産めへんね。
手術したら性格も変わってしまうかも知れんと心配やったけど、手術からしばらくして元気が出てきたら前のきくちゃんに戻ってほっとした。
これからもいっぱい散歩するし、長生きしてな。
あんもには、あやまらなあかん。
ツルリンをすぐ食べたいのに、パオパオに芸をさせられて。いっつもむかついてるんやろ。
でも、ほんまにあんもには感謝してます。ビックリするほど長生きしてくれて。あんもが死んだ時が、うちの夫婦の最大の離婚の危機のような気がして・・・。
うちのあんもはかすがい。(意味不明でしょうか。)
私は・・・。
今年はいろいろな人とめぐり会えた。
中でも、年末に知り合いになれた中野勇人さんとはこれからも長いお付き合いをしていきたいと思う。
昨日、中野さんが使っておられたゼッケンが届いた。サロマブルーのメダルとともに。
このゼッケンの意味を聞かれた時、すぐに答えられるようにだけは勉強しておこう。(国鉄労働者解雇問題)
「パオパオだより」愛読者のみなさん、いつも見てくださってありがとうございます。おかげさまで、一年365日休まず更新することができました。
けっきょく、この12月のアクセス数は83225。去年の12月が22567だったことから考えると、「この一年で、よう成長しました」。
これからも、よろしかったらのぞいてくださいね。
◎真樹が、約2カ月ぶりにブログ「にょんにっき」を更新。私のリンク集からどうぞ→
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2009年12月30日(水)
善一家大もちつき大会 [家族]
今日のトップ写真は、ずっと前から考えていた。
「門さん悦ちゃんポスター」の前で、本人悦ちゃんとのツーショト写真。
心配だったのは、悦ちゃんが大人っぽくなっているようで・・・。
今日、久しぶりに会って安心した。悦ちゃんは、私のイメージどおりのちっちゃくてかわいい女の子だった。ホッ!
こんなかわいい悦ちゃんなのに、ポスターが一斉に張り出される前日(10月11日かな?)、こっそりと結婚していた。もう、奥さんなんかー。(しみじみ。)
せっかくポスターに起用してもろたんやし、門さんが京都府知事になれるようかんばろうぜ!
毎年恒例のもちつき大会だが、今年はちょっと危機だった。
もちつきは、私の兄・優三が父と同居しているいなかの家が会場である。しかし、今年は兄の奥さんのお父さんが亡くなり、もちつきどころではなかった。
そんな時、おじいさん(善一)のひと言。
「もちつきは人気やから、今年もやるわ。」
それそれ、それがないと。
おじいさんがもちをつける力が残っている限り、このもちつき大会は続けてほしい。
「今な、こうじおっちゃんのブログのこと話題になってたんやでー。おもしろいなあって。一番よかったのは、『学ちゃんの結婚式』やなあ。私ら行けへんかったし、ブログ見て様子が分かってよかったわ。こうじおっちゃんの祝辞がよかったって評判やで。」
私の姪たちからこんなことを言ってもらった。ありがとね。
急に指名されてもあわてず祝辞が言えたのは、こうして毎日ブログを書いているのが役に立ったように思う。
こちらも、毎年恒例。
日本共産党の府会議員・梅木さんと市会議員・樋口さん。
今年は時間に余裕があったのか、ゆっくりと話をしていかれた。梅木さんなんか、こま回しまでしていかれた。
来年も、弱いもんの味方、よろしくお願いします。
ちっちゃい子がいるだけで、場が盛り上がる。
子どもっておもしろいこと考えますねえ。手のひらにピチャと引っ付けたおもちをじか食い。これは大人にはない発想です。
廉も、もちをつきました。
おじいさんから「こらっ」と言われるたびに、1ゼンイチ。2回怒られると2ゼンイチ。このマイル(?)がたまると、「免許皆伝」になるらしい。(意味不明でしょうか。)
うちの仮面夫婦コンビも一臼つかせてもらった。
真樹ももち丸めでがんばってます。
これも恒例の焼肉。
ぼやぼやしてると、肉がゲットできません。
私の姉・多鶴子の長女・朝子と。
年々顔がバージョンアップしているようで・・・。(これも意味不明ですかねえ。)
家の向かいの山を登るのが大はやり。
子どもたちより、まあちゃん(兄優三の長女)が一番うれしそうでした。
私の兄・優三夫婦もいいコンビネーション。
この美少女は、さっきのバージョンアップ朝子の子。
家のお向かいの山は、いつのまにかフィールドアスレチックに。
私らのちっちゃいころは、このズリッとすべる坂のことをその名のとおり「ズリ」と呼んでいた。
最後におじいさんも一臼。
力強さは例年通り。
私の姉・多鶴子の3女・悠子と。
「こうじおっちゃんのブログ、毎日見てるでー。さっき眞寿美さんがいやはったしゆわへんかったんやけど、『眞寿美さんネタ』が一番おもしろいわー。」
「あれな、誇張でもなんでもなく、全部事実。正直に書いてんのがええんやろなあ。一日のアクセス数3000のうちの半分くらいは、この恐妻ぶりに共感してはんのとちゃうかなあ。」
おっちゃんといっしょの写真でこんないい笑顔になれる悠子は、かわいいかわいい姪です。
前の写真、実は周りにいっぱい・・・。
もう、にぎやかでにぎやかで。
めずらしく真樹にちっちゃい子が・・・。
まあちゃんの次男・かんた君。だいぶ真樹になついてた。
なんと、かんた君、うきの「きく」と生年月日がいっしょ。2005年3月25日。だから何と言われても・・・。
最後の最後に、全員で記念撮影。
大きく引き伸ばしておじいさんにあげようっと。
おじいさん、今年は今までで一番人が集まったね。みんな、おじいさんが計画してくれるもちつきを楽しみにしています。ぜひ、来年も再来年も・・・。
おーっと、大事な大事なうちのヨメさんが抜けていた。ごめんなー。きくちゃんもいっしょに写真に入ってほしかったなあ。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2009年12月29日(火)
ごく普通の「世界一すごい人」 [私の好きな人]
またまた中野勇人さんネタです。
こないだ、「ランナーズ9の会」のまっちゃんとメールのやり取りをしている時、中野さんの話題になった。その時、私は「中野さんは、ごく普通の『世界一すごい人』」と表現していた。
前にも書いたが、「54日連続フルマラソン」を決行するような人だからギラギラの人を想像していた。ところがお会いしてみると、とても感じのいいさっぱりしたごく普通の人。ごく普通の人がここまでやり遂げられるのだから、あらためてすごいと思った。
JRもアホやど。こんな優秀な人材をクビにするなんて・・・。
その中野さんからお礼の品が届いた。「北海道のカニとエビ」。
先日、シューズをお送りしたお返しである。かえって気の毒だった。
うちのヨメさんの言葉。
「行動力のある人はちがうなー。感謝の気持ちを、すぐこうやって表してくれはる。きちんとした常識も持ってはる。アンタとはえらいちがいやなあ。」
うちのヨメさんは、ひとをほめるとき必ず私をけなすのとセットです。
でも、おっしゃる通り。トホホー・・・。
昨日は、さっそくエビをいただいた。
うちの家族全員大好物だが、特に廉がバリバリと食べていた。廉は大学も決まったので、このごろちょくちょく走っているらしい。中野さんに、ちょっとは影響受けたかな。
さあ、今晩はいなか(花脊別所町)に帰ってカニ鍋。
楽しみじゃー。
--------------------------------------------------------------------------------
そして、その続き・・・。
いなかの家に帰ると、カニ鍋ではなかった。そのまま食べたほうがおいしいらしい。
鍋は豆乳鍋。こちらはちょっと甘くてもひとつでした。
カニはすごくおいしかったのだが、冷たかった。もうちょっと早めに解凍しとけばよかったのかな。
3びきいただいたので、私と廉が1ぴき。ヨメさんと真樹で1ぴきを半分こ。
へつへっへっへー。完食です。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2009年12月28日(月)
タロウ様、ご入居! [わんこ・にゃんこ]
「あっらー、はいっとるがなー。」
お昼前、補習に行っていた真樹を迎えに行った帰り、いつも通りの遠回り。犬小屋の後ろ側から帰ってくるのでよく見えなかったのだが、前に回るとタロウちゃんが犬小屋に・・・。
「やっとはいってくれたー。写真、写真。」
タロウちゃんは、なにをさわいでんのかなあとフシギそうな顔をしてこっちを見ていた。
実はこの犬小屋、うちのヨメさんが勝手に持っていったといういわくつきのもの。
タロちゃんがご近所に引っ越してきて以来、私はタロちゃんの大ファンになった。うちのきくのいつものお散歩コースとは逆なのだが、タロちゃん見たさにこっち方面も散歩するようになった。うちのきくは気性が荒いのだが、おとなしいタロちゃんはまあまあ好きみたい。
私が車で家に帰る時も、タロちゃんを見てから帰るようになった。その時、ちょっと気になっていたことがあった。
「タロちゃん、急に雨降ってきたら濡れとるみたいやでー。」
それを聞いたヨメさん、「ほな、うちの犬小屋使ってへんしあげたらいいやん。」
ヨメさんは飼い主さんに連絡もせず、留守中に犬小屋を移動。夜遅くに帰ってこられた飼い主さんは、さぞびっくりされたことだろう。
その後、飼い主さんとお話ができ、うちの先代「エリちゃん」が7年ほど使い、「きく」が2年ほど使った犬小屋は、晴れて「タロウちゃん」のものになった。
ところが、タロウちゃんはうちのきくより一まわり大きい。きゅうくつだと思ったのか、毎日見ていてもいっこうに入る気配がない。それどころか、なんかジャマやなあという感じの顔をしているようにも見えた。
「小屋が小さくて入れへんにゃわー」と、うちでは言っていた。
あれから、もうどれくらいたったんやろう。
今日、やっと・・・。
家に帰ってヨメさんに話そうと思ったら、廉が、「タロちゃん、小屋にはいっとったなあ」やって。
「なんやね、廉。廉も遠回りして帰ってんのかいなー。」
廉がその話をすでにヨメさんしており、私が撮ってきた「タロウ様、ご入居!」の写真をみんなで見て、家族4人で大盛り上がり。
「ますみちゃん、これは我が家的には、今年の10大ニュースのトップに入れていいかも・・・」
「勝手に持っていった古い犬小屋に、よそ様のワンちゃんが入ってくれた」
これがトップでは、おっかしいかなー。
うちのきくは、家の中のストーブ前で、こんなアクロバチックなかっこうでくつろいでいます。
これでは、犬小屋はいらんわなー。
そうそう、こっちの家で犬小屋を軒先に出していると、よくネコちゃんが勝手に入ってた。きくが、ようおこってました。使わへんくせに・・・。
そのあと通ったらタロちゃんは小屋から出ていたが、もう一回通ったらまた入ってくれていた。うれしー。
ちょっと狭いとは思うけど、雨のときだけでも入ってね。
(注)「タロウちゃん」が本名ですが、私は「ウ」を抜いて、勝手に「タロちゃん」と呼んでいます。
青年犬だとばかり思っていたタロちゃんは、実際はもうすぐ10歳。人間で言うと、ちょうど私くらいみたいです。おとなしそうな性格も、私に似てるかな?
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
【 過去の記事へ 】