2016年12月05日(月)
藤井善一、95歳! [家族]
今日の1枚はこれ。
小谷屋のおばさんから「誕生日おめでとうございます。100歳まで生きやー」と言われて、うるうる来ている父。
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私の父は、今年8月に京都博愛会病院を退院し花背別所に戻った。そこからは家ではなく、すぐ近くにある地域密着型介護老人福祉施設「 花友はなせ」に入所。そこは、私のいなかの家のすぐ裏手。
今年の父の誕生日は、この施設の一室をお借りして行うように兄が手配してくれた。
自宅から車で30分弱。車で測ってみると15.4kmだった。
2時ちょっと前に家を出たのだが、2時半開始に余裕で間に合った。
上の姉がショートケーキを買ってきてくれた。
フルーツ盛り合わせは、義姉さんが頼んでくれたようだ。
デイサービスに来られていたみなさんから、「ハッピーバースデー」の歌のプレゼント。
95回目の誕生日が、今までで一番にぎやかだったかも。
かわるがわる「おめでとうございます」と言いに来てくださり、そのたびに父はうれし泣きしていた。
さあ、ろうそく消し。
うまくいきますか?
「おじいさん、そのケーキは自分の分やし、なんぼツバとばしてもええでー。」
何の心配もなく、うまく吹き消せた。
「100歳まで生きやー。」
「おーおー。」
私らが小豆島のお店で買ってきたちゃんちゃんこ。
義姉さんがすぐに着せてくれたのでよかった。見る人見る人が、「若々しいガラのええのん着てはるやん」と言ってくださっていた。
二番目の姉の夫・隆雄さんがマジックショー。
「音楽がないとやりにくわー。」
みごと、コップに入ったジュースが消え、また出てきた。
職員さんにお願いして記念撮影。
私の8歳上の姉夫婦、7歳上の兄夫婦、4歳上の姉夫婦と孫(父のひ孫)、そして私の8人の家族に囲まれて。
施設内でクラブ活動みたいなんがあって、その時間に書道をしているそうだ。
父はすごく字がきれい。廉や真樹が生まれた時も墨で名前を書いてもらった。
今はどうしても大きくは書けないらしい。この「干柿」はまだ大きめだったが、他のを見せてもらうと字が小さくてちょっと悲しくなった。
「こんなん、おじいさんの字とちがう!」と言いたくなった。
父が元気な今のうちに、大きく「廣司」と書いといてもらおうかな。
施設では職員さんが積極的に歩かせるよう配慮してくださっているので、前よりよく歩けるようになったらしい。
父の誕生日会は1時間半ほど。
その間、ほとんど姉兄姉の3人が昔話をしていた。父は聞いているのや聞いら聞いていのやら。
それぞれの夫や妻は、その話に入って行けずただ聞いているだけ。歳の離れた私も、知らないことばかりでただきいているだけだった。
最後に父の名あいさつを聞きたかったが、今日はそれもなかった。
残念!
父は私のことは分かってくれているようだったが、名前は最後まで出てこなかった。
「こーじやで、こーじ!」とたづこ姉が言っていてくれていたが「そーか」で終わりやった。週に1回病院にお見舞いに行っているときは、そんなことなかったのにね。もっとひんぱんに会いに行かなあかんね。忘れられてしまう。
義姉さんが、別所の畑で作っている大根と小芋を持たせてくださった。大根がずっしりと重くてびっくりした。
それに赤飯とりんごも。
いつもすみません、ありがとうございます。
父のお世話は大変だと思いますが、この先もよろしくお願いします。
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【RUN】
いなかから戻り、夕方6時からRUN。
また、仏大グランド往復10km。
往路、5分28、5分19、5分34、5分34、5分35で27分32秒。
復路、4分59、5分18、5分02、5分02、5分07で25分30秒。
10km、53分03秒。
リズムよく、いい感じで走れた。
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2016年11月05日(土)
家族集いし [家族]
私の体を心配して集まってきてくれた家族全員。
沖縄から、兵庫から。
しかし、一番大変だったのは・・・。
きくをこの家族集合写真に入れること。
でも今日は見知らぬ人がいっぺんに3人も来て、腰が抜けていたのか、パオパオにつかまってしまいましたー。
これ、年賀状に使えますかねえ・・・。
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2016年11月04日(金)
「声で分かる」 [家族]
昨日「丹波ロードレース」の帰りに「花友はなせ」へ。
私のいなかの家の真裏にある、小規模多機能型居宅介護事業所。また、地域密着型介護老人福祉施設 とも言うらしい。要するに昔で言う「老人ホーム」ですね。
父は8月に退院後、ここにお世話になっている。
しばらく会っていないので、私のことが分かるか知らんと心配だった。「分かっとる」と言ってたけど、さてどうだか。
ヨメさんが「私のこと分かりますかー」と聞くと、「声で分かる」。どうゆうこっちゃね。「声で分かる」って?
そのこたえを、ヨメさんはめちゃくちゃ喜んでいた。
「ほらな、おじいさんは私のことが好きなんやわ。」
おじいさんの罠にはまっているだけのような気がせんでもないが・・・。
私は、初恋の琴ちゃんのお母さんである「おイトさん」としゃべれてよかった。
いやそれよりも、おイトさんが「善一さんはほんまにええおじいさんやで」と言ってくれはったのがよかったな。話し相手がいて、「ええひと」と思ってもらえていたら、これほどいいことはない。
父はもうすぐ95歳やのに、私とちがってモテモテ。
うらやましいったらありゃしない。
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2016年10月12日(水)
最後のデート? [家族]
「おっ、藤井君、こんなとこで何してんの?」
「えっ、有田さんこそ、何ですか。」
「僕は仕事。土地を測量して、相続税の計算せんならんねん。」
「またまた、仕事するふりして・・・。」
いくら古くからの知り合いとは言え、ヨメさんのため口には参った。ますみちゃんより10歳も上やで。
「ボク、今こんなんですねん」と言って首を見てもらう。
「う、うん。」
そうか、心優しきお上品な有田さんのことやから、何もかも分かっていてあえて話題にはせんとこうということか。と思っていたら、あとで有田さんからメール。「ブログを読んでなくて、なんにも知りませんでした」やてー。
「こんなとこ二人で歩いていたら、仲のいい夫婦に見えるやん。ひょっとして、デート? ほんとは蹴とばしたいくらいやろうに。」
「いえいえ、ついそこの寮がボクのバイト先で、そこに車置かせてもらってお昼食べてきたんですよ。もういつ最後になるか分からんし・・・。」
「かなんでしょ、こんなことばっかりゆうて。死ぬ死ぬ詐欺なんですわ、このひと。」
冥土のみやげ」たら「三途の川」たら「最後のデート」たら、ひとをおちょくったようなタイトルばかりですいませんねえ。腹が立つ人はめちゃくちゃ腹が立つでしょうね。
どんどん腹を立ててくださいね。それでこそ私の本領発揮です。自分や人をおちょくりつつ、来たるべき日の覚悟を徐々に決めて行っている途中です。
ヨメさんを烏丸御池の学校まで迎えに行き、百万遍へ。
寮2の寮長寮母さんに病状報告。
「今は医学が進歩しているから、なんとかなりますよ!」
歯切れのいい東京弁の寮母さんからの励ましは心強い。
寮に車を置かせてもらい、すぐ近くの洋食屋「まどい」へ。
これは、「思い出の地巡礼」の第1弾かな。「ちか!」
高校卒業して、京大前の「ナカニシヤ書店」に就職。夜は立命館大学に通っていた。その当時、昼休みによく食べに行ったのがこの「まどい」。なんと、42年前の話です。
寮2のバイトが決まった時、「まさか、もうないやろ」と前を通ったら開店中。今度ヨメさんと食べに来ようと思っていた。
今日訪れたら、貼り紙が。「50年営業してまいりましたが、一旦閉店させていただきます。しばらく間をおいて再オープンする予定です。 9月30日」
「おー、なんてこったい!」
私の思い出の地は、次々と消え去ろうとしているのでしょうか。
体が元気なうちに、思いつくところは全部行っとこー。はよせな。
ヨメさんが休めるのは水曜の午後のみ。私は水曜は寮1(二条)の管理代行のバイトなので、二人でお出かけすることもなくなっていた。今週は退院直後ということで、木曜の代行のKさんと交代してもらった。
これで、久しぶりのランチと映画を付き合ってもらうことになった。
百万遍でトンカツを食べたあと、京都みなみ会館へ。
「淵に立つ」、よかった。
ヨメさんは、「たかしが百恵ちゃんの息子やと思ってたのに、ちごたんかー」とばかり言っていた。百恵ちゃんの息子はちょい役でしか出てへんてゆうといたのに。ひとの話、聞いてへんやっちゃ。
映画のあと、お隣のスーパー・フレスコへ。
かわいいポップがあったので、写真撮らせてもらいましたわ。
かわいいガードマンさんがおられたので、お願いして一緒に写真に入ってもらった。
79歳ですって。めっちゃ、かっこいい!
この写真も冥土のみやげになるかなあ。
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2016年08月23日(火)
真樹22 [家族]
今日8月23日は真樹の誕生日。
もう22歳です。
22年前のこの日も猛暑日だったが、今日も大変な暑さ。私らがいる京都より、真樹がいる沖縄のほうが過ごしやすいかも。
今年の2月、私といっしょに出た「おきなわマラソン」を完走。真樹にとっては初のフルマラソン完走だった。
私が28kmあたりのトイレに行き、そこから6、7kmの間はぐれてしまった。きっとトボトボと歩いているんやろうと思いながら探し回った。すると、上り坂をしっかりとした足取りで走っている真樹を発見。いわゆる「魔の35km」あたりを。
びっくりしましたわー。
知らん間に成長してましたわー。
半年前のあの日のがんばりは、きっとこの先の人生にも役立つでしょう。
パオパオが走ることが好きなのが、少しは真樹にもいい影響を与えたかな。
今日やっと、真樹の車の任意保険料の振込用紙を送ってきた。期限ギリギリやちゅうねん。3年目にして保険料も3分の1くらいになった。
このお金は、パオパオが汗水たらして稼いだ分やしな。ここ大事なとこ。
さっそくコンビニに支払いに行って、真樹にメール。
そしたら返事が返ってきた。
◇ ◇ ◇
メールありがとう!!
振込用紙遅くなってごめんね。
パオパオの体の調子はどうですか。
友だちに言ったらぜったいバイトのし過ぎと言われます。
まきは心配しています。
はやく元気になって
沖縄もきてね!!
◇ ◇ ◇
真樹、ありがとう。
パオパオは今のところ元気やでー。
でもこの先のことを考えると、気分はユーウツ。
手術ということになったら、沖縄に行っても走れへんしおもろない。
来年1月末の「名護ハーフ」で完全復活、60代優勝といかんかなあ・・・。
真樹のいいニュース、待ってるよ〜ん。
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【今日のきく】
今日、超久しぶりに古村さんが店に来られたそうだ。元マラソン京都記録保持者だった古村さんも、私の一回り上なので72、3ですか。もう走ってはらへんのかなあ。
その古村さんがパンケーキを持ってきてくださった。こんな甘いもんはきくは食べたらあかん。
「ひょっとして、これも卵入ってる?」
「当たり前やん。」
「ということは、ボクも食うたらあかんちゅうことか。」
「そう。」
あーあ、パオパオはきくといっしょやいっしょや・・・。
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2016年08月20日(土)
結婚31周年 [家族]
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