2024年06月02日(日)
第37回たたらぎダム湖マラソン [ランニング]
「ランナーズ9の会」の走友、兵庫・ゆめさき舎のまっちゃんと。
今まで対決レースは少なかったが、まあまあいい勝負だった。
「このごろ忙しくて全然練習できていない」と聞いた。「しめしめ、今回は圧勝か」と思った。
スタート前「去年の6位入賞は46分ですよ」と言うと、「えっ、それやったらいけるかも」と。「何を血迷ったことを」と思ったが、きっちりと45分26秒で3位入賞。
一方の私は、当初の目標は46分だったが下方修正して49分。
「たたらぎ」の10kmは久しぶりだったので、レース展開は目論見とはだいぶ違ってしまった。それでも最後の下りは気持ちよく飛ばせて、「走り切った感ゴール」ができるものと思っていた。
ところが下りきって残り500mのところで、突然左お尻に激痛。
「これはもう走るのは無理。残りは歩いてゴールまで行こう」と思った。
最後の最後は100mほどまっすぐ。「せめてここはゆっくりでも走らんとね」と一歩踏み出した時に、「ブチン!」
その音がしっかり聞こえた。人の話ではよく聞いていたが、本当に筋が切れる音って聞こえるんですね。
左足がガクンと落ち、そのままひっくり返るのかと思った。
なんとか体勢を立て直して、顔をゆがめながらもゴールまで。
私のゴールタイムは52分47秒。
下方修正した49分より3分遅く、まっちゃんとは7分以上の大差。
「こんなはずじゃなかったのに・・・。」
たぶん肉ばなれ。
去年1月の「瀬戸内海タートルフルマラソン」で右のお尻の肉ばなれを起こしたが、今回は左。
また1か月安静で、完全復活まで2か月ですか。
「あー!」
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朝5時前に起き、5時10分出発。
経費節約のため高速は使わず。遠阪トンネルを通らず山道から行くと、自分で運転しながらも酔ってしまうような道だった。
8時20分に朝来体育館前に到着(うちから136km)。近くの指定駐車場に車を入れ、シャトルバスで会場へ。
シャトルバスの最終が8時半のように書かれていたと思うのだが、私の後にも次々と車が入ってきていた。そんなにあわてて来なくてもよかったみたい。
会場に到着すると、まずは出店の状況が気になった。
「京都キャロット」が出店していた場所にはランニング用品店が1店とファイテンさん。さびしい感じ。2000人超の大会が1000人規模になってしまったので、これもしょうがないのかも。
まっちゃんがバス降り場で待ってくださっていた。
一緒に更衣テントまで行き、そこで着替え。
まだ時間がたっぷりあったので、コースに出てウォーミングアップへ。
上りは、やっぱり左足が全然上がらない。それでも、目標としていたキロ5分半以内はなんとか行けそう。
下りは絶好調。
キロ4分半はらくらく。
これなら目標の49分も行けそう。
調子に乗ってもう一度。
上り5分半、下り4分半。行ける、行ける。
10時30分、ハーフの部スタート。
10時40分、5kmの部スタート。
10時50分、10kmの部スタート。
参加者が以前の半分になったので、スコスコな感じ。
スタート前、まっちゃんとおそろいのシューズを撮っておいた。
私が勧めたアディゼロプロ、まっちゃんも気に入ってくれたようでうれしい。
上り5分半ペースをキープ。
ところが往路はずっとのぼりだと思っていたのに、トンネルを出た3km地点から下り。ということは、帰りの7km手前にきつい上り坂。これは想定外だった。
折り返し300mほど手前で、先行するまっちゃんと対面。
まっちゃんは私のガチガチフォームとちがい、そよ風のような走りだった。
折り返しは4.8kmくらいだったと思う。
写真に撮れなかったが、26分を切っていた。
そのちょっと先の5km地点で26分49秒。
(5:20 5:31 5:28 4:53 5:34)
往路5kmを27分の目標はクリアしたが、復路には想定外の上り坂がある。
それでも往路よりはだいぶ楽に走れた。
4:57 5:14 5:00 4:44
9kmからの一番きつい下り坂0.5kmは2分切り。
「よっしゃー。最後だけでもぶっ飛ばして、気持よくゴールできる」と思った矢先、左足の付け根あたりに激痛。
「あー、あと500mたらずやのにー。」
仕方なく、歩き。
でも最後の右折地点からの100mほどは、ゴールまでまっすぐ。
「ここだけでも走らんとカッコ悪い」と思って一歩踏み出した時に「バチン!」という音。左に崩れ落ち、そのままひっくり返りそうになった。
だいぶ先にゴールされていたまっちゃんが、その時の様子を写真に撮ってくださっていた。
最後の100mが無理かもと思ったが、よく前に進めました。
左足を引きずりながらのゴール。
52分47秒。
最後の1kmは歩いた割には5分58秒。よくがんばりました。(でも0.5kmに4分かかっている。)
足を引きずりながらも抽選会場へ。
「肉、当てるぞー。」
残念ながら、ポテトチップスでした。
お腹は減っていたけど、肉離れが痛すぎて何も食べる気になれなかった。
表彰会場に、今までずっと泊めていただいていた「スカイビラ・さのう」の大久保さんがおられた。
「今年も泊めてもらおうかなと思って調べたら、もう閉鎖されていて・・・。」
「すみません、そうなんですよ。」
「猫ちゃんのことが心配で・・・。」
「あの横に、パラグライダーの受付のログハウスがあったでしょう。私今そこにいますので、猫の世話も続けています。みんな元気ですよ。」
「そうなんですかー、それはよかった。安心しました。」
「奥さんは来られてないんですか。いつも2kmに出ておられましたよね。」
「ええ、今日は私だけなんです。来年は誘ってみます。」
大会プログラムを見ると、大久保さんは観光協会の役員をやっておられる。
懐かしい方とお話ができてよかった。
まっちゃんの表彰式。
3位以内はすごく値打ちがある。
なんてったって、表彰台の晴れ姿ですから。
来年は二人とも3位以内に入って、こんな写真撮ってもらいましょうねえ。
あー、もう当分走れん。
でも肉離れは、去年の1月以来2回目。これからどうなっていくのかは体験済みなので、無理しないようにしっかり治していきましょう。
マスターズ登録をしたばかりで、これからトラック競技をがんばろうと思っていたが、作戦練り直しです。
早く治す方法って、ないですよね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
岩倉のSさん、ごぶさたしています。
「たたらぎ」来られてましたか。同じ年代のメンバーはしっかり確認したのですが、他の年代のところまでは見ていませんでした。
「たたらぎ」のコースは走りごたえがありますね。私は好きです。
肉離れは当分安静にするしかありません。
痛みがなくなるまで、「歩け、歩け」です。
お久しぶりです。
岩倉のSです。
「たたらぎ」出場されてたのですね。
パンフレットの同じページに名前があり、驚きました。
そういえば、スタート時、9の会のシャツ見ました。
肉ばなれとのことですが、ゆっくり休んで下さい。
では、またいつか路上で。