2018年01月01日(月)
ニューイヤー走り初め [ランニング]

◎佐賀新聞12月1日
ひらまつ病院、ニューイヤー駅伝初出場
県勢初 創部7年で全国へ
ニューイヤー駅伝の愛称で親しまれている元日恒例の全日本実業団対抗駅伝に、創部7年目のひらまつ病院(小城市)が佐賀県勢として初出場する。旭化成、トヨタ自動車など大企業が大勢を占める中、医療・福祉法人が出場するのも初めて。選手たちは「精いっぱいの走りで佐賀の人たちに新年の元気を届けたい」と張り切っている。
「新戦力の加入でニューイヤー駅伝は夢でなく、確かな目標になっていた」−。ひらまつ病院の中島泰伸監督は胸を張る。11月23日に北九州市であった九州実業団毎日駅伝。1区から着実にたすきをつないだチームは、アンカー梶原有高選手が区間3位の力走で8位(オープン参加を除く)でゴール。滑り込みで全国切符を勝ち取った。
ひらまつ病院陸上部は、小城市体協会長を務める平松克輝理事長の「スポーツを通して地域を元気にしたい」という理念のもと、2011年に発足。長距離選手を病院職員などにスカウトして力を高めてきた。
今春は、日本学生個人選手権5000メートルで4連覇を達成した中西拓郎選手(福岡大卒)、15年のニューイヤー駅伝にプレス工業(神奈川県)から出場し、1区2位の力走を見せた梶原選手らが新加入。部内の競争が活発化し、チーム力は一気に跳ね上がった。
男子部員13人のほとんどは小城市内の寮で共同生活。病院や系列の施設で介護士、看護師、事務員などとして働いており、練習は早朝と業務後に限られる。職場の協力も得て週末に信号のない道で20キロ走に取り組むなど、工夫しながら健脚を磨いている。
病院がある小城市は県内一周駅伝で5年連続優勝。地域の駅伝熱は高く、ニューイヤー駅伝出場が決まってからは「頑張りよるね」「応援しとるよ」と声を掛けられることも増えたという。
「地域や職場の支えが励みになり、自然と練習にも力が入る」と堤渉主将。群馬県を舞台に全国の強豪に挑む元日に向け、「ひらまつ病院らしい元気いっぱいのレースで感謝の気持ちを伝えたい」と力を込める。
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今年のニューイヤー駅伝はおもしろかった。
京産大出身で「京都キャロット」のお客様、大塚製薬2年目の上門大祐選手の応援をしようとテレビをつけた。上門選手はエース区間4区(22.4km)なので、スタートから1時間半後くらいになる。そう思ってのんびり見ていた。
すると、初出場の佐賀の「ひらまつ病院」1区の梶原有高選手が区間賞争い。手に汗握る争い。最終盤で、高校出身ルーキー・遠藤日向選手(住友電工)、箱根駅伝で活躍した服部弾馬選手(トーエネック)にかわされてしまったが、堂々の区間3位。ビックリしましたわー。
梶原選手は、4年連続箱根駅伝に学連選抜で出場した初の選手。また3年前のニューイヤー駅伝1区で、大迫選手に次ぐ第2位の経歴を持つ選手だった(当時は「プレス工業」所属)。
ところがどっこい、これで終わらない。
ひらまつ病院の2区は、ジョン・カリウキ選手。
廉が「ジョン・カリウキって、あの有名な?」
「まさか」と思って調べてみると、日本国内に同姓同名で3人のジョン・カリウキ選手がいることが分かった。(ケニアの「ジョン・カリウキ」は、日本でいうと「田中実」?)
ひらまつ病院のジョン・カリウキ選手は、助っ人のはずなのに「ごぼう抜かれ」。2区区間最下位で33人に抜かれ、チームはブービーの36位に。「ごぼう抜かれ」新記録ちゃうかなあ。「おう、なんてこったい!」
おもしろいもん、見せてもらいましたわー。
ああ、肝心の上門選手は区間23位。29位から3人抜きで26位に。
福岡国際マラソン日本人2位という素晴らしい結果を出していたのだが、駅伝のような短い距離は向いていないのかもしれない。次のフルマラソンに期待ですね。
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ニューイヤー駅伝を見終わり、店と旧事務所に年賀状を回収しに。
そのあと、鴨川へ。
西賀茂橋南の公衆トイレ前に距離表示支柱がある。家からここまで2.3km。カメラを忘れて撮りに帰ったので2.5km、13分半。
もう下も乾いているので、鴨川河川敷コースを使って5kmタイムトライアルをすることにした。
ここが16.5kmということは、2.5km下って14km表示のところで折り返して帰ってきたら5kmになる。
下りは順調。
キロ4分半ペースで行けた。
ただし、散歩中の方が多く、道が狭いところはたいへんだった。
北大路橋手前で2.5km。
ここで折り返し。
起点に戻って5km、22分54秒。
まあまあやね。
西賀茂橋を渡って対岸へ。
橋ごとの間の距離はこんな感じやそうです。
0.6km、5分ほど休けいして右岸5kmコースへ。
2本目はゆっくり行こうと思っていたが、走り出したらスピードを抑えられなくなってしまった。
御園橋の下も、年始は工事がストップしているため通れるとのこと。
北大路橋手前で2.5km。
ここで折り返し。
帰りは北風が強くなり、次第に失速していった。
最後はキロ5分を超えてしまい、5km23分59秒。
もうちょい、がんばらんとね。
ここから家までゆっくりジョグ。
約2.9km、21分半。
今日は、2.5+5+0.6+5+2.9で合計16km。
元旦から、しっかり走れました。
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【今日のきく】
廉彩夫婦が帰って、きくも普通に戻った。
二人が来ている間、きくはきくなりに気を使っていたみたい。
「もう、わがままゆうてええでー。」
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2017年12月29日(金)
HAT神戸ロング走〜年末走り納め〜 [ランニング]
「二人はあやしい関係って書いときます。」
「はい、どんどん書いてください。」
じょうだんでもうれしいです、由美子さん!
初めてお会いした時からかわいい方だと思っていたが、いつもニコニコ笑顔で話しかけてくださる。私にとって本当に貴重な存在です。
ダンナさんもすごくいい方なので、絶対に二人があやしい関係になることはありません。あしからず。
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前回は電車で来たのだが、今回は車で。
廉彩夫婦が帰ってくる日と偶然合ったので、ここまで来てもらっていっしょに帰ることにした。
今回は、前回(12/2)の倍以上の参加者。
キロ4分半、5分、5分半の3つのグループに分かれるのだが、それぞれ10人以上になりそう。大盛況です。
申し込みの時、「12月2日の30km走のおかげで、沖縄100km完走できました」とコメントしておいた。そして今日、主催者のkusuさんにごあいさつに行ったときに同じように言うと、「この練習とウルトラ完走は、そんなに関係ないと思いますよ。」
意外な言葉だった。「効果があってよかったですね」とか「これからも続けて来てくださいね」とか言われるものと思っていた。
この淡々とした冷静な反応、すっきゃわ。逆に、また来てしまうわ。
お茶のペットボトルを買って、輪の中に入って説明を聞いていた。そこに、「ふじいさーん!」と声をかけてくださる女性あり。それが由美子さんだった。
「あら、こんなところで。お近くなんですか。」
「はい、走って20分くらいかな。」
「走ってこられたんですか。今日は何分ペースで?」
「5分ペースで30km走ろうと思ってるんです。」
「あっ、ボクも5分ペースです。20kmでやめようと思ってるんですけど。」
知り合いと会えて、話ができて、走る気満々になってきた。
スタート地点で、話しかけてこられる男性あり。前回5分半ペースでいっしょに走らせてもらった○田さん。今日も5分半ペースで走られるとのこと。
○田さんは1年前の初マラソンが5時間以上かかったのに、ここの練習会にずっと参加され、1年後の今年は4時間13分で走られたそうだ。継続は力なり。まだまだ伸びますよ。
3グループにそれぞれペースメーカ―が付く。
私たち5分ペースには、kusuさんが付いてくださった。これはうれしい。きっとまた、走りながらのアドバイスがあるはず。
10時20分ごろ、3グループ一斉スタート。
私は写真を撮りながら走りたかったので、グループの最後尾を走らせてもらった。
1.5km東に行ったところが第1折り返し。
4分半グループは、さすがに速そうな方ばかり。
こちらは5分半グループ。
○田さんも調子よさそう。
スタート地点に戻って3km。
1km西に行ったところが第2折り返し。
最初の1往復5kmは、25分23秒。
「最初の5kmは、ちょっとゆっくり目に入ります」と言われていた通り。
給水で50秒ほどお休み。
2往復10km、51分03秒(25分40秒)。
この先で、私はトイレへ。約2分。
みなさんは1分休みくらいで再スタートされているので、200mほど離されてしまった。
キロ4分45秒ペースで追い上げ、5kmでやっと追いついた。
3往復15km、1時間16分38秒(25分35秒)。
私は2分休んだので、23分半くらいで走ったということ。
ここでも1分半ほどお休み。
由美子さんに話しかけようと思ったが、顔が真剣。私みたいにヘラヘラ顔で走っている人は少ない。みなさん、ちゃんとした目標をもって練習会に参加されているのだと再確認した。
シューズ調査。
私たちのグループは6名ほどがアシックス、あとアディダスとナイキが3名ずつくらい。ミズノ、NBは0だった。
シューズ調査をしているとき、みなさんの足の細さにビックリ。kusuさんなんか、バンビちゃんの細さですよ。私のようにぎっしり身の詰まったふくらはぎの方はおられなかった。
kusuさん恒例、バック走をしつつの指導。
これができるのは相当力のある人。
4往復20km、1時間43分23秒(26分45秒)。
3回の休けいの合計が4分くらいなので、走っていた時はキロ5分ペースをきれいにキープできていたようだ。
「よう走った。これで終了」と思ったら、ほとんどの方がまたスタートされた。
「廉彩夫婦が来るまでもうちょっと時間があるし、もうちょい走るか・・・。」
再スタートが遅れ、みなさんからちょっと離れたところから追走。
東側折り返し3kmを15分11秒で走り、ここでほんとうの終了。
体の左半身(左肩、左腰、左太ももなど)が痛んできたが、まずまず気持ちよく走り終えることができた。
100kmウルトラの12日後に、こんだけ走れたら上出来。
だれもいなくなったので、自撮り。
なかなか不思議なコーディネートですね。
前回20kmでやめられた○田さんは、今日は30km走られるようだ。
主に芝生のところを使い、ダウンジョグ2kmくらい。
ウィンドウに写る姿も撮っておいた。(ここが食堂の窓だとは気づかなかった。)
12時半過ぎ、廉彩夫婦が到着。
3人で「なぎさダイニング」へ。
すき焼き鍋定食 1200円
油まぜそば 700円
天ざるそば 980円
「彩ちゃん、このさぶいのに冷たいそばかいなー。裏でみんなゆうてはんで、『だいじょうぶかいな』って。」
このあと、廉がカナートに行きたいというので高野のカナートへ。私のガードマン時代の縄張りじゃないですか。
駐車場に何人か知り合いが働いておられたので、ごあいさつだけしておいた。「藤井さんが早く戻ってきてもらわないと、大変なんやから・・・」とヨイショ付きでした。
カナートにかわいいパジャマがあったので、ヨメさんに買っていった。そしたら、廉も彩ちゃんにパジャマを買ってあげていた。まねしー。
きくに着せてみたら、おんなじ色でよう分かりませんねえ。
彩ちゃんがいるので、きくは廉を独占できない。
ちょっとすねているきく。
「しゃーない」ちゅうねん。
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第96回勝手に国労応援ラン [ランニング]
12月も今日を入れてあと3日。
JR沿線走りに行く日、ないやん!
こういう時は融通をきかせましょう。
前から、またkusuさんのHAT神戸ロング走に参加しようと思っていた。今日がその日。そしたら、その前にアップとしてJRの駅まで走っていったらええやん。それを今月の「勝手に国労応援ラン」ということにしよう。
家を7時40分に出て、なぎさの湯に9時10分着。高速代は2300円ほど。電車で来るのと比べると倍。これはちょっと痛い。
今日は、新しいシューズ「アディゼロタクミレンブースト3」で走ってみる。
6年前、ハーフとフルで好タイムを出したのが「初代アディゼロタクミレン」。息子・廉と同じ名前のシューズで次々と好タイムを出し、ずっといい印象が残っている。
このたび縁あって「レンブースト3」が手に入った。うまく私の足に合えば、これを2月18日の京都マラソンに使おうと思う。
HAT神戸ロング走の会場「なぎさの湯」から一番近いJRの駅は「灘」。そこを目指してゆっくりラン。
何のモニュメント?
緑と赤の組み合わせがすごい。
国道2号線は、西行きの車がすごく多かった。
JR灘駅到着。
あまり特徴のないビルのような駅だった。
そこから阪急・春日野道駅前まで行き、左折して商店街を通り海岸方面へ。
曇り空だったが、ほとんど風がなく走りやすい。
なぎさの湯に戻る。
3.3km、21分02秒。
アピールランとは言えないが、いいウォーミングアップにはなった。
ネコちゃんもちゃんと見守ってくれてるやん。
来月はアピールランらしいランにしよう。
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2017年12月18日(月)
第2回沖縄100Kウルトラマラソン・後半(書き直し) [ランニング]
去年より10分遅れでレストステーションへ。
まずは体のチェック。
足指に小さい水膨れができているだけで、一番心配していたこむら返りの兆候はなし。一番痛いところがポールでゴリゴリの「背骨」って、そんなランナーは私だけでしょうね。
ここで半そでTシャツ・ランパンに着替える予定だったが、気温は一向に上がらず。夜7時ギリギリまで粘るつもりだったので、長Tの上に半そでを重ね着した。
ゲーターをつけているので足が寒いということはない。ロングタイツは脱ぎ、ランパンに。
これで「京都キャロット」の「にんじん」のイメージにしたかったのだが、やっぱりオレンジか赤のゲーターにしたかったところですね。
お腹の調子がもひとつよくないので、またトイレへ。すっきりしてさあスタートと思ったが、ウェストバッグに入れるもので悩んだ。
前半分で入れてきたものがだいぶ余っており、そこに預けてあった後半分が加わったので取捨選択で迷った。全部持つのは重たいし。これでかなり時間を取ってしまった。
このあたりが、私がウルトラ20回目なのに素人っぽいダメなところ。だいぶ時間のロス。
私のGPS腕時計は10時間しか持たない。よって、去年と同じく後半のみ投入。ただ5kmごとに距離表示があるので、その都度歩きを挟んできた。あまり1kmごとのラップが必要とは思わなかった。
11時40分、これでやっと後半のスタート。(約18分休けい。)
最初のコーナーに、またかわいい女子高生。この配置はオッサン的には最高です。写真を撮ってもらい、気分良くスタート。
後半の最初は、距離稼ぎの小さいループコースへ。
いきなりかわいいネコちゃんに遭遇で、走る気がわいてきた。
「後半50kmを7時間20分以内か・・・。」
キロ平均8分24秒以内で100km走ると、14時間以内完走。それが一つの目安。
私は後半に20分の余裕ができたので、それより20秒ちょっとかかってもだいじょうぶ。ただ歩きを挟んでいるので、5km42分のところを44分かかってもだいじょうぶと考えたほうがいい。
このあたりもすぐ計算できたので、頭も疲れてなかったということ。
糸満は漁師の町と言われており、沖縄の中では気性の荒い人が多かったと言われている。今はどうなんでしょう。
さっきの丸猫さん。
ほんまに沖縄にしては寒すぎる。
55km、7時間15分14秒(36分29秒)。
この辺りは平坦なので、歩き挟みは少しだけでほとんど走った。。
75km過ぎの上り坂でいっぱい歩かんなんから、できるだけ貯金を減らさないように。いや、できれば増やしておくように。
ほっとする景色。
ただ、前にも後にもほとんどランナーの姿がない。
一番大きな声で応援してくれていたエイド。
かわいい子ぞろい。
60km、7時間51分39秒(36分25秒)。
去年は、もうこの前ですでにこむら返りが起こっていた。今年もふくらはぎに「ピリッ、ピリッ」とはきていたが、それだけですんでいた。
「変態仲間です」と声をかけて抜かせてもらった、沖縄の美人ランナー。
背中には「100km走るなんて、変態だと思う」と書かれていた。
その「変態女子」に、すぐ抜き返されましたけど・・・。
おー、追いついたデカ頭鳥。
ところがこのデカ頭鳥、追いつけそうでなかなか追いつけなかった。根性あるデカ頭でした。
65km、8時間31分15秒8時間(39分36秒)。
「あれっ、浮田さん! こんなところで・・・。」
「今年は順調じゃないですか。完走できそうですね。」
「それが分かりませんねん。こむら返りが来たら、全部パーですから。」
去年、このお向かいのトイレを借りていた時に浮田さんに追い抜かれた。今年は同じ地点でまったく反対になったが、この先はまだまだ分かりません。
とにかく、ランナーが少ない。エイドに人が群がっているとホッとする。
せめて1000人規模の大会になればいいのに。後ろのほうが寂しすぎる。
70km、9時間11分16秒(40分01秒)。
この時点で35分以上の貯金ができた。
この先にある上り坂と終盤でのペースダウンがあっても、貯金をうまく使えば・・・。こむら返りさえ起らなければ、行ける! (実は、去年もこのあたりで同じことを考えていた。)
冬なのにきれいな花が見られるもこの大会の特徴。
75km、9時間52分18秒(41分02秒)。
向こうに見えるのは奥武島かなあ。
トンネルの中は風がないので走りやすい。
奥武島にかかる橋がはっきりと見えたので、写真に撮っておいた。
本格的な上りに入る前に腹ごしらえ。
皆さんよく分かっておられるようで、ここは大盛況だった。
80km、10時間48分03秒48分(55分45秒)。
ほぼ上りばかりの区間、さすがに時間がかかった。しかし私にとっては、ここは時間をかけてでもこむら返りを起こさないように気を付ける区間。また「ピリッ、ピリッ」は何度もあったが、それでおさまっていた。
第6関門(81km?)。
貯金、19分に減っちゃったね。残り19kmに、その貯金をうまく配分しなければ。
目と目が合った三毛猫ちゃん。
それでも逃げず、写真を撮らせてくれた。
「オッサン、がんばるでー。」
このお花畑の先が、絶景・ニライカナイ橋。
このうず巻きは、ゼンマイ?
きたー、本日最強の風。
のぼりごと吹き飛ばされそうなので、片手を背中に回し、ポールを押さえて走った。
たくさん写真を撮りたかったのだが、風がこわくてうまく撮れない。
去年はこの下りで「調子乗っちゃって」、その直後の大こむら返りの伏線になったのだと思う。今年はその点を反省して、慎重に慎重に。
ほぼ橋を下りきったところが85km、11時間31分31秒(43分28秒)。
第7関門(86km)到着!
去年動けなくなった地点。
真樹がここで待ってくれていたのも知らず、その目の前でこむら返りでのたうち回った。せっかく関門通過していて体も元気だっのに、もう歩くこともできずレース続行断念。
今年は25分も貯金があるじゃないですか。今年に真樹に見に来てもらったらよかったなあとか思いつつ、いやいやまだ14km残っている。気を緩めてはいけない。
かわいい琉球犬。
関門を超えると、こんなごほうびが待っている。
90km、12時間14分30秒(42分59秒)。
残り10kmを1時間45分。キロ10分ペースでもおつりがくる。アップダウンもないし、こむら返りさえ起こさなければ・・・。(その話ばっかりで、すいません。)
こんなかわいい街路樹。
ほっこりしました。
最終第8関門(91.9km)。
えー、まだ23分も貯金あるやん。あと8kmを88分。
最後の腹ごしらえ。
いつもの私なら気持ち悪くて何も受け付けなくなっているはずなのに、今回は何でも食べられた。
途中で何回もお会いしていた男性。「誰かの応援に来てはんにゃなあ。マメに先回りしてはるなあ」と思っていた。その男性から、「キャロットさんですよね」と声をかけていただいた。
「今は走ってないんですけど、私がランナーだったころ、よく通販で買わせていただきました。青森の棟方です。」
「あっ、お名前は記憶にあります。どなたかの応援に?」
「はい、カミさんの。今、後ろを走っているでしょ。」
「いやいや、それは写真撮らせてもらわんなん。うちのヨメさんにも報告せんならんので。」
写真を撮らせてもらうとき、さりげなく肩を抱いて・・・。かわいい奥さま。仲良しご夫婦ですね。うらやましい。
この時分から暗くなり、ランナーの姿も見えなくなった。
真っ黒い子犬が応援に来てくれたのだが、暗闇に黒犬で何か分からん。
スタートからずっと暗くて見えなかった景色、帰りにしっかり見ようと思っていたのに、ゴールが遅いとやっぱり暗くて見えない。知らんかった。
95km、13時間06分04秒(51分34秒)。
おっとっと、急に貯金が少なくなった。
残り5kmを53分。今となってはけっこうきついペース。
この先の最終エイドに、巡回バイクの大会関係者が来られた。
「後ろに、あと10人ほどです」と報告されていた。べべに近いと思っていたのに、後ろに10人も。これは心強い。
ヘロヘロになっているとき、私と並走してくるワンちゃん登場。うれしくて写真を撮っていたら、ドドドドドと何人かの塊が私を抜き去っていった。
「あっ、デカ頭鳥もおるがなー。」
団体に抜き去られ、最後の信号で後から来たお二人に追いつかれ、ついにゴール前の直線へ。追いつかれたお二人は元気で、あっという間に差がついた。
「これで、後ろにいたはずの10人全員に抜かれたんかなあ」と思いながらゴールへ。
ゴール制限時間には2分ほど余裕がありそう。最後に足つったら大笑いの結末になるので、本日最高の慎重さで確実にゆっくりと進んだ。。
ゴールテープを切った瞬間、フラッシュがバシャバシャと。なんと気持のいい。
(どなたか分かりませんが、もし写真があればほしいです。業者さんかな?)
13時間58分05秒。
100kmウルトラ20回目にして、初の14時間以内完走。(前2回の完走は、15時間制限の14時間半くらい。そのほか17回は途中収容。)
ここまで来たら、残り2分でだれもゴールせず、制限時間内最終完走者になりたいところ。私の後ろにはだれもゴールされないのを確認。(だいぶ離れて、制限時間オーバーの完走者が1名おられたようだ。)
ゴール後、「おめでとうございます」と駆け寄ってきてくださったのは、青森の棟方さん。奥さまはだいぶ先にゴールされた模様。
棟方さんにゴールの記念写真を撮っていただいた。
やや斜めからとっていただいた写真。
棟方さん、センスいい。すごくいい写真です。ありがとうございました。
去年10月の、1回目の手術で入院している病室から申し込んだ「沖縄100K」。私の最大の弱点であるこむら返りによって完走ならず。
今年4月に2回目の大手術。7月にはアイソトープ治療のため入院。
今年は予算の都合で出る予定がなかった「第2回沖縄100K」。10月の「久米島マラソン」が中止になり、急きょこちらに申し込んだ。
十分準備する間はなかったが、なんとか「癌患者でも100kmウルトラ完走」の目標は達成できた。「誰にも感謝も恩返しもしない人生」がモットーの私ですが、今回だけは別。応援してくださった皆様に感謝します。(・・・恩返しはしません! ひひひ。)
去年は、レース後の夕食も民宿・芭蕉布さんにお願いしていた。しかし体調すぐれず、用意してくださった半分も食べられなかった。申し訳なくて、今年は食べて帰ることに。
イオン・南城大里店へ。前の日にちょっと寄ったので、たしか食べるとこがあった。
「塩麴健康味噌汁(630円)」、安いのにうまかった。しっかり食べられた。
民宿に帰ると、「ちょっとお祝いしましょう」と誘われた。(完走後、一番にメールしておいた。)
私と奥さまとで、「カンパーイ!」(ダンナさんはアルコールだめ。)
お風呂に入って、寝るときになっても背骨が痛くてたまらない。
なんでウルトラ完走して、一番痛いのが背骨やねん!
ゴリゴリ。
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2017年12月17日(日)
第2回沖縄100Kウルトラマラソン・前半(書き直し) [ランニング]
(注)最初にアップした分は、写真を98枚も取り入れたせいか動かなくなってしまいました。記事が載せられないので、前半・後半に分けて書き直します。
完走しました。
13時間58分05秒。制限時間内完走者の最終。
いろいろ手を尽くしたうちの、何が効いたのかを考えてみた。たぶん、全部何がしか効果があったと思う。
しかしよくよく考えてみると、今日ほど多くの方から声をかけてもらったことはない。一番多かったのは、「ナイスラン」のひと言。そのひと言がどれだけうれしかったことか。そこから生まれる力は、かなり大きなものであった。
私も、これからできるだけ多くのランナーに声をかけようと思った。
また、レースの序盤に「去年の大会のブログを書かれてましたよね」と声をかけてきてくださった美人ランナーあり。
「私、それを見させてもらって、今年参加することを決めたんです。ウルトラは費用もかかるし、会社の休みももらわなくてはならないし・・・。なかなか決断できなかったんですけど、去年のブログは大会の様子がよく分かってよかったです。」
「それはそれはありがとうございます。私情が入りすぎていて、読みにくかったんじゃないですか。」
「いいえ、すごく参考になりました。」
こんなふうに言っていただけると、私のブログも役に立ったと思えてうれしい。
今年もできるだけコースガイド的なところも入れようと思うが、さてどうでしょう。
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3時半起床。
3時45分民宿出発のつもりが、もたもた。
レンタカーのドアを開けて荷物を積み込んだあと、そのキーが見つからない。ビニール袋に入り込んでしまったのかと全部開けてみたがない。探し回った結果、助手席の下に落ちて入り込んでしまっていた。これで10分ほどロス。
会場の与那原町・与那古浜公園に着いたのは4時25分ころ。レストステーション用バッグ預かり終了が4時半なので、あぶないところだった。
スタート時刻が近づき、ゲストランナーの井野光子さんがごあいさつされていた。
レースの途中で応援してくださっているときに、「みかた残酷で優勝された井野さんですよね」と声をかけさせてもらったら、「ありがとうございます」と返ってきた。まだまだ伸びていきそうな選手に見えた。
「今年は100kmに509名のエントリー」というアナウンス。
「あれっ、去年より減ってるんちゃうん?」
ウルトラの大会としてはめずらしいことですね。来年3月の「なごうら」も中止らしいし、ここも危ないかも・・・。
気温は15℃で、強い風。
今年は迷わず、長T・ロングタイツでスタート。
先頭から最後尾まで、ゆっくり歩いて行った。
大きなのぼりを背負っているので、知り合いが見つけてくれるだろうと思って。
一番お会いしたかったのは、去年声をかけてくださり、だいぶ話し込んだ名護の「走る大工」こと備瀬大介さん。今年も出ておられるはずと思い、私の背中ゼッケンには「ライバルは走る大工」と書いてきたくらい。(あとで分かったのだが、備瀬さんはエントリーするもDNS。なんともったいない、18000円!)
去年と同じく、ブログ「猫と過ごす、こんな一日」のfukikoさんの義兄さんの浮田さんが私を見つけてきてくださった。そのあとにfukikoさんも。
「3人で写真撮ってもらいましょ」と、前にいた男性にシャッターをお願いすると、「いやー、ひろしさんもいっしょに」とfukikoさん。
たいへん失礼いたしました。シャッターをお願いしたのは、fukikoさんのダンナさんでした。
浮田さんの奥さまも短いほうに出ておられるようで、知り合いの参加者が増えると心強い。
スタート直後に話しかけてくださったのは、那覇の屋嘉比さん。
暗くて気づかなかったけど、今写真見たらぞうりですやん。もうお一人、ぞうりで有名な方(名前忘れた)も出ておられた。沖縄にはぞうりランナーが多いんでしょうか。
話し込んでいて、早くも街路樹の枝にのぼりが引っ掛かってしまった。暗いので特に要注意。他のランナーに迷惑かけてしまうと、来年の出場権はく奪かも(来年も出るつもりかい!)。
「あたま、でか! それって、鳥ですよね。」
「特に意味はありません。僕にとっては、単なる大きな帽子です。」
このあと、「東京から来ました」という男性が声をかけてこられた。
「いつも平和の旗で走っておられるんですか。」
「いえ、沖縄限定です。平和な沖縄になってほしくて・・・。」
「確かに、先日の普天間の小学校の部品落下事故はひどいですねえ。よく調べてみると、あれは事故ではなくて、外れやすいようにわざと作ってあるそうです。」
「そうなんですか! 知らんかった!」
「作戦上か何か分からないですけど、そうなんですって。」
「そんな機種なら、今後も何回も落ちてくるじゃないですか。」
「そのようですよ。」
「ひどすぎる!」
最初の5km、36分54秒。
さあ、歩きを挟もう。
今年は意を決して歩きに徹底するはずだったが、やっぱりこの時点で5分間歩きには耐えられなかった。たぶん2分くらい。
とりなれない薬物(?)を大量に飲んでスタートしたせいか、お腹がゴロゴロ。
コンビニがあってよかった。そこでトイレ休けい3分くらい。はやっ。
10km、1時間19分10秒(42分15秒)。
ここからも少し歩き。やっぱり5分はしんぼうできなかったけれど。
実は、去年の通過タイムは確認してきていない。今年は村松流「初めから歩きを挟む走法」で挑むので、去年と比べても意味がない。
エイドでの応援、ありがとうございます。
まだまだ暗くて、どんなところを走っているのかよく分かっていない。
去年は帰りにしっかり見ようと思っていたが、それはかなわなかった。今年こそ、帰ってきてしっかり見ますでー。
15km、知念岬入り口でやっと夜が明けてきた。
1時間55分31秒(36分21秒)。
ここは歩かず、岬のエイドでトイレ休けいをする予定。
知念岬のエイド係の方にシャッターをお願いした。
後ろのほうを走っていると、ランナーがまばらなのでこういうことが頼みやすい。
のぼりをおろし、トイレをすませて再出発。
今まではのぼりをたすきで固定していた。ところがこれは着脱にすごく時間がかかる。ロスが多すぎた。今回は改善策として、自転車の荷台用ロープを採用。
これは着脱が簡単で時間短縮。ところが欠点もあった。ゴムで締め付けているので、ポールが背骨にゴリゴリ。もちろん両肩もすれて痛い。特に追い風の時は、背中に強烈な痛み。まだまだ改善の余地がありますねえ。
もうちょいで国道に戻るというところで、fukikoさんご夫妻に遭遇。私とおんなじくらいのペースで走ってられたんですね。
帰りの絶景地・ニライカナイ橋が見えた。
「絶対に、かえってくるでー。」
明るくなってくると、どんな方がエイドのお世話してくださっているかが分かっていい。お礼を言うだけでなく、できるだけお顔を見てお話するように心がけた。
「おうまさん!」
「なーに。」
海岸沿いの遊歩道。
たしか、去年はここらで日が昇ってきたのだが・・・。
「ざーんねん。」
かなり厚い雲で、薄日も差さなかった。
20km、2時間34分03秒34分(38分31秒)。
さあ、「歩け、歩け。」
「去年の大会のブログを書かれてましたよね。」
「はい。」
私のブログを見て、今年出てみようと思われた北海道の幸子さん。
「そう言ってもらえるとうれしいです。必ず完走しましょうね。」
「もう一枚撮らせてもらいます。ブログに載せていいですかー。」
了承いただきました。
原則、私に声をかけられた方はブログに載ってしまう覚悟でお願いします。
琉球犬は必ず写真に撮る。
なんか、こっちを不思議そうに見とったなあ。
25km、3時間11分43秒11分(37分39秒)。
もうすぐ奥武島だよ〜ん。
橋の向こうに、民宿・芭蕉布さんのご夫妻が待ってくださっているはず。
「パオパオさーん!」
だれやねんと思い、橋の反対側を見ると・・・。
「あらー、こんなところで・・・。」
奈良のHさん。お久しぶりでございます。まさか、この橋の行き帰りでお会いできるとは。
見つけました。
去年はぽかぽか日和。ランナーにとっては暑すぎたが、応援のほうはいい気候だった。今年は逆で、ランナーにとっては走りやすく、応援の方には寒すぎた。
去年は橋のたもとにたくさんの応援の方がおられたのに、今年はまばら。寒い中、ずっと待っていてくださった民宿・芭蕉布さんのオーナーご夫妻に感謝です。
奥武島はネコちゃんがいっぱいいるので、ゆっくりと見ながら回らないと。
公園前エイドの小学生ボランティア。
「写真撮らせてねー。」
みんな、すごくしっかり働いてくれていた。
いつまでたっても日は差さない。
気温は15℃以下のようだ。風があるので、体感温度はさらに低い。
ランナーを見に来ているのかと思ったら、たまった水を飲んでいたネコちゃん。だいじょうぶかなあ。
「大城てんぷら店」の前でネコちゃんの写真を撮っていると、オバアが「木登り猫もいるよ」と教えてくださった。
「ほんまや!」
「完走します!」と元気に宣言しておいた。
さあ奥武島を出て、ここから上り坂。
30km、3時間51分3時間57秒(40分14秒)。
5km40分を超えたが、これはちゃんと歩きが挟めているということ。喜ぶべきことなんです。
ここはたしか、南城市と八重瀬町の境にある橋の上。
暗いでしょ。寒そうでしょ。
その先のエイドで、fukikoさんご夫妻に追い抜かれた。
この景色も、私の記憶に残っている。
案外、こんな何もなさそうなところを走るのも好きなんです。
シーサーサンタ。
なかなかよろしい。赤い帽子が似合ってる。
35Km、4時間33分4時間27秒(41分29秒)。
向こうに見えるのは、NAHAマラソン中間点の平和記念公園ですね。
おっと、私がまだ40kmにも達してないのに、もうトップランナーが帰ってきた。
ここのエイド係さんとはだいぶ話込みました。
「平和を守っていきたいんです」と。
なかなかかわいいマンホールのふた。
サーフィンにウミガメに風力発電・・・。
太平洋戦争で激戦地となった沖縄本島南部には、多くの慰霊の塔が建立されている。
この「ひむかいの塔」は宮崎の慰霊の塔。
そのお隣の「ずいせんの塔」は、県立首里高等女学校の生徒からなる「瑞泉学徒隊」の慰霊の塔。
40km、5時間10分15秒(36分48秒)。
いきなり、垣根の下から吠え声が。
その声でだいぶシャキンとした
女子トップ。
「写真撮らせてくださいねー」と言ったらニッコリ。
なんてチャーミングで速いランナーさんなんでしょう。
仮装の部のダントツ(そんな部門はありませんが)。
「ビックリですわー」と声をかけたら、笑って「ナイスラン!」のお返し。
京都キャロットにスカウトしたいくらい。
この景色、沖縄らしくていいんですよね。
45km、5時間46分5時間41秒(36分25秒)。
「どろぼっさん!」
この仮装は走りやすそう。
「家猫・外猫」
暖かくてきれいなポーズをとっている家猫と、寒くて丸まっている外猫。
厳しい世界です。
おお、中間点の糸満市役所が見えてきた!
と、ここで喜んだら大まちがい。
ここから、この大会名物「なかなか着かない中間点」が始まるんです。
市役所の周りをぐるっと。
最後のカーブにかわいい女子高生が立ってくれていた。
「こういうところにかわいい子が立ってくれてたらうれしいわ。」
「ありがとうございます。」
おべんちゃらではなく、本心から。
たぶん、オッサンランナーはみんなそう思ったと思う。
「おっ、50km地点あるやん。去年は、再スタートしてから50km地点の計測があってずっこけたのに。改善されたんやなあ。」
50km、6時間22分10秒(35分27秒)。
市役所が見えて、ちょっとスピードアップしてしもた。
しっかり休んで、回復せな。
エイドの女子高生に写真を撮ってもらった。
「平和が反対になってますが・・・。」
「えらいこっちゃ、平和の反対は・・・。いやいや、後ろから見ている人にはちゃんと『平和』に見えてるからそれでいいんやわ。」
私は、融通のきく平和アピールランナーです。
(注)後半に続く。
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第2回沖縄100Kウルトラマラソン [ランニング]
完走しました。
13時間58分05秒。制限時間内完走者の最終。
いろいろ手を尽くしたうちの、何が効いたのかを考えてみた。たぶん、全部何がしか効果があったと思う。
しかしよくよく考えてみると、今日ほど多くの方から声をかけてもらったことはない。一番多かったのは、「ナイスラン」のひと言。そのひと言がどれだけうれしかったことか。そこから生まれる力は、かなり大きなものであった。
私も、これからできるだけ多くのランナーに声をかけようと思った。
(注)注くわしくは、のちほど。
やっと、糸満市役所。
ここで折り返して帰り道。
去年とは若干距離がちがうようだが、去年より10分遅れ。
でもそれは、「初めから歩きを挟む走法(村松流)」だから。全然気にすることではない。それでこの程度の遅れなら、むしろ喜ぶべきところ。
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3
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2017年12月12日(火)
花脊の三本杉ラン [ランニング]
寒波襲来らしい。
あさって父の誕生祝でいなかに帰るのだが、その直前に水道管破裂という可能性もある。かねてから見てみたかった、日本一の「花脊の三本杉」。今日は寮の管理代行日のはざまの日なので、思い切っていなかに帰ることにした。
日本一を肉眼で見るのは、生まれて初めてかもしれない。日本一のヨメ・眞寿美さんを除いては(ヨイショ!)
お昼を食べ終わり、午後1時20分に自宅出発。25分でいなかの家着。
すぐに水道を確認したが、今のところセーフだった。
花脊峠までは1℃だったが、峠を越えたとたんに−1℃。時おり雪もちらついている。これは寒すぎる。帽子を探してみると、廉が中学生の時に使っていたと思われる毛糸の帽子がみつかった。
ウェストバックを忘れてきたが、それもいなかの家にもあった。
準備万端。
2時5分、「花脊の三本杉」目指してスタート。
もちろん今日も、スカイセンサーJAPANとC3fit5本指ソックスで。
うちの家は標高540mくらい。
ここから北行きはずっと下りになる。
私の1つ下の喜代春君のところ(ライトマン京都第二警察犬訓練所)までは2.6kmくらいだが、105mほど下がっている。
犬はたくさんいたのだが、ご夫婦とも室内におられたようで、話せなくて残念だった。
大布施町の開花橋で約4.5km、24分半。ここは標高375m。うちからは165mも下がっている
ここで別所川と大堰川が合流。ここを右折して大堰川の上流に向かう。つまり、ここが今日のコースの標高最低地点になる。
駐在所のかわいいワンちゃん(いろは)を撮ろうとしたら、あっという間に車の下に潜り込んでしまった。そんなこわがりではあかんのんちゃうん。
出張所などを通り過ぎた先のおうちのワンちゃん。
前は吠えられたのに、今日はだいじょうぶだった。
八桝小学校前は小さい峠になっている。
走りごたえあります。
山村都市交流の森到着。
こちらからも「花脊の三本杉」に行けるらしいが、かなり険しい道らしい。
先日、「花脊の三本杉」見学ツアーがあったのだが、そのガイドをしていたのが、ここに務める私の甥・藤井拓郎君だった。
天理教の教会の一軒手前に、口黒犬発見。
口の黒い犬に悪いヤツはいません。うちのきくみたいに。
やっと大悲山口到着。ここは標高417m。開花橋からは42m上がった。
ここまで8.25km、48分(途中時計を止めてしまい、0.3km、1分半をプラス)。
ここを右折し、大悲山峰定寺を目指す。
途中に、大きな倉庫(?)の崩壊現場。お見事と言うかなんと言うか・・・。
こっち方面に来るのは生まれて初めて。すぐお隣やのにね。
小川沿いを緩やかに上っていく道は、車も通らず走りやすい。
峰定寺上り口到着。標高455m。大悲山口から38mアップ。
うちの家からは10kmちょっと、1時間01分くらい。
ここから先の行き方が分からない。
ちょうど美山荘さんにお客様が来られたところだったので、玄関前に出ておられた美山荘のおねえさんに道を聞いてみた。
「三本杉まで行きたいんですけど、道が分からなくて・・・。」
そう言うと、若い方だったがすごくていねいに教えてくださった。
「くさりのしてあるところをまっすぐに・・・。」
アスファルトから土の道へ。もちろん凍っています。ジャリジャリ。
900mほど進むと分かれ道。ここを右に。
ここからの上りがきつかった。
3時20分、分岐点から700mほどで、ついに「花脊の三本杉」到着。
標高560m。美山荘から105mアップ。うちの家より20m高い。
うちの家からは約11.8km、1時間11分30秒くらい。だいたい予想通り。
高さ62.3mの巨木は、とてもカメラに収まりきらない。
カメラを地べたに置いて記念撮影。
自撮りはむずかしい。
せっかくここまで来たので、いろいろとお願いしておいた。
お賽銭箱があったが、お金を持ってきていなかったので入れられなかった。
もう一回来なあかんね。
帰りは同じ道はおもしろくないので、交流の森に出る道が行けないものか・・・。三本杉の横で休けいされていた山登りの方に尋ねてみた。
「すいません、このあたりの道に詳しい方でしょうか。」
「はい、まあまあ。」
「ここから交流の森に抜ける道があるって聞いたんですけど、ご存知ですか、」
「はい、知ってますが・・・。普通のときでもわかりにくい道で、今は落ち葉や倒木でさらに分かりにくくなっていますから。それにもうすぐ日が暮れます。初めての方は、たぶん迷ってしまうと思います。やめておかれたほうがいいですよ。」
「やめます!」
聞いてよかった。こんなところで遭難するところだった。
3時25分、三本杉出発。
同じ道を戻ることにした。
まずは凍てついている土道を1.7kmほど。さすがに下りは滑りそうでこわく、慎重に走った。
アスファルト道に入り、しばらく行ったところのおうちに犬小屋発見。
「ワンちゃん、出てきてー。写真撮らせて―」と言っても出てこない。
しかし、あきらめて行きかけたところ動きが。ぬーっと、出てきましたわ。
大悲山口まで約3.6km、21分くらい。
この先はバス通りで広くなるので走りやすい。
交流の森の手前の「松上げ」のところで5.2km、29分半。
ここで3時54分。
家には4時30分までに帰って、そこから25分で「京都キャロット」に行って、5時に仕事を終えるヨメさんときくを迎えに行きたかった。それには、残り6.5kmを36分で。こらきつい。
出張所前で廉の同い年のひろき君のお父さん、井上さんに遭遇。お元気そうだった。
駐在所のワンちゃんをのぞいてみると、いました。すぐカメラを取り出し構えると、シュシュシューと車の下へ。速すぎて写真はまたもや撮れなかった。
上り区間に入ると、さすがに足が疲れてきた。でも、もう大布施の端まで来たので、残り4kmほど。しっかり!
紅葉橋あたりで追いつかれたパトカーから声をかけられた。私のことをご存じなんでしょうか。
「駐在さんとこのワンちゃんの写真撮らせてもらおうと思ったら、シュシュシューと車の下に入ってしまいましたわ。」
走りながら何とゆうとんにゃろと思わはったでしょうね。
きつい坂を上り切ったら別所町。
最初のおうちは、木村さん。ネコちゃんの小屋もロープもあるのに、クーちゃんの姿が見えなかった。どうしたんやろう。今度聞かなあかん。
4時32分、我が家到着。帰りは一度も立ち止まらず、走り続けた。
約11.8km、1時間7分ちょっと。
帰りのほうがだいぶ速い。
急いで水道ポンプの元栓を閉め、水道管に残っている水を出し切り、荷物をもって帰路へ。
4時37分くらいに家を出て、「京都キャロット」着は5時4分。何とか間に合ってよかった。今日はヨメさんのテスト期間の最終日ですから。余裕をもって学校に行ってもらわんなん。
いなかの家から花脊の三本杉往復23.6km。スカイセンサーJAPAN、C3fit5本指ソックス、ともに抜群の働き。
ただし、晩ごはんを腹いっぱい食べてから測った体重は58.8kg(前日比1kg減)。久しぶりの58kg台。ウルトラ5日前の練習としては、ちょっとハードすぎたかも・・・。
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【今日のきく】
今日も10時40分着のバスで帰ってくるオバサンのお迎え。いつも通り、直前知らんぷりスル―をしたらオバサンに襲われていた。
「テストが終わったら、飲まずにはいられない。」
帰りに缶チューハイを買って飲んできたらしい。
ヨッパライ、ヨッパライ。
そうや、はしだのりひこさん、死んじゃったね。
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2017年12月09日(土)
第99回9の日平和ラン [ランニング]
「第99回か―。普通は100回が節やけど、このアピールランの趣旨から行くと99回が節目やね。よう続けてきたなあ・・・。」
今日は、「沖縄100km」用に用意したウェアを試着。
外国のXSサイズということだが、体重59kgもある私でも着られる。窮屈ではない。
アイロンワッペンで「KYOTO きゃろっと」とニンジンを持ったウサギを張り付けた。全部で600円ほど。安上がりでネーム入れができた。
いつも何やかや理由をつけて中途半端になっているので、今日はしっかり9kmか9.9km走ろう。
比叡山の頂には雪が。
そら、寒いはずや。
地下鉄・国際会館駅前から宝が池通を東へ。
土曜日のせいか、車が多い。
白川通の跨線橋は走れないので下の道へ。
「修学院道」バス停で、4.93km、約30分。
ここらで折り返したら9.9kmになるなあ。
折り返す前に、記念の自撮り。
上着はいつもの「いらんちゃ 米軍基地!」。
色は黄色で目立つのだが、書いてある文字が小さいのが残念。それでも、こないだの木ノ本駅での出会いのようにちゃんと見てくださっている方もある。一日に一人見てもらえたら、それでいいと思う。
帰りの跨線橋。
こんな意地悪せずに、試走日を決めて走らせたったええのに。
帰りは緩やかな上りで、北風も吹いてくるのでペースダウン。
家のちょっと手前で9.9km。1時間1分15秒。
今日は9.9kmちゃんと走れたが、アピールは?
一日一人とは言わず、「9の日」やから9人くらいには注目してもらいたいもんですねえ。
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物足りないので、1kmジョグのあと1.5km全力。
3分59、2分00で5分59秒。
さすがに、10km走ったあとではタイムは伸びない。
帰りは2.5kmゆっくりジョグをプラスして、今日は合計15km。
明日の「亀岡1.5km」、がんばろうっと。
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