2009年05月09日(土)
24時間リレーマラソン・イン・日吉津・2009 [ランニング・出張販売]
夕方6時、24時間リレーマラソンはまだあと18時間も続くというのに、うちの都合で店をたたんで帰らせてもらう。
そのちょっと前、大会スタッフさんが、毎年恒例のカニ汁を持ってきてくださる。このカニ汁が、また 「ええダシ、出してまっせー。」
子どもらがついてきてくれていたときは、このカニ汁をいつも楽しみにしていた。今日はヨメさんと二人、ズルズル。大会スタッフさん、いつもありがとうございます。
開店の準備をし終わったころ、私たち夫婦が「テレサ・テン」さんと呼んでいる女性ランナーが顔を見せてくださった。そして、そのとき、手作りのお菓子をくださった。ちゃんと、お菓子の説明つきです。
彼女は20年来の知り合いなのだが、ナゾの部分が多く、実はお名前さえ知らなかった。
英語がペラペラで、お顔がテレサ・テンに似ている。だから、私たちは勝手に「テレサさんは・・・」とか言っていた。
「あとで、走ってるとこ、写真に撮らせてもらいますね。」
「ありがとう。」
例の彼女にお名前を聞いてみた。
「すいません、お名前は・・・。」
「モリカワヤスコです。」
「ヤスコさんはどんな字ですか。」
「徳川家康のヤスです。」
「あー。」
「ヤスコって、呼んでください。」
と言われても・・・。長年の知り合いとはいえ、私ら恥ずかしがり日本中年男性は、欧米のように女性を下の名前で気安く呼ぶことは、・・・ムリ! (そんなかっこいいこと、したいけどようしません。)
ここから、ヤスコさんを追ってコースをぐるっと1周。
大山山頂付近には、まだ雪が・・・。
去年は5玉ラーメン早食い大会。今年はコーラ早のみ大会です。
会場は、鳥取県日吉津村(米子市のおとなり)。
村の海浜運動公園をお借りして実施されています。
うちの出店場所もかなり配慮してくださり、大きなテントと広いスペースを使わせていただいている。(使えるスペースは、他の大会の3、4倍。)
少し、大会スタッフの荻原敏さんと話すことができた。
「この大会も、参加者増えてますか。」
「そうですね、過去最高だと思います。特に若い女性の参加がぐっと増えました。以前は、女性の参加というと、本格的にマラソンに取り組んでおられる方ばかりという印象だったんですが・・・。今日なんか、あちこちにランスカランナーの姿が見えますよ。」
「ここだとほとんど貸切り状態なんで、ゆったりとできますね。他の方の迷惑にもならないし。」
「そうなんですよ。地震をきっかけにこっちの会場に移ったんですけど、結果的には広く使えるのでよかったです。」
24時間リレーの大会としては、少ないスタッフでやりくりされている。しかし、スタッフさんもみな楽しそうだ。大会を支えるには莫大なエネルギーがいるだろうに、「スタッフも楽しむ」その点が長続きしているポイントなのかも。
私が一番楽しみにしていた、多久和ミッシェル・カレンちゃん親子は、今年は不参加だった。毎年参加されていたのに、どうされたのだろう。うちのお客さんの中で一番美人な方に会えなかったなんて・・・。
「三瓶クロカン」も日程変更になるらしいし・・・。次の楽しみは「聖湖」ですか。「来てやー。」
うちのほかには、自転車屋さん、コーヒー店、カイロプラクティック。
大会スタッフの荻原さんも、自転車に試乗されていた。
1杯100円のコーヒーもとてもおいしかった。これから夜になり、冷え込んでくるとこういう温かい飲み物が体にしみるはず。
少し時間があったので、海岸側のコースも見てきました。
やはり、県道側よりは風があり、走りやすそうだ。
2時頃だっただろうか、「ブログ見せてもらってます」と話しかけてこられた方があった。最近話しかけてこられる方は、ほとんど「ランナーズ9の会」がらみである。
「私も入ろうかなーと思ってるんですけど、今、鳥取は0なんですよね・・・。誰かつれがいると入りやすいんですけどね。」
「いや、そんなこと言わんと、ぜひ入ってください。私らランナーができる平和運動って、こんなことしかないでしょう。そう思って・・・。」
「そうですね。ブログにもそう書かれてましたよね。」
その方は押本さんというお名前で、長らく大阪の国鉄(JR)に務めておられたそうだ。現在は退職されて、地元鳥取に戻られたらしい。
押本さんの走っておられるところを写真に撮ろうとして、かなりコースをウロウロしていたのだがいっこうに見つからない。
もう後かたずけをしなくてはならない時刻になってしまったので、押本さんのチームのテントを探し出し、たずねてみた。
すると、一度帰られ、また戻ってこられるとのこと。残念!
もうちょっと、お話したかったなあ。
「押本さん、ぜひ、『ランナーズ9の会』鳥取県会員第一号になってください。」
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2009年05月08日(金)
「しんちゃん」〜シリーズご近所犬・10〜 [わんこ・にゃんこ]
2年前、東映団地に引っ越してきた時、初めて会ったワンちゃんが「しんちゃん」だった。
うちの家から2軒挟んだ西隣り、Hさん宅のワンちゃんである。
近くに犬を飼っておられるおうちがあってホッとした。犬を毛嫌いするような人が近くにおられたら、そこには住めない。うちにはあまりかしこくない「きく」がいるから。
住み出してしばらくすると、近所中に犬の鳴き声がすることに気付いた。ここは、ほんとにいい団地です。
「しんちゃん」の「しん」は「森」のしんらしい。かっこいい。歳ははっきりとは分からないとおっしゃていた。でも、だいぶ目ダレをしているので、若くはないと思う。(確か、10歳はこえているとおっしゃっていたような・・・。)
しんちゃんはオスでうちのきくはメスなので、すぐ仲良くなるかなと思っていたが、どうも様子が変。仲良くもなく、いがみ合ったりもしない。お互いに見て見ぬふりをしているとしか思えないのだ。
うちのきくは、相手がどんな犬であろうとたいてい「ガウガウ」。(なぜか、ゴールデンだけは例外。)ところが、しんちゃんだけは空気のような存在みたいである。
そのしんちゃんは、きくが通るとあさっての方を向いてしまう。「なんでー。」
この2ひきの関係、「どっか、おかしいやろー。」
先日、きくと長代川の散歩道を歩いていると、しんちゃんの散歩に出くわした。
「いやー、しんちゃん、ええのん首にまいてもうてー。」
「実はね、手術したんです。まかなくてもいいんですけど、ちょっと手術の跡が痛々しくて・・・。」
「あらー、そうやったんですか。どんな手術やったんですか。」
「首にガンのようなものができて、それを取る手術やったんですけど、けっきょく取れませんでした。お医者さんからは、もう長くは生きられないって言われました。」
「えー、・・・。でも、そんなん言われてから長生きした例もありますし、だいじょうぶですよ。さっきも、すごく元気に歩いてましたやん。」
「そう、それはいつもとかわらないんです。」
しんちゃん!
そう、やすやすと死んでもろたら困る!
うちらの町内のご長寿犬として、うちのきくみたいな若造に目を光らせてもらわなー。
「たのむでー。」
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2009年05月07日(木)
「Indo Asia Dining」 [グルメ情報]
インド料理店「Indo Asia Dining」は、白川通りから宝が池通りに曲がるまがりんちょにある。「びぜんぎゃるり」ビルの1階の目に付く場所だ。
ゴールデンウィークの最終日の昨日は水曜日。たまたま京都キャロットの定休日と重なった。
真樹と母の女子チームは、友だちのあーちゃん母子とタッグを組み、滋賀県にランチ+ショッピングに出かけた。
こうなると、廉と私の男子チームもどっかへ食べに出かけんならん。車で岩倉界隈をウロウロしていたのだが、そこにインド料理店が目に入った。
廉に聞いてみると、「ええでー」ということだったので、初めての店に入ってみることにした。
インド料理のカレーというと、辛くて汗をかきながら食べるというイメージがある。それが心配だったが、辛さが「甘口・普通・中辛・辛口」と4段階に分けてあり安心した。
お昼のセットメニューは、1250円と1500円があった。朝ごはんが遅かったこともありそんなにお腹がへっていないような気もしたので、1250円のセットにした。
カレーは本日のカレーか、ほうれん草とチーズのカレーのどちらかを選べた。私は、本日のカレー「かぼちゃとチキン」にナン、廉は「ほうれん草とチーズ」にライスで注文した。辛さは、二人とも「普通」で。
サラダの後にカレーが運ばれてきた。
ところが、廉の注文したはずのライスがナンで来てしまっている。店は混雑していて、それを言うスキがなかった。
「まっ、いいか。」
目の前に運ばれてしまったら、取り換えてもらうまで待てんわな。二人でパクパク食べだした。
カレーは、まったく心配することがなかった。私のカレーは「かぼちゃ」だったので、甘く感じたくらいである。
廉の方も少し味見させてもらったのだが、やや辛い程度である。チーズが溶けて、ビローンビローンになっていたのがおかしかった。でも、味はよかった。
少し店がすいてきたので、まちがってナンが来たことを店の方に言うと、すぐライスを持ってきてくださった。廉は食べ始めると食欲がわいてきたようで、そのサービス分もしっかりとたいらげた。
最後に、廉はコーヒー、私はチャイをいただいた。
たまに来るにはバッチリのお店であると思う。ふだん食べられない料理をいろいろと味わうことができる。
次はヨメさんと来て1500円のセットでもいいし、単品も注文して食べてみたい。
駐車場が広いのも、GOODです。
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2009年05月06日(水)
真樹の恐怖体験 [家族]
深夜2時。
真樹が突然、背中をたたかれ起こされる。
「これ、あけて。」
これとは、掃除機。
わけが分からんかったが、真樹は掃除機のパック部分をあけた。
「あけて」と頼んだ当事者は、それで納得したようだ。「ありがと」と言って、そのあと掃除機をかたずけた。(朝、「あけて」と頼んだ彼女に確認したところ、掃除機が自分のバッグに見えたらしい。)
そして、二人とも深い眠りについた。
おー、こわっ!
これは、確実に恐怖体験です。
私もお化けとかは全然怖くないけど、生きてる人間が一番怖い。
真樹、怖かったやろなー。
朝、それを一番に話してたもんなー。
(注)5月2日の「CASA MIA」(イタリアレストラン)の記事を書き終えました。よかったら見てください。
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2009年05月05日(火)
こども様様の日 [家族]
今日は祝日「こどもの日」。
しかし、「こども」とはちょっとえらそう。「こども様様の日」にしたら・・・、おかしいかな。
うちには二人「こども」がいます。高3の廉と中3の真樹。
二人とも受験生。
廉は、今日は一日「模試」。こどもの日だというのに気の毒に。理数系はバッチリだったそうだが、英語がもひとつだったらしい。私の正反対やね。
真樹は、午前中からりなちゃんちへ。お昼は、カップラーメンとご飯とギョウザをいただいたそうだ。同学年じゃないのに、気の合う友達が見つかってよかったね。
夕方から、あーちゃんがお泊りに来てくれた。友だちがお泊りに来てくれるのも久しぶりやね。これからももずっと仲よくね。
いい話をひとつ。
廉が小6、真樹が小3くらいのときかな・・・。
雪がいっぱいあったときなので、1月か2月。
当時住んでいた花背別所町は、こどもたちが集団登校していた。
いつものように、もうみんなで行ったのかなと思っていたとき、ずぶぬれになった廉が家に戻ってきた。
「どしたん、廉!」
「真樹が長靴、川に落としてしもて、拾いに行ってきた。」
なかなか来ない友だちを待ちくたびれて、雪を蹴飛ばしていたら、長靴が足からスポッと抜けて川に落ちてしまったらしい。
これは一大事。ドンブラコッコと流れていく長靴を追いかけ、凍りつくような川に入っていった廉。ちゃーんと取ってきました。
頼りになる兄ちゃんじゃー。これは、ほんまにえらかった。このとき、初めて廉に「負けたー」と思ったな。
大人のカチンカチンの頭では思いもつかんようなことを次々とやってくれる「こども」。これはやっぱり「こども」というより「こども様様」です。
【注目!】 今日の「ラスティックなひとりごと」は、犬好き必見です。私のブログのリンク集からどうぞ。
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2009年05月04日(月)
第28回マラソンに挑戦する会・後半 [ランニング・出張販売]
去年、「第27回マラソンに挑戦する会」のブログ記事のトップ写真に使わせてもらった東京の下山さん。今年もお会いできました。
大会が終わり後かたづけをしているとき、うちのテントの後ろを通られた。そこで、だいぶ長くお話しすることができた。
下山さんは、ひと言で言うと「ポジティブ」。
生き生きと生きておられるのがひしひしと伝わって来る。
去年初めてお会いしたとき、てっきり20代の若者だと思っていた。選手名簿を見てビックリ。去年でもう40歳でした。
「フルでしたよね。タイムはどれくらいですか?」
「4時間42分です。」
「去年と比べて、どうだったんですか。」
「去年は、パンクしちゃって、リタイヤなんです。」
「へー、そうなんですかー。これでもパンクすることあるんですね。」
「金属片がタイヤに食い込んでしまったみたいで・・・。修理したんですが、時間がなくなっちゃって・・・。」
「帰りはどうされるんですか。」
「10時半発の夜行バスで帰ります。」
別れを告げた後、下山さんは、河川敷から大通りへ出る上り坂を力強く上っていかれた。きっと、数キロ先の金沢駅まで車イスで行かれるのだろう。
どこまで元気なんじゃー。ついさっき、フルを完走したばかりなのに・・・。
ぜひ、来年もきてくださいね。また、いっぱいしゃべりましょう。
下山さんの話によると、車イスで出られるフルマラソンはなかなかないとのこと。競技者向きのレースならいざ知らず、車イスの方の中にもゆっくり完走を目ざしたい方もおられるはず。
この大会でも下流側の折り返し地点が狭くなっており、下山さんは手前を折り返し、1周5kmを8周しておられた。そんなつらいコースでも、完走できたことをすごくよろこんでおられた。
私が、「時間は、だいたいどれくらいですか。」と聞いた時、わざわざしまっておられた時計を取り出し正確なゴールタイムを教えてくださった。その様子を見て、「ふーん、私といっしょなんや。」と感じた。そういうところにこだわっておられるところは、すごく共感できます。
たいへんなこともいっぱいあるでしょうが、いろんなところへ出かけられて、みなさんといっぱいしゃべってください。
大会主催者側も、こういう方たちの要望にも耳を傾けないと。いろいろな人がみんないっしょに楽しめてこそ、いい大会と言えるのではないでしょうか。
30kmに挑戦の○○さん。(名簿にお名前が載っていませんでした。)
お父さんはフル、8歳の娘さんは20kmに挑戦。埼玉の町田さん親子です。
まいどまいどー。兵庫の三宅文彦さん。
フルの真ん中へんまでは先行されてましたが、いつの間にか私が抜いていました。
若いお兄さんが散歩させていたワンちゃん。
「ワンちゃんのお名前は?」
「リツ!」
「男の子ですか?」
「ダンシ!」
「歳は?」
「ミッツ!」
なんか、この答えにめちゃくちゃ元気をもらいました。
私もこれから「きく」のことを聞かれたら、こう答えよう。
「オスですか、メスですか?」
「ジョシ!」
30kmに挑戦しておられた富山の高堂さん親子。息子さんは10歳。5年生かな。
下流側の折り返し地点(本部前より4km北)は、かなり狭い。しかし、スタートから3時間以上たつと、ランナーの姿もまばら。
私のゴールまで残り5kmくらいの一番しんどいところで、「救いの女神」。
まあ、なんてお上品なお顔立ち。本当に、「女神」でした。ハニーちゃん・2歳・女神。
ても、私が近づこうとすると、逃げ回っていました。
最後の最後、うちのテントによって、「ゴール写真、撮ってな!」とヨメさんに頼んだが、無視。
あとで聞くと、風邪の具合がますますひどくなり、河原を吹く風にも悩まされ、それどころではなかったらしい。
「アンタは、自分の好きなことばっかりできて、・・・ええわなー。」
ごめんなー。
しばらくしてから、完走トロフィーを持った写真だけは何とか撮ってもらえた。ありがとね。
ゴールタイムは、3時間47分57秒。
なんと、去年より8秒早かっただけ。
あわよくば目標、3時間30分台、ダメー。
後半の落ち込み5分以内、ダメー。(8分の落ち込み)
現実的目標、去年のタイムよりちょっとでも早く、ぎりぎりセーフ。
スタートでストップウォッチを押し忘れ途中から押したもんやから、途中経過が計算できず苦労しました。そう思ったら、よう8秒でも更新できたもんや。
人のマラソンのラップタイムなんか興味ないとは思いますが、一応・・・。(ゴールしてから計算しなおしました。)
5km 26分04秒
10km 52分08秒(26分04秒)
15km 1時間17分26秒(25分17秒)
20km 1時間43分11秒(25分45秒)
25km 2時間09分19秒(26分08秒)
30km 2時間36分12秒(26分52秒)
35km 3時間04分09秒(27分56秒)
40km 3時間34分39秒(30分30秒)
ゴール 3時間47分57秒(13分18秒)
以上です。
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